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2016.10.09
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カテゴリ: 音楽






秋雨の降り続く週末、自室にこもって柳ジョージのCDを聴く。CD棚から取り出したのはちょうど20年前に出されたアルバム「BURNING」。売れたかどうかは定かではないが、ジョーちゃんファンの私のお気に入りの1枚だ。でもとっくの昔に廃盤になってるんだろうな。

アルバム全編にジョーちゃんのハスキー・ボイスが渦巻く。ゆったりした週末のひと時にもかかわらず、「無常観」、「寂寥感」が迫ってくる。秋雨の日というシチュエイションがそんな気分を助長する。でもそんな気分にさせる彼の歌声が好きだった。ロング・ビブラートでむせび泣くようなリード・ギターと相まって、ジョーちゃんにしか出せない音世界だった。

アルバムのハイライトは、タイトルナンバーで、当時のアサヒ・スーパー・ドライのCMソングにもなった「バーニング」だ。ボーカルが力強い!でも力強ければと力強いほど、「無常観」、「寂寥感」が増すのは何故だろう?

このアルバムでは、セッション・ギタリストの名手を多数起用していて、それが1つの魅力になっている。
最近は吉田拓郎のライブ・ツアーに参加している鳥山雄司。井上揚水、徳永英明、福山雅治らのライブのバックを務める今剛。そして今は亡きフュージョン・ギタリスト大村憲司。それぞれがジョーちゃんとは色合いの違ういい演奏を聴かせてくれる。

アルバム最後は、レイニーウッド時代のヒット曲「雨に泣いてる」を新たな編曲でやっている。
ブリティッッシュ・ロックっぽいイントロに続いて、あのジョーちゃんの泣き節ギターがのっけから炸裂。そしてソウルフルなボーカルも炸裂。女性バック・コーラスもいかしてる。間奏もエンディングも泣き節ギターだ。決してうまくないんだけどいい味出してるんだよなあ・・・・。こうしてジョーちゃんで満腹感を味わいながら終了。そして黙とう。

今年も一人密かに柳ジョージを偲びつつ一句。
「  ジョーちゃんは   雨に泣いてる    秋の声  」





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最終更新日  2016.10.15 15:02:29
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