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まず初日はB-1組による「B級チャンピオン」。ここは昨年12月に戦列復帰後、4連勝と勢いに乗るエーシンサンダーが中心。何と言っても、ここ4戦で2着馬につけた着差が合計16馬身。安定した先行力と末脚の切れ味を兼備したタイプで大崩れの心配が少ないだけに、初の1800mとなる今回も無難にクリアする可能性が高い。逆転があるとすれば、末脚の切れ味が魅力のトーセンロマネ。前走は展開も馬場も先行馬に有利な中で4着に敗れたが、0秒4差まで肉薄しており、見せ場は作れた。展開等に注文はつくが、型にハマった時の決め手はエーシンサンダーにとっても脅威となろう。
2日目はB-2組の「十六銀行JUICESカップ」。中心はここ10走で(7111)、最悪でも4着という抜群の安定感を誇るエーシンシャウラ。どんな展開になっても自在に応戦できるのがこの馬の魅力。2走連続で1分42秒台をマークとこのメンバーではスピード的にも上位だ。逆転候補の筆頭は同じ伊藤強一厩舎のエーシンウィンマン。前走は馬場や展開に泣いて7着に甘んじたが、それでも着差は0秒5と僅か。決定的な力量差はないと考えた方がいいだろう。その他にも素質十分のメモリーセイバーや、名古屋の実力馬キングゴールドオー、ベニノチトセオーの参戦も予定されており、白熱した一戦が期待できそうだ。
3日目は中央500万とA-3組の交流戦「うぐいす特別」。ここでの注目はなんと言っても、スエヒロジュピター。というより、同馬に騎乗予定の安藤光彰騎手だ。言わずと知れた笠松出身の名手。残念ながら、本日をもって騎手は引退するが、期日最後の日に笠松で騎乗機会があるのは運命とでもいうべきか。なじみの深いファンや関係者の前で有終の美を飾りたい気持ちが、馬にも伝わって好結果が生まれる可能性は決して低くない。幸いにもスエヒロジュピターは今回のメンバー中でも上位の戦歴の持ち主。久々だが、極端な太めさえなければ鞍上の好リードで勝ち負けできるはず。ただ、中央のスペシャルピース、ソフィバニヤン、そして地元の堅実派バンダムミュートス、エスデイブレイクもなかなかの実力馬だけに、簡単にハッピーエンドとはいかないかも...。
4日目はC-13組による「桃花特別」。前走勝ちの好調馬がそろうこのクラスだが、今回もズラリと調子のいい素質馬が集結。馬券的にはどこからでも狙える楽しみな一戦となった。なかでも前走で持ち時計を更新し、勢いがあるのはベニトンボ。やや軽めの馬場状態でも豪快にマクってきた内容は圧巻で、特別のここへ入っても見劣りはしない。潜在能力だけならフリーダムが筆頭格か。派手な勝ちっぷりをするタイプではないが、デビュー以来(9310)とまだ底を見せていないし、最後まできっちり伸びてくるその勝負根性は高く評価できる。その他にもエヴァートリニティ、リコーロデム、ジョイフルサンデーなどなど、伏兵陣も多彩で目が離せそうにない。
5日目はオープンの「東海クラウン」。重賞と重賞の谷間にあたる今回は、超のつく一線級がいない。となれば、叩き3走目の前走で、当地37勝目をあげた笠松のアイアンホース・エーシンアクセランの連勝に期待したいくなる。中間の気配を見る限り、久しぶりに好走した反動は見られない。軌道に乗ってきたとみてよさそう。ただ、ここ2走、東海クラウンで連続2着のエイシンブイダンスや、2開催前のこの鞍の勝ち馬、ニシノコンサフォスなども実力的には大差ない。また、叩き2走目のキクノトップランや、自在性を身につけて安定感がアップしたオープン初挑戦のベストドレッサーもいて、波乱ムードが漂っているのも事実だ。また、先日のSP1「梅見月杯」で2着と好走した、名古屋きっての実績馬キングスゾーンも出走の可能性がある。これが出てくれば、さらにレースは面白くなるだろう。
(文:競馬東海 寺澤 正勝)

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