或るリーマンの戯言

或るリーマンの戯言

命名 咲耶



とっくに生まれております。
告知が遅れてすみません。
気がついたら1ヶ月過ぎてました。
生まれたのは、今年の桜の一番美しく咲いた日でした。

次女 咲耶 (「さや」と読みます)
4月4日 午前5時40分誕生
体重3,090g 身長49.0cm
胸囲31.5cm 頭囲32.0cm
元気に育っております。

名前の由来は古事記です。
私の学生時代の恩師である、
故 井口樹生教授の毎年最初の4月の授業が
必ず古事記の「木ノ花開耶比売」(コノハナサクヤヒメ)
だったのですが、
よく先生がこの話をするときに
「古事記における女性観の特徴は『大らかで強く、そして美しい』
古代の日本の女性観は現代でも脈々と生きているのではないか」
とおっしゃっていたのをふと思い出しまして
あやからせていただきました。
もっとも、ストーリー的には日本史上初のシングルマザー、という
捉え方もあるのですが、
私自身はむしろ、現代のような無茶苦茶な時代だからこそ
絶対的な権力をもつ不義理な夫=神様に対しても
自分の中に宿った命を守り通す母親=人間としての強さを
持つ子になってくれれば、という思いがあります。
また、木ノ花開耶比売は富士山浅間神社の御神体でもあるのですが、
まさしく井口教授がおっしゃっておられたように
富士山の如く「大らかで強く、そして美しく」
育って欲しいですね。

今年は亡き恩師 井口教授の三回忌です。
私のようなぐうたら学生を卒業させていただいた恩だけでなく
学問に対する姿勢や、人生観、その他色々な意味で
本当にお世話になった先生でした。
亡くなる半年ぐらい前に、得意先に寄った帰りの三田の駅で、
たまたまお会いしたのですが
「営業は大変な仕事だけど、色々な人と出会える事は
君の人生でお金に替えられない財産になるね」
と言っていただいたのが最後になってしまいました。

とにかくお酒の好きな先生でした。
毎年4月になると、初めてのゼミの授業で
鎌倉の池田彌三郎先生のお墓の前で花見をしたことなんかも
思い出します。紙コップの日本酒に桜の花びらを落としながら
池田先生の思い出話を語っていらっしゃいました。
研究室でキセルの灰をトントンと落としながら、
ウィスキーを一杯ひっかけて学問や銀座を語る先生を
思い出しつつ、今宵は一杯呑ませていただきます。
合掌。
2003年07月26日 00時35分36秒



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