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2003年03月06日
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片目の視力がほとんどなくなった母からの言葉

『幸せは けっして1つではないのよ
キラキラ輝くプリズムの光のように いろんな色の幸せがあるのよ
だから あなたの幸せに気がついてね』

慶次郎も時には 落ち込んだり あせったりすることがあります

「あいつは 家を建てて、温かい家庭を築いているのに俺には何もない」

「あいつは成功してどんどん出世するのに自分は・・・」などと 久しぶりに実家に帰った時ぐらいはぐちったりもするのですが

幸せは、けっして1つではない。

幸せは多面体、いろんな顔があるんだって、いつも聞いてわかってたことじゃないか


 一人だからこそ味わう幸せもある

家を建てる幸せもあれば
 マンションで味わう幸せもある

物があるという幸せもあれば
 物がなくても味わえる幸せもある

母が大切にしている言葉の中にこういうものがあったような

『どんな場所にいても どんな状況に置かれても
幸せになる努力をしなさい
幸せになるように心を向けなさい』って

今そこにないものを ないものねだりするのではなく

今あることの中から、幸せの種をみいだす。



・

・

人の幸せにあせる時が慶次郎にもある

密かに心の中で温めていた事を誰かがサッとやってしまい成功を納めてたとか

自分がほしいものを誰かが先に手に入れたり


その時 慶はおバカさんになってしまうのです

わかっているのに 心は苦しくなったりする。

今まで仲良かった人が成功して自分を離れてゆくように見えるとき 取り残されたような寂しさから心の中で相手の足を引っ張るような事を思ったり

おバカな自分の時には、誰かが幸せになると自分の分の幸せが減ってしまうような気がするわけです

でも それは幻想

幸せは多面体なんだ。1つではない。

自分は決して幸せから忘れられた存在じゃなく この世界には自分の幸せがちゃんと用意されてるはずなんだってね でもそれは ”人”を見ていてはダメなんであって、足元の幸せな泉がわいていることに気づかなければいけないんだっていう事を いつも 小さいころから母のそばでみてわかっていたはずなのにね

・

・

あなたは ほんとうに弱音や愚痴をいいませんね。片目の視力がないにもかかわらず 私が来ればいつも うれしそうに料理を出してくれる。もう片方の目だっていいわけじゃないのに
私からみれば 母の人生って女としてほんとに幸せなのかな??ってついつい思ってしまいますが

でも 私はあなたから 優しさと笑いをいつも教わっていたような気がいたします。そして 足元の ちょこっとした光り(幸せ)を見つけ出す事をね

なかなか 顔をださない息子ですが お体をお大事に

そして ありがとう





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最終更新日  2003年03月06日 19時44分13秒
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