けいのへや

けいのへや

2005.10.26
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作文の宿題ばっかりな表現の科目ですが、今回のテーマは文章を読んで自分の考えを書くといったタイプのもの。
教育に関する文章で、「囲碁などで定石を教えることはレベルを上げることにはなるがその人の創造性や独創性を奪うことになる、これと同じように単に解法や結果だけをパターン練習させる現代教育は、その人自身の創造性を奪い、予期せぬ事態に対処する能力を奪うことになるのではないか、教育のあり方を変えるべきではないのか」といった文章をだらだらと読んだあと、教育のあり方について考えを述べるわけです。

まぁ読後の感想は教育のあり方を変えたところでせいぜいがゆとり教育じゃん、と言う感じです。もちろんそんな小論文にはしませんが。
筆者の意見に賛成する人(=現代教育に否定的な人)が圧倒的にマジョリティなので、私はあえて反対意見で文章を書きました……まぁかなり失敗作でしたが。


そんなことよりこのテーマ、なんとも微妙な気がします。
教育を受けている側に現代の教育のあり方を考えさせるような課題って言うのが、何かずれているような気がするのですよね。そりゃあ教育から身近にいる人にはなるのでしょうが、教育を受けている側ってどうしてもその教育に対しては否定的になるものではないでしょうか。
多くの人間を相手にする教育の「完璧さ」は存在できず、しかし人間は完璧を追及する性質をどこかに持っているわけで、いつの世の中にも教育は否定されがちになるものです。この小論文でクラスの多数が現代教育を否定する側にあるのは、単に論理の展開や根拠を挙げたりすることが楽なことだけでなく、教育のそういった一面が絡んでいるような気がするのですね。ただ、私たちはそのように完璧さを追及しても無理であることもうすうすわかっているわけで、だからこそこのテーマに関してまっすぐと自信を持った意見が書けないような気がしてしまうのです。
客観的に教育を見つめることが出来る大人の方ならともかく、現代の教育を直接に受けている私たちが綺麗に自信を持ってこれに向き合うのはなかなか難しく、テーマそれ自体がなんとなく「ずるい」気がして、私はどうにも好きになれませんでした。

教育を見つめてみるということは、教育を受けている側がただ上のものの言い成りにならないためにも必要なことではあると思いますが、だからといってこんな小論文を書かせないでもなぁ、と書いてて思っておりました。






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Last updated  2005.10.26 21:52:15
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