コーチ賢ちゃんの「コーチング談義」

コーチ賢ちゃんの「コーチング談義」

2015年04月05日
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         桜とチューリップが満開の浜松市フラワーパーク

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昨日(4/4)から、NHKの新番組「助けて!きわめびと」が始まり、毎週土曜日の9:30から放映されます。

 「ひとつの道をきわめた“きわめびと”が、視聴者からのお悩みに応える番組」とのこと。

 第1回目の今回のテーマは「やる気スイッチはどこ?」 で、カミサンからの「コーチとして参考になると思うから、見ておいたら?」との提案で見ることに・・・

 ゲストは塾講師の坪田信貴さん。65万部のベストセラーで映画化も決まった『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應義塾大学に現役合格した話』の著者。どんな子どものやる気も引き出してしまうという独自のノウハウで、わが子の受験勉強のやる気スイッチが見つからないという親子の悩みに挑む、という内容。

 坪田氏の冒頭の言葉「この世にダメな子どもはいない。ダメな指導者がいるだけ」という言葉が印象的でした。

 「人は育てたように育っている。子どもを見れば親が分かり、親を見れば子どもが分かる。社員を見れば社長が分かり、社長を見れば社員が分かる」という、メンタリングの考え方と共通していたからです。

 登場するのは「受験を控えた高校2年生の女子とそのお母さん」の2人家庭。



 そして、ついにそれを見つけ出す。それは何と「お母さんの存在」だった。

 お母さんは、各種の検定に挑戦し合格している「勉強大好き人間」で、「何で勉強しないの?」「勉強しないと後で困るよ」と大人目線で娘に接していて、娘はうんざり。

 『普通大人は、「やる気」になれば「できる」ようになると考えるが、これは誤り。「できる」と「やる気」になるのです。
 例えば、ダイエットでも「やってみて痩せる」と、もっとやろうと「やる気になる」ものです』

 坪田氏は、娘に中学校1年生の問題集を与えて解かせる。できたところで「できたじゃん!」と褒める。娘は笑顔になって、ここまで戻ってやり直せば「やれそう」と笑顔になり、やる気スイッチが入る。

 その後、目標とする「慶応大学」の問題集を与えて、1年間でクリアできるようになろう、と励まします。

 そして母親には「娘の良いところを20個書き出す」というワークをしてもらう。10個まで書けたが、後が出てこない。「娘のダメなところしか見てこなかったような気がします」と大反省。

 『普通は「押してダメなら、引いてみな」と言うのに、親は子どもに対して「押してダメなら、もっと押す」で、関係を悪化させることが多いのです。

 娘の「ちょっとした」できるに目をむけて、「娘を心の中で抱きしめながら話す」事を心がけて下さい』

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 坪田氏の温かい笑顔のアドバイスで、親子の周りの空気が変わったように感じたのは、私だけだったでしょうか?



 できるレベルの問題を「やらせて」小さな成功体験を積み重ね、自信を持たせることで「プラスイメージ」をつくる事ができます。

 できたことをしっかり承認し、長所を見付けて褒めることで「プラス感情」をつくり出すことができます。

 自分でやれると思える「目標に至るまでの計画」を立て、一歩一歩進むことで「プラス思考」をつくることができます。

 コーチやメンターは、元気ない人の「やる気スイッチ」をONにし、元気のある人の「やる気」を更にパワーアップする「支援者」なのです。

 この番組を見て、この点を再確認でき、カミサンに感謝です。

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最終更新日  2015年04月05日 16時37分23秒
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