いつまでもより道

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2006年08月21日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
8/18金曜日。

先日の日記に書きましたが
この日記は、その帰り道に起こった出来事です。

いつもの育児日記とはまったく関係ないし、
私がみたことをありのまま書くので
生々しい表現が出てくるかと思います。
気になる方はスルーしてください。


8ヶ月になるみーちゃんの育児相談を済ませて、

駐車場からは南から北へ向かう一方通行でした。
大きな国道の上を高架で別の大きな国道が走り、
それぞれを結ぶために高架の下で道が入り組んでいます。

30Mも走ると一方通行の二車線は、
信号を堺に両方通行できる道に変わります。
時々車で走行していても
「あ、ここから一方通行じゃない、対向車線だ。」って
確認しながら走る事もある注意が必要な道です。
私は北へ向かい、対向車線には南に向かう運送会社のトラックが見えました。

信号は青でした。

そのとき、突然トラックの前におじいちゃんが飛び出したのです。



と思った瞬間、おじいちゃんはトラックにもろにぶつかり、
3・4M飛ばされていました。
その瞬間を、私は対向車としてもろに見てしまったのです。

おじいちゃんの明らかな信号無視でした。
私はすぐに車を脇へ寄せ、携帯を片手におじいちゃんのところへ走りました。

どこかに携帯で電話をかけました。
救急車を呼んでいるのかと思ったのですが、確認が取れなかったので
私はすぐさま119番に電話し、救急車を要請しました。

歩行者は信号が赤だったので何人かももろに見たようでしたが
おじいちゃんのところには誰も来ませんでした。
怖かったのだと思います。
おじいちゃんは動いていませんでした。

119番の電話の最中、私はおじいちゃんの隣に膝を付き会話をしていましたが
おじいちゃんはまったく動いておらず、目は開いたままでした。
どこを怪我しているのかも分からなかったのですが、
頭から出血しているようで、
下になった部分からアスファルトに血が広がっていきました。
私は電話に「急いでください!急いでください!頭から出血しています!!」
と叫んでいました。
手を握ってみましたが、握り返す力は無いようでした。
怖くて脈を取る事もできずにいましたが、
おじいちゃんは小さく寝返りのような反射をしたので
「おじいちゃん、動いちゃだめだよ、救急車がすぐくるから
ちょっと待っててや!!」と叫びました。


段々人が集まってきましたが、みんな交差点の外から見ていて
おじいさんのそばに来たのは数人でした。
運転手のおじさんは相変わらず真っ青な顔で呆然と立ち尽くしていました。
おじいさんが近くの工事現場で働いていると知っている人がいて
その人が110番もしてくれました。
そして現場に連絡をとり、仕事仲間にすぐ来るように伝えていました。

そうこうしている内に、救急車がやってきておじいちゃんは搬送されていきました。

おじいちゃんはとても小さな体で、汚れた作業着を着ていました。
お昼休みに国道の反対側にあるリカーショップで飲み物を買い
その帰りに信号を無視して渡ろうとしたようです。
この時、私にはなぜおじいちゃんが信号が赤なのを絶対分かっていたはずなのに
車を確認しなかったのか、不思議でなりませんでした。

その後警察の方に聴取を取られましたが
警察の方もとても不思議そうにしていました。
「わざと飛び込んだって事はない???」って聞かれましたが
中央分離帯から渡ろうとしていたおじいちゃんは
「気をつけて」渡ろうとした「雰囲気」があったことを話しました。
ますますなぞは深まりました。

おじいちゃんが飛ばされたとき
持っていたビニールから何かの飲み物の炭酸が吹き出ました。
中には「ビールでも飲んでて酔ってたんじゃないか」なんて言う人もいましたが
おじいちゃん、汗のにおいはしたけれどお酒臭くはなかったような気がします。
それも「今となっては」ですけれど。

信号待ちしていた人2人と私が目撃者と言う事で
車道の信号が青だったことを全員が証言し
運転手はほっとしたのか表情は少しやわらぎました。
みんな「えらい災難でしたな~」って笑いながら話してて。

私は自分が見た光景があまりにもショッキングで
笑えませんでした。
聴取が終わり、また連絡するかも知れませんと警察の方に言われ
私は再び帰路に着きました。

家に帰ってから色々考えました。
おじいちゃんはどうなったろうか。
もっともっと、意識をしっかり持つように
おじいちゃんに話し続けたら良かったろうか。
ずっと手を握り続けたら良かったろうか。
ちゃんと脈を確認して心臓マッサージなどをしたほうが良かったろうか。
もっともっと他に何か出来た事は無かったろうか・・・・・。

なんでしなかったんやろう。。。。

もしも命に別状は無かったとしても、
おじいちゃんはすぐに仕事に復帰できないだろう。
こんなこと言うのは失礼だけれど、
豊かな暮らしをしているようには見えなかった。
おじいちゃん、身寄りはあるだろうか?
あんな小さな体でこの暑い夏、つらかったろうに。

そんな事を色々考えていました。

一瞬の出来事だったので
私が確実に覚えているのは車道の信号が青だったことだけだけど
今思えばきっとおじいちゃん、車が来ないか確認していたような気がする。
こちらを向いて。
そう。
北向きの車。
もしかしたらおじいちゃん、一方通行と思ったのかな。。。。
だから南向きの車を確認しなかったのかな。。。。
そんな気がしてなりません。
今となっては私の推測を超えないけれど。。。。


おじいちゃん、どうなったんだろう。
無事であればいいのだけれど。

帰宅した旦那にその日の出来事を話したら
確かにあの道は車で走行していても対向車に注意がいるなって話になった。

だけどなぜだか「もっと色々できたはず」と言う自分の思いを
話す事はためらわれた。
なんだか言い訳をしているように感じるからかな。。。
自分でもわからないけれど、「もっと出来る事があったはず」って
あのときの自分の行動に腹が立つのに
その自分の胸のうちを身近な人に話す事ができない。
自分の気持ちをわかってもらう自信が無いと言うか。。。。

とっても長くなってしまい、更にまとまりがなくてごめんなさいね。
胸のうちをどこかに吐き出したくて。
その日の腹立たしい自分を、これから忘れずにいたいから
迷った挙句にブログに載せました。






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Last updated  2006年08月22日 00時37分14秒
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