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2019.08.04
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カテゴリ: 音楽




場所は、上野の東京文化会館。

まずは、バルセロナ生まれの若手作曲家=ファビア・サントコフスキーの「2つの三味線とオーケストラのための協奏曲」。大野和士が津軽三味線の名手の吉田兄弟の演奏を想定して作曲を依頼した曲。今年の5月にバルセロナで世界初演を行なったばかりの新作だ。
三味線の新しい可能性を感じる曲だった。しかし、 当然のように津軽三味線的なフレーズは一切ない。数年前に吉田兄弟のリサイタルに行った時は、彼らのハードロック的でリッチーブラックモア的なハイテク・フレーズが印象的だった。この日はこうした聴き所がなかったのがちょっと残念だった。

そしてメインディッシュは、スペインの代表的な作曲家であるマヌエル・デ・ファリャのバレエ音楽「三角帽子」。
レコードやCDで聴いたことはあったが、生演奏は初めてだった。2ケ所ほどメゾ・ソプラノの歌唱が入る。バレエの状況説明なのだろう。でも、あらかじめあらすじを観衆が理解していれば必要ないんじゃないかなあ・・・。せっかく歌手がいるのに出番が少ないので中途半端でもったいない。そんなことを大作曲家ファリャに物申しても仕方ないか・・・。
しかし、全体的には躍動感、スウィング感たっぷりの名演奏だった。 これぞバレエ音楽といったところか。 ファリャのゴージャスなオーケストレーションに魅せられた。

演奏が終わり、指揮者の大野が聴衆に向いて起立するよう

この日のアンコールは、スペインを題材にしたクラシックの中でも最もポピュラーな、ゼーの歌劇カルメンの前奏曲だった。
いまだ行ったことのない情熱的なラテンの国スペインに思いを馳せることが出来たひとときだった。

最後に一句。  「  百日紅  燃える赤の中  走る走る  」





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最終更新日  2019.08.04 13:27:31
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