コーチ賢ちゃんの「コーチング談義」

コーチ賢ちゃんの「コーチング談義」

2007年04月02日
XML

 先日、高木善之著「オーケストラ指揮法」(出版社:総合法令)を読み深く感動しました。賢ちゃんの視野を大きく広げてくれた、素晴しい本でした。

 NPO法人「地球村」を主宰する著者が、以前は松下電気のコンピュータシステム開発プロジェクトのリーダーであり、松下電器の社内合唱団の指揮者(後に管弦楽団と合唱団の指揮者)だったとは、知りませんでしたので、とても驚きました。

 オーケストラの指揮者は、タクト(指揮棒)や体全体の動きを通じて、メンバー一人一人の最高の演奏を引き出し、全員で最高の音楽を創造する人であり、コーチそのものなのだということを知りました。

【内容の要約】------------------------------

 以前は合唱団の指揮をする目的は「日本一の合唱団になる」「そのためにコンクールに勝つこと」だった。この時は、メンバーに指示命令をしながら、厳しく練習を課し、日本で2位まで漕ぎ着けた。しかしそこで足踏みしていて、1位になれない時期が続いた。

 そんな時、バイクで事故に会い、頭部を除いた体中の骨を粉々に砕く重傷を負い全く身動きの出来ない苦痛を味わい、前途に希望を失い、死を願うようになった。

 この事故の後、人間の生きる目的は何か? 今までの自分の生き方は、どこかがおかしいのではないか? とベッドの上で考え続けた。

 そしてついに、人生の目的は「勝つこと」ではなく「幸せになること」であり、指揮の目的は「勝つこと」ではなく、「音楽を最高に楽しむ」ことだと気付く。

 事故後1年で奇跡的に快復した後、彼は「指示命令しない」「信頼し任せる」「失敗を恐れない」「気付くチャンスを作る」「気付く邪魔をしない」「(評価として)ほめない、叱らない」「誤りを指摘しない」「同じ立場に立つ」などの点を念頭において、合唱団の指揮を再開する。団員は元気に前向きになり、自分自身も以前より楽に、楽しくなれた。






 この本は最後の部分で、「勝つこと」ではなく「いかに自分の大切にしたいことを大切に出来たか」という価値基準こそが、これからの人類を救うために必要だと説き、世界中の人々が全て幸せになるようにと、「地球村」の活動に著者が進んでいく理念が明確に述べられています。

 コーチを志す方は勿論ですが、そうでない方々にも、人生に一度は読んで欲しい、賢ちゃんの一押しのお勧め本です。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2007年04月02日 22時42分42秒
コメント(2) | コメントを書く
[コーチングあれこれ] カテゴリの最新記事


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


興味津々  
コンちゃん さん
深く感動を与える本なのですね。

私もたまっている本が一段落着いたら是非、読んでみます。 (2007年04月08日 00時17分01秒)

Re:興味津々(04/02)  
コンちゃん、コメントありがとう!

周りの親しい方々に紹介して頂けると嬉しいです。また読み終わったら感想など聞かせて下さいね。 (2007年04月08日 23時36分01秒)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: