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2009年05月30日
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カテゴリ: プロの目
 5月31日(日)からスタートするTCKトゥインクルレースは、6月5日(金)までの連続6日間開催。その4日目、6月3日(水)には、注目の第55回東京ダービーが、距離2000メートルで行われます。南関東3歳のチャンピオンに輝くのは果たしてどの馬か。羽田盃、東京湾C、クラウンCの上位組に牝馬の2強が加わり、正に頂上決戦にふさわしいベストメンバーが揃いました。

 ナイキハイグレードは早くからクラシックレースを意識したローテーションを組み、2歳暮れの全日本2歳優駿では南関最先着の3着。年明けて京浜盃、羽田盃を優勝と、王道まっしぐら。ともに2着はシャレーストーンで、着差は頭、首と僅かですが、京浜盃では相手の追い込みをガッチリと受け止め、羽田盃では先に抜け出した相手を測ったような差し切り。レースぶりに奥の深さ、底知れぬ強さを感じさせます。超スローペースでも折り合いを欠くようなところはなく、距離2000メートルへの適性もメンバー屈指。そのライバル・シャレーストーンが故障で離脱したとあれば2冠達成に視界良好といったところでしょう。

 同馬に待ったをかけるとすれば桜花賞、東京プリンセス賞を楽勝した牝馬のネフェルメモリーです。これを送り込んできたのは、何とナイキハイグレードと同じ川島正行厩舎。道営から通算して8戦7勝。負けたのはJRA芝へ挑戦した一戦のみ。桜花賞では、執拗に食い下がるモエレエターナルを子供扱いにして1秒1差の圧勝。東京プリンセス賞では、緩みないラップを刻みモエレエターナルを返り討ち。ペースの違いがあるにせよ、時計の1分53秒5は、羽田盃を1秒4も凌ぐ優秀なモノ。まずスタートが巧いし、折り合いスムーズ。鞍上の指示に機敏に反応して、追ってからも鋭い脚が使える。実力はもちろんのこと、レースセンスが抜群。血統的にはスピード志向ですが、2000メートルくらいは楽にこなしそうな感じ。レース間隔がないのがちょっぴり不安ですが、地方競馬に待つこと久しい名牝が誕生。不安よりも期待が大きい。

 モエレエターナルは桜花賞、東京プリンセス賞と、ネフェルメモリーに完敗。特に東京プリンセス賞は、流れが向いての0秒6差ですから、勝負付けが済んだ感じもしますが、一瞬切れる脚があるので、ハマればという期待感はあります。もしネフェルメモリーに、サザンクロスラリー、アンペアあたりが負けじと競りかけて行くようだとあるいは…。今回は相当気楽な立場だけに、無欲の直線勝負に不気味さが漂います。

 その他では川崎、足立厩舎の3頭ですが、クラウンC優勝のサイレントスタメン、東京湾C優勝のブルーラッドというタイトルホルダー以上に注目したいのがブルーヒーローです。まだ荒削りな面はあっても、その息の長い末脚は魅力。大井の2000メートルなら、良馬場を条件に穴馬として注目。

 なお今開催は、5日目(木)にA3B1対JRA一千万級の激突となる準重賞09メトロポリタンジューンカップなど、他にも魅力的な番組が目白押し。5月31日(日)からスタートするTCKトゥインクルレースをどうぞお楽しみに。




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最終更新日  2009年05月30日 15時59分58秒


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