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2006.07.16
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カテゴリ: プロ野球
楽7-3オ(15日) 楽天が連敗ストップ

 楽天が連敗を9で止めた。0-1の1回に山崎武の2点適時打で逆転し、3回に2点、6回にもフェルナンデスの二塁打などで3点を加えて突き放した。8回3失点の山村が5勝目をマーク。オリックスのデイビーは安定感に欠けた。

 ◇パ・リーグ

 楽天-オリックス10回戦(オリックス6勝4敗、15時、フルスタ宮城、17192人)

 オリク 100 000 110-3

 楽 天 202 003 00×-7

 ▽勝 山村16試合5勝7敗

 ▽敗 デイビー16試合8勝6敗

 ▽本塁打 後藤2号(1)(山村)坂口1号(1)(山村)





 東北楽天は、効果的に得点した打線と先発山村の好投がかみ合い、連敗を9で止めた。

 0―1の初回、2死から四球と内野安打に暴投が絡み二、三塁。ここで山崎武が左前に逆転の2点適時打。3回にはフェルナンデスの犠飛とリックの適時打で2点を追加した。
 山村は直球、変化球ともに低めに集める力投で、8回を3失点でしのいだ。

◎山村好投8回3失点 「後がない」無心の投球

 山村が8回3失点で5勝目を手にした。「連敗中は先発がやられていた。打線の勢いがつくように先発がしっかりしないといけない」と肝に銘じて投げたという。

 前回先発した8日のソフトバンク戦は1回も持たず4失点で降板。「探りながら投げてしまった」と四球を連発した反省から、「今日負けたら本当に後がないと思い、3回でばててもいいと最初から飛ばした」。

 1回に先制打を許した後、続く中村を三振、さらに一塁けん制刺殺で悪い流れを断ち切ると、直後に味方が逆転。この後は丹念に低めを突き、緩急もつける基本に立ち返り、7三振2四球の安定した内容だった。「テンポよく3人で切ろう」という心がけは、攻撃のリズムも引き出していった。

 「原点の真っすぐがよかった。低めに放ってくれたので凡打にできた」とは好リードの藤井。鹿島投手コーチは「立ち上がりは不安だったが、コントロールがよかったのが一番。長かったな…」と連敗を9で止めた山村の好投をたたえた。

◎7安打7点そつない攻撃 果敢な走塁流れ呼ぶ

 7安打で7点と効果的に得点し、連敗を9で止めた東北楽天。「10連敗は難しいよ」。やっと71歳初勝利を飾った野村監督は、冗談交じりに振り返り、さすがにほっとした表情を見せた。

 そつのない攻撃を支えたのは、次の塁を狙う集中力だった。初回、2死走者なしから、四球と内野安打で一、二塁。この場面、山崎武への3球目が暴投になった。捕手がボールをはじくと同時に、一走フェルナンデス、二走関川が好スタート。二、三塁としてチャンスを広げ、山崎武の2点適時打を呼び込んだ。



 「普通のプレー。緊張感の中で、備えができていた」。関川は初回の走塁をそう振り返ったが、橋上守備走塁コーチは「連敗している中で、ああいうプレーが大きい。あの走塁が、3回の鉄平の積極的な走塁につながっている」と褒めた。

 6回2死満塁で、4番フェルナンデスが2点適時打を打つなど、各打者が役割を果たしての勝利。梅雨空の間隙(かんげき)を縫って行われたゲームで見えた光明に、野村監督は「いい予感がする」と球場を後にした。

<ベテランらしい読みさえる>

 1回表に先制された直後に、逆転打を放ちチームを勝利に導いた主軸の山崎武。「ヒットはたまたま」と言いながらも「何とかしたかった場面」と表情を緩めた。

 ベテランらしい読み勝ちだった。2死二、三塁で、カウント2―3。「素直にまっすぐは来ないとは思っていた。ついていくことができた」と振り返ったように、スライダーをうまくたたき、三遊間を破った。


<デイビー、ずるずる失点重ねる>

 ここまで8勝と勝ち頭のデイビーにいつもの安定感がない。1―0の1回に逆転を許すと、その後もずるずると失点を重ね、中村監督は「バットを折った打球が内野安打になる不運もあったが、出来が悪かった」と顔をしかめた。

 前日に13安打10得点した打線も、この日は4安打。監督は「山村の低めの変化球にやられた」と話すのが精いっぱいだった。

☆イヌワシろっかーるーむ

 福盛和男投手(11日のサヨナラ負け以来の登板で9回を無失点)「きょうは志願登板。早めに嫌な感じを払拭(ふっしょく)しておきたかった」

 リック内野手(3回に適時打)「打ったのはスライダー。特に狙っていたわけではない。得点圏にランナーがいたので、何としても、どんな形でも返そうと思っていた」

 フェルナンデス内野手(6回2死満塁で、ライトフェンス直撃の2点適時打)「何とか追加点が欲しい場面。(外角球を)うまく、おっつけて打てた」








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Last updated  2006.07.16 08:43:53
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