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2017.06.03
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カテゴリ: 音楽




5階のロック・フロアへ。
新譜が並ぶ壁面に、なんと70年代に輝いていたロック・ミュージシャンのニュー・アルバムが並んでいるではないか!イーグルス、ジェフ・ベック、ボストン、ライ・クーダー・・・・。
なんで?ジャケットをよく見ると、どれも全盛期にFM番組用に収録されたライブ音源だ。なるほど、古い音源でも初公開なら新譜だ。CDが売れない時代に1から新しいオリジナル・アルバムを作るより手間も金もかからない。しかも大物ミュージシャンだから、ある程度の売り上げも見込めるし。

そんなCD製作会社のもくろみには乗らないもんね。エルビン・ビショップの新譜を買うために来たんだもんねと新譜コーナーを後にしようとした瞬間、エリック・クラプトンの新譜が目に止まった。ん?ジャケットにはロン毛にサングラスの若かりし頃のエリックの写真と「ダラス・カウボーイ」の文字。その下に「テキサス ブロードキャスト 1976」とある。地元FM局の放送のために収録されたライブをアルバムにしたものだった。1976年というと、私が初来日のエリックを日本武道館で見た2~3年後のライブだ。う~む、なつかしい。あれ、試聴できるんだ。ちょっと聴いてみようか。

最初の曲は「ハロー・オールド・フレンド」。大学に入って組んだバンドでやった曲ではないか。力が抜けたエリックのボーカルが心地よい。ジス・イズ・レイドバック!
ボブ・ディランの「天国への扉」をレゲエ調にアレンジした演奏も入っているぞ。初めて聴くライブだ。
バック・ボーカルのマーシー・レヴィがソロをとった「ワン・ナイト」。ソロで彼女のボーカルを聴くのは初めてだ。なかなかソウルフルでいいぞ。
これはやっぱり買っておかねば。



もう一人のバック・ボーカリスト=イボンヌ・エリマンが、エリックのアコギに身をゆだねて「キャント・ファインド・マイ・ウェイ」を堂々と切々と歌い上げる。70年代初めに出た「E.C WAS HERE」にも入っていたが、こちらは、よりスロー・テンポ。しかも間奏にブルースハープのアドリブもあり、聴きごたえがある。感動的だ。
最後の曲は、お決まりの「レイラ」。ジャケットには演奏時間12分56秒とある。長い。後半のピアノ・インストが長いのかなあ・・・と想像しながら聴き始める。いつ聴いてもテンションの高いブルースロックだ。少し長めのギター・ソロの後ドラム・ソロが始まった。珍しい構成だ。そのアドリブ・ソロが終わったら意外にもまたあのイントロが始まり、しばらくリフレインした後、曲は終了。後半のピアノ・インストなしの「レイラ」は初めて聴いた。新鮮だった。この構成もありだと思った。

エリック・クラプトンの「ダラス・カウボーイ」は、なつかしさと新たな発見を同時に味わえるアルバムだった。レイドバック時代のエリック・ファンには一聴の価値あり。

あ、エルビン・ビショップの新譜も買ったよ。ベテラン・ブルース・ギタリストの近況は次回に。

最後に一句。  「 レイラ聴き   レイドバックだ   夏近し 」





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最終更新日  2017.06.04 08:09:36
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