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2018.11.17
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カテゴリ: 音楽





70~90年代に人気を博したイギリスのロックバンド=クイーンの、結成から85年のアフリカ救援のために行われた「ライブ・エイド」のステージ演奏までの軌跡をフレディー・マーキュリーを中心に追ったドキュメンタリー・ドラマだ。

ウイークデーの昼間なのに上映館はほぼ満席。私と同年代でクイーンの同時進行ファンであろう中年サラリーマンもいるが若者が意外に多い。クイーンもロック・ジャンルのクラシックになって聴き継がれているということだろうか。

バンド・メンバーを演ずる4人は皆そっくりさん。映画のハイライト・シーンである「ライブ・エイド」などは、まるでドキュメンタリーを見ているような錯覚を覚えるリアルさ。魅力あるクイーンの楽曲がふんだんに使われているのもファンにはうれしい演出だった。
というわけで、フレディー・マーキュリーの多難な半生を軸にしていたが、意外とさわやかに楽しめる音楽映画だった。

高校時代に、デビューしたてのクイーンが好きになりよく聴いたものだ。
当時、ミュージック・ライフ誌に「ロック界の貴公子クイーン」というキャッチコピーで載った記事には、ギタリストのブライアン・メイは天文学の学位を持ち、ドラムのロジャー・テイラーは歯科技工士、ベースのディーコン・ジョンは電子工学を専攻し、ボーカルのフレディー・マーキュリーは卓球選手というエリート集団とあった。よくある不良ロック・バンドではないところもかっこいいと思った。
私としては、フィレディーのクラシカルな歌い方や曲調より、ブライアン・メイのジミ・ヘンばりの豪快なブルース・ロック・ギターが好きだった。

自室を探ったら、彼らの3枚目のアルバム「シアー・ハート・アタック」のLPと、ベスト盤CDが出てきた。(上掲写真)


当時はあまり好みではなかったフレディー・マーキュリーのロック的ではない曲とボーカルが、実はクイーンをクラシック・ロックに押し上げているんだということを認めざるを得なかった。
「ボーン・トゥ・ラヴ・ユー」や「キラー・クイーン」、「愛にすべてを」、もちろん「ボヘミアン・ラプソディー」もユニークな名曲だ。フレディーの功績大だ。また、フレディーがエイズによる急性肺炎で亡くなる直前に録音された「ショウ・マスト・ゴー・オン」は、今聴いても鬼気迫るボーカルだ。

クイーンというロックバンドがいかにして世紀を越えて聴き継がれる唯一無二な存在になっていったのかをメンバーの個性と音楽性から証明するものとして一見に値するものだと思う。

最後に一句。  「  枯葉踏み   走る夜明けや   ボヘミアン  」





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最終更新日  2018.11.17 17:33:42
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