1983年、デビュー作『十七歳の地図』は今なおファンの心を捉えて止まない歴史的名盤。”10代のカリスマ”として初期三部作のまず1枚目と評される今作。のちの成熟したアーティストとしての尾崎豊を語る上でもはずせない、10代の若かりし感性が存分に発揮された作品です。いつ聴いても新鮮な感動がある「I Love You」や、若さの象徴ともなった「15の夜」、永遠に聴き継がれたい名曲「Oh My Little Girl」などなど、数々の彼の代表曲が収録されています。そしてアルバムトータルのクオリティーもとてもデビューとは思えない完成度。ジャケットの壁を飛び越える姿がすべてを象徴している。 また、曲によって声が違うところも、10代という激動と変化の日々を現しているような気がしてならない。