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2009年09月28日
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カテゴリ: プロの目

第11回門別競馬

今開催の重賞競走は、5日目に2歳馬の最高峰、11月に行われる「北海道2歳優駿」に直結する「サンライズカップ」、6日目には電撃の6ハロン戦「道営スプリント」が組まれている。

◎第9回サンライズカップ登録馬 10月7日 2歳オープン 1700m

・ビッグバン
・ミサトサウス
・レディーキセキ
・モエレクリューガー
・ミッドナイトボーイ
・モルフェキング
・ニューブラウン
・マルツォ
・キャニオンショット
・ケンシロウ
・ブライアンズコンガ
・ラスカルキッド
・ニヨドサンデー
・マクロ
・サクラミリオン

【解説】 ブリーダーズゴールドジュニアカップを4角手前から自力で押し上げ、余裕を持って後続を封じ込んだビッグバン。中央札幌へ挑戦した当時は馬体も減り気味になっていたが、その前走ではスッカリと回復。力の違いをマザマザと見せつけている。たとえスローペースになっても対応できる自在性脚質が、一方でこの馬の強さを物語っている感じ。新勢力の顔ぶれもあるが、まだトップの座は譲れない。

 モエレクリューガーは未勝利、アタック、そしてウィナーズと目下3連勝中。デビュー当初は気性難ばかりが目立っていたが、ここにきて完全に若さを解消。一気に距離が延びた前走も危なげのない内容だった。同型馬を捌き切れれば、打倒ビッグバンの可能性も広がる。

 フレッシュを勝ち上がったばかりのキャニオンショットは、直線で楽に抜け出す内容だったが、後続には2秒以上も突き放す衝撃的なデビュー戦だった。血統面から、距離延長の心配はない。いきなりのオープン相手でどこまで走れるか興味津々。


◎第4回道営スプリント登録馬 10月8日 3歳以上オープン 1200m

・ホワイトリーベ
・アドミラルサンダー
・クラフィンライデン
・ジパングエンジェル
・タカラストーン
・キリバスター
・ゴールドコイン
・オールザコスモ
・ウィナーズダンス
・ファイアーアップ
・アストラルフォース
・カリスローラー

【解説】 最近は前々に行く積極的なレースを続けているクラフィンライデン。あと一歩の踏ん張りが利いていないが、ハイペースの流れの中で、常に目標にされる立場であるということを考えると、逆にこの馬の強さが見えてくる。伸び行く勢いのある3歳馬であり、ここにきて馬体面にも幅が出て成長の跡がハッキリ。当然、同型馬との兼ね合いが焦点になるが、ここは敢えて好位に控える競馬をしてくる可能性も含んでおきたい。

 ホワイトリーベはここ2走が1800mの競馬で末が甘くなっているが、3走前の1200mではクラフィンライデンにハナ差勝ち。実績のある距離となって、巻き返しは必至のはずだ。

 この両馬に割って入るとすれば、地力強化が顕著に表れているゴールドコインか。前走は初のオープン相手に快勝。今の充実ぶりが本物であることを証明した。

 北海道スプリントカップで道営馬の中で最先着を果たしているアストラルフォースも圏内視は必要だろう。


○9月29日メイン オレハマッテルゼ賞 C3-1 1800m

1.ロゼピスケス 岡島師 いい脚が長く使える方ではありませんが、中間も変わらずにきていますし、うまく流れに乗って、一瞬の脚が生きる展開になってくれれば。

2.マスターギラティナ 林和師 能検時はまだ体が淋しい感じがしましたが、ここにきて良くなっています。距離も長い方がいいと思いますし、この条件なら。

3.コウジンキンキ 田中正師 デキがいい時なのでこの距離を試してみます。今は折り合い面の不安もありませんし、それなりにやってくれそうな気がします。

4.エーシンモアパワー 高橋師 なかなか変わってきませんからね。もう少し自分から行く気になってくれるといいんですが。

5.リンクス 小野師 ここ2走が納得いかないですし、今回は距離を延ばしてみます。ズブくなっていますから、以前のように掛からないと思います。

6.プラムプティング 岡島師 前走のように馬込みの中に入ると、体のない方ですから、厳しいところがありますね。うまくスムーズに運べるようなら。

7.バーティカルライン 米川昇師 使い込んできましたが、デキは維持。前走の走りも良かったですし、タイミングひとつでは抜け切っていたかと思いました。

8.ステイトリーマナー 恵多谷師 中間も気配がいいですし、動きもしっかりしています。初距離のハンデはないと思いますよ。好勝負をしてくれるでしょう。

9.ユメノナカニ 佐藤英師 慣れてくれば、この距離でも辛抱はしてくれるかと思っています。ただ、ワンパンチ足りないですからね。勝ち負けとなると難しいかも。

10.サツキメール 伊藤靖師 冬場から使い詰めできていますし、疲れが抜け切れないところがあります。この距離も微妙ですし、強気なことはいえません。

11.ビービールミナス 角川師 そう器用な方ではないですし、どうしても後方からの競馬になりますからね。でも終いはキッチリと反応してくれます。

12.デリバティブボーイ 楠師 デキは持ち直してはいるんですが、前走が案外でしたからね。勝ち負け云々は。

【解説】
 前走で不覚を取ったビービールミナス。3歳馬の中でもトップクラスの実績の持ち主だから、実際にはこれくらいのクラスで甘んじる馬ではない。今一度、狙える存在である。ステイトリーマナーは以前に長い距離に対応できなかった時があるが、最近の変幻自在のレースぶりなら、この距離でも十分にこなせるはずだ。

 2着惜敗続きのコウジンキンキ、おってしっかりした末脚が駆使できるバーティカルラインも展開ひとつで浮上へ。


○9月30日メイン ソメスサドル賞出走予定馬 C2-1 2000m

・サクラデイブレイク 石本師 休み明けを使われながら、着実に良化を辿っています。中央時に長距離を経験していますから、この距離は大丈夫でしょう。

・ジャンクメイル 佐藤英師 この中間も攻め馬を強化しました。これで絞れていればいいんですが。距離が延びるのは望むところです。展開次第では。

・デヒアビート 村上師 2000mですが、ゆったりと自分のペースが守れるという点では、好材料になるかも知れません。そこそこでしょう。

・バンブーレブルー 岡島師 前走は強い内容でした。タメてもいいんですが、行かせた方が持ち味が出るようです。距離も問題はないと思います。

・フジノトップガン 米川昇師 変わらずいいデキを保っています。ただ、今度は距離が2000mになりますからね。こればかりは、やってみないと。

・ポジティヴ 黒川師 大事を取ってひと開催休ませました。中間も長目からやっていますし、悪くないデキです。気持ちが続くようならいいところがあっても。

・メイプルビクトリア 田部師 距離が延びれば延びるだけいいタイプですし、2000mは好材料。前走は勝ち馬のペースで、動くに動けないところがありました。

・モエレヘイセイ 村上師 前走はややレース運びが慎重過ぎたかも知れませんね。それでも力は示せたと思いますし、次に期待が持てる内容でしたね。

・ユメノタビビト 楠師 この3戦は何か気持ちが続かない感じですね。体調そのものはいいんですが、今季前半戦と比べると、物足りない走りです。

・ライコウライデン 柳沢師 前走は少しはこの馬らしさを見せてくれました。休み明けを2度叩かれ、今度はもっと脚が続くはずです。

・リューベック 米川昇師 トレセン内の厩舎だと体を減らします。そういう意味では、牧場で調整した方がいいかと思いますが、、前走があの結果ですからね。

【解説】
 中央から転戦して2戦を消化して、確実に上昇を辿ってきたサクラデイブレイク。好位差しが板についているだけに、まず展開に左右されることもない。叩き3走目でいよいよ、勝機を迎えた感じ。

 メイプルビクトリアは相変わらず勝ちみに遅い。だが、ここ一連の内容は、強い相手でも互角の勝負をしている点、力がないわけではない。先行ペースに乗れれば、ここでも大崩れはなさそうだ。

 昇級緒戦の内容が良かったモエレヘイセイも、今回はクラス慣れが見込めるはず。逃げるバンブーレブルーの場合は、道中のペースに尽きる。意気が入る流れなら不気味。

(競馬ブック・松本英博)

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最終更新日  2009年09月28日 23時07分34秒


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