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【開催見解】第6回水沢競馬(8/25~9/3)
平成24年度の第6回水沢競馬は8月25日から前半3日間、9月1日から後半3日間の計6日間開催される。
前半週の注目レースは2日目(26日)の第6レースに予定されている、2歳馬によるJRA認定競走『フューチャーステップ』ダート1400m。フルゲート10頭に対して登録馬は11頭。 今年度から新たにスタートするJRA認定の一般競走。まずは前開催の若鮎賞(盛岡芝1600m)で2着惜敗のハカタドンタク(牡・父フレンチデピュティ、母トリックアート)が注目の存在となるが、ダートは今回が初めて。若鮎賞は離された3着だったマルケイボス(牡・父アドマイヤボス、母ビッグラブリー)はダートは2戦2勝。他にも新馬戦を好時計勝ちのタフガイ(牡・父フォーティナイナーズサン、母ノルゲ)、ダートの良血アクイラ(牡・父ティンバーカントリー、母アプローズフラワー)など、ダートが舞台ならばと将来性豊かな若駒が多数登録。タイトル戦ではないが、今後へ向けて目が離せない一戦となりそうだ。
後半週の6日目(3日)にはこの開催のメインイベント、3歳以上牝馬による地方全国交流競走・重賞『グランダムジャパン古馬シーズン第5戦・第38回ビューチフルドリーマーカップ』ダート1900mが行われる。フルゲート=12頭に対して登録馬は14頭。
他地区からの遠征馬は4騎。まずは北海道のショウリダバンザイ。昨年は僚馬・マチカネオイカゼを掴まえ切れず、アタマ差2着と栄冠を逃したが、その後も牡馬相手に道営記念を制するなど、その実力に陰りなし。門別のノースクイーンカップを勝っての参戦は昨年と同様のステップ。舞台は昨年の盛岡2000mから水沢の1900mに替わるが、水沢コースは2歳時に南部駒賞で経験済み。今年も実績的に最有力候補となりそうだ。
北海道からはもう1頭、ノースクイーンカップでショウリダバンザイをヒヤリとさせたサクラサクラサクラがエントリー。まだ重賞勝ちこそないが、前々走の赤レンガ記念でも牡馬のオープン馬相手に同タイム2着と好調下での参戦。小回り・水沢向きの先行タイプだけに、今年もショウリダバンザイにとって強敵は北海道所属馬となるかもしれない。
金沢からはロッソトウショウが登録。もともと中央4勝という実力馬だが、この春、金沢に転じて8戦7勝。7月、地元の読売レディス杯は距離不足もあって3着と遠征馬に屈したが、姫路に遠征した前走・兵庫サマークイーン賞では抜群の斬れ味を発揮して差し切り勝ち。重賞初勝利をマークしている。
川崎のセンゲンコスモは前記・読売レディス杯に遠征してエーシンクールディの2着に粘り込み、ロッソトウショウに先着している。また、その金沢遠征を挟んで、川崎と浦和のA3戦を連勝しており、こちらも好調下での遠征と言えそうだ。
迎え撃つ地元勢。筆頭格はトライアル・フェアリーカップを楽勝したマイネヴィント。この春、名古屋から転じて岩手では7戦5勝、2着2回。これはB級におけるものだが、中央時代には忘れな草賞4着、スイートピーステークス8着などの戦歴があり、ここに入っても格負けはないはず。
もう1頭は3歳馬・ミキノウインク。ほんの3ヶ月前は中央未勝利の身分だったが、前走の重賞・ひまわり賞を大差で楽勝し、一気に3歳牝馬の頂点に立ってしまった。初の2000m戦ながら、ゴールまで脚に余裕があったし、まだまだ奥がありそうな素材だ。
(文:エイカン 内山達明)
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