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イーグルスが快進撃してますね。7連勝ですか・・・今日は西武に負けましたが・・・。また、明日から連勝の記録をまた始めるでしょう。
2008.04.04
2007年パリーグ公式戦が開幕した。今日の試合を見て思ったことを語ってみます。結果2-5でイーグルスの負けでした。岩隈君・・・一発での降板・・・でも心配してません!!昨年故障でほとんど投げておらず実戦感覚が完全に戻っていないだけ・・・あと1・2試合投げれば本来の姿に戻ると思う・・・最低2桁から15勝は間違いないと思う。問題は・・・打線だと思う。まず開幕の各チームのクリーンナップとイーグルスのクリーンナップを比べたとき・・・あまりに軽いと思えた。・・・であるならばチーム1年目から私が唱えていた「繋ぐ野球」に徹すればいいのだが・・・各打者に繋ごうという執念が感じられなかった!!・・・このままでは投手陣が3点4点に抑えても勝てない!・・・選抜の桐蔭高校の初戦の戦い方を真似ればいいことで・・・中田が抑えられていても他の8人で点を取りに行く・・・ホセが戻ってもホセ以外は繋ぎの打線に徹底する・・・これがイーグルスの勝つ方程式だと思う。(渓舟)【岩隈、一発攻勢に沈み黒星スタート (楽天スポーツ提供)】 公式戦:楽天2ー5西武(13時01分、グッドウィルドーム、22,897人) イーグルスの開幕投手はエース・岩隈。初回、西武・先頭福地への初球は144キロのストレート。この福地を難なく二ゴロに仕留めると、続く片岡、中島から連続空振り三振を奪い、完璧な立ち上がりを見せる。2回にはヒット、3回には失策で走者を許すも、危なげなく後続を打ち取り、3回を無失点で切り抜けた。 しかし4回、簡単に2死を奪った後、和田に四球を与えると、リーファーに146キロのストレートをバックスクリーンへ運ばれ2点を献上。さらに、G・G佐藤にも左中間スタンドへソロを浴び、この回3点の先行を許した。 西武先発・西口の前に、5回まで2安打に封じ込まれていた打線だったが、6回表に反撃開始。この回先頭の草野がプロ入り初本塁打となる一発をライトスタンドに叩き込むと、1死後、礒部もライトスタンドへ運び、2対3と1点差に迫る。 しかしその裏、岩隈が和田にソロ本塁打を許し、再び2点差に。7回裏には、2番手・川岸が中村、細川と連続二塁打を許し1点を追加され、2対5と突き放された。 何とか追いつきたい打線だったが、7回表は岩崎、8回表は三井、そして9回表は小野寺にかわされ、結局、2対5で開幕戦を飾れなかった。 試合後、野村監督は黒星スタートに「見てのとおり。岩隈は絶好調で、いいピッチングをしてたけれど、ちょっとコントロールが乱れた。ホームランは防げたね」と、悔しそうな表情で振り返っていた。
2007.03.24
某ネットでのファンの実況中継です。「一番・リック盗塁 。四番・ウィットタイムリーの両外国人の活躍で一回先制!!!」 「一場くん立ち上がり3四球押し出しって…。どうなのよ。」 「うわー、初回から点取れるなんて、なんてさい先の良いスタート・・・。テキスト速報見にいってみよっと。」 「マリーンズの先発小林宏、先制点を奪われなおも満塁のピンチでしたが、1失点に止めました。 今年も満塁までいって1点止まりなの!?^^; 」「楽天先発一場の制球難につけ込み、早くも同点に追い付きました!今年も制球難に苦しむのか……。1点で済んで助かったなぁ。」 「全然さい先よくない!(苦笑)」 「リックが2ランという噂が…」 「マジで打ってます。 調子いいですね。」 「リック2ランで今2回表終了!!」 「出ました!リックの2ラン。 リック絶好調ですね!」 「13:50の時点では、楽天が一番点取ってるぜー。」 「鉄平の守備も良いみたいですね~♪ 」 「鉄平の話をそろそろ書こうかなーと思ったら先こされちゃった~! なんにしても、いい動きをしてる感じです。 一場も立ち直ったのかな?>2回 」 「一場君3回3安打5四球1失点。今日はここまでかな?まだまだ制球が不安定のようですね。」 「なかなかすんなり三者凡退がとれませんな>一場 。相手の方に先にやられてしまった・・・。」 「ピッチャーが渡邉に交代。」 「1アウト目はあっさりとったものの、連続フォアボールからランナーを溜めてフルベースまで…。ズレータは犠牲フライで済んだけど、満塁HRなんか打たれたらどーすんだ。 フォアボール癖もなんとかして欲しいなー>投手陣 」 「ウィットソロHR!!!」 「やるなウィット! あそこで三者凡退だったら、流れマリーンズに傾くと思ったので、いいとこでHR出ましたーo(^^)o 」 「ちなみに森田も好守備が出たみたいですね♪ マリーンズのHPを手動で更新しまくってますw 」 「楽天ベンチに動きが・・・ ●ファースト・ウィット→大廣 ●セカンド・高須→塩川 」 「さて、また加点のチャンス来ましたが!!」 「三振・三振ときた青山(6ウラから)でも三者凡退ならず・・・。 でも評判通り球はキレてたのかな? 7表、ロッテが送り出した松本という投手が連続死球…。ここで中押ししたい!」 「ほんとですね~。 松本・・やりすぎ(笑 )ここでまた一気に引き離し!!」 「1点追加出来たけどそのあとが・・・。今年最初の試合で2度の満塁機にタイムリー出ず。orz」 「俺は、ニッカンスポーツの速報を観ています。 http://www.nikkansports.com/baseball/professional/score/pf-score.html (『ニッカン式スコア』をクリックして、随時手動更新) なかなかな試合をしてますねぇ。やっぱり、ウィットもいい感じのようだし、リックと草野は調子良さそうですね。」 「先ほど河北のサイト見たら8回裏で5対2でした。」 「ゲームセット!!5-2で勝ちました!」 「最後は小山が三者連続三振です! 」 「見事、初戦を勝利で飾りましたね。v(^▽^)v 」 「なかなか試合になってるみたいですね!!3位を狙うなら敗けられない相手ですからねぇ。」「おぉ!!勝ったンだぁ。おめでとう!!」
2007.02.24
傑作(0) 2007/2/18(日) 午前 9:10 | 日記 | 野球 【楽天・田中 ホーム開幕戦先発か 実戦で英才教育(河北新報提供)】 東北楽天が大型新人、田中将大投手(北海道・駒大苫小牧高)を本拠地・フルスタ宮城での今季開幕戦となる3月31日のオリックス戦に先発させる構想を持っていることが17日、分かった。 関係者によると、野村克也監督らは今月の沖縄・久米島でのキャンプ中、15日の紅白戦などで見せた田中の能力を高く評価。オープン戦2戦目となる25日のロッテ戦(鹿児島)で起用する。 田中は3月1日の卒業式などで一度チームを離れるが、合流後、中継ぎ起用し、3月10日か11日の中日戦(ナゴヤドーム)、17日の巨人戦(東京ドーム)でも先発の計画があるという。 オープン戦で登板イニングを増やすなど、英才教育を施し、期待通りの成長が確認できれば、先発ローテーション入りさせていく方針だ。 高卒新人では、松坂大輔投手(当時西武、現米大リーグ・レッドソックス)が1999年、涌井秀章投手(西武)が2005年がそれぞれ開幕4戦目に先発している。 オリックス戦は開幕6戦目で、実現すれば、これに匹敵するスピード登板となる。【田中3・31本拠地開幕戦!先発へ逆算オープン戦ローテ - スポーツ報知提供】 楽天の高校生ドラフト1巡目、田中将大投手(18)=駒大苫小牧=が本拠地・フルキャスト宮城での開幕戦となる3月31日の対オリックス戦に先発する可能性があることが17日、分かった。この試合の登板を目標に、首脳陣は逆算してのオープン戦登板を思案中。今季の開幕2戦目となる3月25日、対西武戦(グッドウィル)でデビューする可能性も浮上し、大物ルーキーからますます目が離せなくなってきた。 田中売り出しのため、楽天が最高のキャンペーンを張る。金の卵に用意された舞台は、本拠地開幕戦となるオリックス戦。オープン戦を含め、今年初めてのフルキャスト宮城での試合で、先発として地元ファンに雄姿を見せる。 壮大な夢プランは、野村監督たっての希望だ。この日、「プロ野球は営業、宣伝だよ。本拠地開幕? 1軍に残れば考えるよ」とかわしたが、すでに首脳陣には指示を出している。橋上ヘッドコーチは「監督がそうおっしゃっています。プロ野球は人気商売の一面もあるから、そういうこともあると思います」と明言した。 もちろん、実力が伴うからこその判断だ。キャンプ初日からブルペンでノムさんを魅了し、「松坂の後継者」とまで言わしめた。初実戦となった15日の紅白戦では、2本塁打を許したが、マウンドさばきなど大物感が際立った。積極的に投げ込みを続け、体力的にもプロで通用するところを見せている。 今後の登板予定は大目標から逆算して決める。オープン戦は2月25日のロッテ戦が確定しており、3月10日の中日戦(ナゴヤドーム)、17日の巨人戦(東京ドーム)と雨の心配がないドーム登板を選択することが有力。教育リーグなどで調整登板し、本拠地デビューを果たす公算が高いが、オープン戦で結果を残せば、開幕2戦目となる3月25日の対西武戦に投げる可能性もある。ドラフト制後、高卒ルーキーが開幕2戦目に先発した例はなく、実現すれば大きな話題を呼ぶのは間違いない。 18日からキャンプは最終クールに入る。「とにかくけがだけには気をつけたい」と気合を入れ直した田中。輝かしいデビューを迎えるため、最後の調整を進める。 ◆松坂や涌井ら4戦目で先発 高卒新人が開幕投手だったのは、1952年の大田垣(広)、54年の梶本隆(阪急)、56年の牧野(東映)がいるが、いずれもドラフト制以前の投手。66年のドラフト制以降で、開幕直後に先発した高卒新人は、66年の森安(東映)、79年の工藤(日)、99年の松坂(西)、05年の涌井(西)らが、開幕から4試合目に先発した例があるくらいだ。
2007.02.18
昨夜のスポルたん!で岩隈投手が激白しました。 「一場と私(隈)で38勝をしたいです!!」・・・と。 「38勝」は嬉しいけれど・・・最低この二人で「30勝」をしてもらえれば・・・プレイオフが実現すると思います。 北京オリンピックには「楽天」からはあまり選ばれないでしょうから(できれば、選ばれないで・・・チームとしてミニキャンプなりをしてほしい)。前回のオリンピックもそうでしたがオリンピックに選ばれた選手・・・特に投手は翌年の成績が伸びませんでした。発展途上の「楽天」は日の丸よりプレイオフが最大の目標です。 他のコミュにも書きましたが、契約金「1億以内+出来高」位でノリがきてくれないかな?もちろん金髪・髭なし・・・で!!すっきりした顔と楽天ユニのノリを見たい!!
2007.01.28
傑作(0) 2007/1/24(水) 午後 7:14 | 日記 | 野球 【楽天・岩隈、今季はフル回転 目標16勝】・・・河北新報提供 「16勝して自己最多(近鉄時代の2003、04年に15勝)を更新する。開幕投手でフル回転し、上位進出に力を尽くす」。東北楽天のエース、岩隈久志投手が22日からフルスタ宮城での調整に入り、23日には室内練習場で早速ブルペン入りした。昨季は故障に悩んだが、今季の完全復活に自信を見せる。エースの自覚を強く持ち、投手陣全体も引っ張る意気込みだ。 「ちょっと力んで投げちゃったけど、感じはいい」。初のブルペンで、直球に変化球を交え約50球を投げた。「(体調に)問題はない」と表情も明るい。今月中は無休覚悟で肩をつくり、2月の春季キャンプに突入する。 昨季は2段モーションの修正を強いられた中、キャンプ前から右肩痛を抱え、長く2軍での調整が続いた。8月末に先発で復帰したが、10月1日の最終戦では右手中指のけんしょう炎で途中降板。結局、6試合38回2/3で1勝2敗、防御率3.72という、不本意なシーズンを送った。 今季は野村克也監督の「Aクラスに入れなければ辞める」発言もあり、大黒柱にかかる期待は大きい。 「長身からいい球を投げている。うまく活躍してほしい」。自分の後にプルペン入りした新外国人投手の林恩宇を見て一言。続けて「一場(靖弘)も、朝井(秀樹)も頑張っている。監督の言葉以前に、みんなが高い意識を持って競争し、投手陣の総力を上げなくては。自分はその中心で引っ張る」。 けん引役の自覚も芽生えたエース。ますます頼もしさが増したようだ。【楽天・青山、復活かけ汗 けが回復順調】・・・河北新報提供 昨季終了後に右ひざ半月板損傷のけがをした東北楽天の青山浩二投手が再起を懸け、フルスタ宮城で意欲的な調整をしている。 19日に初めてブルペン入りし、22日には早くも3度目。捕手を立たせながらも、60球を投げた。順調な回復ぶりで、2月の春季キャンプは1軍参加が決定しており、「体は心配ない。昨年の経験を生かしてよりチームに貢献したい」と、今季もフル回転する覚悟だ。 昨季は新人ながら開幕を1軍で迎えると、中継ぎとして大車輪の働きだった。最速147キロの速球と横の変化球による揺さぶりで、42試合、65回2/3を投げて1勝3敗、防御率5.89の成績。疲労などで8月に1度2軍落ちしたが、10月1日の最終戦で復帰し、2回無失点で締めた。 けがは10月のトレーニング中に。「不幸中の幸いで思ったより軽くてすんだ」と語る。11月の内視鏡手術後、リハビリや下半身強化に努めてきた。 2年目を迎え、より投球の幅を広げ、飛躍したいという。これまでスライダー、カーブ、シュートによる内外の変化が主体だったが、「フォークなど縦の変化球を覚え、上下と緩急の幅を持った投球をしたい」と意気込む。 調整を見守る杉山賢人投手コーチは「去年あれだけ投げた実績があるし、中継ぎとして期待がかかる。今季はよりタフな姿を見せてほしい」と期待を込めて語った。【楽天自主トレ・山村、オフも肩を維持してマイペース調整】 - 楽天スポーツ提供 「先発でも、中継ぎでも、どこでも出来るようにしっかり作っています」。フルキャストスタジアム宮城で自主トレを続けている山村。キャンプインを目前に控え、ここまで順調にきている調整に笑顔がこぼれた。 年末年始に数日休んだが、昨シーズン終了後から、ほぼ毎日ボールを握っている。「肩を作るのに時間がかかる。体はいくらでも作れるけど、肩は簡単にいかない」と山村。「だから、肩は出来た状態を維持している」と話した。もちろん、全力投球出来る様に仕上げるためには時間がかかるが、いつでも、100%に持っていける状態をキープしている。 キャンプ序盤は、例年よりも実戦形式のメニューが多くなるため、山村は2軍スタートと決まった。「多分、紅白戦の初登板は2月の中旬。例年とまったく同じペースで調整できるので、2軍スタートはありがたい」と感謝した。 昨シーズンは、開幕から先発ローテーションを守ったものの、終盤、中継ぎに配置転換された。それでも、先発でチーム最多タイの7勝を挙げ、中継ぎでは無失点で乗り切った。もちろん、今シーズンも先発ローテーションの一角を狙うが、「まだ何も言われていない」だけに、「言われれば、どこでも投げるつもり。その準備だけはしておきたい」と意欲的に語った。【楽天自主トレ・期待の林(リン)、初ブルペンはまずまず】 - 楽天スポーツ提供 イーグルス期待の助っ投・林(リン)が、23日、室内練習場のブルペンに初めて入った。「仕上がりは70%。ボールはきれていた」と、順調な仕上がりに満足そうな表情で話した。 初ブルペンで投げたのは、ストーレートと変化球を交えて約50球。「ストレートは自分の予想より良かった」と、まずまずのボールに手応えを感じた様子。しかし、変化球の出来には表情を曇らせるボールも。「スライダー、フォーク、チェンジアップをもっとレベルアップしたい」と、改めてレベルアップを誓った。 仙台での暮らしに「ベットが違うと、なかなか眠れないタイプです」と苦笑い。それでも、5日間フルキャストスタジアム宮城に通い、チームメイトとも笑顔であいさつを交わすようになった。「早く言葉を覚えて、チームメイトとコミュニケーションをとりたい」と話した。 いよいよ、キャンプインまで10日を切った。インチェから日本のキャンプの様子はレクチャーされている。そんなインチェのアドバイスから、キャンプに向けて「体力強化」を課題に挙げた。 「目標の7勝出来るように頑張ります。自信はあります」と胸を張った林。台湾投手部門3冠の実績を引っさげて、開幕1軍を目指す。【楽天・田中「マイペース」捕手座らせ38球!キャンプまで待てない?】 - サンケイスポーツ提供 楽天の高校生ドラフト1巡目ルーキー、田中将大投手(18)=駒大苫小牧=が21日、フルスタ宮城での新人合同自主トレで初めて捕手を座らせてブルペン投球を行った。変化球も交えた本格的な投球練習は、ドラフト上位の新人では12球団一番乗り。あくまで「マイペース」調整といいながら、マー君はグイグイ飛ばしている。 ハイペース? いやマイペースです。新人合同自主トレ5度目となるブルペン入りで、田中がついに捕手を座らせた。立ち投げで30球を投げたあと、変化球も交えながら38球。本格的な投球練習に突入だ。 「感覚はよかったほうです。球にバラつきはあったけど今は気にしていません。自分のフォームで…と、考えながら投げました」 1球ごとに間を取り、「体幹に力を入れて、体が開かないように」と確認しながらの投球。直球に加え、得意のスライダーとカーブ、チェンジアップを試した。「全力ではない」といいながら、球を受けた大学生・社会人ドラフト3巡目の嶋(国学大)は「(球速)140キロは出ていると思いますよ」。仕上がりは急ピッチだ。 今年の自主トレで、金の卵といわれるドラフト上位の新人投手が捕手を座らせたのは、田中が初めて。周囲の“飛ばしすぎ”の声にも「気にしていません。無理せず普通にできることをやっているだけ。自分は自分ですから」と意に介さない。ただ単にスケールが違うだけ!? 「いい球と悪い球に差があるし、まだこれからです」と田中。周りには流されない。あくまで自分流で調整を続けていくつもりだ。
2007.01.24
楽天・田中ショック…初サインボール1日でオークション出品された http://sports.infoseek.co.jp/eagles/news/2007/01/17/20070117-2-33059.html田中投手のサインボールをオークションに出した馬鹿ファンがいる。こんなファンがいるうちは・・・イーグルスとファンが一体なんて言えないと思う。凄く哀しい!!こんなファンはフルスタ・・・特にレフトウィングには絶対来てほしくない。こんなファンはいらない!!
2007.01.17
【楽天・新人合同自主トレ シャトルラン全員が基準クリア】 東北楽天の新人合同自主トレーニングは11日、第2クールがスタートし、「シャトルラン」を実施した。春季キャンプ初日の2月1日に行われ、基準値に届かなければ2軍行きとなる“テスト”に挑戦した新人8人(育成2選手を含む)は、いずれも目標を上回った。 主に心肺機能の強さが試されるシャトルランは、20メートル区間の反復ランニング。走る本数を重ねるにつれて基準タイムが徐々に縮まり、選手は基準内で走れなかったところで脱落。それまでに走った本数が測定値となる。 新人8選手の1軍残留基準値は85本。もっとも脱落が早かった金森久朋投手(元西多摩倶楽部)やその次の田中将大投手(北海道・駒大苫小牧高)も90本以上をこなし、全員基準をクリアした。<「無理するな」に田中困惑> 10日に初の休養日を過ごした田中。ハイペースに見える調整ぶりに野村監督が「今、焦って練習しても一文にもならないよ」と発言したのをテレビで見たといい、「自分としては全然、無理していない。どうすればいいんでしょう?」と問い掛け、報道陣を笑わせた。 監督の指示だけに、この日は「気持ち抑えめ」だったというが、「(自主トレの)中盤から後半にかけて、ブルペンに入りたい。仙台の寒さは大丈夫」と語るなど、投げたくてうずうずしている様子。2月1日のキャンプインに向け、気合十分だ。 【楽天・新人合同自主トレ 第2クールを終了】 フルスタ宮城で行われている東北楽天の新人合同自主トレーニングは13日、第2クールが終了した。キャッチボールのほか、持久走、ウエートトレーニングなどのメニューが行われた。また、この日初めて、橋上秀樹ヘッドコーチが練習を視察した。 橋上コーチは、田中将大投手(北海道・苫小牧高)が100メートル近くの距離を軽々と遠投する様子を見て、「これからが楽しみ。リラックスした表情でやっているのでよかった」と語った。 田中は、持久走では、初日に行ったときと同様に最下位。それでも、フォームが安定し、ペースもアップした。「トレーナーの方に指導されたフォームで走って、タイムが良くなりました」と笑顔だった。
2007.01.14
【楽天自主トレ】高須、藤崎と猪苗代で自主トレ - 楽天スポーツ提供 高須が、福島県磐梯高原にあるリステル猪苗代で、藤崎を伴っての自主トレを公開。附帯施設をフルに使い、新選手会長としてチームを引っ張るシーズンの活躍を誓った。 年末年始は、フルキャストスタジアム宮城の室内練習場で体を動かしていた高須だったが、10日からリステル猪苗代に場所を移して、自主トレを行っている。昨年もこの場所で自主トレを行ったが、自身初となる規定打席に到達しての3割をマークした。「昨年はここからスタートして結果が良かった。今年は昨年以上の成績を目指して、この場所で気持ちを新たにしたかった」と話した。 雪深い地域だが、ゲレンデが隣接。体育館やプール、温泉などもあり、体を作りながら、気持ちを切り替えるには最適の場所。この日は、午前中に体育館でランニング、バトミントンで汗を流し、午後はゲレンデに出て、雪そりなどを楽しんだ。 まずは、体の土台作り。「キャンプに向けて、体を起こしている」と現状を説明した高須。「早めかも知れないが、早めに動いて、キャンプイン前にピークを持っていって、少し落とした状態でキャンプインする」とキャンプインまでに、例年と同じ状態に持っていくつもりだ。 野村監督を迎えて2年目となる今シーズン。昨年は自主トレ、キャンプと監督の意向が分からない中で体を作ったが、2年目の今年は「個人、個人、自分がやるべきことは分かっていると思う。何が足りないのか、監督から何を求められているのか、分かっているはず」と2年目の充実感を口にする。「自分に求められているのは正確性。当たり前だけれど、バント、守備とミスをしないようにしたい」と気を引き締めた。 今年は選手会長という立場も加わった。「日々勉強しています」と頭をかいたが、ファンサービスなどの面で、選手の意見をまとめていく。「キャンプに入ったら、いろいろな選手の意見を聞いていきたい」と、こちらも意気込みを口にした。【80メートルの遠投に余裕】 楽天の田中、新人合同自主トレ - 共同通信提供 楽天に高校生ドラフト1巡目で入団した田中(北海道・駒大苫小牧高)が11日、フルスタ宮城での新人合同自主トレで遠投を行い、仕上がりの早さをうかがわせた。ときおり雪がちらつくほどの寒さの中、キャッチボールで次第に距離を伸ばし、最後は約80メートルをノーステップで投げ込んだ。「焦る必要はない」との野村監督の心配もよそに「無理はしていない。七分ぐらい」と余裕の表情。【ノムさんが仰天指令!】黄金ルーキー・田中に「あせる必要ない」 - サンケイスポーツ あせるな、マー君。楽天・野村克也監督(71)が10日、高校生ドラフト1巡目の田中将大投手(18)=駒大苫小牧=に仰天指令を出した。「あせる必要はない」と新人合同自主トレで飛ばしすぎないよう“監督から”としては異例の忠告。田中は年明け早々に球速140キロを出すなどハイペース調整だが、久米島キャンプでじっくり育てたい野村監督にすれば、この時期に無理をしてけがをされたら元も子もない、というわけだ。 どうしても気になる黄金ルーキーの動向。スポーツ紙やテレビのニュースで田中をチェックしている野村監督は、新人らしい“ハリキリすぎ”を懸念した。 「ブルペンで140キロ(のボール)を投げたんだって? 今そんなスピードで投げても意味はないのに…。あせる必要はないよ」 仰天の“飛ばしすぎ禁止令”だった。通常は“実戦ができるよう体を作っておけ”といったところが、この時期の監督からドラフト上位者へのリクエスト。「まだ若いからかな。いいところを見せたいんだろう」。しかし、野村監督は違う。ワシがキャンプで見てどうにかするから、それまでは無理するな-。 田中は新人合同自主トレ初日の8日に行われた長距離走でビリ。「今のままでは一軍では難しい」と金崎コンディショニングコーチからダメ出しされたが、野村監督は二軍説を否定。「大した問題じゃない。オレも持久走はダメだった。苦手な選手っているよ」。 現役時代、ランニングで2周目には集団から遅れたという実績? を持つだけに「頑張りの精神が持てていいんじゃないの?」と田中にとってプラスとまで考えている。 「(素材が)いいのは分かっているんだから、今は見せなくてもいいんだよ。2月1日からじっくり見せてもらいたい」 あくまでアピールの場はキャンプからオープン戦、というのが“ノムラの考え”。この日、新人合同自主トレはオフで、田中はゆっくりと体を休めた。 11日から第2クールに入るが、あせりは禁物。野村イズムはキャンプでじっくりとたたき込む。
2007.01.11
【楽天新人紹介6】山本大明捕手(尾山台高校) - 楽天スポーツ提供 尾山台高校(石川県金沢市)時代は、チームとして目立った結果は残せなかった。主将としてチームを引っ張った3年夏、県大会準決勝で敗れたベスト4が最高だった。それでも、山本の評価は高かった。 捕手というポジション柄、その将来性が重視されるが、まさしく山本の素質は、将来に期待を抱かせる。特別強肩という訳ではないが、捕球してから送球姿勢への移行が素早く、セカンドへの送球は常時2秒を切る。山本も「正確で真っすぐな球筋が持ち味」と胸を張る。リード面でも細やかさが目立つ。 打撃も高校通算本塁打は0本と派手さはないものの、ミートが上手く、変化球にもしっかり対応する柔らかさを持っている。今すぐにプロで通用するレベルには達していないが、将来性を感じさせるバッティングセンスを見せる。何よりも、180センチを超える身長でありながら、50m走で5秒9という俊足は大きな武器となる。 気持ちもプロ向きだ。常に向上心を持ち、研究心は旺盛。野村監督の著書『野村ノート』は高校時代に何度も読み返したという。入団会見では「目標は野村監督。目標にされるような選手になりたい」と気を引き締めた。 背番号は52。今シーズンからバッテリー担当の育成コーチとなった野村コーチが現役時代に付けていた背番号だ。「カツノリさんを抜かすことが第一使命だと思う」と山本。現役時代、リード面では投手陣の信頼が厚かった野村コーチの指導を受けて、プロの世界の第一歩を踏み出す。【楽天新人紹介7】金森久朋投手 - 楽天スポーツ提供 育成選手という形ながら、夢だったプロ野球の世界に飛び込むことになった金森。大学卒業後、クラブチームに所属。昨年8月に退部し、アルバイト生活を送りながら受けたイーグルスの入団テスト。ただ一人の合格者となって、育成ドラフトの一巡目で指名を受けた。 高校は福井県の強豪、敦賀気比高。3年の春と夏に連続して甲子園出場を果たした。しかし、立場は控え投手。一度も甲子園のマウンドに上がることはなかった。 その後、創価大学へ進学。エースとしてチームを引っ張ったが、新東京大学野球リーグという新興の大学リーグのため、注目されることも少なかった。 それでも夢を諦めきれなかった金森は、アルバイトで生計を立てながらクラブチーム・西多摩倶楽部のエースとして活躍。イーグルスの入団テストを受けた。 最速143キロと決してスピードは速くはないが、スライダー、ツーシーム、カーブ、シンカー、フォークと多彩な変化球を持ち、低めを丹念につける制球力も併せ持つ技巧派投手。これまで一度もドラフト候補にも挙がらなかった、いわゆる無名の右腕。しかし、それだけにハングリー精神は人一倍強い。 入団会見では「ついに楽天イーグルスの一員になれました」と、満面の笑みを浮かべた金森。しかし、ここがゴールではない。やっと立った新たなスタートライン。育成選手という立場のため、背番号は121と3ケタでスタート。「背番号を早く二ケタにしたい」と意気込んだ。
2007.01.10
【永井ら新人4選手が入寮=(時事通信提供)】 大学生・社会人ドラフト1巡目で楽天に入団した永井怜投手(東洋大)、同4巡目の横川史学外野手(青学大)ら4選手が6日、仙台市内の選手寮に入った。速球とスライダーが武器の即戦力右腕として期待される永井は「プロの自覚がますます深まった。期待で胸がいっぱい」と新生活への思いを語った。 7日には注目の高校生ルーキー・田中将大投手(北海道・駒大苫小牧高)らが入寮し、8日から新人合同自主トレがスタートする。【楽天新人紹介・横川史学外野手(青山学院大) - (楽天スポーツ提供)】 大学・社会人ドラフト4巡目指名の横川史学外野手。その魅力は何と言っても長打力。和製大砲としての期待が高い。横川もそんな期待を十二分に承知。入団会見でも「目標とする選手は巨人の李選手。フルスタ宮城で1本でも多くのホームランを打てるように頑張ります」と力強く語った。 青山学院大時代には、3年の春から4番を任された。東都大学野球リーグ3季連続優勝を成し遂げ、2005年には全日本大学野球選手権大会も制した。大学通算の本塁打数は8本だが、その8本は3年秋2本塁打、4年春4本塁打、4年秋2本塁打と3シーズンでマークした8本だ。 しかし、一発はあるものの、課題は打撃の安定性。東都大学のリーグ戦での打率は最高でも2割5分(3年春)に届いていない。ただ、粗削りな感は否めないが、大きい体(185センチ、76キロ)に似合わず、シュアな器用さも持ち合わせているだけに、将来のクリーンアップも期待されるところだ。 守備力も横川の魅力。高校時代(常総学院)は三塁手として甲子園に出場しているだけに、地肩が強く、強肩が魅力。足も速く守備力もある。それだけに、打撃の安定感が加われば、楽しみな逸材であることは間違いない。 新人の中で唯一の外野手。「予想以上にいい番号を頂いた」と話したとおり、背番号も25と球団の期待の高さがうかがわれる。「ファンの皆さんに、早く背番号と名前を覚えてもらえるように頑張ります」と力を込めた。 【楽天新人紹介・渡辺直人内野手(三菱ふそう川崎) - 楽天スポーツ提供】 決して派手さはないが、堅実な守備力、シュアな打撃力、積極的な走力と3拍子揃っているのが渡辺直人内野手。特に、遊撃の守備は、三菱ふそう川崎時代に「平成の牛若丸」と評価されたほど。俊足を活かした広い守備範囲と球際の確実性は、十二分にプロのレベルに達していると評価されている。大学・社会人ドラフト5巡目ながら、即戦力内野手としての期待が高い。 渡辺の名前が注目されたのは、城西大4年春。リーグ3位ながら、打率.425という高い数字を残し、一躍注目を集めた。城西大卒業後は、社会人の強豪・三菱ふそう川崎入り。一時、会社の事情から野球部が休部するなどの苦しい時期もあったが、昨年はベストナインに選ばれるなど、渡辺に対する高評価は変わっていない。 課題は打撃。強い打球で野手の間を抜ける打球が社会人時代の渡辺の持ち味だったが、プロの世界で同様の強い打球を放つことが出来るかがポイントになる。ただ、守備力と走力は渡辺の大きな武器。野村監督も「一つでも光るものがあれば強い」と話しているとおり、渡辺も「堅実な守備とスピードを武器に開幕一軍を目指したい」と武器をさらに磨いて、一軍の座奪取を目論む。 背番号は2。渡辺は「社会人時代から付けていた思い入れのある番号を頂いた」と話したが、球団の評価の高さがうかがえる。その期待に応えるべく、「機動力も含めてチームの力になりたい」と誓った。
2007.01.07
楽天新人紹介1】永井怜投手(東洋大) - 楽天スポーツ提供 永井の特徴は何と言っても投球フォームだ。腕の振りのしなやかさ、スムーズな体重移動は天性のものと言われている。その右腕から繰り出されるストレートの球速は140キロ中盤のスピードでキレもある。変化球はスライダーと縦のカーブが主体、ツーシーム、フォークで打者を揺さぶる。 その永井の名前が注目されたのは大学3年生の春だった。リーグ戦(東都大学)で16奪三振を記録し、一躍、永井の名前がクローズアップされた。4年生の春は、2試合連続完封勝利を記録するなど5勝をマークし、夏に行われた世界大学選手権大会の日本代表チームメンバーにも選出された。 ただ、即戦力としての期待は高いが、すぐに一軍のマウンドに上がれるかというと疑問符がつく点もある。特徴でもある投球フォームが素直過ぎるという指摘があるからだ。加えて、体の線も細い。永井自身もその点は自覚し、「まだ体の線が細いと思っているので、それを強化してキャンプに臨みたい」と話している。 背番号は30番。元巨人のエース・江川卓氏を連想させる。永井も「30番を頂いたのですが、江川さんのイメージ」と笑顔を見せる。まずは開幕一軍が目標。「それから新人王を取って、1勝でも多くフルスタ宮城で勝ちたい」と力をこめていた。【楽天新人紹介2】嶋基宏捕手(国学院大) - 楽天スポーツ提供 国学院大学から大学・社会人ドラフト3巡目指名で入団。背番号は37。野村監督の「足して10になる数字」という、げん担ぎにあやかって背番号を決めた。入団会見では、その背番号について聞かれると「19が欲しかったんですが、無理なので」と答えて会場から笑いを誘った。その答えに野村監督は「無理じゃない。いいキャッチャーになったら上げる」と即答した。そんなやりとりから、野村監督は会見後「1人、頭のよさそうなのがいたな」とほくそ笑んだ。 捕手を始めたのが大学2年からと捕手歴は短い。しかし、嶋の捕手としての評価は高い。特に、スローイングの速さは、大学でもトップレベルを誇る。また、研究熱心なまじめさは周囲の誰もが認めるところ。その研究熱心さでインサイドワーク術も向上した。プロに入っても、その研究熱心さは変わらない。「キャンプインまで、楽天の全投手のビデオを見て特徴を覚えたい」と意欲的だ。 課題は打撃面。大学時代、二部に所属していた3年生の春に東都二部の首位打者に輝いたが、一部に昇格した3年生の秋以降は3割に届いていない。嶋自身も「捕手技術はもちろん、打撃力の向上も課題」と話す。 それでも、野村監督の下で学ぶ捕手術習得への期待は高い。「野球人として、人間として学ぶことは多い」と野村監督の印象を口にした嶋。「チームの他のキャッチャーのいいところを盗んで、自分のものにしていきたい」と気を引き締めていた。
2007.01.05
何かを信じる 何かを夢見る 何かを志す それらの思いで紡ぐ 狗鷲(いぬわし)の絆 たかなお作熱き焔の燃えるがまま深紅の気炎よ宮城野の空を激しく焦がせ たかなお作背番号と同じ 勝ち星を 狙うと 決意新たな 狗鷲の真のエースの誓い 渓舟作【飛鷲フレンズ公式コミュニティ】 http://my.plaza.rakuten.co.jp/sns/?menu=commu&func=detail&comm_id=10906カテゴリ 娯楽-芸術・文学・野球・楽天イーグルス 開設日 2007/01/01 管理人 渓舟(きくパパ)・たかしろなおみ(たかなお)メンバー数 会員8名・会友10名(mixiにて活動)【コミュニティの説明】 楽天イーグルスを中心に五行歌というスタイルで球界へ訴え、応援の提言を発信するクリエイティブ集団「飛鷲(ひしゅう)フレンズ」の公式コミュニティ。応援の提言やイーグルス、またはパ・リーグを語るのはもちろんのこと、メンバーの五行歌発表や毎月のメール歌会の結果や評を掲載&記録していきます。 そんな私たちのサポーテッドクラブ、皆さん奮ってご参加下さい。 【飛鷲フレンズ・プロフィール】 2005年5月24日結成。 球界再編騒動五行歌集「紫紺に染まらず~明日なき漂流~」を自費出版にて上梓。その後も応援のあり方をイーグルスファンや応援団に提言している。 【会員】 ♯3 北関東総本部 赤柴 ♯91 東北支部 エーイチ ※所用により活動休止中 ♯4 東北支部 渓舟(けいしゅう) ※管理人・副主宰・支部長 ♯8 関西支部 JUN #87 関西支部 太平 洋(たいへいひろし)※支部長 ♯11 北関東総本部 たかしろなおみ ※管理人・主宰 ♯47 関西支部 なき ♯21 東北支部 眠り猫 【五行歌の会・ホームページ】五行歌を知りたい方はこちらで⇒ http://5gyohka.com/
2007.01.02
【楽天・田中26年“完投”だ! - スポーツニッポン提供】 新世代のエースへ、田中イヤーの幕が開けた。楽天・田中将大投手(18)がプロ野球人生を“太く長く”生き抜くことを宣言した。野村克也監督(71)が持つプロ野球史上最長の実働26年への挑戦。伝説の投手となる希望を胸に、ゴールデンルーキーがプロの世界に羽ばたく。 あどけなさの残る18歳の顔が、勝負師の表情に戻った。目前に広がる無限の可能性へのチャレンジ。07年のゴールデンルーキーは、野村監督が持つ実働26年という途方もない数字をプロ生活の目標に挙げた。 「やれるならやりたいと思っている。少しでも長く現役でやっていたいという考えはある。そして、いずれは日本球界を代表するピッチャーになりたい」 太く長く――。高校時代、甲子園などで数々の伝説を生んだ新怪物の初夢ともいえる目標だ。投手では巨人・工藤が昨年、実働25年をマーク。215勝左腕が今年達成するのと同じ“長寿”となれば成績も自然とついてくる。すでに2月の沖縄・久米島キャンプでの1軍スタートも決定。球界を生き抜く手本として、400勝左腕・金田正一氏の心構えと練習法を授けた野村監督も「松坂君の後継者になれる。何か持っている」と期待を寄せた。 永遠のライバルにも負けられない。夏の甲子園決勝で再試合を演じた早実・斎藤に対抗心を燃やした。「成績の面でも年俸でも先に行っていたい。なるべく引き離して迎えたい」。順調にいけば4年後となるプロでの“再会”は大差をつけて待つつもりだ。 年末から地元の大阪・伊丹市周辺で自主トレを継続した田中は今週末に仙台市内の合宿所に入寮。8日から新人合同自主トレが始まる。「プロの世界でどれだけ自分がやれるのか、というのは凄く楽しみ。プロ1球目?真っすぐを投げたい」。“長い”プロ人生をスタートさせる18歳の笑顔が希望に輝いた。【楽天野村丸、「戦える」2年目へ - 楽天スポーツ提供】 いよいよ野村丸2年目のシーズンとなる2007年がスタートした。「創る、戦える、勝てるという3段階を実践していきたい」と就任時に話した野村監督。今年は「戦う」ステップへとチームを導く。 「やっとスタートラインに立ったところ」。野村監督は苦笑しながら、一年目をこう振り返った。まさに「無形」を「形あるもの」に創っていく一年目だった。 シーズン中、指揮官は度々嘆いた。「弱者には弱者の戦略があるが、野球を知らなければ話しにならない…」。思い描く形にならないことに、指揮官も苛立ちを覚えた。それでも、ミーティングや細かいデータを日々選手に与え、徐々にではあったが野村監督の目指す野球が形になってきた。 藤井は「野村監督になって、これまでとまったく違うということはなかった。キャンプからミーティングをやってきたが、ほとんどが分かっていることだった。ただ、それらを整理をして、実践しなければ意味がない。実践するために、それを明確にして言ってくれている」と話す。そして、2年目へ向け「一年間やって、ある程度自分の中では理解できた。来年は理解している状態からスタートできる」と胸を叩く。 そのスタートは久米島での春季キャンプとなるが、いきなり実戦メニューが待ち構える。橋上ヘッドコーチは「2軍行きを命じられた選手は技術練習はさせない。徹底的に鍛え直してもらう」と、体をしっかり作ってからの久米島入りを選手に課した。マイペース調子を希望する山崎武や礒部らベテラン勢は二軍スタートとなりそう。「戦える」2年目へ、チーム力底上げのため、激しい競争が始まる。
2007.01.01
今年も出逢い共に生きて共に活きよう明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。 渓舟
2007.01.01
【東北楽天 来季への補強 左腕・長打力未知数】 東北楽天は新入団選手と正式契約を終え、契約更改交渉も山崎武司内野手を残すだけとなった。このオフの補強を見ると、ドラフトでは田中将大投手(北海道・駒大苫小牧高)らを獲得。中堅投手の層も厚くするなど堅実な動きを見せたが、グリン投手が退団し、新たな外国人先発投手獲得を来年に持ち越した。課題とされた左腕の充実や、長打力アップも未知数だ。 今オフ、東北楽天の選手の動きは表の通り。最大69人いた選手のうち、15人が退団し、ドラフトで6人、外国人選手2人、他球団から4人の計12人と、70人の支配下登録外となる育成選手2人が加わった。支配下登録は66選手となる見込みで、昨年末より1人少ない。 ポジション別では、投手は8人が退団、7人が加入し計31人。ドラフトで4球団が競合した田中や永井怜(東洋大)を獲得し、台湾球界で実績のある林恩宇も加わった。 誤算はグリンの退団。7勝を挙げた右腕に代わる先発候補を「既にリストアップしている」(山下大輔編成本部長)というが、米大リーグでのロースター(登録選手枠)が固まる来春以降の動きになりそうだ。 左投手の獲得は佐藤宏志(前巨人)と吉崎勝(前日本ハム)だけ。ともに戦力外からの入団で、野村克也監督の「再生工場」に期待がかかる。 捕手は嶋基宏(国学大)ら新人2人を獲得。昨季も4人が加わっており、藤井彰人、長坂健冶の2人以外は、球団創設時から入れ替わった。 内野ではウィットが新加入。今季米3Aで本塁打、打点の2冠を獲得したが、05年の横浜では25試合4本塁打、打率1割7分に終わっている。日本の投手を今度は克服し、「大砲」になれるか。鉄平や牧田明久ら若手の成長が見える外野は3人減。ベテランが抜け、新人の横川史学(青学大)が加わった。 昨オフは西武からフェルナンデス内野手を獲得したが、今季は現時点でフリーエージェント(FA)、現役大リーガーなどからの大物即戦力の獲得はない。野村監督の目指す「Aクラス入り」には、田中ら新戦力の活躍はもちろんだが、まずは現有勢力のレベルアップに頼る部分が大きそうだ。(河北新報社より提供)
2006.12.20
【ファンの声力にしたい 楽天・田中投手ら入団会見】 プロ野球、東北楽天ゴールデンイーグルスの新入団選手記者会見が16日、仙台市青葉区のホテル仙台プラザで開かれ、高校生ドラフト1巡目指名の田中将大投手(北海道・駒大苫小牧高)ら8選手が、プロとしてのスタートを切った。 正式契約を終え、会見に臨んだのは高校生2人、大学生・社会人4人、育成枠2人の8選手。球団からは島田亨社長、野村克也監督、山下大輔編成本部長が同席した。 高校生ナンバーワン投手として、注目の田中投手は「1年目に初勝利を挙げ、いずれは日本球界を代表する選手になりたい」と意気込み、「(東北楽天は)ファンがとても熱いと聞いているので、それを力にして頑張っていく」とアピールした。 球界の「金の卵」に野村監督も「球界のスーパースター、松坂大輔投手が米大リーグ入りした。その後継者になる素質はあるので、何とか磨いて鍛えたい」と期待を寄せた。 各選手は年明けに泉犬鷲寮(仙台市泉区)に入り、2月の春季キャンプに備え、自主トレーニングに励む。 【カネヤンになれ!野村監督、田中に走り込み&大食漢指令】 “21世紀のカネヤン”になれ!! 楽天は16日、仙台市内で入団会見を行った。野村克也監督(71)は高校生ドラフト1巡目の駒大苫小牧・田中将大投手(18)を球界のエースに育てるため、通算400勝投手、金田正一氏(73)にならい、徹底した走り込み&大食漢指令を下した。 野村監督は超目玉ルーキーの未来を400勝投手にダブらせた。 「400勝した金田大投手、あの人の練習についていった人はいない。好成績を残して長くやった人は己に厳しいんだ」 1978年、ロッテ・金田監督のもと、ウオーミングアップで約2時間走りっぱなし。その後の技術練習を行う気力を失うほどだった。さらに無類の大食漢。すしを一晩に76個食べる大食漢の野村監督も、のちに金田氏と一緒に中華料理を食べたら音をあげたという。 「今の時点で通用するとは思っていません。体を大きくして丈夫な体を作りたい」と田中。ひな壇で緊張が解けない金の卵との初対面。野村監督は、大投手のイロハの“イ”を授けた。 ★D3巡目・嶋、背番号「19」をおねだり 楽天の大学生・社会人ドラフト3巡目の嶋(国学大)が、尊敬する野村監督の背番号「19」の後継に意欲を見せた。背番号は「37」に決まったが、「本当は(野村監督の)19番が欲しかった」と本音をポロリ。苦笑いの野村監督から「活躍すれば譲りますよ」と今後の奮闘次第での譲渡を約束された嶋は、「監督はピンクのネクタイがおしゃれです」とおねだりだけでなくお世辞も忘れていなかった。 ★グリンとの契約断念 楽天・山下編成本部長は16日、今季途中に加入して7勝(7敗)を挙げたグリン投手との交渉について「合意できなかった、と認識している」と話し、契約断念したことを明らかにした。楽天はグリンを保留選手名簿から外した上で再契約を目指して交渉していたが、条件面で折り合わなかった。
2006.12.17
【松坂の新人王に追い風!Rソックスが強力中継ぎ陣を続々獲得 - サンケイスポーツ提供】2006年12月17日(08時36分) 【ボストン(米マサチューセッツ州)15日(日本時間16日)】松坂大輔投手(26)と正式契約したレッドソックスは入団会見から一夜明けた15日、エンゼルスからベテランの救援右腕、ブレンダン・ドネリー投手(35)を交換トレードで獲得したことを発表した。さらなる中継ぎ陣の補強で、来季、松坂の新人王、そしてMVP獲得への準備は着々と進められている。 総額約120億円で日本の怪物を獲得したレッドソックスが、さっそく動いた。現地時間14日の松坂の入団会見で、松坂に対する「万全のサポート態勢」を約束したルキーノ球団社長の言葉は、ウソではなかった。 エンゼルスからトレードで獲得したドネリーは、今季までの5年間、エ軍で23勝8敗、防御率2.87の救援右腕。03年の前半戦には、50イニングで自責点はわずか2(防御率0.38)。また5年間の登板試合の勝率は.742と、まさに勝利の請負人だ。 レ軍は、すでに左キラーとして日本ハムから左腕の岡島秀樹投手(30)を獲得している。さらにこの日、ドネリーに加え、エ軍からFAで左腕のJ・C・ロメロ投手(30)も獲得した。今季、右打者に対しての被打率.204という右キラーのドネリーに、岡島、ロメロと、レ軍は左右の中継ぎの切り札をそろえた。 主に中5日でローテーションを回す日本とは違って、中4日のメジャー方式で先発することになる松坂。これまでの「先発完投型」からの変化が求められている。松坂が、白星を重ねるには、安心して後を任せられるブルペン陣の充実は絶対条件。新人王、そしてMVP獲得を狙う松坂へのバックアップ態勢が強化された格好だ。 レ軍のエプスタインGMはこの日の電話会見で、「これで終わりではない。まだ抑えも獲る。何とか交渉をまとめて、優勝を狙う布陣を組めるようにしたい」とさらなる補強も約束した。関係者によるとパイレーツの守護神、マイク・ゴンザレス投手(28)や、レンジャーズの大塚晶則投手(34)が、ターゲットになっている。 松坂から、左右の中継ぎ、そして、抑えへ-。松坂、カート・シリング投手(40)、ジョシュ・ベケット投手(26)を3本柱とした強力先発陣を中心とした『投手王国』完成は、最後の1ピースを残すのみだ。http://www.sankei.co.jp/sports/baseball/061215/bbl061215001.htmhttp://www.sankei.co.jp/sports/baseball/061215/bbl061215000.htmhttp://www.sankei.co.jp/sports/baseball/061216/bbl061216000.htmhttp://www.sankei.co.jp/sports/baseball/061216/bbl061216001.htmhttp://www.sankei.co.jp/sports/baseball/061216/bbl061216005.htm
2006.12.17
秋田市内で高校球児を相手にしたシンポジウムに参加した楽天・一場が、早くも来季の開幕投手に意欲を見せた。今季はエース岩隈が不在で大役を務めたが、「(岩隈と)勝負したいですね。オープン戦から結果を出していきたい。急ピッチでいきます」と来季は争って勝ち取る構え。ウインターリーグで違和感を覚えた右肩の回復も順調で、勝負の3年目に燃えている。双頭の鷲に未来を託す若き二人のエースが躍動するだろう
2006.12.10
http://blogs.yahoo.co.jp/keisyu0515http://keisyu.iza.ne.jp/blog/http://keisyu.jugem.jp/http://keisyu.blog.ocn.ne.jp/eagles/http://green.ap.teacup.com/mutuemisi/http://blog.goo.ne.jp/keisyu0515/http://blog.livedoor.jp/lovesyunsuke/?blog_id=1783751http://red.ap.teacup.com/crazy4u6210/もどうぞ・・・。
2006.12.09
都合により「しばらく休止」します。都合により「しばらく休止」します。都合により「しばらく休止」します。都合により「しばらく休止」します。都合により「しばらく休止」します。都合により「しばらく休止」します。
2006.09.02
公式戦:楽天4-3オリックス(18時00分、スカイマークスタジアム、17,13人) 初回、先頭の塩川が右安で出塁すると、関川が送って1死二塁。ここで、高須が右中間を破る適時二塁打を放ち塩川が生還。さらに、フェルナンデスも中前に適時打を放ち高須も生還。幸先よく2点を先行する。続く2回、3回と得点圏に走者を進めるも、走塁ミスなどで追加点のチャンスは逃す。 先発・グリンは3回まで走者を許すも、要所を締めるまずまずの立ち上がり。しかし4回、先頭のガルシアにライトスタンドへソロ本塁打を許すと、1死後、後藤には中安、2死とするも相川にレフトスタンドへ2ランを浴び、2-3と逆転を許した。 5回以降はグリン、川越ともに立ち直る。打線は5回まで7回まで川越の前にノーヒットに抑え込まれるが、グリンも走者を許しながら要所を締め、試合はこう着状態のまま、終盤に突入した。 8回、オリックスは川越からユウキにスイッチすると、打線がそのユウキを攻める。先頭の塩川が中前にはじき返すと犠打で二進。高須は死球を選び1死一、二塁。フェルナンデスが倒れ2死となるも、リックが左前にはじき返して塩川が生還。3-3の同点に追いつく。さらに山崎武も四球を選び2死満塁。ここで、3番手・加藤から憲史は死球。押し出しで逆転に成功した。 その裏、1死一、三塁とピンチを迎えるも、福盛がスクイズを本塁で封殺する好守備でピンチを断つ。9回は5連投の小倉が3人で片付け、4-3で逃げ切った。 今日の勝利で今季初の4連勝と3タテ。ともに、球団史上2度目の記録。「流れとか、目に見えない力がこっちを向いて感じを受ける」と話した野村監督。しかし、試合後も表情はきびしいまま。「楽天本来のやりくり野球。毎日課題はある」と振り返っていた。
2006.08.20
東北楽天 5-3 西武 東北楽天が、劇的な逆転勝ちで、後半戦初勝利を挙げた。 0―3の8回、塩川、関川、高須の3連打で満塁の好機を築き、1死後、四球押し出しでなお満塁。ここで山崎武が左翼席に豪快な一発を放ち、試合をひっくり返した。 先発一場は力のある速球に変化球を交ぜる力投。8回を、中島のソロ本塁打などの3失点に抑えて6勝目を挙げた。東北楽天-西武10回戦(西武7勝3敗、フルスタ宮城、18時、15,296人)西 武000100020=3東北楽天00000005×=5(勝)一場20試合6勝9敗(S)福盛30試合2敗17S(敗)涌井18試合9勝5敗(本)中島16号(1)(一場)山崎武12号(4)(涌井)◎配球を日々研究 実った好球必打 山崎武 待ち構えていたように山崎武のバットが動きだす。初球の真っすぐを見送った後の2球目。真ん中付近のスライダーをとらえると、打球は熱狂する左翼席に消えた。8回に飛び出した主砲の値千金の逆転満塁本塁打だ。 打った直後に右手を突き上げた山崎武は、お立ち台でも興奮を隠せなかった。「ネクストサークルで『なんとなく本塁打が打てたらいいなあ』と、いいイメージをしてましたよ。最高です」と勝利に飢える仙台のファンに喜びの声を届けた。 今季12号のグランドスラムは、山崎武の“成長”がにじみ出た一打でもある。「真っすぐ待ちのスライダー対応」と表現した狙い通りの打撃。野村監督の影響で配球術に興味を持ち、今季は日々研究を続けている。「19年間やってこなかった野球で毎日が新鮮だよ」とベテランは話す。 野村監督は「(本塁打の)予感はしていた」と言った。「(山崎武は)前のフェルナンデスの配球をじっと見ていた。ほとんどがスライダー。1本に絞ったところの好球必打」と根拠を説明。「ノムライズム」の浸透が垣間見えた1発に、いつまでも笑いが止まらなかった。<一場、フォーム修正が奏功> 一場が約1カ月ぶりの白星を手にした。序盤から「腕が振れていたので飛ばした」と言い、1回は最速152キロの直球と鋭いフォークで3者連続の空振り三振。3回まで無安打に抑える上々の立ち上がりを見せた。 17日ぶりの登板で、この間にフォーム修正に取り組んだ。投球時に左ひじと左ひざがぶつかっていた癖を改め、腕と左足を同時に引き上げるようにした。「今まではためを気にしすぎて軸が横にぶれていた。縦回転を意識するようにして、しっくりきた」と好投の要因を挙げた。 4回に先制本塁打を浴び、8回も2点を失って降板したが、直後に味方が逆転。「辛抱して投げていればいいことがあると鹿島コーチに言われていたが、本当にそう。(山崎)武司さんに感謝です」と笑顔だった。☆イヌワシろっかーるーむ 福盛和男投手(今月初セーブ)「ひとまず安心した。最後の球はまっすぐ。7月は苦しかったが、自分のスタイルを変えないように心がけ、体調と精神面だけを整えた。(救援に失敗した)北海道の時は準備が遅かったので、今日は(8回、フェルナンデスの押し出し)四球のところから準備して間に合った」
2006.07.30
楽7-3オ(15日) 楽天が連敗ストップ 楽天が連敗を9で止めた。0-1の1回に山崎武の2点適時打で逆転し、3回に2点、6回にもフェルナンデスの二塁打などで3点を加えて突き放した。8回3失点の山村が5勝目をマーク。オリックスのデイビーは安定感に欠けた。 ◇パ・リーグ 楽天-オリックス10回戦(オリックス6勝4敗、15時、フルスタ宮城、17192人) オリク 100 000 110-3 楽 天 202 003 00×-7 ▽勝 山村16試合5勝7敗 ▽敗 デイビー16試合8勝6敗 ▽本塁打 後藤2号(1)(山村)坂口1号(1)(山村)【楽天快勝、連敗脱出 晴れ間見えた】 東北楽天は、効果的に得点した打線と先発山村の好投がかみ合い、連敗を9で止めた。 0―1の初回、2死から四球と内野安打に暴投が絡み二、三塁。ここで山崎武が左前に逆転の2点適時打。3回にはフェルナンデスの犠飛とリックの適時打で2点を追加した。 山村は直球、変化球ともに低めに集める力投で、8回を3失点でしのいだ。◎山村好投8回3失点 「後がない」無心の投球 山村が8回3失点で5勝目を手にした。「連敗中は先発がやられていた。打線の勢いがつくように先発がしっかりしないといけない」と肝に銘じて投げたという。 前回先発した8日のソフトバンク戦は1回も持たず4失点で降板。「探りながら投げてしまった」と四球を連発した反省から、「今日負けたら本当に後がないと思い、3回でばててもいいと最初から飛ばした」。 1回に先制打を許した後、続く中村を三振、さらに一塁けん制刺殺で悪い流れを断ち切ると、直後に味方が逆転。この後は丹念に低めを突き、緩急もつける基本に立ち返り、7三振2四球の安定した内容だった。「テンポよく3人で切ろう」という心がけは、攻撃のリズムも引き出していった。 「原点の真っすぐがよかった。低めに放ってくれたので凡打にできた」とは好リードの藤井。鹿島投手コーチは「立ち上がりは不安だったが、コントロールがよかったのが一番。長かったな…」と連敗を9で止めた山村の好投をたたえた。◎7安打7点そつない攻撃 果敢な走塁流れ呼ぶ 7安打で7点と効果的に得点し、連敗を9で止めた東北楽天。「10連敗は難しいよ」。やっと71歳初勝利を飾った野村監督は、冗談交じりに振り返り、さすがにほっとした表情を見せた。 そつのない攻撃を支えたのは、次の塁を狙う集中力だった。初回、2死走者なしから、四球と内野安打で一、二塁。この場面、山崎武への3球目が暴投になった。捕手がボールをはじくと同時に、一走フェルナンデス、二走関川が好スタート。二、三塁としてチャンスを広げ、山崎武の2点適時打を呼び込んだ。 3回も同様のプレーで、流れを引き寄せた。死球と犠打で、1死二塁となり、打者関川への2球目。暴投を捕手が目の前にはじいたが、鉄平が抜け目なく三塁を陥れた。四球で一、三塁となった後に、フェルナンデスの犠飛が生まれ、無安打で3点目を奪った。 「普通のプレー。緊張感の中で、備えができていた」。関川は初回の走塁をそう振り返ったが、橋上守備走塁コーチは「連敗している中で、ああいうプレーが大きい。あの走塁が、3回の鉄平の積極的な走塁につながっている」と褒めた。 6回2死満塁で、4番フェルナンデスが2点適時打を打つなど、各打者が役割を果たしての勝利。梅雨空の間隙(かんげき)を縫って行われたゲームで見えた光明に、野村監督は「いい予感がする」と球場を後にした。<ベテランらしい読みさえる> 1回表に先制された直後に、逆転打を放ちチームを勝利に導いた主軸の山崎武。「ヒットはたまたま」と言いながらも「何とかしたかった場面」と表情を緩めた。 ベテランらしい読み勝ちだった。2死二、三塁で、カウント2―3。「素直にまっすぐは来ないとは思っていた。ついていくことができた」と振り返ったように、スライダーをうまくたたき、三遊間を破った。 嫌な流れを断ち切った一打に「打てば勢いづくと思った」と満足そうだった。<デイビー、ずるずる失点重ねる> ここまで8勝と勝ち頭のデイビーにいつもの安定感がない。1―0の1回に逆転を許すと、その後もずるずると失点を重ね、中村監督は「バットを折った打球が内野安打になる不運もあったが、出来が悪かった」と顔をしかめた。 前日に13安打10得点した打線も、この日は4安打。監督は「山村の低めの変化球にやられた」と話すのが精いっぱいだった。☆イヌワシろっかーるーむ 福盛和男投手(11日のサヨナラ負け以来の登板で9回を無失点)「きょうは志願登板。早めに嫌な感じを払拭(ふっしょく)しておきたかった」 リック内野手(3回に適時打)「打ったのはスライダー。特に狙っていたわけではない。得点圏にランナーがいたので、何としても、どんな形でも返そうと思っていた」 フェルナンデス内野手(6回2死満塁で、ライトフェンス直撃の2点適時打)「何とか追加点が欲しい場面。(外角球を)うまく、おっつけて打てた」
2006.07.16
どちらが「盟主」?・・・巨人に勝って・・・楽天23勝目 交流戦【試合終了】 ◇開始18時00分 ◇東京ドーム |巨人1勝2敗0分け|楽天 0 0 0 1 1 0 1 3 1 7 巨人 0 0 1 0 0 1 0 0 1 3 【楽天】有銘、青山、○徳元(1勝0敗)、吉田、川井【巨人】パウエル、●久保(3勝3敗)、林、真田、酒井【本塁打】清水5号(巨)、山崎武5号(楽)、李22号(巨) 雨の中の勝利・・・楽天22勝目 東北楽天 球団初3カード連続勝ち越し 関川決勝打東北楽天 2-1 阪神 東北楽天が降雨の悪条件の中、粘って接戦を制し、球団初の3カード連続勝ち越しを達成した。 1―1とされた直後の8回、代打憲史の四球と犠打、リックの左前打で1死1、三塁。関川が決勝の中前打を放った。 先発愛敬は序盤は制球が不安定だったが、緩急を付けた投球でリズムに乗り、7回を2安打無失点。3番手小倉が4勝目を挙げ、福盛も自己最多の12セーブ。◇交流戦東北楽天-阪神最終戦(3勝3敗、18時、フルスタ宮城、15654人) 阪 神 000000010=1 東北楽天 00001001×=2 ▽勝 小倉29試合4勝3敗 ▽S 福盛22試合12S ▽敗 杉山9試合2敗◎先発愛敬、納得の投球 約1カ月ぶりの4勝目は逃したものの、先発愛敬の好投が光った。直球とスライダー、シンカー、スローカーブを丹念に低めに集め、7回を2安打無失点に抑えた。 「立ち上がりはコントロールが悪かった」という1回、自らの好守でリズムに乗った。先頭鳥谷の四球の後、赤星、シーツのバントを連続で二塁封殺する見事なフィールディング。「ファームのキャンプでずっとやってきたことなんで」とさらりと言ってのけた。 先発で3連勝の後、4連敗した愛敬に「ついてただけや」と語った野村監督も、この日は「よくしのいだ」とお褒めの言葉。愛敬も「納得のいく投球ですね」と語った。<「完ぺきなフォーク」> 9回を無失点で抑えた福盛は、自己最多となる12セーブ。走者を1人出したが、最後は鳥谷を三振に打ち取り、「完ぺきなフォークでした」と自賛した。 65試合目で早くも昨季を上回り、セーブの場面ではすべて抑えを成功させ続けている。好調なストッパーは「チームがいい試合をしているから、失敗せずにやっていきたい」と笑顔を見せていた。 ☆イヌワシろっかーるーむ 小倉恒投手(8回無死一、二塁で登板。犠飛の1点のみに抑えて4勝目)「ノーアウトだし、できれば点をやりたくなかったんだけど、何とか1点でしのげてよかった」 藤井彰人捕手(4試合ぶりの先発マスク)「愛敬はいつも通り、のらりくらりという感じ。(前日5四球の金本と、走者を置いた場面で勝負し無安打に抑え)初めから逃げとったら、野球にならんから」松本匡史ヘッドコーチ(雨中の戦いに)「選手は大変だったと思うが、粘りがあった。8回に追いつかれた後、勝ち越されなかったのが良かった」 サヨナラで虎退治・・・楽天21勝目【渓舟・・・フルスタ初勝利!!】長かった勝利の目撃・・・やっと見れました。それも10回裏サヨナラ勝利!帰宅したのが今日の0時45分・・・しばらく興奮で眠れず・・・本日は寝不足です。【ノムさん『喜』サヨナラやで!沖原“千金打”で古巣にしてやったり】(交流戦、楽天8x-7阪神=延長十回、4回戦、2勝2敗、13日、フルスタ宮城)ガタン、ガタンと何度も傾いたシーソーを、最後の最後で楽天に傾けたのは、元・虎戦士のひと振りだった。7-7で迎えた延長十回、無死満塁から沖原が前進守備の二遊間を破るサヨナラ打。今季3度目のサヨナラ勝ちだ。「どうしても勝ちたかった。何とかしたい。それだけでした。阪神にはお世話になったし、いいところを見せたかった」一塁をけったところで仲間に囲まれた。ペットボトルやバケツで水をかけられる手荒い祝福に、ヒーローはビショビショ。それでも最後まで笑顔は絶やさなかった。野村監督政権下の01年に阪神に入団し、昨年のシーズン途中に楽天へトレード。阪神時代のユニホームは何着か保管してある。再び野村監督のもとでプレーすることになった今季は、打率2割前後で低迷していたが、ここぞの場面で恩返しができた。「ずっと結果が出ていなかったし、やっと貢献できました」と表情は晴れやかだ。「疲れたけど、勝てば疲れも吹き飛ぶよ。終わってみれば筋書きができているね」元・虎戦士のカツノリの左前打から始まり、沖原で終わったサヨナラ劇に野村監督も目を細めた。「最近は粘りが出て、いい試合ができている。着実にチームになってきているんじゃない?」。今の楽天なら、猛虎相手に今季初の3連勝、そして3カード連続の勝ち越しを決めることだって高望みではない。試合結果へ ◆2度の勝ち越し打を含む3安打3打点の楽天・礒部「いいところで打ててよかったです」■データBOX楽天・鉄平が5月26日の広島戦からこの日まで15試合連続安打。昨年8-9月に沖原が、今年3-4月にリックがそれぞれ記録した14試合連続安打の球団記録を更新した。プロ野球記録は高橋慶彦(広島)の33試合連続(79年)、パ・リーグ記録は長池徳二(阪急)の32試合連続(71年)。【ノムさんの“つボヤキ”】(オールスターゲームのファン投票について)「監督もファン投票にすればいいと思わない? オレ? 王(監督)には勝てないよ」■ノムラ監督ダイアリーサッカーに関心がないばかりか、野球人気を奪うライバルと考えている野村監督。12日夜の豪州戦も「ああ、寝ちゃってたよ」と観戦はしなかった。 それでも見ようという意欲はあったようで、ソファに座ってテレビをつけていたが、そのうちにウトウトと…。「パッと目が覚めたら、外国人の監督(ジーコ監督)がインタビュー受けてた。あの人が日本の監督だろ? 負けたんだなと思ったよ」。次こそは応援するつもりでいるが…さて。
2006.06.16
広2-7楽 一場完投で4勝目 楽天は一場が2度目の完投で4勝目。丹念に低めに集め、大量点を許さなかった。打線は1回にフェルナンデスの2ランで先制。2回には鉄平の2点三塁打、5回にも3連打と犠飛で2点を奪った。広島は再三のまずい守備が響いた。交流戦【試合終了】 ◇開始18時00分 ◇倉敷 |広島1勝3敗0分け|楽天 2 2 0 0 2 0 1 0 0 7 広島 1 0 0 0 0 1 0 0 0 2 【楽天】○一場(4勝6敗)【広島】●ロマノ(1勝4敗)、フェリシアーノ、小山田、林、広池【本塁打】フェルナンデス14号(楽)★【楽天・一場トンネル抜けた!2失点完投で57日ぶり4勝目】★(交流戦、広島2-7楽天、4回戦、楽天3勝1敗、9日、倉敷)心地よい疲労感をかみしめた。九回、最後の打者・倉を一邪飛に仕留めると、女房役の藤井に歩み寄って握手。一場が4月13日の日本ハム戦(フルスタ宮城)以来57日ぶりの4勝目を挙げ、歓喜の輪に包まれた。「長かったですね。広島戦でリベンジできてよかったです」。前回5月27日の広島戦(フルスタ宮城)で4回4失点KOを食らうと、野村監督は一場を隣に座らせ、緩急の使い方など、勝つための投球術を直接アドバイス。そんな知将の愛がようやく実を結んだ。そして家族の愛も実った。今季、登板日の朝は今年1月に亡くなった義母・正子さん(享年56)に「勝たせてください」と手を合わせて出陣している。遠征中は夫人の芽衣子さんが“代行”。そのお礼として、母の日の5月14日が誕生日の愛妻には、時計も贈った。この日の勝利も、かけがえのないプレゼントになったはずだ。「下半身の使い方を覚えればもっといい投手になる」。完投勝ちにも注文をつけるのは野村監督の期待の裏返し。若きエースが長いトンネルから抜け出し、ようやく逆襲態勢が整った。試合結果へ★牧田が死球で交代牧田明久外野手(24)=広島4回戦の二回、左後頭部に死球を受けた。そのまま倉敷市内の病院で検査を受けた結果、「頭部打撲と脳しんとう」と診断され、10日まで安静が必要と診断された。【ノムさんの“つボヤキ”】(試合前、楽天戦に1勝2敗と負け越している広島・小早川打撃コーチがあいさつに訪れ)小早川 「お手やわらかにお願いします」野村 「それは、こっちのセリフや」■ノムラ監督ダイアリー前日8日の横浜戦(フルスタ宮城)で、5度目の3連勝挑戦に失敗。野村監督もさすがにショックが尾を引いていたのか、試合前、三塁側ベンチで倉本一軍マネジャーから「きょうのメンバー表交換は5時20分です」と連絡を受けると、無理な注文(?)を突きつけた。 「選手も交換せえ。(FA資格をとった広島の)黒田をもらってこい!!」。大あわての倉本マネジャーを見て、野村監督はニヤリ。勝利に飢える名将の本音が見え隠れした。
2006.06.10
【楽天がサヨナラ勝ち 楽-中】 楽天が今季2度目のサヨナラ勝ち。2-2の延長10回1死から、高須の中前打を足掛かりに2死二、三塁とし、山崎武が左前打を放った。9回2失点の一場からつないだ小倉が2勝目。中日はソロ2発のみと、打線がつながらなかった。交流戦【試合終了】延長10回 ◇開始18時00分 ◇フルキャスト宮城 |楽天2勝2敗0分け|1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 計 中日 1 0 0 1 0 0 0 0 0 0 2 楽天 0 2 0 0 0 0 0 0 0 1X 3 【中日】山本昌、鈴木、岡本、●高橋聡(0勝2敗)、平井【楽天】一場、○小倉(2勝3敗)【本塁打】福留13号(中)、ウッズ13号(中) ◆ 記 録盗 塁 盗塁死 アレックス(2回)、沖原(4回) 暴 投 一場(3回)、一場(5回) 失 策 高橋聡(10回) 残 塁 中日4 楽天9 併 殺 中日2 楽天1 球 場 フルキャスト宮城 観 衆 11,408人東北楽天がサヨナラ勝ちした。2―2の10回、1死から高須が中前打。敵失などでつかんだ2死二、三塁で、山崎武が左前打を放った。7回、9回と本塁に突入した走者が憤死し、流れを手放したかに見えたが、粘り強く攻めて勝利をもぎ取った。 先発一場は本塁打2本を浴びたが、9回2失点と好投した。1回無失点の2番手小倉が2勝目。<鉄平、古巣相手に4安打> 鉄平が古巣中日に見事な“恩返し”をした。1回に左前打を放つと、2回は2死満塁で右越え2点適時打。5回も右翼線二塁打を放ち、先発山本昌をマウンドから引きずり降ろした。 「打ったのは外寄りの真っすぐ。一場が頑張っているので、何とか取ってやろうと思って打席に入った」と鉄平。7回は1死一塁で鈴木から右中間二塁打。一走カツノリが本塁寸前で憤死し、惜しくも勝ち越しはならなかったが、4安打の固め打ちで観衆を沸かせた。 昨年の1軍出場はわずか2試合に終わった。オフの移籍が転機となり、今季は開幕からリードオフマンとして活躍している。先月中旬に故障で2軍落ちし、ナゴヤドームでの中日戦は出場できなかったが、かつての仲間たちの前でようやく成長した姿を披露した。<礒部、自打球を当て交代> 東北楽天の礒部公一外野手は2日の中日4回戦(フルスタ宮城)の8回、自打球を右足親指に当て、この打席で出塁後に交代。仙台市内の病院で打撲と診断された。【青山初勝利に続け!楽天の高卒ルーキー・片山、夏は出番だ!】 キャンプからじっくりと鍛えられてきている大型左腕・片山。体作りが進む7、8月には角度のあるストレートと変化球が見られそうだ5月31日の交流戦の阪神戦(甲子園)でルーキー、青山浩二投手(22)=八戸大=が待望のプロ初勝利を飾った。昨年の大学・社会人ドラフトでプロ入りしたプレーヤーが続々とデビューする中で、高校生ドラフトの入団選手の今はどうか? 松井二軍監督に聞いた。成長、熟成が考えられており、夏以降が楽しみだ。◇--新人青山投手が初勝利を飾りました。大学・社会人ドラフトではない高校生ドラフトからの選手はどうでしょう「投手の片山は4月に社会人野球のJR東日本東北に投げて、3回6失点。今イースタンで1イニングとか1人とかだけ抑えることならできると思うけど、なぜ抑えられたか、がわかるようにしなければいけない。それに体作りを先にしたい。7、8月にはかなり出したいね」--体作りとは「高校生なら連投は夏の予選とか甲子園でやるぐらいしかない。ここ(プロ)では野手はもちろん、中継ぎや抑えなら毎日投げなければならない。期間にすると180日試合をするための体力だね。成長している子たちの肩、腰、足をじっくり、ね。早く使ってけがをしては困るし…」--野手も同じで…「将来性のある選手はじっくり、だね。銀次(宇部)は捕手としてやっていけるように、枡田は、きょう打席に立ち、打撃はいけそうだけど、走塁や守備で困らないようにしていきたいからね。いずれ主力になるんだから」--他に新人で一軍で活躍が期待されるのは?「行ったららみんな、やってほしいが左腕の松崎(東北福祉大)。また一軍に帯同中。先発でいけそうだけどなあ」--井野捕手は?「ロッテの川井とのトレードで新里(捕手)が移籍した。新里がこっち(イースタン)で17試合出ていた代わりは井野ができるだろうと見ているよ。二軍でまず経験を積ませたいね」■片山 博(かたやま・ひろし)1987(昭和62)年4月19日、兵庫県生まれの19歳。報徳学園高では1年春からベンチ入りし、甲子園には2年春、夏に出場(ともに1回戦敗退)。06年高校生ドラフト1巡目で楽天に入団。投手ながら高校通算36本塁打と打撃もある。今季登板はなし。年俸1000万円。独身。1メートル91、95キロ、左投げ左打ち。背番号28。独身。■銀次(宇部銀次=うべ・ぎんじ)1988(昭和63)年2月24日、岩手県生まれの18歳。盛岡中央高では1年からレギュラーで活躍。甲子園出場こそならなかったものの、3年夏の県大会は惜しくも準優勝だったが1番・捕手でフル出場し打率・750。06年高校生ドラフト3巡目で楽天に入団。今季出場はなし。年俸500万円。独身。1メートル75、86キロ、右投げ左打ち。背番号67。■枡田 慎太郎(ますだ・しんたろう)1987(昭和62)年7月8日、京都府生まれの18歳。智弁学園高を経て06年、高校生ドラフト4巡目で楽天に入団。一軍での出場はない。独身。年俸500万円。背番号68。1メートル78、78キロ。右投げ左打ち。
2006.06.05
交流戦【9回裏2死】 ◇開始18時00分 ◇甲子園 |阪神1勝1敗0分け|楽天 0 0 0 0 1 1 0 0 4 6 阪神 0 0 0 0 3 0 0 0 0 3 【楽天】グリン、小倉、吉田、青山、福盛【阪神】杉山、ダーウィン、ウィリアムス、藤川、久保田【ノムさん格別1勝!セ古巣に初笑い!鉄平が逆転タイムリー】(交流戦、阪神3-6楽天、2回戦、1勝1敗、5月31日、甲子園)やっぱり野球は最後の最後まで分からない。楽天が九回、JFKの“K”久保田を打ち砕き、昨年から5試合目にして甲子園初勝利。ヤクルトに5連敗、阪神との初戦にも敗れていた野村監督が、ついに元教え子から初勝利をもぎとった。「ナイスゲーム。方程式を崩したね」。試合前は「阪神とやるときは、野球は六回までだな」と相手リリーフ陣に敬意を表していたノムさんが「野球はゲームセットまで分からないね」。久保田が見せた一瞬のスキを逃さなかった。先頭の沖原が四球で出塁すると、代打に右ひじ痛をかかえる藤井を送った。「あいつはバントが特技だから」。捕手としてマスクをかぶることは無理だが、ベンチにいる以上は仕事をしてもらう。勝利への執念が四球を呼び、鉄平の逆転タイムリー、久保田のタイムリーエラーを呼んだ。3年連続最下位に終わるなど、阪神監督時代にはいい思い出がなかった甲子園。「同じプロだから、ヤクルトと同じやり方で何とかなると思った」。叱責もまじえて選手と接したが、選手に猛反発された。なかには、食堂の入り口で野村監督の姿を見て引き返す選手も。今でこそ阪神の教え子にも感謝されているが、当時は苦労の連続だった。その教訓を生かして指導している楽天の選手たちでもぎとった1勝は、格別なものがある。勝利後には虎党からも祝福の声援を受けた。「あしたで最後? 気持ちよく仙台に帰りたいね」。やはり野村監督にとっても甲子園は特別な場所。連勝に向け全力を注ぐ。試合結果へ ★殊勲打の鉄平を野村監督も絶賛好調の鉄平が、1点ビハインドの九回一死二、三塁で逆転の2点タイムリー。久保田の初球のスライダーを叩きつけると、打球は一塁・シーツの頭上を越えていった。「最低でも1人は返そうと思っていました。阪神ファンの歓声も逆によかったです」とクールな男が塁上でガッツポーズ。野村監督も「鉄平は打撃の基本ができているからね」と絶賛した。★ルーキー・青山がプロ初勝利八回二死の場面で登板し、シーツから空振りの三振を奪ったルーキー・青山(八戸大)が、打者1人でうれしいプロ初勝利。「1点差だったし、逆転してくれると信じていました。実感? これからジワジワくると思います」。福盛からもらったウイニングボールは「(函館の)実家の両親に贈るつもりです」と笑顔。◆来日2度目の先発で6回3安打3失点の楽天・グリン「前回よりコントロールよく投げられたと思う。次は勝てるように頑張るよ」★フェルナンデスが左太ももに違和感ホセ・フェルナンデス内野手(31)が阪神2回戦(甲子園)の六回、二塁から生還した際、左太ももに違和感を覚え、大事を取って七回の守備から交代した。1日の出場は当日の様子をみて決める。■ノムラ監督ダイアリーケガ人続出の楽天。今度は藤井が右ひじを痛めた。「病院にいって注射を打ってきたらしい。抹消するほどではないが、2、3日は無理だな」と野村監督も渋い表情。藤井の右ひじ痛は持病で、5月30日の朝から痛みが出たとのこと。この日から中谷を緊急昇格させて捕手を補強した。 ところが、ケガの功名というべきか、この日からスタメン復帰した礒部が3安打、高須も2安打と活躍。無理なはずの藤井も代打で登場して、貴重な四球を選んだ。暗い話題が多かったが、ようやく追い風も吹いてきた。【ノムさんの“つボヤキ”】(前日5月30日のイースタンで今季初登板した岩隈について)「まあ、アテにせんと待ってますよ。日本語おかしい? アテにしないで待つ。う~ん…」(大丈夫だと思いますが)【投げた岩隈!イースタンに登板、右肩不安かかえ21球】楽天・岩隈はMAX138キロ。140キロ台後半の本調子とは程遠い。セットからとはいえ、左足の上がりも少なく、右腕も低く、腕も振れていないように見えた。楽天ファンが待っているエースの復活は? 楽天・岩隈久志投手(25)が30日のイースタン、インボイス戦(フルスタ宮城)で登板し、1回を打者5人、被安打1、1奪三振、1四球で無失点に抑えた。打者5人、21球で降板。新モーションへの対応がどうかとういうより、右肩不安が先に立ってきたままで、一軍復帰にはまだまだ時間がかかりそうだ。オープン戦初登板が3月21日で、今月24日にフリー打撃に登板。今回の公式戦初登板もセットとはいえ、左足の上がりが低く、腕の振りも鈍く見えた。この日の登板の翌日の回復度などをチェックしてから、今後のスケジュールが組まれることになる。【昨年最終登板からの岩隈】★05年9月25日 最終登板となった日、勝利投手の権利を持って降板したが、後続が打たれ3年連続2ケタ勝利は消え、9勝で自己ワーストの15敗で終えた★同11月11日 来季から禁止される『2段モーション』の該当投手となっていたが、パ・リーグ審判団が視察に訪れた秋季キャンプで約50球の試投。新フォームは合格の判定を受けた★同25日 05年は9勝15敗の成績に終わったが、2年契約の2年目で金額変動はなし。「最低でも15勝9敗」と来季の巻き返しを誓った★06年3月21日 右肩不安で調整が遅れていたがオープン戦初登板。先発して1回を投げ、無安打1四球に抑えたが、球速はMAX126キロで復調には程遠い内容となった★同5月24日 二軍調整中にフリー打撃で登板。3月のオープン戦時は120キロ台だった直球も138キロまで回復
2006.06.01
【楽天・フェルナンデスが逆転3ラン=プロ野球・楽天-広島 】 楽天が逆転で連勝。3点を追う6回、沖原の右中間二塁打で2点差とし、フェルナンデスの11号3ランで一気に逆転した。2番手川井が、移籍後初登板で2年ぶりの勝利。広島は、6回に突然崩れたダグラスが誤算で4連敗。【野村監督が歴代単独6位の1323勝=プロ野球・楽天 】 楽天の野村克也監督は27日、フルスタ宮城で行われた交流戦の広島2回戦で勝利し、上田利治(阪急=現オリックス、日本ハムなど)を抜いて、プロ野球歴代単独6位となる監督通算1323勝(1296敗66分け)をマークした。 5位は西本幸雄(阪急、近鉄など)で1384勝で、1位は鶴岡一人(南海など)の1773勝。【見事な逆転劇に「強いチームの試合」と指揮官】 公式戦:楽天6-5広島(13時00分、フルキャストスタジアム宮城、12,667人) 見事な試合運びだった。トレード移籍したばかりの川井が踏ん張り流れを変え、主砲の一振りで逆転。終盤迎えた最大のピンチも守護神が断ち切り、連日の逆転劇で広島に連勝した。 初回、危なげなく3人で片付けた先発・一場だったが、2回、先頭の新井にレフトスタンドへ運ばれ、1点の先行を許す。なおも四球と2安打で1死満塁とピンチを招くも、石原を三ゴロ併殺打に仕留めピンチを脱する。するとその裏、2死からリック、山下の連打で作った一、三塁のチャンスに山下が二塁へ盗塁。一、二塁間で挟まれる間に三塁からリックが生還して同点に追いつく。 しかし、一場は直後の3回、嶋にライトスタンドに運ばれ再びリードを許すと、4回には二塁打の栗原を置いて、森笠にもライトスタンドへ2ランを浴び、1-4とリードを許した。 一場は4回で降板。5回からはトレードで移籍したばかりの川井がマウンドへ。その川井は5回、6回と四球を与えながらも無失点で切り抜け、打線の反撃を待つ。 打線がその好投に応えたのは6回。1死から西村が遊安。一塁への送球が逸れる間に二進。鉄平倒れ2死となるも、沖原が右中間へ適時二塁打で1点を返す。さらに憲史が死球で一、二塁とすると、フェルナンデスが右中間へ11号3ランを放ち、5-4と逆転に成功。8回には、途中出場の藤井に今季1号が飛び出して6-4とリードを広げた。 2点を守りたいイーグルス。しかし8回、この回からマウンドに上がった河本が捕まる。先頭の嶋に右安、続く新井の三ゴロを山下がエラーして無死一、二塁。ここで前田に右翼線へ適時二塁打を許して1点差。なおも無死二、三塁と続いたピンチに守護神・福盛が登場。福盛は栗原、森笠、井生と3人を片付け、土俵際で踏ん張る。9回も1死から内野安打を許すも、最後は嶋を三振に仕留めて逃げ切った。 「まさに野球はゲームセットまで分からない、ということを絵に描いたような試合だった」と振り返った野村監督。見事な逆転、そして逃げ切りに「こういう勝ち方は強いチームがやること。最下位のチームの試合ではない。こういうことが出来る。選手たちは自分の力を信じてやってくれれば」と終始笑顔で話していた。
2006.05.27
2006/05/26(金) 交流戦▼楽 天-広 島 1回戦 (楽天1勝、フルキャスト宮城、18:00、10114人) 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 計 広 島 0 1 0 1 0 0 0 0 0 2 楽 天 0 1 2 5 1 1 0 0 X 10 【投手】(広)黒田、佐竹、林、フェリシアーノ-倉(楽)グリン、吉田、谷中、有銘、小倉-藤井【責任投手】(勝)吉田14試合1勝(敗)黒田11試合4勝3敗【本塁打】(広)(楽)礒部2号ソロ(2回、黒田)、フェルナンデス10号満塁(4回、黒田)【戦評】 楽天が大勝で連敗を3で止めた。0-1の二回に礒部のソロで同点。三回に2点を加え、四回はフェルナンデスの満塁弾などで5点を奪い勝負を決めた。広島は3連敗。4回0/3で9失点した黒田の乱調が大誤算。攻撃も淡泊で完敗した。【楽天、猛打さく裂 10得点うっぷん晴らし】東北楽天 10-2 広島 東北楽天が今季最多タイの16安打で大勝。前日の無安打無得点の屈辱を振り払い、連敗を3で止めた。 0―1の2回、礒部の右越え本塁打で追いつき、3回1死満塁からフェルナンデスの2点適時打で勝ち越し。4回もフェルナンデスが満塁本塁打を放ち、突き放した。 初先発のグリンは4回2失点とまずまず。2回無失点の2番手吉田が今季初勝利を挙げた。東北楽天-広島1回戦(東北楽天1勝、フルスタ宮城、18時、10,114人)広 島010100000=2東北楽天01251100×=0(勝)吉田14試合1勝(敗)黒田11試合4勝3敗(本)礒部2号(1)(黒田)フェルナンデス10号(4)(黒田)◎礒部同点弾、フェル満塁弾 主軸奮起 4月7日のロッテ戦以来の2けた得点で、悪夢を振り払った。前日のヤクルト戦で無安打無得点試合を喫し、初めて試合後の会見を拒否した野村監督は「今日は満点や」とほっとした表情で試合を振り返った。 前日ともに2三振で、記録達成に貢献してしまった礒部、フェルナンデスの主軸2人が奮起した。 先制された直後の2回、礒部が「完ぺきにとらえた」。広島のエース黒田の148キロ直球を右翼席へ。「昨日のことがあったから。誰かが止めないと」と振り返った31試合ぶりの一撃が、チームを目覚めさせた。 続く3回、1死満塁の好機を築き、フェルナンデスがきっちり中前2点適時打。けん制で刺され、せっかくの一打を帳消しにしかけたが、4回の二死満塁で「失投を見逃さなかった」。黒田の高めの甘いスライダーを左翼席へ運び、「ミスを取り戻せたよ」と喜んだ。 新人西村のプロ初安打もあり、終わってみれば、うっぷんを晴らす今季最多タイの16安打。が、浮かれてはいけない。今季、2けた安打を放って勝った翌日は必ず負けている。「大勝で消えたミスもある。引き締めないと」と池山打撃コーチ。今度こそチームが乗っていくために、27日の試合が大事だ。(小林祐喜)<初先発グリン、まずまずの投球> 新外国人グリンが初先発。最速150キロの直球とスライダー、チェンジアップを武器に4回を77球、7安打2失点とまずまずの内容だった。 「毎回走者を背負ったが、コントロールもよかったし満足している。チームが勝てたことを喜びたい」とグリン。あと1回を抑えれば勝利投手の権利を得たが、「球数を80球と設定していた。目先の1勝よりも、健康な状態で年間を通して活躍することが大事」と、自ら申し出て降板した。 「降板は本人が球数で決めていた。これからの試合も頑張ってもらわないといけないから」と鹿島投手コーチ。「球速はまあまあだが、緩い球も覚えないとな」と注文をつけた。<新人西村、2安打2得点> 初先発した新人西村は、プロ初安打を含む2安打2得点と活躍し「ヒットはたまたま。本当にうれしいだけです」。 先発を告げられてから、初打席に入るまでは緊張したまま。「相手が黒田さんというすごいピッチャーなので、ストライクを3球全部振ろうと考えていた」という。2球ファウルの後、3球目のフォークをピッチャー返し。「(投手の)足元を抜けろと思った」という当たりは中堅へ。 続く3回にも詰まりながらも中前打。マネジャーから初安打のボールを受け取り、「どうしようか」と笑顔を見せながらも、「その後の2三振が課題。これからもしっかりプレーしたい」と初々しく表情を引き締めた。◎高須が死球で途中退場 東北楽天の高須洋介内野手は26日の広島1回戦(フルスタ宮城)の1回、黒田博樹投手から死球を受け、途中交代した。仙台市内の病院で診察した結果、左手甲の打撲で2、3日の安静が必要と診断された。◎野村監督1322勝 通算6位タイ 東北楽天の野村克也監督は26日の広島1回戦(フルスタ宮城)で勝ち、監督としての通算勝利が1322勝となり、阪急、日本ハムなどの監督を務めた上田利治氏と並び、6位タイとなった。 監督としての通算勝利数上位は別表の通りで、1000勝以上は11人だけ。現役監督はソフトバンクの王貞治監督と2人しかいない。 野村監督は1970年から、南海の選手兼任監督として指揮を執り、南海で8年、90年からはヤクルトで9年、99年から阪神で3年監督を務め、今季、東北楽天の監督に就任。リーグ優勝5回、日本シリーズ制覇3回。 野村監督は「大したことない。(最多勝の)鶴岡氏に並んだというなら胸を張るが」と話した。☆イヌワシろっかーるーむ 沖原佳典内野手(途中出場で3安打)「こういう日もありますわ。練習でも、タイミングの取り方とかいい感じになってきた」 吉田豊彦投手(救援で2回無失点に抑え、今季初勝利)「初勝利? いや、そんなのはね。(久々の勝ち試合での登板に)そりゃ、気持ちが違いますよ」 牧田明久外野手(8回、三塁線を破る二塁打で今季初安打)「直球が来たら振ろうと決めていた。ホームランボールだったけど、1本ヒットが出てよかった」
2006.05.27
交流戦【試合終了】 ◇開始18時00分 ◇横浜 |横浜2勝1敗0分け|楽天 0 0 0 2 0 0 6 0 0 8横浜 0 0 0 1 0 2 1 0 0 4【楽天】○愛敬(3勝0敗)、河本、谷中、藤崎【横浜】●ベバリン(0勝2敗)、木塚、佐久本、ソニア、山北【本塁打】内川3号(横)(交流戦、横浜4-8楽天、3回戦、横浜2勝1敗、11日、横浜) “不敗男”がミラクルを巻き起こした。楽天は11日、天敵・横浜を逆転で8-4で下し、ついに今季10勝目。昨年より11試合も早く2ケタ勝利に到達した。ここまで106試合で敗戦投手になったことがなかった愛敬尚史投手(29)が、六回に逆転を許しながらも、直後に味方が猛反撃し、昨年から8連敗中だった横浜に一矢を報いた。八回には野村克也監督(70)があわや退場という猛抗議をみせ、チームの士気は高まる一方だ。試合結果へ ◇やはり、この男には何かがある。不敗神話を続ける愛敬に、またも勝利の女神が微笑んだ。危機を乗り越え、今季3勝目。天運が、昨年から8連敗中だった天敵・横浜の呪いを振り払った。「きょうは最悪。体が重くて、フォームもバラバラでした。記録が続いた? もう(打線に)感謝、感謝です」絶体絶命だった。この日の愛敬は立ち上がりから不安定。一回、いきなり石井に2000本安打を献上するなど、毎回のように走者を背負う苦しい内容だった。味方が2点を先制しながら、四回に1点、六回には2点を失い、逆転を許す。ついに黒星? しかし、野村監督から「神様に愛されている」と讃えられた男のドラマは、ここからさらに展開された。なんと直後の七回、味方打線が爆発だ。同点で回ってきた打席で代打を送られ、無敗記録が107試合に伸びることが確定すると、猛攻が続く。一気に6点を奪って勝利投手まで転がり込んできたのだ。これで、元・広島の清川が持つ114試合の連続無敗記録まであと7。「次は自分の力で勝ちたいですね。悪いときでも粘れるようにしたい」と強運の持ち主は照れ笑いをみせた。「また負けなしか。黒星が(愛敬を)嫌いなんだろうね。愛敬はエースだ」。八回に谷中の危険球退場をめぐって猛抗議し、あわや退場の場面もあった野村監督が、孝行息子をたたえた。「変な記録があるね」と愛敬の記録は、監督も少なからず気にしている。すっかり先発ローテに定着した愛敬が不敗を続けることは、そのままチームの勝利につながる。監督こそが、記録達成を一番願っているに違いない。連敗が5で止まり、チームも10勝到達。12球団でもっとも遅くなってしまったが、昨年の48試合目と比べれば、今年は37試合目と11試合も早い。「ずっと9勝でキュウキュウしていたからね(笑)。去年より早いの? それは進歩だな」と監督の舌も滑らかだ。きょうからは昨年3連勝した相性抜群の中日戦のためナゴヤドームに殴りこみ。さあ、野村楽天の反攻の始まりだ。
2006.05.12
昨日の試合は「あまりにも打てない(工夫が足りない、相変わらずの淡白な打撃人)とあまりにもエラーが多い(プロらしいプレイができていない野手陣)に足をすくわれた」試合であった。とにかく打撃人に「光る打者」「粘る打者」「躍動感ある打者」が見当たらないのが他チームと違うところである。精神的なものなのか・・・とにかく「つながらない」・・・本来持っている「能力」がでていないように思える。その打撃不振がそのまま守備に表れて歯車がかみ合わない・・・プロなら何とかしてくれ・・・!!!5・6・7日三連戦をフルスタに行く・・・是が非とも「勝って」ほしい!!【3-1でオリックスを敗る・・・8勝目】 山村・・・粘投、小倉・・・3人で終らす・・・福盛・・・きっちりセーブ。 やっと、勝ちました。★山村2勝目、打線も先制、中押しで連敗ストップ☆ 公式戦:楽天3-1オリックス(13時00分、大阪ドーム、27,056人) 初回、2安打1四球で作った2死満塁のチャンスを逸した打線だったが、2回1死から、1安打2四球で再び訪れた満塁のチャンスに、今季初スタメンの飯田が右前に適時打を放って先制、さらに吉岡の右犠飛で1点とこの回2点を先行する。 先発・山村は立ち上がりからリズムに乗ったピッチング。3回、4回と先頭に安打を許すものの、落ち着いて危なげなく後続を断つ。 こうなると試合の流れはイーグルス。5回に先頭の吉岡が右安で出塁すると、一ゴロと右飛で2死三塁。ここで佐竹が右前に適時打を放ち1点を追加。その裏には、三塁のフェルナンデスが三遊間の当たりを、沖原が二遊間の当たりをそれぞれ好捕して山村を盛り立てる。 その山村が迎えた最大のピンチは7回。先頭の中村に中安を許すと、谷、ガルシアと連続四球を与え無死満塁。ブランボーを打ち取った1死から、高須の二ゴロの間に1点を返される。しかし、なおも続いた2死二、三塁だったが、最後は代打の早川を打ち取り、最少失点でこのピンチを切り抜ける。 打線はダメを押すことが出来ないが、この2点のリードを勝利の方程式リレーが守る。8回は小倉が先頭に中安を許すも併殺で切り抜け、9回も守護神・福盛が先頭を中安で出しながらも後続を3人で仕留め、3-1で逃げ切った。 連敗を4で止めたが、試合後の野村監督は渋い表情。「山村は立ち上がりと7回ぐらいに気を抜いて自分一人で野球をする。それが彼の課題。打線も残塁が多い。タイムリーが出ない」と指摘していた。【粘投一場報われず 楽天、今季3度目の4連敗】東北楽天 0-1 オリックス 東北楽天は一場の粘りの投球に打線が応えられず、今季3度目の4連敗。 中6日で先発した一場は直球、変化球とも切れがあった。毎回のように走者を背負いながらも、7回2/3を犠飛による1失点だけと好投した。 しかし、打線が拙攻続き。2、5回の無死二塁を、走塁ミスによる併殺とバント失敗で逃すなど、3併殺で好機を生かし切れなかった。オリックス-東北楽天6回戦(オリックス5勝1敗)◇大阪ドーム(18時、16,856人)東北楽天 000000000=0オリックス00000001×=1(勝)デイビー6試合3勝2敗(S)大久保13試合2敗7S(敗)一場7試合3勝4敗「崩れたフォームは修正できた」 先発一場の好投は報われなかった。ここ2戦続けて、早い回で打ち込まれて降板。前回登板後には野村監督が「2軍での再調整」も示唆していた。瀬戸際のマウンドで、7回までオリックス打線を無失点。が、8回に決勝点を許し、「悔しい」とつぶやいた。 この回1死一、三塁から谷が浅い中飛。鉄平の送球がわずかに一塁側にそれ、3走北川が生還した。失策絡みで自責点もなかったが、「詰まらせたんだけど…。中村さんにうまく打たれて一、三塁にした自分が悪い」と振り返った。 ただ、明るい材料もある。「ためをつくることを意識しすぎ、崩れたフォームは修正できた」。次回、4月13日以来の勝利を目指す。中村、3試合ぶり復帰 4月28日の西武戦で本塁に突入した際に捕手と交錯し、左手親指のねんざと診断された中村が、3試合ぶりに「4番・三塁手」で復帰した。 まだ親指には痛みが残るものの、試合前の打撃練習では柵越えを連発。東北楽天3連戦を前に中村監督が「負けられない。失礼ながら、足を救われたらこたえる」と話していただけに、4番の役割を果たそうと気合を入れていた。☆イヌワシろっかーるーむ 鹿島忠投手コーチ(8回途中まで1失点と好投した一場に)「ここ2戦だめだったが、よくなった。だけど、『これで気を抜くな』と伝えたよ」【一場が「気の毒や」ノムさん好投エースに“初めての”気遣い わずかに見えた光が、野村監督の表情を少しだけ和ませた。今季4度目の完封負け。の悔しさをかみ殺しながら、心の中で好投の一場に頭を下げた。「一場はここ2回デキがよくなくて心配していた。彼の好投に気の毒な敗戦。今後、明るい唯一の材料だ」七回以外、毎回走者を背負いながら八回途中まで1失点の好投。前回登板の4月25日のソフトバンク戦(長崎)で四回持たずに9失点。2試合連続のKO劇に試合後、一場再生のために異例のミニキャンプ指令を提案。翌25日には鹿島投手コーチに「二軍に行かせろ」と降格まで示唆した。同コーチとマンツーマンで走り込み、投げ込みに励み、一度は谷底に突き落とした“獅子”は、意地を見せてくれた。それでも二回無死二塁で、続く山崎武の中飛で二走・憲史が飛び出し、併殺を食らうなど、攻撃陣が信じられない凡ミスやサインミスを連発し、得点機を逃す。若きエースの好投を見殺しにしてしまった。「投手が抑えれば打てない。抑えられなければ打つ。負けるときはこういうモンだな」。歯車がかみ合う日が来るまで、野村監督の我慢の日々は続く。◆一場の投球に楽天・鹿島投手コーチ「安定感があったし、これまでよりよかった。でも本人には、これで満足するなと話した」★ミスミス好機逃す二回先頭で二塁打の憲史が、山崎武の中飛に飛び出して併殺。カツノリは犠打を2打席連続で失敗。決勝点も沖原の失策からとミス続出で試合を落とした。カツノリは「一場を助けてやれなかった…」とガックリ。憲史のボーンヘッドには橋上守備走塁コーチが「超ファインプレーならまだしも、イージーな打球で飛び出すなんて」とあきれ顔だった。★岩隈に5・30イースタン登板指令楽天の野村克也監督(70)が2日、右肩違和感で離脱を続けるエース、岩隈久志投手(25)に、30日のイースタン・インボイス戦(フルスタ宮城)での復帰登板を指示したことを明らかにした。岩隈は右肩痛のため3月のオープン戦に1試合登板しただけで二軍で調整を続けている。野村監督は「目標を設定した方がいいということになった。そのとき(30日)までに投げられる状態にしてほしいということ」と説明した。■ノムラ監督ダイアリー野村監督は連敗続きで寝付きが悪いのか、最近よく夢を見るという。 「夢に(かつて南海でバッテリーを組んだ)杉浦(忠、享年66)が出てきてな。それでけさ目が覚めたんだ。紺のスーツに白いネクタイ締めて。お迎えがきたのかな。『またバッテリー組もう』って」 見る夢は、野球の夢ばかり。先日は、オリックス・清原が耳に金色のピアスをつけ登場したとか。 「楽天の選手? そういえば出てこないな」 野村監督が夜も眠れないほど? 期待に胸をふくらむ選手が楽天ナインから出てくることを、願うばかりだ。【ノムさんの“つボヤキ”】(3月のオープン戦で先発・一場が大阪ドームで好投した話をきっかけに相性の話、結婚の話に発展)「結婚というのは忍耐だよ。オレがいうと説得力があるやろ。ウチはオレが譲ってばかりだけどな…」★楽天・斉藤とソフトバンク・松本が交換トレード楽天・斉藤秀光内野手(31)とソフトバンク・松本輝投手(28)の交換トレードが2日、両球団から発表された。投手陣の駒不足に悩む楽天が希望、ソフトバンクも守備力のある内野手を求めていたことから、成立に至った。松本は95年にドラフト2位でダイエー(現ソフトバンク)に入団。140キロ台中盤の直球とシュートが武器で、中継ぎとしてプロ11年間で通算40試合に登板し0勝5敗、防御率5.32。野村監督は「最近はシュートピッチャーは珍しいし、シュートがよければ他の球種を生かすことができる」と期待を寄せた。
2006.05.03
【楽天、今季初連勝 一場、礒部…主役そろい踏み】東北楽天 5―2 日本ハム 東北楽天は一場の粘りの投球に打線が応え、逆転で今季初の連勝。一場は再三得点圏に走者を背負ったが、要所を締め8回2失点で3勝目を挙げた。福盛は連日のセーブ。 打線は0―1の5回、吉岡、山崎武の連続二塁打で同点。なお2死満塁から礒部の左前2点タイムリーで勝ち越した。7回はリックが2点適時打。 日本ハムは先発ダルビッシュが崩れ、5連敗。 東北楽天―日本ハム4回戦(2勝2敗、18時、フルスタ宮城、10,344人)日ハム 000010010=2東北楽天00003020×=5(勝)一場4試合3勝1敗(S)福盛7試合2S(敗)ダルビッシュ3試合1勝2敗◎一場、低め意識し粘投 先発一場が粘りの投球を見せた。昨年9月に投げ合ったダルビッシュとの再戦で成長を見せた。 昨季、札幌ドームでの対決は、ダルビッシュがプロ初完封を飾ったのに対し、一場は制球が定まらず、1回1/3を5失点で降板。「どっちが大卒ルーキーか分からない」と酷評された。 しかし、この日は違った。今回もカツノリとバッテリーを組み「低めを意識して投げる」との言葉通り、直球、変化球とも制球が良かった。 杉山コーチも「際どいところに投げられていた」と評価する内容で、チーム初の連勝に貢献。一場自身も3勝目を挙げ、昨季の勝ち星(2勝9敗)を早くも上回った。「昨年と勝ち負けを逆にしたい」。開幕前に立てた誓いの実現に一歩ずつ近づいている。やるじゃん、楽天。強いじゃん、楽天! エース・一場の力投に、チームリーダー・礒部の意地の一打。すべてがうまくかみ合って、野村楽天がうれしい初の連勝だ。「そういえば初だね。これからも初ものずくしでいきましょう。初の3連勝、4連勝とね」いつもは仏頂面の野村監督も上機嫌だ。開幕5連敗で1勝、その後も4連敗で1勝。かなり歩みは遅かったが、ようやく加速がついてきた。ここからが本領発揮だ。「らしくない調子だったね。心配してみていたよ」と野村監督がいうように一場は決して本調子ではなかった。日本ハムのダルビッシュには、昨年9月18日の札幌ドームでの初対決で完敗。このときはプロ初完封のダルとは対照的に、二回途中3失点で降板という屈辱を味わっている。因縁の相手を意識したのか、制球に苦しんだ。野村監督もベンチで笑顔。どうにか昨年のペースに追いつき、ここからが本当の勝負だ=撮影・春名中しかし、それでも抑えるのがエースの真骨頂。五回と八回に1点ずつを失ったものの8回133球の力投で3連勝。気がつけば西武・涌井、ソフトバンク・新垣と並びハーラートップタイ。「先に点は取られたくなかったけど、ピンチでも粘れました。3連勝? 去年悔しい思いをしてますからね」。早くも昨年の2勝を上回り「悪いなりにまとめていた。悪いなりの投球ができれば、信頼も増しますよ」と、野村監督も頼もしげだ。いいことは重なるもので、さらに野村さい配がズバリ決まったのは礒部の3番起用。ここ2試合は無安打、この試合まで打率.217と不振に苦しんだ。下位打線で使ってきた選手会長を「彼のプライドもあるし、チームへの貢献度もあるからね」と昇格させると、五回二死満塁から逆転の2点適時打。「彼は中心打者ですから。これでノッてくるはず」。悩めるリーダーを蘇らせたのは1勝以上に大きいはずだ。開幕15試合が終了して4勝11敗。連敗街道もなんのその、昨年と同ペースまで追いついた。「チームはボチボチでんな。ひとつひとつ、コツコツとやっていきますよ」と野村監督も手応え。もちろん今年も38勝どまりなんてはずはない。さあ、快進撃の始まりだ。【ピンチでの投球に差 一場しのぎ、一方は崩れる】 ピンチに立たされた5回、マウンドの2人の表情は対照的だった。 一場は1死からの3連打で先制点を奪われた。それでも、焦りの心は顔に表れない。呪文(じゅもん)のように「粘って、粘って」と自分に言い聞かせる。セギノールを直球で三振、稲葉を緩い変化球で右飛に仕留め、最少失点で我慢した。 崩れたのは、4回まで無安打のダルビッシュの方だ。連続二塁打で同点とされた後、自らのバント処理ミスも重なる。際どい球をボールと判定されると、不服そうな表情を浮かべた。捕手の高橋は「いらいらしていた」と見ていた。満塁から礒部に2点勝ち越し打を浴びたのはその直後だった。 昨年9月の「直接対決」では、ダルビッシュが松坂(西武)以来の高校出1年目の完封を飾ったの対し、一場はプロ最短の1回1/3でKO。その悔しさを忘れてはいない。「絶対に勝ちたかった」と冷静な顔の奥で一場は雪辱に燃えていた。8回2失点。やっと思いが結んだ。 チームは今季初の連勝。自身は3連勝だ。「投げる試合は粘って全部勝ちたい」と言う一場は、エースにふさわしい精神力を証明した。【ルーキー捕手・井野が二軍初先発へ-“楽天の矢野”目指す】楽天のルーキー、井野卓捕手(22)が目標を東北福祉大の先輩である阪神・矢野に置き、一軍デビューを目指し奮闘している。東北福祉大在籍時にバッテリーを組んだ巨人・福田聡志投手(22)、楽天・松崎伸吾投手(22)に追いつけ追い越せとばかり、きょう13日のイースタン・リーグ湘南戦(山形)で二軍戦ながらプロ初のスタメンマスクを被る。実戦派の本領を発揮する。“楽天の矢野”を井野がめざす。まずは一軍昇格からだ。「矢野さんのようになりたいです。早く上へあがりたいですし、下でも使ってもらうようにならないといけません」球団創設2年目に入団したルーキー捕手は、二軍で鍛錬の日々だ。背番号は東北福祉大で15年先輩にあたる阪神・矢野と同じ「39」。自分で望んだわけではないが、憧れている理想の捕手の背番号と同じになり、一歩でも近づこうと、レベルアップに取り組む練習に力がこもる。大学時代は仙台六大学リーグでベストナインに3度選出された。日米大学野球選手権にも出場した経験を持つが、楽天入団後はレベルの違いに直面した。練習量も「多いです。倍くらいはやっています。ウエートなどをやって、すべての部分を鍛えています」と戸惑いながら、次へのステップを踏んでいるところだ。イースタンリーグは2試合に出場して3打数1安打。きょう13日の湘南戦(山形)で初のスタメン出場を果たす。松井優典二軍監督は「プロとしての体力をつけるのが一番の課題。だが、使ってみるとキャッチングはいいし、スローイングもいい。実戦向きの選手」と活躍に期待を寄せている。井野は訪れたチャンスに「普段やっていることをしっかりとやりたいです。背伸びをしないように。よくやろうとするとミスが出ますから」と堅実なプレーで存在をアピールしたい姿勢だ。大学でバッテリーを組んだ福田(巨人)、松崎(楽天)の両投手はともに開幕一軍入り。福田は中継ぎで活躍し、早くも2勝を挙げている。井野は「取り残されていますが、焦らずに少しずつでも試合に出れるようになりたいです」と足元を見つめ、着実に前進するというスタンスでいる。福田と松崎がウサギならば、井野はカメか。中日から阪神に移籍し、30代になってから開花した矢野とオーバーラップしなくもない。だが「少しでも多く使ってもらいたいです。安心して見ていられるような選手になりたいです」とのんびり構えた気持ちは毛頭ない。二軍で実績をつくり、野村克也監督から一軍に呼ばれる日を心待ちにしている。■井野 卓(いの・すぐる)1983(昭和58)年11月23日、群馬県前橋市出身の22歳。前橋工3年夏に甲子園出場(2回戦敗退)。東北福祉大3年時には春季リーグ戦で最多打点賞と捕手でベストナイン。日米大学野球のメンバーにも選出された。1メートル80、78キロ。右投げ右打ち。独身。★もう井野は“仙台人”井野は今年、仙台在住5年目を迎えた。大学入学時の2002(平成14)年春、群馬県前橋市から仙台入りした当時は「東北は寒いなぁと思いました」と上州の空っ風にさらされてきた男なのに、気温の違いに驚くことしきりだった。地元の人については「ガツガツきませんが、温かく応援してくれます」と気に入っている。もう“仙台人”の井野は、試合中におくられる声援は、何よりの発奮材料となっている。
2006.04.14
【楽天、日本ハムに連敗で初白星ならず 】 楽天2-5日本ハム(13時4分、札幌ドーム、29,170人) 楽天イーグルスは初回、打線が2死満塁のチャンスを逸すると、その裏、先発インチェが捕まり、1死から四球と二塁打で作った二、三塁からセギノールに犠飛を許し1点の先行を許す。 しかし直後の2回、1死から草野、藤井の連続二塁打で同点に追いつく。さらに鉄平も右安打で続くが、沖原が併殺に倒れてこの回は同点止まり。するとその裏、インチェが2死二、三塁からマシーアスに中前へ2点適時打を浴び、再びリードを許す。 ところがこの日は打線がすぐに取り返す。3回、先頭の礒部が二塁打で出塁すると、1死後に吉岡が右安打でつなぎ、山崎(武)の犠飛で2-3と1点差に追い上げる。 3、4回と無失点で切り抜けたインチェだったが5回、マシーアスに二塁打を許し犠打で三進させた1死三塁でインチェは降板。この後有銘がマウンドに上がるが、小笠原の適時打、セギノールに適時二塁打を許し2点を献上、2-5とリードを広げられる。 打線は7回、2本のヒットで無死一、二塁とチャンスを作るも、日本ハム投手陣の継投にかわされ、結局2-5で敗れ、開幕2連戦は連敗スタートとなった。 試合後「今日の敗因は私。指示と継投の人選を間違った」と振り返った野村監督。2回、2死二、三塁からマシーアスに適時打を打たれた場面での指示と、5回にインチェから有銘にスイッチした場面を振り返って悔やんでいた。【敗因は自分にある 野村監督】 開幕2連敗となった野村監督は「きょうの負けは私。敗因は指示と継投の間違い」とぶっきらぼうに言い放った。 2回2死二、三塁でマシーアスに2点打を浴びた場面は、際どいコースを突いてカウント0-2になったら歩かせて坪井勝負だったが、うまく指示が伝わらず、0-1から痛打された。さらに5回1死三塁で起用した有銘は連続適時打を浴びて「人選を誤った…」と嘆く。 初勝利はお預け。社会人シダックス監督時代に自身が育てた武田勝にプロ初勝利を謙譲する、皮肉なおまけもついた。(札幌ドーム)【開幕待ち遠しかった 楽天応援ツアー200人結集】 東北楽天の開幕戦が行われた25日の札幌ドームには、本拠地・仙台などから約300人の東北楽天ファンが結集、球団創設2年目のスタートを大声援で鼓舞した。 日本ハムファンで埋まったスタンド。官民の支援組織「楽天イーグルス・マイチーム協議会」が企画した応援ツアーに参加した約200人は、えんじ色の帽子やユニホームを身に着け、一塁側内野席に陣取った。 球春の到来に、仙台市宮城野区の会社員片桐圭介さん(31)は「開幕戦が待ち遠しかった」と興奮を隠せない様子。「弱いチームなりの戦い方が見たい。選手たちは最後まであきらめずにシーズンを戦い抜いてほしい」と期待した。 若林区の主婦阿部松子さん(55)と大学生弥恵子さん(22)の親子は2年連続で開幕戦を観戦。「野村克也監督の采配(さいはい)で今年は最下位脱出を」と松子さん。弥恵子さんは先発のマウンドに立った一場靖弘投手(23)に、「簡単に崩れた昨年に比べ、粘りが出てきた。期待できそう」と熱いまなざしを送った。 先制を許した東北楽天が同点にすると、声援も一気にヒートアップ。しかし、勝ち越された後は打線が振るわず、敗戦にはため息も漏れた。 仙台市出身で千葉県船橋市に住む会社員阿部利夫さん(39)は、外野席で応援団約100人とともに声をからし、「打線は歯車がかみ合い出せば、どんどん上向くはず」と巻き返しを確信していた。
2006.03.26
【一場、負けたけど満足感も 楽天】 黒星を喫したものの、2年目の一場が堂々のマウンドを見せた。 140キロ台後半の直球に伸びと威力があり、6回を3失点。「緊張はなかったです。粘れましたし、いい経験ができました」と満足感を漂わす。 ただ、1回は2死から小笠原に初球の失投を本塁打され、4回は先頭打者の四球が2失点のきっかけとなった。「あれがなければ」と自分を戒め、「ことしは先発の試合で安定した投球をしたい」と意欲を語った。(札幌ドーム)【楽天、一場が6回3失点も打線沈黙で黒星発進】 楽天1-3日本ハム(13時2分、札幌ドーム、42,393人) 気合の入った立ち上がりを見せていた初開幕投手の一場だったが、初回2死から小笠原にライトスタンドへ運ばれ1点の先行を許す。 一方、打線は日本ハム先発・金村から3回まで毎回四球の走者を出すものの、ノーヒット。しかし4回、先頭の礒部が右前打で出塁すると、1死後吉岡も右前に運んで一、三塁。ここで山崎(武)が左前に適時打を放ち同点に追いつく。 ところが今度は2、3回と無失点で切り抜けていた一場が踏ん張れない。4回、先頭のセギノールを四球で歩かせると、稲葉に右中間へ適時三塁打を許して1点リードを許す。さらに1死後には高橋にも適時打を浴び、1-3と点差を広げられた。一場は5、6回と持ち直し無失点で切り抜けたものの、結局、6回を3失点でマウンドを降りた。 この後、ルーキーの青山が7回から登板。日本ハム打線を無失点に封じるも、打線が日本ハム投手陣から得点を奪えず、1-3で逃げ切られた。 開幕戦を白星で飾れなかった野村監督。「開幕戦は選手も緊張していただろう。緊張をほぐすには得点を取ることだけれど、得点が取れなかった」と金村を打ち崩せなかった打線を嘆きながらも「開幕戦としては合格。収穫がなかった訳ではなかった」と振り返っていた。
2006.03.25
【師弟対決は終盤突き放した楽天に軍配】オープン戦:楽天9-7ヤクルト(13時、神宮、3,565) 楽天は打線がつながり15安打9得点。逆方向への打撃で突破口を開いた。林英傑が4回4失点、金田は3回3失点と先発枠を狙う両投手は課題を残した。ヤクルトのガトームソンはカウントを取る球を狙われ、5回途中7失点の乱調。◇オープン戦 ヤクルト-楽天(13時、神宮、3565人) 楽 天 031 030 020-9 ヤクル 110 230 000-7 ▽勝 金田2試合1勝1敗 ▽S 小山8試合4S ▽敗 田中充3試合1敗 ▽本塁打 土橋1号(1)(林英傑)山崎武1号(2)(ガトームソン) 楽天イーグルスは19日、神宮球場でヤクルトとオープン戦を行い、終盤に突き放したイーグルスが打ち勝った。 野村監督と古田兼任監督の師弟対決が注目されたゲームは、立ち上がりから点の取り合いとなった。イーグルス先発・インチェは、初回2死から宮出を歩かせると、ラミレスを打ち取るものの、この打球をRショートが落球して先制を許す。 しかし、2回に打線が取り返す。2死二、三塁から沖原が2点適時二塁打を放ち逆転。さらに鉄平の適時三塁打で3-1。インチェはその裏、土橋に一発を許すものの、4回には礒部、フェルナンデス、吉岡の3連打で1点を追加し4-2とリードを広げる。 3回は無失点に切り抜けたインチェだったが、4回、ラロッカ適時二塁打、さらに1死三塁から古田に犠飛を許し、4-4の同点に追いつかれる。インチェはこの回で降板。直後の5回、山崎(武)の1号2ラン、沖原犠飛で7-4と再びリードするも、その裏2番手・金田が2死満塁からラロッカに3点適時二塁打を許し、7-7で前半を終えた。 6、7回と両チームとも中継ぎ陣が踏ん張り0が並んだが、終盤の8回にゲームが動いた。代打の佐竹が左安で出塁すると、1死二塁から礒部が適時三塁打、さらに山下も中前に適時打を放ち9-7とリード。8回は小倉、9回は小山が締めて逃げ切った。 好調が続く打撃陣だが「打線はいいけれど、開幕までこの状態が続くか心配」と野村監督。7点を失った投手陣については「今日はこの風だから勘弁して」と話しながらも、「四球が多過ぎる」と憮然とした表情を見せた。【初の師弟対決は打ち合い、野村・楽天が制す】 楽天9―7ヤクルト(オープン戦=19日)――楽天・野村、ヤクルト・古田両監督による初めての「師弟対決」は、同点の八回に連打で勝ち越した野村・楽天が制した。 試合前、古田監督が「新米監督なので勉強したい」と言えば、野村監督は「(相手を意識するのは)ある程度、戦える戦力ができてからの話」と、互いにけん制。 古田監督は「7番・捕手」で先発出場、四回に自ら犠飛で打点を挙げる活躍を見せたが、両チームの投手陣が制球難から大量失点するなど、“第1ラウンド”は大味な試合で終わった。【楽天・山崎は野村監督を見返す?1発】 楽天は4-4の同点で迎えた5回1死一塁から、山崎武がレフトポールの上部直撃の勝ち越し2ランを放った。96年に本塁打王に輝くなど、中日時代に活躍した主砲を野村監督は「神宮ではよく打たれたわ。味方になると頼りないけど」と皮肉っていたが、それを見返す、1発ともなった。【楽天ルーキー躍動 5回集中打で逆転】東北楽天 5―2 ロッテ 東北楽天が5回、集中打で鮮やかに逆転した。1―2で迎えたこの回、先頭の山崎武が右前打し、続く吉岡が右中間に三塁打を放って同点。さらに河田が中前に運んで勝ち越した。この後、犠打、鉄平の右越え二塁打、草野の内野安打などで2点を追加した。 初先発の新人松崎はスライダーを武器に粘りの投球。6回を7安打2失点(自責点1)に抑えた。 ロッテ―東北楽天(13時、千葉、10,747人)楽 天000140000=5ロッテ110000000=2(勝)松崎4試合1勝(S)小山7試合3S(敗)久保3試合1勝1敗◎河田ら大きな戦力に 久しぶりに白星を挙げた東北楽天。昇格したばかりの20代後半の即戦力ルーキーたちが、勝利に貢献した。 打線が久々につながった5回。1点を取って同点に追いつき、なお無死三塁。ここで26歳河田(三菱重工長崎)がフォークを中前に運んで勝ち越した。さらに無死一塁で、オープン戦初出場の29歳山崎隆(NTT西日本)がきっちりと犠打。この後、4点目が入った。「最低限の仕事はできた」と安堵(あんど)の表情の山崎隆。 仕上げは同じく29歳の草野(ホンダ熊本)。2死からしぶとく内野安打を放ち、貴重な5点目を呼び込んだ。4回には、無死一塁からのエンドランのサインに、ベースカバーに入った遊撃手の逆をつくゴロを打って左前打にしている。「『狙って打ったなら満点』と監督に言われた」と笑顔で打ち明けた。守りでも安定感のある堅実な動きを見せた。 三塁フェルナンデスが失点につながる失策を犯し、野村監督は「シーズンを考えれば、フェルナンデスは指名打者。(草野ら)新人にもチャンスは回る」と言う。開幕まで1週間。懸命にアピールする「遅れてきた新人」たちが、東北楽天の大きな戦力になってくれそうだ。(安達孝太郎)<松崎、粘って6回2失点> 先発した新人の松崎(東北福祉大)が6回2失点で、先発ローテーション入りをアピールした。4回を除いて走者を背負ったが、「持ち味の粘りの投球ができた」と大量点を許さなかった。 序盤、ボールが高めに浮いたが、ワインドアップから、セットポジションに変更。4回以降は「投球テンポも速くした」。悪いながら立て直す能力を見せた。 「先発陣に加わるかどうかのボーダーライン」(野村監督)の状況だが、本人は「ロッテはいい打者がそろっている。抑えて自信になった」と手応えをつかんだ。<好調鉄平、打撃改良が成果> 鉄平が好調を維持している。2安打1死球で、1番打者の役割を果たし、うち1安打は5回二死二塁からの貴重な適時二塁打。「甘い球だったから、逃さず打った」と胸を張った。 キャンプ序盤から上川打撃コーチとバッドのヘッドを頭の後ろで固定する打撃改良に取り組んだ。その成果で「球を引き付けて打てるようになった」と言い、打球の威力が増している。 オープン戦も残り3試合。「しっかりアピールして、開幕先発出場を狙いたい」と誓った。☆イヌワシろっかーるーむ 小山伸一郎投手(9回、4番手で登板し、3者凡退に打ち取る)「マウンドでゆとりというか、気持ちを抑えることができている。ストッパー? やれるのならやりたい」 吉岡雄二内野手(5回、右越え適時三塁打)「つなぐことを考えていたけど、チェンジアップにうまく体がついていっる。
2006.03.19
【楽天、益田の第1号も実らず オリックスと引き分け】オープン戦:楽天5-5オリックス(13時、大阪ドーム、2,602人) 前日にオープン戦初勝利を飾った楽天イーグルスは、大阪ドームでオリックスと対戦。一進一退の攻防となった試合は、8回に益田のオープン戦チーム第1号となる勝ち越しアーチが飛び出し、さらに同点とされた後の9回にも憲史のタイムリーでリードを奪ったが、その裏に同点に追いつかれ、規定により5-5の引き分けに終わった。 楽天は初回に1点を先制すると、5回には礒部のタイムリーで1点を追加。5回まで中村、清原らを擁するオリックス打線を零封していた有銘が、6回に4安打を浴びるなどで2点を許し、同点に追いつかれる。 7回に両チームとも1点を加えて迎えた8回、益田がオリックスの4番手・萩原から値千金となるソロアーチを放ち、勝ち越しに成功。しかし2番手の徳元がその裏にソロ本塁打を浴び、またも試合を振り出しに戻される。9回にも憲史のタイムリーで1点を奪ったが、3番手の佐藤がそのリードを最後まで守り切れずに、結局引き分け。連勝はならなかった。【岩隈、ブルペンで50球 楽天居残り組、仙台で再始動】 オープン戦に同行しない東北楽天の選手が、沖縄県久米島町の2軍春季キャンプから戻り、仙台市の東仙台球場で8日、再始動した。岩隈久志投手は春季キャンプ後、初めてブルペン入りし、バワーズ投手は投内連係をこなした。 岩隈は捕手を立たせたまま、セットポジションで約50球。5分程度の力で、まだ球に威力はないものの、「感触は良くなっている」。右肩痛の克服、二段モーションの修正と課題を抱えるが、「監督に言われた通り、オープン戦最終戦(21日・ロッテ戦)の登板に照準を合わせている」と前向きに話した。練習後は入念に右肩のマッサージを受けた。 バワーズは母親の病気で一時帰国し、春季キャンプにほとんど参加できなかった。「体はまだ75%ぐらいの出来で、肩の仕上がりはまだ」と言う。「まずは下半身を強化し、次に投内連係やバントシフトの練習で試合に対応できる体をつくる」と話すが、25日のパ・リーグ開幕に間に合うかどうかは微妙な情勢だ。【記録で振り返る野村克也 67年、5度目の全試合出場達成】明晰な頭脳と非凡な打撃の印象が強い野村選手だが、たぐいまれな“鉄人”ぶりは特筆もの1965年に三冠王になり、日本のプロ野球の本塁打王の地位についた野村克也だが、相変わらず休み知らずである。66年にはまたしても133試合全部に捕手として出場した。57、62、63年に続く4度目になる捕手としての全試合出場だ。これをずぬけた実力の持ち主の一言では片づけることはできない。プラス不屈の闘志である。66年8月28日に神宮球場で行われた東映戦ダブルヘッダー第1試合の二回表に、野村は森安敏明投手の投球を左耳の下にぶつけられて昏倒(こんとう)した。森安は新人投手で、この年4月13日の南海戦でシュートを武器に、プロ野球史上15人目の初登板完封でデビューした。その得意の鋭いシュートボールを受けた野村はしばらく倒れたままであったが、ベンチで手当てを受けると、スタスタ一塁に歩いた。当の野村は「しばらく耳のあたりがジーンとしていたが、別に頭が痛いわけでもないので試合に出た」と語っていたが、左耳のあたりは血で汚れてはれていた。今なら大事をとって退場が普通であるが、野村は第1試合に最後まで出たばかりか、第2試合にもフル出場。この年の130試合のうち、野村捕手の姿が南海の出場メンバーから消えたのは、7月27日の東映戦の七回から九回までの3イニングだけ。六回を終え南海が10対0と大きくリードしていたので、高橋博にマスクを譲ったときである。翌67年も5度目の全試合出場し、2年続けて本塁打、打点の二冠王だ。しかし、68年開幕2日目の4月7日に右足首をねんざしたため、65年10月12日からの連続出場は277試合でストップした。このときでも「全治10日間」の診断であったのに、5日後の4月12日には4番・捕手で戦列に戻っていた。
2006.03.09
【野村楽天、オープン戦6戦目で待望の初勝利!】オープン戦:楽天5-2横浜 (13時、高松、1,487人) 楽天イーグルスは8日、高松で横浜とオープン戦を行い、初回に一挙4点を奪うと、最後までリードを保って5-2で勝利。野村監督体制の下、オープン戦6試合目にして待望の初白星を挙げた。 楽天は初回、無死満塁のチャンスを作ると4番のフェルナンデスが走者一掃の適時二塁打を放って3点を先制。なおも吉岡の内野ゴロの間に1点を追加し、この回4点を先制した。投げては、オープン戦初登板の小倉が4回2死までパーフェクトに抑えるなど、4回を2安打1失点(自責点はゼロ)。2番手の山村も4イニングを投げて許したのは1点のみと横浜打線を封じた。 初勝利に近づいた楽天は8回、代打・竜太郎の適時二塁打で1点を追加すると、9回に小山が一発出れば同点のピンチを招くも、これを何とかしのいで、野村監督に初勝利をプレゼントした。【野村監督、嬉しい初白星 苦言忘れずも表情緩む】 1回、先頭の森谷が四球で出塁すると、2番・酒井が内野安打、さらに3番・礒部も四球で出塁して無死満塁に。ここで4番・フェルナンデスが走者一掃のタイムリー二塁打を放ち、3点を先制した。さらに6番・吉岡の遊ゴロの間にフェルナンデスが帰還し、初回にいきなり4得点。また、2点差に迫られた後の8回には憲史、益田、竜太郎と、代打出場の3選手が連打で起用にこたえ、竜太郎の二塁打で代走・西村が貴重な追加点となる5点目のホームを踏んだ。 投げてはオープン戦初登板となる先発の小倉が、3回までパーフェクトピッチング。4回に2安打を許して1点は失ったものの、好投を披露する。さらに1日のソフトバンク戦で4回を零封した2番手・山村も、6回以外はいずれも3者凡退に抑えて4イニングを1失点。2戦続けて結果を出した。 待望のオープン戦初勝利に選手たちは笑顔を見せ、試合終了後はベンチ前でハイタッチを交わしたが、野村監督は「ぴんとこない」と、この列に加わらず。さらに「オープン戦で勝って喜んでいるようじゃ駄目」と厳しいひと言を残したが、それでも前日までとは違う柔らかい表情で球場を後にした。
2006.03.08
【初対決タイガース岡田とイーグルス野村が“舌戦】 7日の阪神-楽天戦(甲子園)を前に、初対決となる阪神岡田彰布監督(48)と楽天野村克也監督(70)が6日、“舌戦”を繰り広げた。野村監督は99年から阪神を指揮したが、3年連続最下位。その時の2軍監督が、岡田監督。いわば、上司と部下だった。 野村監督は楽天監督就任後「バント、ヒットエンドランを使わない? 何を考えとるんや。変わり者やからな」と、岡田采配を“挑発”。言いたいのは小技や手堅い作戦の必要性だが、この日、「やらんのも戦法やろ。それに、やって当然という立場ではやるワケやしな」と逆襲に転じた。強攻策には好機拡大と併殺などの明暗が待ち受ける。しかし「マイナス思考」は「ゲッツー打ってこい!」と指示し、選手の力を最大限に引き出そうという岡田野球の敵なのだ。 さらに楽天の現状に、2軍監督として現チームの礎を築いた経験から「補強というても簡単やない。(野村さんも)2軍監督を3年ぐらいやったらええのにな」と、2軍から選手をつくり上げていく長期的な楽天強化策も“提案”した。 この日、指揮官として5年ぶりに甲子園に戻った野村監督。直接会う機会はなかったが「大監督さまだから、近寄れないよ」とまずはけん制。「2軍監督のススメ」を伝え聞くと「おれが監督のとき勝てへんかったから、いま優勝してそう言っとるんやろ。おしゃべりやな。何さまのつもりや」と、珍しく熱くならず、大人の対応。オープン戦5試合目で初勝利がかかるが「阪神には太刀打ちできないよ」と笑わせた。本音か建前か。新たな因縁対決へ、心理戦の前日だった。【野村「何様や」Vs岡田「二軍監督3年やればいい」】 楽天・野村克也監督(70)=元阪神監督=が7日、5年ぶりに甲子園球場で采配(さいはい)。かつての上司を迎えた阪神・岡田彰布監督(48)は、試合を前に楽天を強くする方法を問われ、「野村サンが二軍監督を3年ぐらいやればええことよ」と挑発。これには野村監督も「何様のつもりや」と怒り心頭の様子だ。グラウンドレベルではともかく、岡田Vs野村は今後も、楽しませてくれそうだ。 岡田監督が「いつかオレを認めさせたい」と思っている上司の1人が星野仙一前監督(現シニア・ディレクター)。そして、もう1人が「岡田は何も考えていない」とボロクソに言い続けている野村監督である。 実は岡田監督、オフレコの宴席などでは、野村監督を酒のサカナにすることはあった。だが、何といっても相手は球界の大先輩。なおかつ現役、監督時代に数々の実績を残している人だけに、公の場では沈黙を貫いていた。それが監督同士での初対決を前に、ついに“解禁”となった。 「一軍選手にもボヤくやろ。戦力になると思って一軍に呼んだ選手にボヤいてもしようがないと思うんやけど。戦力がない? そんなの(監督を)引き受ける前からわかっていることよ。だから多少ミスしても目をつぶって使い続けることやな」と用兵術をひとくさりした後、話は野村楽天の強化策に。 「楽天を強くするためにはフロントの協力が必要。つまり、外国人補強か、若い選手を育てていくしかない。だから二軍が大事なんよ。野村サンが二軍監督を3年ぐらいやったら」とズバリ言い切ったのだ。 前年度リーグ制覇を成し遂げた監督だけになかなか豪気な発言だが、これにはちょっとしたウラがある。野村監督は田尾楽天時代同様、二軍監督に松井優典氏(元阪神ヘッドコーチ)を指名しており、これが楽天の弱点、というのだ。 「岡田監督は(阪神監督時代の)野村さん以上に、松井さんに不信感を抱いていたんです。あの人は野村さんのご機嫌取りしかしなかった、というのが岡田監督の口癖でした」と現場関係者の1人。ただでさえ他球団に比べると戦力が落ちるうえに、若手戦力が実力を発揮しづらい環境なのでは、というのが、岡田監督の野村楽天評なのだ。 だが、それを差し引いても刺激的な発言には違いない。報道陣から岡田発言を伝え聞いた野村監督は、「まあ大監督サマだからな。二軍監督がいいって? おしゃべりやなあ。何様のつもりや。まあ、あいつが二軍監督をしていてオレが監督のときに全然アカンかったからな。去年、優勝したのは(若手育成をした)二軍監督がすごかった、と言いたいんやろ」と不快感を隠さない。 振り返れば、野村監督が阪神監督時代だった99-01年の3年間、散々ケチをつけられ、フロント主導による一軍コーチ就任要請を拒否、二軍監督に居座り続けるなど、野村さんを毛嫌いした岡田監督。昨年末、楽天監督に就任してからも、「岡田はバントをやらん」「ミーティングもやらないらしいわ」「性格もちょっと変わっている」と講演などでボロクソに話しているのは関係者を通じて知っている。 ひげ面の西武・伊東監督を「ゴロつき」呼ばわりした野村監督。岡田監督は5日の西武戦(倉敷)で伊東監督とアイサツした際、「たまらんわ」とグチを聞かされたそうで、仕返しの機会を狙っていたのも事実だ。 別に、格闘技のマイクパフォーマンスのレベルまでは望まないが、戦いの場なのだから、「愛」をささやかれるより、子供じみていようがケンカの方がよっぽどおもしろい。両監督には、これからも丁々発止の舌戦を心から期待する。【楽天、11安打放つも無得点 阪神に完封負け】 オープン戦:楽天0-4阪神 (13時、甲子園球場、4,391人) オープン戦初勝利を目指し、甲子園球場での阪神戦に臨んだ楽天イーグルスは、先発の朝井が5回を3安打、無失点と好投。しかし、両軍無得点のまま迎えた6回、2番手でマウンドに上がった谷中が3ランを浴びるなど4点を失うと、打線も11安打を放ちながら得点を奪うことができず、0-4の完封負けを喫した。【楽天・敗戦も朝井が好投】 楽天朝井秀樹投手(22)が敗戦の中でも、キラリの好投を見せた。6日、阪神戦(甲子園)に先発し、5回を3安打無失点。昨季セ・リーグ覇者に二塁を踏ませなかった。 先月25日のロッテ戦でオープン戦開幕投手を任されながら、5回9失点と炎上。野村監督に酷評されていたが、この日は「ナイスピッチングと言われました」と喜んだ。走者なしでもセットポジションにしたことで、四球は2つと制球が安定した。 好投にも「相手はぼくのことを知らないですからね。開幕投手? 考えたこともないです」と謙虚だった。【楽天 フェルナンデスら合流 甲子園練習】 東北楽天ナインは6日、阪神とのオープン戦(7日)に向けて甲子園で練習を行った。この日からフェルナンデス内野手と小倉恒、谷中真二、戸叶尚の3投手が合流した。 雨天のため、野手陣は室内練習場で、ティー打撃やマシン打撃などの軽めのメニューをこなした。 投手陣は7日先発予定の朝井秀樹、8日の横浜戦(高松)で先発予定の小倉両投手らがブルペンで投げ込んだ。抑え候補の小山伸一郎投手はフォーム修正のため、240球の投げ込みで入念に調整した。<背番号変更の小倉「活躍したい」> 6日にオープン戦帯同メンバーに合流した小倉は、ブルペンで直球に変化球を交えて約90球投げ込んだ。5日まで沖縄県久米島町での2軍キャンプで調整を進めていたベテランは「状態はいい」と笑顔を見せた。 8日に先発する予定。若手投手陣がこれまで結果を出せていないだけに、期待も大きい。昨年、いったん戦力外通告を受けた後トライアウトで再雇用され、これを機にオリックス時代からの背番号27を13にした。愛着はあったが、「心機一転」変えたという。「(新しい)『13』で活躍したいですね」。穏やかな表情の中にも、闘志をにじませた。【イーグルス教育リーグ開幕、ルーキー片山の実戦デビューはいつ?】 野村監督が久米島キャンプで注目したルーキー片山。マウンドに立つ日も近くなっているきょう7日、楽天のイースタン・リーグの初戦が行われる。午後0時30分から東京・大田スタジアムで、相手はロッテ・マリーンズ。19日のロッテ戦まで12試合が予定されている。 5日に二軍キャンプを打ち上げた際に松井二軍監督は「テーマであった『基本プレーの再確認』『体力強化』『団体競技という中での個人の能力を発揮出来る選手になる』この課題に向けて順調に成果をあげることができた」と語っていた。 ここまで一軍のオープン戦での戦績は芳しくないが、二軍で調整中のベテランや高校生ドラフト1巡目指名で入団した片山博視投手らが開幕までどう仕上げていくかが注目されるところだ。この教育リーグを終え、仙台に戻って建設された寮に入ることになる。
2006.03.07
【イーグルス投手陣自滅・11四球12失点】広島 12―1 楽天東北楽天は登板した5投手が計11四球と自滅し、広島に12失点。先発徳元は初回、栗原に左越え2ランを浴びると、2、3回にも押し出しを含む5四球などで崩れ、3回を5失点。4回に急きょ登板した松崎は栗原に、5回の有銘は新人の梵にそれぞれ無死から3ランを打たれた。攻撃では広島の細かい継投の前に、5安打で1得点だけだった。もちろん手をこまぬいているわけにはいかない。オープン戦4試合で35失点の現状に指揮官は「投手の数が足りない。うちはどういうわけだか28人しかいない。1、2人使えそうな投手を獲らないと」と緊急補強を訴えた。米田球団代表も「監督がそう言っているのなら、その方向でいきたい。以前からリストアップはしている。外国人になると思う」と新外国人獲得に動く方針を示した。【徳元、有銘・精神面の弱さ露呈】弱気の投球が傷口を広げ、試合を壊した。オープン戦初登板となった先発徳元と3番手有銘。首脳陣が先発投手の編成に頭を痛める中、ローテーション入りへのチャンスを生かせなかった。徳元は初回にいきなり2失点した上、2回が悪かった。2四球と失策で1死満塁からボールが先行し、押し出しで3点目を献上。3回5失点の内容に「四球からリズムを崩した。見えない力みがあった」と振り返った。有銘も5回、先頭打者からの3連打で3失点。6回は下位打線に四球を与えるなどして1点を失った。無駄な四球で崩れるパターンに、鹿島投手コーチは「2人とも、ブルペンでできていることができない。打たれるのを怖がっている。投手有利なのに、打者主導になっている」と精神面の弱さを原因に挙げた。「打たれ方が悪い。徳元、有銘には、ある程度やってもらわないといけないのに、ショックだ」と野村監督。「投手の数が足りない。光が見えない」とぼやきも最高潮に達した。開幕まであと3週間。残された機会は少ない。「次回は絶対結果を出したい」(徳元)「(次は)何とか抑えないと」(有銘)と2人とも言葉少なに球場を後にした。【初マスクの新里、反省しきり】「失敗しました」。オープン戦で初めてマスクをかぶった新里は、がっくり肩を落とした。野村監督がリードのミスを指摘したのが、初回の1死一塁で栗原(山形・日大山形高出)に先制2点本塁打を浴びた場面。先発徳元が1―1から投じた3球目のシュートが内角に甘く入った。「内角を攻めようとしたのですが…」とうなだれたが、野村監督は「あんな緩い球を内角に放るなんて、セオリーから外れている」とおかんむり。6回までマスクをかぶり続けたものの3投手がことごとく打たれ、「投手が悪いときこそ、きちんとリードしないといけない」と唇をかんだ。【イヌワシろっかーるーむ】青山浩二投手(7回に登板し無失点)「(無失点には)満足していますが、2四球を出したことが反省点。プレートを踏む位置を変えたことで、感覚が微妙にずれている面もあります。(11日の2軍の教育リーグ登板に)試合のつくり方を学びたいです」【松崎、1回3失点の洗礼浴びるも評価変わらず 】ここまでオープン戦2試合に登板。通算2回を投げ無失点だった新人の松崎が、3戦目で広島打線から手痛いプロの洗礼を浴びた。4回に2番手としてマウンドに上がった松崎だが、先頭の梵に四球を与えると、続く東出には内野安打を許して一、二塁。ここで3番・栗原にスライダーを左中間スタンドへ運ばれた。ガックリと肩を落とす松崎は、これがオープン戦3試合目にして初失点。この後も4番・嶋にヒットを許したが後続の3人はなんとか抑え、1回3失点でマウンドを降りた。今日のマウンドは急きょ上がったものだった。「予定に入っていなかったんじゃないのかな。(先発の)徳元は5回を予定していたから」という野村監督の松崎に対する評価は3失点にもかかわらず変わらないが、それでも本人は「(急な登板は)言い訳にならない」とキッパリ。「打たれたのはスライダー。どんな状況でも、マウンドに上がったらしっかり役割を果たさないといけない」と振り返っていた。
2006.03.05
【野村監督も満足、5回3失点の一場 】初回、西武の新外国人・リーファーに2ランを浴びたものの、2回以降は無失点。2年目を迎えた一場にとって、オープン戦初登板は上々の内容となった。5回を投げて6安打、7奪三振。初回の3安打、あとの4イニングで与えた3つの四球が気になるが、走者を出しても後続を断って無難に切り抜けたことが成長の証だ。唯一の失投は、新外国人へ探りを入れるボールが甘く入ったもの。「外国人への初球、あの1球だけだったな」と野村監督。それ以外はマスクをかぶった藤井の配球をぼやいたことをみても、一場の出来には満足している証拠だろう。しかし、一場自身は決して満足していない。「変化球で抜ける球がある。上半身と下半身のバランスが悪い」と反省する。自慢のストレートは145キロを超えなかったが、その分、110キロ台の変化球を織り交ぜ、緩急をつける「ニュー一場」を見せることができたのは、今後に向けて好材料だ。エース岩隈が2段モーションからのフォーム改造に手間取ってファームで調整中。成長株の朝井もオープン戦初戦で5回9失点と、先発陣は不安を抱えている。その中で、一場の潜在能力の高さは、自他ともに認めるところ。本人も「自分が中心になってやっていく。そのためにはまず、ローテーションに入らないと」と自覚を見せる。2年目の今季、投手陣のカギを握るのは、この男しかいない。【追試不合格…2試合連続で乱調の渡邉がファームへ】1日のソフトバンク戦に続いてマウンドに上がった渡邉に、厳しい結論が待っていた。前回は3四球と制球が乱れ、イニングの途中でマウンドに出向いた野村監督直々に交代を告げられた。連投で臨んだこの日の西武戦も、連続四死球を献上。結局、打者10人に対して37球を投げ、4安打2四死球で7失点という内容に、中村に3ランを浴びるおまけまで付いて「追試」に不合格。とうとうファーム行きを命じられた。「(現実を)受け止めて、しっかりやっていきたい」と、絞り出すのがやっとの渡邉。社会人出と大卒の違いはあるが、同じ2年目の一場が上々の内容だったのとは対照的な結果に、うなだれるしかなかった。これまで鹿島投手コーチは2年目の左腕を評価してきたが、さすがに「あかん、話にならん」とお手上げの様子。昨年のオープン戦で貼られた「ノミの心臓」というレッテルは、またしても払しょくできなかった。昨季のオープン戦でも、四球に暴投も相まってファーム行きを命じられ、一軍デビューは6月1日の横浜戦までずれ込んだ。野村監督も「渡邉? 別に言うこともない。実力通りだろ」。短い時間で戦力を掌握しなければならない指揮官に、待っている時間はない。渡邉の二軍降格により、一軍に残る左腕は有銘、佐藤、松崎の3人になった。バワーズや吉田など、新外国人やベテランは調整中だが、野村監督は「左腕が足りなくなってきた。場合によっては松崎をリリーフに使わないといけないかもしれない」と話す。結果を残せない投手を削りすぎて、野村野球を支える柱が細くなりすぎはしないかと、心配なところだ。【9年目・中谷、今年こそ正捕手】東北イーグルスの中谷仁(26)が正捕手争いに燃えている。阪神時代、不慮の事故で失明寸前の大けがを負ったが、懸命のリハビリで視力を回復。昨秋、トレードで東北楽天へ移籍し、「心機一転、頑張るチャンス」と人一倍練習に励む。リハビリの苦労を知る仙台のファンが後援会も設立し、「何としても1軍で」とプロ9年目に勝負をかけている。中谷の存在感はブルペンで際立つ。「シュートで打者の足を引かせよう」などと投手に具体的に指示し、「今のコースなら、打たれてもファウル」とアドバイスする。「普段からしっかり投手と会話しないと、試合でリードできないから」。投手陣から質問を受ける場面も増え、信頼を勝ち取っている。「野球はバッテリー」と話す野村克也監督の理論を実践するかのようだが、実は監督はあこがれの存在だった。「小学生のとき、野村監督のヤクルトが優勝を続け、興味を持った。監督の本も読んでいた」と明かす。和歌山・智弁和歌山高で1997年、夏の甲子園制覇。98年、阪神に入団し、99年には野村監督も阪神に来た。前途洋々だったが、同年5月、不幸が襲った。同僚が投げた携帯電話が左目を直撃し、失明寸前に。監督の教えを受けることなく、渡米して治療を受けるなど、リハビリに明け暮れた。視力を回復し、「年齢的にも勝負をかけないと」と思い始めた昨秋、東北楽天へのトレードが決まった。「環境が変わるのは逆にいい。何より野村監督に教えてもらえれば、野球人生の財産になる」2月には、中谷の苦労を知る仙台のファンが後援会を設立し、「励みになる」と感謝している。「正捕手候補は横一線」(野村監督)の争いを制し、自身の努力とファンの声援に報いたい。【礒部、今年は走る!機動力野球をチームに浸透させる】今年のテーマは、打って、走る。楽天の選手会長・礒部公一外野手(31)が、オープン戦を通じて野村監督が重視する機動力野球を自ら実践し、チームに浸透させる心構えを明らかにした。昨季はわずか2盗塁に終わっているが、今年はすきあらば走る。きょう3日に西武戦(倉敷)でも、どんどん狙っていくつもりだ。オレが走る。だからみんなも走れ!! チームリーダー礒部が、今年は積極的に盗塁を狙う。自らが見本となり、チームの機動力野球への意識を高める構えだ。「盗塁? 監督もいうように、今年はゼロからのスタート。自分としてもアピールするために狙っていくよ。若い選手にも影響? そうなってくれるといいね」決して鈍足ではない礒部だが、昨年の盗塁数はわずか2。その影響もあってか、チーム全体の盗塁数もリーグ最下位の41に終わった。盗塁王となったロッテ・西岡一人と同じ数字。次の塁を狙う全体的な意識の低さを物語っている。このままではいけない。まずは選手会長が立ち上がった。1日のソフトバンク戦では出塁の機会がなかったが、先月25日のロッテ戦では、四球で出塁したあと、すかさず走った。しかも、それが捕手の悪送球を誘い三進。盗塁への意識を高め、トライした結果が、チャンスを広げた。「成功してよかったよ。でも、失敗していても、そういう姿勢を見せるのが大事だから」。チャンスがあれば、きょう3日の西武戦でも、狙っていくつもりだ。「次の塁を狙ってみたい、という気持ちを持つことが大事」と話し、機動力を重視する野村監督も、礒部の姿勢を高く評価。チーム1の俊足・森谷を1番に固定し、足を生かせるチーム作りを狙っていくだけに、選手会長が自ら模範となってくれるのは頼もしい限りだろう。クリーンアップへの定着が期待され、打撃面が注目されるが、「オレに森谷の足があれば軽く30盗塁はいけるけどなあ。頑張って7つ8つかもしれないけど、行けるときには行きたい」と今年は盗塁にも闘志を燃やす礒部。打って、走って、チームの浮上に貢献するつもりだ。【西村、バント失敗で猛練習】ルーキー西村が練習終了直前までバントを特訓した。1日のソフトバンク戦では、八回無死二塁で走者を送れず好機をつぶしただけに、「ヘタなんで、とにかくやるしかないです。しっかり決められるようにならないと」と猛反省。指導した松本ヘッドコーチは、「まだ自分の形ができていないからね。とにかく数を多くやって体で覚えないと」。まずは練習の量だ。
2006.03.03
【イーグルス・渡辺、成長見せる!因縁のヤフードームでリベンジだ】1日のソフトバンク戦に登板予定の渡辺。昨年二軍落ちを言い渡された因縁の地、相手にリベンジを果たしたい。1日のソフトバンクとのオープン戦で中継ぎとして登板予定のイーグルス・渡辺恒樹投手(27)が2月28日、ミニキャンプ中の鹿児島で昨年のリベンジを誓った。舞台となるヤフードームは、昨年のオープン戦で不本意な投球をして、二軍行きを言い渡された因縁の地。キャンプから取り組んできたスローカーブを有効に使い、ルーキーだった昨年からの成長をアピールする。頭によぎる悪夢を振り払ってみせる。2年目の飛躍を誓う渡辺が、因縁の地・ヤフードームでのオープン戦初登板に、気合をみなぎらせた。「去年は福岡で二軍行きを告げられましたからね。新聞に『弱気の虫』とか書かれちゃって…。今年は、あの悔しさをバネにやってきました。自信を持っていきます」登板の前日となるこの日、ブルペンで打者を立たせ、直球やスライダーをあえてボールにするなど、実戦を意識した前日調整。納得のいく投球ができた渡辺は、迷いのない表情で快投を誓った。苦い思い出は、昨年の3月8日。ヤフードームでのソフトバンクとのオープン戦だった。先発した渡辺は3回を1失点だったものの制球が定まらず、暴投で先制点を許すなどふがいない内容。主砲・松中には、逃げるような四球も与えた。当時の田尾監督は、その弱気な投球を非難し、「まだ甘い。ファームで勉強しろ」と新球団初の二軍落ちを通告。挫折を味わったのだ。何としても福岡で雪辱したい。その手応えも十分にある。「去年はフォームを崩して、分からないまま投げていた。今年は自分のフォームでいい感じで投げられていますからね」。渡辺(左)はオープン戦の登板に向けて、鹿島投手コーチと入念な打ち合わせを行った(撮影・今井正人)新人で戸惑いがあった昨年とは違い、プロとして1年を過ごして、「昨季の後半はしっかり投げられた」と自信も持てた。精神面の余裕がまるで違う。キャンプから意欲的に取り組んできたスローカーブも、大きな武器となりそうだ。「スローカーブでカウントを取ることを目標にしてきました。打者にうまく意識させられればいいですね」と、きょうの登板でも試投する予定。緩急をつけることで、直球や決め球のスクリューボールも生きてくるはず。「とにかく結果。結果を出して生き残りたい。以前は先発したい気持ちが強かったけど、今は投げられればどこでもいいです」。因縁のヤフードームで成長の証を見せつけられれば、一軍定着への大きなアピールになるはずだ。【佐藤がブルペン88球】左の中継ぎ候補としてオープン戦すべてに帯同する予定の佐藤が、「バランスに気をつけながら」ブルペンで88球。熱のこもった投球を見せた。「自分の場合、オープン戦でもいつ投げるというのは決まっていません。“行け”といわれたときに投げることになるので、常に準備はしていきます。早く試合で投げたいですね」。【鉄平が右翼で先発】25日のロッテとのオープン戦に『8番・右翼』で先発し、右越え二塁打を放った鉄平が、きょう1日のソフトバンク戦では2番で起用される予定。紅白戦で2試合連続3安打を記録したキャンプから打撃は好調を持続しており、「打順? こだわりはないです。自分にできることをするだけ。走塁もアピールしたい」と笑顔。【イーグルス・野村監督、8年目の俊足・森谷を『はやて』で売り出す】核弾頭改造計画第2弾だ。楽天・野村克也監督(70)が27日、ミニキャンプ中の鹿児島で、1番候補の森谷昭仁外野手(26)専用の簡単なサインを作る考えを明らかにした。発展途上の森谷だが、野村監督は抜群の走力に大きな期待。自ら『はやて』というニックネームもつけて、本格的に売り出す。ふとした疑問がきっかけだった。球界随一の俊足を誇る森谷に、プロ8年間でまったく実績がない。なぜ? 試合に使われなかった理由のひとつに、サインの見落としが多かったことを知ると、野村監督は前向きな新プランを打ち立てた。「それならば、専用の簡単なサインを作ればいいじゃないか」。“特別措置”ともいえる計画は、森谷の足に対する大きな期待の表れだ。すでにキャンプ終盤からかつての福本豊氏(現野球解説者)と同じ『ツチノコ型バット』を使用させているが、第2弾が専用サイン。「あとから聞いたけど、阪急にいたウィリアムス(外野手、75~80年)もそうらしいな」。専用サインの先例にならおうというのだ。「専用サイン? 分かりやすいほうがいいですね」。もちろん森谷も“親心”に感謝するが、課題はまだ山積みだ。この日の打撃練習では、メーカー名が印字されている面で打っていたことが判明。材質が柔らかく打球が飛びにくい印刷面を使用しないのは基本中の基本で、池山打撃コーチからは“デコピン”の洗礼を受けた。「慣れないバットで微妙にズレてしまって…」と森谷もただ反省するしかない。素材は抜群だが、まだまだ発展途上。それでも野村監督は「あの足なら、3億円プレーヤーになれる」と、どんどん改造を加えて起用する考えだ。「ニックネームは『はやて』でどうだ? はやて森谷」。自ら東北新幹線の名前を借りた愛称もつけたノムさん。リードオフマン候補を本気で作り上げる。【ホセ・フェルナンデス 仕上がり順調、頼れる主砲】イーグルス期待の新外国人、フェルナンデスが順調に仕上がってきた。2軍キャンプで連日、山崎武と並んで約30分間のフリー打撃を実施。競い合うように快音を響かせるドミニカ出身の大砲は、3月上旬の1軍合流に向けて着々と打撃を磨いている。実績は申し分ない。ロッテ、西武に在籍した昨年までの3年間で通算打率2割9分3厘、91本塁打、278打点をマーク。「野球の本質は毎回の打席で一つ一つのボールに適応していくこと」と言い、「日本の投手は直球と変化球の緩急がある。そこをうまく見極めればいい」と好成績の秘訣(ひけつ)を語る。オフは母国のウインターリーグで20数試合に出場。23日の紅白戦でも鋭い左前打を放ち、体調は万全に近い。「目標はあくまでチームの勝利。40本塁打できればいいが、チームが勝たないと意味がない」と言い、「自分の役割は昨年最下位だったこのチームを助けること」と頼もしい限りだ。計算できる主軸打者がチームに加わった意味は大きい。野村監督も「(フェルナンデスも含め)外国人選手は外せない」と、全面的な信頼を置く。「若い才能も多いし、シーズンに入ればみんなを驚かせる成績を残せるんじゃないかな」と待望の新戦力は今季の活躍に自信を示した。
2006.03.01
傑作(0) 2006/2/26(日) 午前 8:42 | 日記 | 野球 【野村楽天、ため息発進・プロ野球オープン戦スタート】東北イーグルスは初回の大量失点が大きく、ロッテに5―9で敗れた。先発朝井は、早坂にいきなり右前打され、2盗、3盗後、暴投で失点。なお四球などで一死満塁とされ、橋本に本塁打を浴びた。5回9失点の乱調。継投したルーキーの松崎は2回、青山も1回を無失点に抑えた。攻撃は1―5の4回、1死満塁から森谷、高須が相次いで飛球に倒れるなど、淡泊だった。 【ノムさん、嘆きやまず】今季初の対外試合で、早くもチームの弱さを痛感したのだろうか。5季ぶりのプロ野球の采配(さいはい)について「感慨は何もない」と野村監督。5―9の敗戦に、試合後は攻守とも厳しい指摘が続いた。守りではまずバッテリー。「岩隈に続く期待の星」と先発に送った朝井が初回、ロッテの足にかき回されたあげく、甘い直球を満塁本塁打された。ゲームを壊す乱調に、指揮官は「投球の原点は外角低め。そこに投げられないのでは話にならない」。先発捕手のカツノリにも「癖があるから簡単に走られる。盗塁阻止はバッテリーの共同作業」と容赦しなかった。攻めは淡泊さを嘆いた。4点を追う4回、1死満塁の好機に森谷、高須がいずれも初球を打ち上げてしまった。「点差がある。押せ押せで行ける場面で相手を助けた」最後は「まあ、いいんじゃないの」と気を取り直した指揮官。常々「オープン戦は反省の連続。修正を重ねて強くなっていく」と話している。開幕まで残り16試合。チーム力の底上げに期待したい。【明暗分けた若手投手陣】先発ローテーション入りを狙う若手投手陣が明暗を分けた。朝井が5回9失点の乱調で、首脳陣の期待に応えられない一方、松崎(東北福祉大)青山(八戸大)の両ルーキーはそれぞれ無失点で切り抜け、まずまずのデビューを飾った。朝井は「低めへの制球」を意識してマウンドに上がったが、甘い直球をことごとく狙い打たれた。初回にいきなり満塁弾を浴びると、2点差に詰め寄った5回も3失点。「自分の投球が全くできなかった」とうつむき加減だった。松崎は走者を背負ったものの2回を抑え、「自分らしく投げられた。次は高めに浮く球をなくしたい」とテーマを掲げた。青山も走者を出したが、併殺で切り抜けるなど落ち着いたマウンドさばきで1回を投げ終え、「思い通りに打ち取れた」と笑顔を見せた。【ルーキー西村、攻守にはつらつ】ルーキーの西村(東京情報大)が攻守にはつらつとしたプレーを見せた。初打席で適時打を放つと、守備でも内野安打になりそうな打球をうまく処理し、追加点を阻んだ。0―5の2回、2死一、三塁から右翼線二塁打。「来た球を打っただけ、いいところに落ちた」と振り返った。4回の守りでは、2死二塁で俊足早坂の打球が三遊間へ。走者が前をよぎる難しい打球だったが、「コースを読んでいた」と間一髪でアウトにした。「これからまだまだアピールです」とオープン戦での活躍を誓った。【「一皮むけた野球見せて」】ファンも野村新監督の船出を見守った。ロッテのキャンプ地で、8200人の観客の多くはロッテファンだったが、左翼席に50人ほどの東北楽天ファンが陣取り、トランペットと太鼓で応援した。初回にいきなり5失点、4―6と点差を詰めた直後の5回に3失点するチームに、「あまり変わらないなあ」とのため息も漏れたが、私設応援団関東支部の岡野寛大副団長は「野村監督になって粘りが違ってくると思う。一皮むけた野球をこれから見せてほしい」とエールを送っていた。【イヌワシろっかーるーむ】カツノリ捕手(初回に3盗塁を許す)「ロッテの足はバッテリーで警戒してたけど、ばたばたしてしまった。(先発の)朝井をうまくリードしてやれなかった。残念」ショート外野手(2安打2打点の活躍)「この時期はタイミングを合わせ、強い打球を打つことを心掛けている。きょうはよかった。2年ぶりに(古巣の)ロッテナインに会えてなつかしかったよ」【バワーズ再来日きょう2軍合流】東北イーグルスは25日、バワーズ投手が再来日し、26日から沖縄県久米島町で行われている2軍キャンプに合流すると発表した。バワーズは母親の病気を理由に3日に米国に帰っていた。【「金の卵」見つけた!新人・西村が“野村チルドレン”1号だ】 (オープン戦、ロッテ9-5楽天、25日、鹿児島)“野村チルドレン”1号を発掘!球春を告げるオープン戦が25日開幕、各地で3試合が行われた。5年ぶりにプロ球界に復帰した野村克也監督(70)率いる楽天は昨季王者・ロッテに5-9と完敗。しかし「9番・遊撃」で起用したルーキー西村弥内野手(22)=東京情報大=が今季チーム初打点となる右前適時打を放つなど活躍。ヤクルト、阪神でも1年目のオープン戦初戦に、その後の野村野球の申し子と呼ばれた選手が活躍しているだけに、楽天ではこの男に注目だ!!敗戦の悔しさから逃れるように、野村監督は真っ先にベンチ裏に姿を見せた。5年ぶりのオープン戦初戦はロッテに5-9の完敗。WBC組を欠く一軍半メンバーで臨んだ昨年王者に圧倒されたが、新戦力の放つ輝きは見逃さなかった。「西村? アレと鉄平はいいな。松崎もいい球投げていたな」右翼で1安打した鉄平とともに監督が評価したのがルーキー・西村だった。全国では無名の東京情報大出身。ドラフトでも5巡目の下位指名だったが、にもかかわらず「9番・遊撃」で先発出場を果たすと、二回二死一、三塁で右前適時打で野村楽天の1点目をたたき出した。得意の守備でも三回に中堅からの中継プレーで三進を狙ったロッテ・サブローを刺し、四回も三遊間を抜けそうなあたりを好捕した。「タイムリー? 必死でした。(打球が)いいところに飛んでくれました。まだまだこれからです」と口元を引き締めたが、センターラインの確立を目指す監督の期待に応えるには十分すぎるアピールだった。沖縄・久米島キャンプを終えた段階で野村監督は、フェルナンデスやショートの外国人勢、礒部、吉岡、山崎武らのベテランに「レギュラー当確」を示唆する一方で、最終日(23日)のミーティングで「まだ、みんなの力は把握し切れていない。実戦で自分の存在を大いにアピールしてくれ」とゲキ。味方同士での紅白戦では選手の能力を正確に判断することは困難で、敵相手のオープン戦からが篩(ふる)い分けの場となる、が監督の持論だけに競争を促した。過去、ヤクルトではオープン戦初戦にその後にエースとなった川崎や俊足の柳田を起用した。阪神でもテスト生として再入団し、その後松井キラーとして名を馳せた遠山を初戦に起用している。スタメン抜てきに応えた西村に、投手では松崎、青山の好投。彼らが中心を担う選手に成長していけば、再建計画も一気に楽になる。「試合前までの印象と比べて? まあ、良かったんじゃないの」意外なほど、冷静に語った野村監督にとって、この日の完敗は想定内。“野村チルドレン”の発掘と育成に手応え。常勝軍団への挑戦が幕を開けた。野村チルドレンは投手陣でも出現。大学生・社会人ドラフト1巡目の松崎と3巡目の青山が、それぞれ2回と1回を投げ無失点と上々の内容を見せた。中でも野村監督が「きょうの収穫」と話した松崎は、ともに先頭打者に安打を許しながら、キレのあるスライダーを効果的に使い、落ち着いて後続を処理。「紅白戦は一杯一杯だったけど、マウンドで落ち着けるようになり、打たれても次の打者に意識を持っていくことができました。自分らしく投げられてよかった」と満足顔だった。
2006.02.26
いよいよオープン戦に戦闘モード 【岩隈、捕手座らせ投げる・イーグルス 】調整が遅れている岩隈が、キャンプで初めて捕手を座らせてブルペンで投球した。「50%ぐらいの力」と本人が言うような軽い投げ込みで、左足を2度上げない新フォームのバランスを入念に確認していた。1軍と離れて残留調整する岩隈は「徐々にペースを上げていきたい」と焦る様子はなし。鹿島投手コーチは「2段モーションを取り外して、今はバランスが崩れているが、まだ急ぐことはない」と調整を任せる方針だ。【荒鷲キャンプ打ち上げ・もう少し時間を、と指揮官】 イーグルスは23日、沖縄・久米島での1軍キャンプを打ち上げた。25日のロッテ戦(鹿児島)を皮切りにオープン戦17試合を戦う。 この日、最後の紅白戦を終えた野村監督は「まだこのチームは調整ではなく、鍛える、覚える段階。選手の能力、適性はこれから見ていく」と全体を総括。97敗チームの立て直しとあって「もう少し時間がほしい…」との本音が何度も漏れた。「無形の力を育てる」と宣言し、昼はグラウンド、夜はミーティングで「ノムラの考え」をナインに注入してきた。選手会長の礒部は「充実したキャンプだった」と自信をのぞかせる。右肩の調整遅れが心配される岩隈やベテランの山崎のほか、2軍メンバーは3月4日まで久米島に残って練習を続ける。【フルスタ春を待つ・改修工事が8割終了、3月完成】プロ野球東北楽天ゴールデンイーグルスの本拠地、フルキャストスタジアム宮城(仙台市宮城野区)の第2期改修工事が23日、報道関係者に公開された。厳冬にもかかわらず工事は予定通りに進んでおり、進ちょく率は約83%。3月中旬には完成する。三塁側内野席の増設工事は終了し、新設されるバックネット裏の5階建てのラウンジ、一塁側の観客席上部のパーティールームなどは内装工事を残すだけになっている。内野席の増設やラウンジの新設で、観客席は現在の2万席から3000席増える。隣接する屋内練習場などの工事も順調で、球場との連絡橋などが今後、設置される予定。 【オープン戦帯同の31人決定 序盤は若手主体で】東北イーグルスは、25日からのオープン戦帯同メンバー31人を決めた。序盤は投手、野手ともに若手主体で臨み、新戦力を試す。投手は有銘、朝井、一場とルーキーの松崎(東北福祉大)青山(八戸大)ら9人。右肩痛で出遅れた岩隈は久米島に残り2軍で調整を続ける。吉田、小倉、福盛ら中継ぎ陣は、3月上旬から順次1軍に合流する。捕手は藤井、カツノリ、長坂、中谷、新里の5人。野村監督が誰を正捕手に指名するか注目だ。野手は、内野陣が強化指定の坂、西谷、ルーキーの西村(東京情報大)ら9人。外野陣は、鉄平、森谷、牧田の俊足トリオら8人がレギュラー獲得に向け、アピールを目指す。ベテラン・中堅の酒井、吉岡、沖原、礒部のほか、仕上がりが早いショートも同行する。山崎武、フェルナンデスは久米島で調整を続ける。また、藤井と一場は24、25の両日、ヤフードーム(福岡)で行われる野球の世界大会「ワールド・ベースボール・クラシック」(WBC)日本代表とプロ野球選抜との壮行試合に、選抜チームの一員として出場する。 「オープン戦の帯同メンバーは次の通り。」 ▽投手 一場、山村、渡辺、有銘、朝井、青山、徳元、松崎、小山 ▽捕手 藤井、中谷、新里、カツノリ、長坂 ▽内野手 酒井、吉岡、高須、西谷、沖原、山下、坂、ショート、西村 ▽外野手 森谷、礒部、佐竹、益田、鉄平、竜太郎、憲史、牧田【イーグルス1軍公式戦・今季は山形ゼロ・興行主との交渉難航】プロ野球東北楽天ゴールデンイーグルスが2軍本拠地を置く山形県で、今季は1軍公式戦の開催が見送られることになった。予定していた1試合の興行主が決まらず、球場変更が決定。2軍だけでなく、1軍のプレーも待ち望んでいたファンは落胆している。山形県野球場(中山町)では昨季、東北楽天の1軍公式戦が2試合行われ、今季は6月8日に交流試合の横浜戦が日程に組み込まれていた。球団は昨季の試合を運営した地元テレビ局に今季も打診したが、昨季の観客は2試合で計約1万2400人にとどまり、赤字だったことから、交渉は難航。興行権の金額も引き下げたが、折り合わなかった。横浜戦は、本拠地・フルキャストスタジアム宮城(仙台市宮城野区)の2試合を含めた3連戦。球団は自主興行も検討したが、「スタッフの確保が難しい」と3試合目もフルスタ宮城に変更した。2軍応援団の会長を務める中山町職員の高橋敏栄さん(54)は「めったに来ない1軍戦を楽しみにしていたのに」とがっかり。「山形で盛り上げようという地元の意欲に、水を差すことになりかねない」と不満げだ。球団は「ファンの皆さんには、申し訳ないとしか言いようがない。来季は何とか試合を開催できるように、興行主と交渉を進めたい」(広報部)と話している。東北楽天の1軍は今季、フルスタ宮城以外に岩手、秋田、福島各県で、2試合ずつ主催試合を予定している。 【礒部と鉄平が本塁打・キャンプ最後の紅白戦】沖縄県久米島町で行われている東北楽天の春季キャンプは23日、1軍の練習最終日を迎え、紅白戦を行った。礒部公一、鉄平両外野手がそれぞれ本塁打を放ったほか、佐竹学外野手が4安打、森谷昭仁外野手が2安打2盗塁と活躍。投手陣では福盛和男投手が2回を無安打無失点に抑えたが、ベテランの小倉恒投手は2回2失点だった。ブルペンでは、岩隈久志投手がキャンプで初めて捕手を座らせて70球の投球練習。山村宏樹投手も熱のこもった投げ込みを行った。試合後、グラウンドに選手、スタッフ一同が集まり、礒部選手会長の発声で一本締めを行った。オープン戦に出場する1軍メンバーは24日、鹿児島へ向けて出発する。【山村、フォーク改善目指す】先発候補の山村がブルペンで130球の投げ込み。野村監督が見守る中、変化球を交えて実戦を意識した投球練習を行った。なかでもフォークボールについては「落ち幅が少ない。握りを深くして空振りの取れる球を投げろ」と野村監督から直々にアドバイスを受けた。これまで握りを浅くしていたという山村は「三振の取れる球は必要」と新たな握り方に取り組んだ。オープン戦は3月1日のソフトバンク戦での登板が予定されている。山村は「右打者のシュートもどんどん試し、内角攻めの印象を相手に植え付けたい」と語った。【森谷、楽天の福本目指す】紅白戦に白組の1番中堅で出場した森谷が2安打2盗塁。オープン戦の1軍帯同が決まり、キャンプ最後の紅白戦でも存分にアピールした。この日から新たなバットを使用。かつての盗塁王で評論家の福本豊氏が現役時代に使ったのと同じ、グリップの太い“こけし型”に近いモデル。これまでのバットより200グラム重い1100グラムだが、「いい感じで振れてます」と言う。キャンプ中はその福本氏から「余裕を持ってプレーしろ」と直々に助言をもらった。「体の回転でバットを寝かし気味に打つこと。強いゴロを打つという目指す打撃ができつつある」と手応えをつかんでいる。【イヌワシろっかーるーむ】礒部公一外野手(紅白戦で右越えに初本塁打)「いいスイングで打てた。いい形で実戦に向かっていける。オープン戦は初戦から出るつもり」小倉恒投手(初の紅白戦で2回2失点)「気持ちが空回りして、上体が突っ込んでしまった。下半身から始動するフォームを取り戻して、オープン戦に合流したい」一場靖弘投手(WBC日本代表との壮行試合を前に)「イチロー選手らを相手に投げ、キャンプの成果を試したい」
2006.02.24
【飛ばす礒部、快音連発・キャンプ最終クール開始】沖縄県久米島町で行われている東北イーグルスの春季キャンプは22日、最終クールが始まった。全体練習で走塁や守備の連係プレーを入念に確認。特打では、礒部公一外野手と山崎武司内野手が快音を響かせた。この日、1軍に合流した山崎隆広外野手(NTT西日本)と前阪神の中谷仁捕手も元気のよさをアピールした。投手陣はブルペンで金田政彦が精力的な投げ込みを行い、福盛和男は余裕を感じさせながらの調整。岩隈久志も捕手を立たせたままの投球でフォームの修正に取り組んだ。最終クールから再合流する予定だったバワーズ投手は、再来日が遅れている。22日の夜には、キャンプ期間中で初となるスコアラー会議がミーティングの後に行われ、開幕戦で対戦する日本ハムなどの戦力を分析した。23日は今キャンプ最後の紅白戦が行われる。【礒部・仕上がり順調「今季こそ」】23日の紅白戦で実質的に終了する東北イーグルスの1軍キャンプ。礒部は「いい練習ができた。仕上がりは昨季より早い」と総括した。昨季は新規参入チームの選手会長として“広告塔”の役割を果たしたが、「今年は野村監督でしょう」と肩の荷を下ろした様子。集中して練習に取り組めたようだ。順調な仕上がりは打撃練習に表れている。シート打撃初日の8日、本塁打を含む3打数3安打、17日も同じくシート打撃で新外国人の左腕、林英傑から右翼場外にたたき込んだ。22日の全体練習後は「オープン戦から飛ばすよ」と宣言した。宣言は昨季の成績に満足がいかなかった裏返しだろう。オープン戦から不調で、シーズンも開幕から15打席無安打。故障もあり、122試合で2割6分2厘に終わった。「目標?昨季よりいい成績。それしかない」と言い切る。節目の年でもある。今季は複数年契約の2年目。シーズン中にフリーエージェント(FA)の権利も獲得する。寄せ集めの印象が濃かったチームについて、「野村監督の就任で、キャンプの段階から細かい野球ができている」と変化を感じ取っている。勝利に貢献してチームを浮上させるため、自身の選手としての評価を高めるためにも、大事な1年になる。【福盛、二つの新球に手応え】昨季、抑え役として活躍した福盛は余裕の調整。この日は屋内でキャッチボールを行い、新たに習得したナックルカーブとチェンジアップを入念にチェックした。二つの新球はすでに打撃投手として実戦練習で試し、「いい感じで放れている」と手応え十分。今季も苦しい投手事情から抑え役の期待が高まるが、「自分は中継ぎのつもりで調整している。60試合は投げたい。あとは監督が決めること」と、どんな役目にも取り組む覚悟だ。序盤のオープン戦には帯同せず、2軍で1試合登板してから3月11日に1軍に合流する予定。「じっくり調整します」と話した。【ルーキー山崎隆、1軍に合流】右肩痛で出遅れていた新人の山崎隆が初めて1軍に合流。打撃練習で早速、野村監督から直々のアドバイスを受けた。練習の流れもまだ把握できず、「初めてで戸惑った」。トス打撃を見守った野村監督からは腰の回転とフォロースルーを指導された。「内角のさばき方を教えてもらい、本当に緊張した」昨年10月に痛めた右肩は7割方回復した。強肩が自慢なだけに「状態がよくなれば周りを驚かせる球も投げられる。ぜひアピールしたい」と意気込んだ。『イーグルス野村監督「今岡のマネするな」』イーグルス野村克也監督(70)が阪神今岡打法のまねを禁止した。1軍に昇格した大学社会人9巡目ルーキー山崎隆広外野手(29=NTT西日本)に、約15分間の打撃指導。内角のさばき方の手本が今岡と聞くと「天才のまねはできないからするな。苦労してつくった人のまねをせい」と諭した。身近な教材として、主砲山崎武の名を挙げた。楽天でよみがえった96年本塁打王に「彼はいまだに苦労している。一流選手のイメージが大事」と打撃練習の観察を命じた。またイチローをイメージさせる腕を高く上げるフォロースルーには「肩より上に上げるな」と指摘した。天才打者の独特な打法ではなく、努力してたどり着けるものまねをルーキーに勧めた。山崎隆は「意識だけはできました」と相次ぐアドバイスを吸収しようと必死だった。【イヌワシろっかーるーむ】金田政彦投手(ブルペンでフォームを入念にチェック)「昨年より仕上がりはいい。後は(久米島に残って)もう少し手前でボールを離せるように調整したい」中谷仁捕手(初の1軍昇格)「野村監督の下で、捕手の勉強ができる最後のチャンスと思って必死にやりたい」【野村監督、相手球団の一流打者から技術盗め!25日からOP戦】他球団の練習も教材だ!! 荒鷲・野村克也監督(70)が久米島キャンプの22日、オープン戦で他球団の一流打者の練習模様をナインにみせる考えを示した。「一流が一流を育てる」という持論にそって、配球の傾向やクセに加え、高等な技術も貪欲に盗みにいく。“盗める”ものは、すべて力に変える。バットを持って打撃ケージ裏に張りついた野村監督は、珍プランに頭をめぐらせていた。「オープン戦で選手に(相手の)バッティングを見せようかな。上達はその人になりきることからはじまるし…。一流が一流を育てるんだ」この日も一軍に合流したばかりで、内角打ちに苦労していた大学生・社会人ドラフト9巡目・山崎隆(NTT西日本)に「山崎武の打撃練習をよう、見ておけ」と指示。昨季チーム最多の25本塁打を放ったベテラン打者の打撃を教材に、改善を図ることを求めた。野村監督は南海時代、試合前の打撃練習で相手の阪急の選手が、一斉にベンチで座っていたことがあったという。「(自分も)オレが打つのを見ておけ、という気持ちで練習していた。最近、相手の練習を見て技術を盗もうという選手も少なくなったなぁ」。オープン戦では、01年に首位打者のロッテ・福浦や阪神・金本、95年本塁打王の巨人・小久保の打撃練習を見ることは可能。相手のクセや配球の傾向に加え、技術も貪欲(どんよく)に“盗む”姿勢こそ、今季、野村監督が掲げた『無形の力』だ。『【記録で振り返る野村克也】13年連続ベストナインの捕手独占』野村は1957(昭和32)年に大毎・山内一弘を1本抑え本塁打王を獲得。その後阪神に映った山内(左)と7年後に日本シリーズで対戦した。初安打を打ち、初本塁打を打った後の野村克也は順風満帆であった。一軍入りが確定して、給料を3万円に昇給した。56年は154試合のうち、129試合に出場し、打率は規定打席には達しなかったが2割5分2厘で本塁打7本だ。レギュラーにはなったが、打順はもっぱら7、8番。閉幕近い10月1日の西鉄戦で4番に抜てきされたが3打数無安打。五回に無死一、二塁で打順が回るとバントを命じられるあたり、まだ信用されていない。翌2日はまた8番に落とされたが、3日の大映とのダブルヘッダーには2試合とも4番打者。しかし、2試合で1安打とはまだ4番は家賃が高かった。それでも年末の記者投票でパ・リーグのベストナインの捕手に選ばれた。ここから68年までベストナインの捕手は野村が13年連続独占する。4年目の57年を迎え月給は3万円から15万円に昇給する。こちらは同じ昭和10年生まれでも月給8000円とあって、ウナギのぼりの野村をあ然と見守るしかない。57年の開幕日に野村は堂々、4番打者で登場した。もう家賃に負けることもない。開幕から11試合に5ホーマーを放ち、オールスターゲームにもファン投票で選ばれた。1、2戦とも5番打者。南海の野村は、いまやパ・リーグの野村に成長していた。132試合全部に出場した野村は打率3割2厘でリーグ第5位だが、本塁打は30本で、山内和弘(毎日)を1本差で制して本塁打王だ。捕手の本塁打王は、38年春に35試合で8本打ったバッキー・ハリス(イーグルス)や41年に77試合で8本の服部受弘(名古屋)、42年に101試合で8本の古川清蔵(名古屋)の例はあるが、戦後の長期シーズン制では野村が初めてである。
2006.02.23
【野村監督激白!!「今の野球は淡白・単純」】周りは弟子と言っているヤ・古田と虎・岡田については「彼らが師匠とは思ってないでしょうし、師匠という態度をとったことがない!!」と一刀両断。パリーグの試合内容について「考える野球をしていない。極めて単純な野球である。ロッテなんかは恐れに足らず!パリーグの台風の目になる!!夏ごろまでに38勝できれば及第点である。」と方っていた。【試合内容に不満・イーグルス】野村監督には不満の残る紅白戦の内容だったようだ。まず、終了直後、藤井ら捕手陣を集めて講義を開始。「会心の打撃をさせてはいけないカウントがある」と話し、カウント1-0から打たれた坂の長打などを引き合いに、配球術の向上を要求した。さらに、横着な守備をしていた選手がいた、として「まずコーチが気付かないと。コーチは監督の手足。(コーチの)教育も徹底しないといけないな」。選手だけでなくコーチに対しても監督の求めるレベルは高い。21日は練習休み。【坂、好調4長短打・紅白戦、イーグルス・久米島キャンプ】沖縄県久米島町で行われている東北楽天の春季キャンプは20日、第5クール最終日を迎えた。前日の雨で順延となった紅白戦が行われ、坂克彦内野手が4安打と活躍。試合は両チームで計24安打の打撃戦となり、憲史外野手、カツノリ捕手、山下勝充内野手がそれぞれ本塁打を放った。牧田明久、森谷昭仁両外野手が一、三塁の走者で、重盗を決める場面もあった。投手陣では、小山伸一郎が2回を無失点に抑える好投。紅白戦で初登板の松崎伸吾(東北福祉大)は2回を投げて4失点と精彩を欠く内容だった。岩隈久志はブルペンで、捕手を立たせながら初めてワインドアップで投げるなどし、フォーム修正に努めた。21日は休日。22日から最終クールとなる。期待の若鷲・坂克彦内野手(20)が沖縄・久米島キャンプの20日、紅白戦に白組の『2番・ショート』で出場し、三塁打2本を含む5打数4安打&3打点の大暴れ。この日は左ひとさし指を負傷したルーキーの西村弥内野手(22)=東京情報大=に代わって急きょ出場。プロ3年目を迎え、突然のチャンスにもしっかり結果を残し一軍定着を猛アピールした。急きょ知らされたスタメン出場に坂の心は燃えていた。「何とか1本は打ちたい」。ここまで2度のキャンプ紅白戦は無安打と結果が出ていなかった。ライバルの西村の負傷で転がり込んだ3度目のチャンス。絶対にモノにしたかった。一回一死の第1打席。紅組の先発・渡辺の浮いたストレートを強打した。ドライブ回転のかかった打球は左翼手の頭上を越える。二塁ベース上で笑顔が弾けた。「朝のティー打撃から調子がよくてボールがよく見えました。1本目がいい感じだったので、2本くらいは打てると思いました」その後は本人の“予想”をはるかに越えた。第2打席は中越えの三塁打。第3打席は左前打。第4打席は二ゴロに倒れたが、八回二死満塁の第5打席で走者一掃の右越え三塁打をかっ飛ばす。サイクル安打は逃したものの実に5打数4安打&3打点の大暴れだ。「まだまだ自分ではパワー不足だと思っています。一軍の投手相手だと厳しいですから。もっとスイングを高めていきたいです」好結果にも浮かれない。打撃と並行して遊撃の守備も特訓中。硬かった股関節は股割を毎日続けて柔らかくしている。ゴロ捕球のときに腰が落ち、守りに安定感が出てきた。この日は2度の守備機会で無難なグラブさばきを見せた。3年目のホープは“プロの体”に少しずつ近づいている。体重は入団時より5キロ増の77キロ。これまでキャンプ中は減る一方だった目方も今年は変動がない。「二軍にいくと練習が多いですからね。オープン戦でも結果を残してこのまま一軍にいたいですね」まずは一軍定着を目標に掲げた。野村監督から「オマエの名前は覚えにくい。オマエは“小イチロー”でええんや」といわれていたが、この活躍で『坂』の名を猛アピールできた。坂は昨年のキャンプ2日目に、当時の田尾監督から直々に打撃フォーム改造を命じられたが、「自信を持ってやってきた打撃を変えることにとまどっています」と困惑。その打法をついに採り入れなかった。3年目に成長著しいところを見せているが、そのベースに頑固さがあるようだ。後攻白組の2番遊撃で先発した坂が、5打数4安打と活躍。渡辺から左越え二塁打、右中間三塁打、松崎からは左前打と左投手から3安打を放ち、「左を打てないと1軍に残れないので自信になった」と語った。体づくりも順調だ。例年は体重の減少に悩まされるが、今キャンプは当初から77キロをキープ。股(こ)関節を柔らかくするトレーニングにも取り組み、「下半身ができてきて、守備でも打撃でもいい影響が出てきた」と手応えをつかんでいる。オープン戦の帯同メンバーに選ばれるかは微妙な立場。「結果を残して1軍と一緒に島を脱出したい」と意気込んだ。【新人松崎にプロの洗礼】紅白戦に初登板した新人の松崎が、いきなりプロの洗礼を浴びた。1イニング目の6回だけで、被安打3、与四死球2で4失点。山下には左中間に本塁打を運ばれるなど、派手に打たれた。直球が走らず、得意のスライダーなどの変化球が生きなかった。「単調だった。2イニング目にもう球威が落ちていた」と杉山投手コーチ。松崎は「ぼこぼこに打たれました」と自嘲(じちょう)気味に言い残して、ホテルまでランニングで帰っていった。【イヌワシろっかーるーむ】森谷昭仁外野手(紅白戦で重盗での本盗を含む3盗塁)「重盗はサインだったが、盗塁は自分の判断でいつでもいこうという気持ちはある。相手に警戒されている状況で成功したのは自信につながる」新里賢捕手(紅白戦後、野村監督から捕手陣がアドバイスを受け)「打者の反応をしっかり見るようにと言われた。1球見送った後のバッターの表情とか、動きとかそういうところです」 【一球の大切さ感じ練習、イーグルス・岩隈投手に聞く】今季も、東北楽天のエースとして期待される岩隈久志投手。今キャンプではマイペースで調整を続けており、オープン戦も序盤は同行せず、久米島での居残り調整となりそうだ。二段モーションの修正などもある中、シーズンに向け、どう臨もうとしているのか。―野村克也監督の下でキャンプが始まって3週間が過ぎました。 「毎日のミーティングを通して、1球の大切さを強く感じるようになりました。高校生に戻ったように、気持ちを新たにやっています。ミーティングで書いたノートをホテルで清書しているんですよ。字があまりうまくないんで、覚えているうちに書いているんです」―野村監督は、エースは自覚を持ってほしいと言っています。 「自覚というか、やっぱり毎年、毎年、何かを変えないと、とは思っています。向上心を持ってやっていくというのが必要かなと。今までとは練習の取り組み方とかを変えていこうかなと思っています」―体重が増えたそうですね。取り組みを変えた結果ですか? 「去年のシーズン中は76キロでした。それが6キロほど増えました。ウエートトレーニングなどのメニューは同じなのですが、食事に気を付けたりした結果です。全体的に筋肉が増えたと思います」―昨年はコンディションが万全ではない中で、ローテーションを死守。苦労も多かったですが。 「これまで、後ろで投げる人の気持ちをそれほど考えなかった。自分がランナーを残した後を抑えてもらうわけですから、感謝の気持ちを持っています。毎試合、肩をつくるわけですからね」―2段モーション禁止によるフォームの修正は順調ですか? 「まだまだ。新しいフォームでどう“ため”をつくって投げるか、練習しています」―ブルペンでは、捕手を立たせたままの投球が続いています。肩の状態は? 「問題ないです。最終クールで、できれば座らせられたらと思っています。照準はあくまで開幕。自分のペースでやっていきます」―今季の抱負を。 「昨年の成績じゃ、自分も含めてだれも満足できない。昨季(9勝15敗)と勝ち負けを逆にしたい。もう1度、初心に戻って、がむしゃらな気持ちでやりたい」
2006.02.21
【一場と朝井、打ち込まれる・イーグルスキャンプ紅白戦】沖縄県久米島町で行われている東北楽天の春季キャンプは18日、2度目の紅白戦を行った。投手陣は白組先発の一場靖弘、紅組先発の朝井秀樹らが打ち込まれるなど、ピリッとしない内容。有銘兼久投手は3イニングを無失点で抑えたものの2イニングで先頭打者に出塁を許した。2軍から1軍に合流した藤崎紘範投手は3イニングで被安打5、失点2、愛敬尚史投手も2イニング被安打2と、アピールしきれなかった。唯一目立ったのが、新人の青山浩二投手(八戸大)。2イニングを無安打で抑えた。野手ではこの日、2軍から昇格した山下勝充内野手が二塁打を2本放つ活躍。同じく昇格勢の飯田哲也外野手は1打数1三振だった。1軍に合流した4選手について野村克也監督は「当分、こっちでテストする」と話した。また、17日に久米島入りした三木谷浩史オーナーが紅白戦を観戦した。【先発の柱へ自覚十分・紅白戦不調の有銘】「(この内容じゃ)1軍で投げられない」。自分に怒りを感じているようだった。この日の紅白戦で3イニングを投げた有銘。無失点ながら被安打2、与四死球3で満塁のピンチも招いた。球の指へのひっかかりが悪く、直球、得意のスライダー、シュートの制球が定まらない。「全部が課題」と繰り返した。昨夏、中継ぎから先発に回り、初勝利を飾った左腕。今季は先発の柱として、年間を通した活躍が期待され、本人も十分自覚している。15日の紅白戦は打者8人に被安打1、無四球と好投したものの、「相手が打つ気がないときに、初球の変化球でストライクが取れなかった」とそれでも反省しきりだった。今キャンプの課題に「一球一球に意味を感じて投げる」と掲げ、「中継ぎでは、目の前の相手を抑えて当たり前と自分を追い込んでいた。先発になって、イニング全体を考える余裕が出てきた」という。ブルペンの評価も「昨年は力任せに投げる場面もあった。今は投球術に、気を配っている」と上がっている。より高い意識で内容を求める左腕に、杉山投手コーチは「変化球できちんとストライクが取れれば、変わってくる」と期待を込めた。【<“原点”への制球欠く>】先発の一角として期待される一場と朝井が紅白戦2度目の先発。ともに3回を投げたが、一場は3失点、朝井は4失点と精彩を欠いた。走者が出ると制球が乱れた一場は「セットポジションでフォームがバラバラになった。上体が前に突っ込んでしまった」と反省。被安打6の朝井も「低めに制球できず、球が高めに浮いた。初球がボールになったのも課題」とさえない表情だった。若手の両右腕の乱調に、野村監督は「彼らに足りないのはコントロール。外角低めの直球という“原点”の能力が低すぎる。そこを高めていかないといけない」と厳しい評価を下した。【イヌワシろっかーるーむ】益田大介外野手(紅白戦で2打数1安打)「バッティング自体の仕上がりはいいですよ。あとは変化球の見極め。実戦でしっかりと感覚を身に付けていきたい」【今季はじっと我慢…イーグルス・三木谷オーナーが無言の視察】(イーグルス・紅白戦、紅組7-5白組、18日、久米島)沈黙こそが、信頼の証-。イーグルス・三木谷浩史オーナー(40)が18日、久米島キャンプを視察した。紅白戦は若手投手陣が打たれる散々な内容。試合の途中で席を立ったが、大爆発どころか無言で引き揚げた。野村克也監督(70)に全権委任する今季はじっと耐えて、チームの成長を見守る。朝井、一場の両先発を筆頭に、期待の投手陣が目の前でメッタ打ち。前日に久米島入りした三木谷オーナーは九回途中で席を立つと、人目を忍ぶように姿を消した。怒りが爆発? いやオーナーは報道陣の質問に終始無言で球場を後にした。昨年のキャンプ視察では、ブルペン投球やフリー打撃に挑戦するなどのパフォーマンスを見せ、リップサービスも満載だった。一方シーズンに入ってからは、編成部を通じて「もっと若手を起用しろ」と現場介入も行った。クールなイメージとは対照的に、喜怒哀楽のはっきりしているのがオーナーの素顔。昨年の言動を知るものなら、この日の投手陣の散々たる内容に誰もが大爆発を予感したが、それが不満1つ、出てこなかったのだ。オーナーの大変身。すでに先月20日の監督就任パーティーで「中長期的な視野で、勝ち星よりもプロセスを大事にしてほしい」とも明言し、結果を求めた昨年からの大方向転換を示唆していた。土台作りのためにベテラン監督を迎え入れた今季。監督に全権委任し口出しはしない。その姿勢が、今回の視察にも表れていた。先発候補と期待される一場が3回4安打(自責3点)、朝井が3回6安打(同4点)、監督が再生に着手した左腕の佐藤が2回5安打(同3点)。投手陣の立て直しに暗雲が立ちこめる結果となったが、野村監督にも焦りは見られない。「投手陣? 紅白戦では正確に判断はできないよ。オープン戦に入って敵と戦ってからだな」今はまだオーナーも監督もじっくりノムライズムが浸透するのを見守っている段階だ。【ノムさんの“つボヤキ”】(練習終了後の囲み取材で、女性記者から最初に質問され)「あなたが代表質問するの? ズルいなあ。オレが女性に弱いところをついてきて…」(男女平等にお願いします!!)期待の若手投手が相次いで打ち込まれる中、紅白戦2度目の登板となった大学生・社会人ドラフト3巡目の青山(八戸大)が、2回無失点に抑えた前回に続き、六回からの2イニングを無安打無失点、2奪三振と完ぺきに抑えた。「このまま一軍ローテを任せられるようにがんばります」と充実の笑顔。切れ味鋭いスライダーに思わず表情を緩めた野村監督は「使えそうだね」と先発候補として期待を寄せた。
2006.02.19
【待ち望んだ大砲と対面・イーグルス】新加入した前西武のフェルナンデスが初めて球場を訪れ、野村監督にあいさつした。ブルペンを視察中だった指揮官は、待ち望んだ大砲との対面にうれしそうな笑みを浮かべて談笑した。フェルナンデスは「初めてだったのでお互いの紹介。プロセスを大事にする人だと思う」と印象を話し、野村監督は「1週間前まで試合をしていたというから状態はいいんだろう。性格も良さそうやな」と満足そうだった。15日から練習に合流する予定。【競い合う「即戦力」 青山・松崎、開幕1軍目指す】大学・社会人ドラフト1巡目の松崎と3巡目の青山の2投手が、開幕1軍を目指し競い合っている。これまでのところ一歩リードしているのは、調整が順調な右腕青山。左の松崎は投球のバランスをやや崩し、立て直しに必死だ。13日のブルペン。青山は直球にカットボール気味のスライダー、シュートなど110球をバランスの良いフォームから投げ込んだ。ブルペンでの評価も「直球とスライダー、シュートの腕の振りが同じで、切れがあった。キャンプ前半より良くなっている」と高い。キャンプイン直後は、投球の際に上体が突っ込む時もあったが、9日のシート打撃をきっかけに調子を上げてきた。視察していたロッテの調査担当者を「一番目についた。縦の変化球を磨けば怖い存在」とうならせた。青山も「スライダーの感触はいい。フォークの精度を上げたい」と表情に自信が出てきた。一方、松崎は13日、ブルペンで100球を投げ込んだ。だが、納得のいかない表情。「1球で修正しろ」とコーチに声を掛けられるなど、投球時に下半身をうまく使えない場面が見られた。バランスを崩している原因として、鹿島投手コーチが指摘したのは「スタミナ不足」。内外角に投げ分ける制球が持ち味だが、9日のシート打撃で打ち込まれた。「まずはプロで通用する体力を付けたい」と決意を新たにする。もっとも、青山も調子にまだばらつきが見られる。即戦力として期待される2投手にとって、開幕1軍にはもう一段のレベルアップが必要と言えそうだ【野村監督、2軍を初視察】野村監督が今キャンプで初めて2軍練習会場の仲里球場を視察。松井2軍監督とともに、投球練習やフリー打撃を注意深く見守った。「1回は見ておこうと思った。選手の能力を把握することが主目的」という。ブルペンでは矢野、藤崎、片山、根市の4投手の投球練習をじっくりと見定め、打撃練習では関川や飯田らの打席に熱い視線を送った。「この時期に目立つようじゃ、1軍におるだろう。これからだよ」と、目についた選手は挙げなかったが、突然の監督の来訪に練習場も活気づいた。関川は「いやー、緊張した。監督が来てくれるのはうれしいけどね」と話した。☆イヌワシろっかーるーむ谷中真二投手(ブルペンで、チェンジアップを中心に変化球の感触を確かめる) 「(チェンジアップは)前から投げていたけど、野村監督の指示で、より精度を上げようと思っています。実戦に向けて、仕上がりは順調ですよ」 【イーグルス・一場、312球!期待の大きさを示すスパルタ教育】厳しい愛のムチが振り下ろされた。楽天・一場靖弘投手(23)が13日、鹿島忠投手コーチの指導のもとブルペンで熱投。その球数は、なんと312球にも及んだ。キャンプイン後、なかなか調子が上がらない一場に、鹿島コーチが鬼と化した格好だが、15日の紅白戦では先発も決定している。スパルタ教育も、期待の大きさを示す愛情表現だ。「ハア、ハア、フウ。」一場の荒い息に、鹿島投手コーチの怒声が重なる。他の投手陣はとっくに引き上げたブルペンが、修羅場と化した。「オレでも打てるぞ。こんな球!」「(いい球が)10球に1球じゃ使いものにならないんだよ!」「お前なんか、打撃投手よりランクは下だ。分かってるのか!!」エスカレートする鹿島コーチのゲキに、黙ってうなずきながら、一場は黙々と投げ続ける。悲壮感すら漂う光景に、見学していたファンの表情まで曇り出した。投球数が250球を超えると、「外角低めに3球連続で決まれば終了」と約束されたが、「ロージンバッグを持っても滑った」というほど右腕の感覚がマヒしていた一場の制球はなかなか定まらない。泥だらけになった球を何度も新球と替え、うがいタイムを取ったあとの312球目。ようやくコースにズバッと決まり、今年のキャンプで12球団最多であろう投げ込みは終了した。「300球? 平気なわけないよ。でも、巨人の工藤みたくバランスよく投げて、球に効率よく力を伝えれば、何球投げても大丈夫なんだ。アイツも漠然とは分かってきている。あとは投げて覚えないと」鹿島コーチが鬼と化した理由は、不安定なフォームを固めたいがため。それを理解している一場も「(312球は)自己最多。下半身を使って投げることが目的なのに、できなかった」と反省しきりだ。当然、一場に対する“しごき”はエース格としての期待の大きさの裏返し。実際、15日の紅白戦では、野村監督の評価が高い朝井とともに先発することも決定している。一場も、「しんどいなかで投げ抜けたことで精神的にも強くなれる」と前向きに受け止めた。苦しみ悩む2年目。殻を打ち破るためにも、ここが踏ん張りどころだ。【荒鷲戦士に“家族休暇”…これぞ「ノムラの気配り」だ】イーグルスの野村克也監督(70)が選手に“家族休暇”を与える方針であることが13日、分かった。久米島キャンプからオープン戦と遠征続きで選手が仙台に戻るのはオープン戦最終戦の3月21日のロッテ戦(千葉)以降となるため、3月4日の広島とのオープン戦(福山)後にいったん解散、家族らと会えるよう配慮したもの。この“ノムラの気配り”に選手もすっかり感謝感激だ。監督の務めはグラウンドの中だけではない。野村監督は場外でも“名さい配”をふるっていた。「練習に支障のない程度に家族と会うことは構わない、と話したよ。那覇に呼ぶこととか含めてね…。そうでないと家族と会えないだろ」実は12日のミーティングの冒頭に「15日の練習後に妻子のある選手は仙台に帰ってもいいぞ」と選手らに通達を出していた。さっそく選手は個別に久米島から東京もしくは仙台までの移動便を調査。しかし、この時期は久米島で祭りがあり一斉に帰省することから、上下便とも満席。そこで監督の意向を反映させるよう球団関係者は3月4日の広島戦(福山)後、2日間のオフを“家族休暇”と設定し、調整に入った。楽天は24日にキャンプを打ち上げると、同25日のオープン戦初戦のロッテ戦(鹿児島)を皮切りに関西、東京遠征を経て同21日のロッテ戦(千葉)で最終戦を迎えるまで一度も仙台には帰らない。野村監督は少しでも、選手がストレスを発散できる場を確保したかったのだ。「僕の場合、名古屋遠征で会えるけど、仙台に家族がいる選手もいるからね。こういったら失礼かもしれないけど、監督がそこまで考えてくれているとは思ってなかったし、ありがたいよ」とベテラン山崎武も感激の様子。野村監督の粋なはからいに、選手が発奮すれば“弱者”返上も期待できる。
2006.02.14
【荒鷲久米島キャンプ・重盗シフトなど実戦形式練習】沖縄県久米島町で行われている東北イーグルスの春季キャンプは11日、第3クールの最終日を迎え、バント、重盗シフトなど実戦形式のメニューをこなした。投手陣は吉田豊彦がブルペンで160球を投げ、調整ペースを上げてきた。一場靖弘も直球の威力が増してきた。岩隈久志は2日続けてブルペン入りし、捕手を立たせたまま28球を投げた。打撃陣は、山崎武司内野手が初めて特打ちし、23本の柵越えで長打力をアピールした。全体練習後、野球教室が開かれ、久米島町の小、中学生約170人が参加。またこの日は根来泰周コミッショナーが視察に訪れた。12日は休養日。◎39歳吉田、はつらつ 若手の刺激に39歳の背中が、若手に刺激を与えている。チーム最年長の吉田。走り込みなどでの元気よさが「若手のいい見本になっている」(立花龍司コンディショニングディレクター)。「自分はコツコツやるタイプ。そんな姿を見てもらえれば」と言う。11日はブルペンで、今キャンプ最多の160球。「シーズンを通して安定した投球ができるには、へばった時の修正力が大切。ブルペンも実戦練習」と言い切る。昨季まで3年連続で50試合以上に登板。40歳を迎える今季、50試合登板となれば、前人未到の記録になる。だが、「試合数より結果」と気負いはない。中継ぎを語る口調は熱い。「精神的に疲れないようにすることが大切」と前置きした上で「チームのためにすべてを背負うつもりで投げる」と強い気持ちを強調する。野村監督の下でプレーした阪神時代、2軍落ちを経験。2002年に移籍した近鉄では中継ぎとしてフル回転した。野村監督からは「何で近鉄でできるんだ」と言われたという。「(自分を)見ていてくれていたんだと思ったら、後からニコッと笑えるぐらいうれしかった」と振り返る。19年目のベテランは、今季もファンを魅了してくれるに違いない。<山崎武、柵越えを連発>山崎武が主砲健在をアピールした。初の特打ちで柵越えを連発し、「少し振れるようになってきた」と余裕を見せた。170スイング中23本の柵越え。ただ、すべてが左越えで、「まだ上体主導で打っている証拠」と分析。ポップフライが多かったことも気に入らなかったようで、「自分でとらえたつもりでも体が付いていってない」と話した。第4クールからはシート打撃にも参加し、実戦感覚をつかんでいく。「開幕をベストで迎え、フェルナンデスや礒部、吉岡とつながる打線を築きたい」と意欲を見せた。【チームNO.1の俊足・森谷「赤い稲妻」になる】オレが“赤い稲妻”になる!! 9年目の森谷昭仁外野手(26)が11日、練習中に松本匡史ヘッドコーチ(51)から「足を生かすために打撃の考え方を180度変えろ」と徹底的な命令を出された。チーム一の俊足で「1番・中堅」を期待されており、さっそくバットの改良に着手していることが判明。巨人の現役時代に“青い稲妻”とおそれられた松本コーチのゲキにこたえ、定位置奪取をめざす。“青い稲妻”のひとことが、心に突き刺さった。チーム屈指の俊足・森谷は、ティー打撃、バント練習で密着指導を受けた松本ヘッドコーチのゲキに、すっかり改心だ。「『足を生かしたければ、打撃の考え方を今までと180度変えろ』、といわれました。自分自身、周りの人みたいに気分よく打ちたい、という思いが強かったんです」と森谷。同ヘッドは、巨人時代に「1番・中堅」で83年に76盗塁を達成。いまだセ・リーグ記録として破られておらず、「青い稲妻」と他チームからおそれさせた。「8年間、結果が出てないわけだから。何かを変えないと今までと一緒、ということを話した」という同ヘッドは「俊足、中堅、スイッチヒッター」の自らの姿が重なる“愛弟子”への期待も大きい。その思いが伝わったのか、すでに森谷はバットのモデルチェンジを決意していた。「福本(元阪急)さんみたいなイメージにしようと思っているんです」。現在のものより50グラム重い950グラムで、グリップも他の人の約1・5倍の太さをイメージ。たとえば左打席の内角球でも、ギリギリまでひきつけて逆方向に打ち返す打撃を身につければ、内野安打も狙える。オリックスの前身である阪急で72年にシーズン106盗塁の日本記録を持つ福本豊氏(現・野球評論家)のスタイルへの変更を決意し、メーカーに発注もすませた。「森谷のような足の速い選手が出塁したら、相手は嫌がるよ」と同ヘッドの愛のムチは期待の裏返し。過去8年でわずか88試合出場の無印くんが、クリムゾンレッドの中で楽天、そこの“赤い稲妻”に変身すれば、楽天浮上の光が差し込む。【イーグルス益田が特大140メートル弾】イーグルスの11年目益田が「ブルペン直撃弾」を放った。フリー打撃で、右翼スタンド後方のブルペンまで打球が届く、推定約140メートルの特大アーチ。約100スイングで12本のサク越えを放ち、目の前で見守った野村監督にアピールした。益田は「まだこの時期だけど調子はいい。むしろ怖いぐらい」と外野定位置どりへ意欲を見せた。☆イヌワシろっかーるーむ一場靖弘投手(ブルペンで105球。直球の伸びが増す)「去年より全体の球数は少ないですけど、下半身主導で投げられるようになってきた。バランスはだいぶ戻ってきた。(キャンプ11日目で)もう、朝起きるのも嫌です」 【いける!イーグルス4位!サンスポ専属評論家・江本氏太鼓判】「無形の力を養おう」をスローガンに掲げる野村監督は、前任監督の田尾氏に“05年の力”を取材した。ことしに生かすための情報をしっかり得て、この後生かすつもりだ。南海時代の弟子の江本氏は、イーグルスのユニホームを着た師匠の野村氏から話を聞き、4位西武と互角の予想までした。「チーム作りの手応えをつかんでいる」。10日にイーグルスの久米島キャンプを訪れたサンスポ評論家の江本孟紀氏(58)はこう断言した。南海(現ソフトバンク)での師匠である野村克也監督(70)と共に練習を見たエモやんは、ヤクルト時代よりさらに進化した監督を体感。その監督自身は、田尾安志前監督(52)に逆取材するなど弱気なところを見せていたが、「現段階ですでに最下位脱出はもちろん、4位と予想してもいい」とエモやんは高評価した。チャンスを逃さない。プロの監督経験21年目の野村監督が、わずか1年でイーグルスを解任された田尾氏に頭を下げ、久米島球場のネット裏で約30分、“逆取材”をした。「(田尾さんに)取材したよ。ピッチャーの能力とかで。いやー、難しい。まだまだ時間がかかるチームや」。球団から解任された監督が、後任監督を訪問すること自体、極めて異例だが、気にしていられない。関係者によれば、「オレ、(昨季の勝ち数の)38勝できるかなあ。本当、自信ないや」と弱気なことばを田尾氏に漏らしてもいたという。そういいながらも同氏が指揮した経験から得られる情報を得た。「9つのポジションすべて白紙」と野村監督は現時点では先入観を持たず、選手個々の力を把握している段階。ブルペンで底上げの急がれる投手陣を徹底指導。夜間練習が午後11時すぎまで続く日があっても、いまだにけが人はゼロと緊張感のあるキャンプが続いている。そうした中、野村監督はこの日の「久米島会談」を生かすつもりだ。【野村監督『パ・改革』諦めん!!根来コミッショナーに「直談判」】野村監督の熱意が、ついに球界のトップを揺り動かした。根来泰周コミッショナー(73)が11日、イーグルス・久米島キャンプを視察。この機を逃さず、野村克也監督(70)は先月25日の監督会議で主張した予告先発の廃止、メガホンの持ち込み許可などのパ・リーグ改革案を改めて熱弁した。同コミッショナーは、「正当な意見で賛同できる」と理解を示しており、ノムラ改革の実現に向け、球界のトップからの“援軍”を取り付けた格好だ。“延長戦は”久米島球場のネット裏にある監督室で始まった。野村監督が、キャンプ視察に訪れた根来コミッショナーと約1時間半に及ぶ直接会談。話題は自然と、先月25日の監督会議で主張したパ・リーグ改革へと流れ、ついに球界の最高権限者を口説き落とした。根来氏は、「これは公式な意見ではない」と前置きしたうえで、「正当な意見だし、賛同できる部分があります。長くやってきたことが、今もそれでいいのか検討する時期でしょう。監督の意見を頭から否定するつもりはありません」。監督会議では発言をせず、「何を考えているか分からない」と野村監督は不信感を募らせていたが、この日の会談で、一気に氷解した。監督の主張は、(1)予告先発(2)メガホンの持ち込み禁止(3)外部からの情報伝達行為の禁止-に対する異議。「すべてが野球をつまらなくしている。予告先発にしても、野球の本質は戦いなのに、先に手の内を見せるなんてバカげた話。戦争をしていて、あしたミサイル撃ちますよ、なんて言うか?」。現行の規則は、推理や駆け引き、作戦などの「無形の力」を台無しにし、投げた打っただけの「単純でドラマ性のない」野球にするためのものというのが野村監督の持論。パを盛り上げていくためにも、どうしても譲れない部分だ。「理解していた? フフ。老かいというか、聞く耳を持っているね」。コミッショナーを口説き落としたことが、即改革の実現につながるわけではないが、この日で説得活動に自信をつけた監督は、球団を通じて今後の実行委員会などでも主張を続ける予定だ。南海からロッテ、西武と現役時代はパひと筋で名将への礎を築いた野村監督だけにリーグへの愛着は強い。「思いつきのくだらん規則ばかり。政策をやらず対策ばかりしている」というパ・リーグの根本からの改革を、まだまだあきらめるつもりはない。【ノムさんの“つボヤキ”】(練習後、宿舎で「玉磨かざれば、光なし」のメッセージ付きのサインを書いた地元・久米島高3年の女子高生に向かって)「みんな、平等に才能はある。本当だよ。オレは野球で才能を見つけたんだ。何でもいいんだ。好きなことを一生懸命やりなさい」!!(練習終了後、以前行われた楽天杯学童軟式野球大会の優勝、準優勝チームに直筆の名前入り表彰状を渡したあと、島の子供たちへ挨拶)「勝つチームもあれば負けるチームもある。負けたチームは、なんで負けたのか反省して、強いチームを目指してください。強くなるためには、まず優勝するんだという気持ちを持つこと。次にこれが当たり前のようでなかなかできないのですが、努力することです」(実は、一塁ベンチの前に整列していた楽天の選手に向けたメッセージだった?)
2006.02.12
以下、2/10の河北新報社にて掲載された記事です。【ファンの願い260首・・・仙台の会社員ら歌集出版】B5版162頁の歌集「紫紺に染まらず~明日なき漂流~」を出版したのは、東北イーグルスにちなむ五行歌を投稿している「飛鷲フレンズ」の7人。大半は旧近鉄旧オリックスファン。合併騒動を乗り越えて今は東北イーグルスのファンの期待をつづっている。主宰の人たちは「今後も五行歌を通して球界にファンの心を伝えて問題点を指摘したり選手たちに奮起するように伝えていきたい。」と創作に意欲を燃やしている。歌集は初版を一部1000円(送料300円)で領布している。申し込みは電子メールで、「アドレスは ivy-takashiro703@di.pdx.ne.jp 」に「住所・氏名・TEL番号を明記の上」お願いします。申し込みメールアドレスは ivy-takashiro703@di.pdx.ne.jp なお、「飛鷲フレンズ」は http://sendai.cool.ne.jp/vegat703/hisyu-friends.html で見られます。私、渓舟も最近になって投稿しております。
2006.02.11
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