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2006年01月30日
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カテゴリ: 水泳・プール

きのうの日記に書いた「水泳指導員の資格更新講習会」ですが、午後の講義では「スカーリングの効果」について聞きました。

内容の要点をまとめた資料(レジュメ)は何もくれなかったので、机のない状態で座って聞きながら、書ける範囲でメモしました。

話の中心は、難しく言うと、「ベルヌイの定理」というものに行きつくらしく、はじめは手のかきについて具体的にわかりやすい話をしてくれたのですが、半ばからかなり専門的(少なくとも私にとっては)な話になりました。

その半ばあたりの話を、物理はもっとも苦手な分野である私が、私レベルの人にもわかるように、やや強引にことばを簡単にして書いてみます。。。 

1.いっしょに流れてきたものは、左右対称でない物にぶつかって別れて進んでも、再び合流する場合は同じタイミングで合う。

3.同じ幅を違うスピードで進むと、移動距離の長い(=スピードの速く進んでいる)ほうが、気圧が低くなる。
4.物は「高いほうから低いほうへ流れる」ように、この場合の空気圧も「スピードの遅い(=気圧の高い)ほうから早い(=気圧の低い)ほうへ流れる」。
5.この「4.」に生じる力を「揚力」といい、方向は「移動方向」に対して「垂直」になる。

・・・このため、人間の体は水面に浮いているときは、下側より上側のほうが、頭の先から足の先までの距離が長いので、「浮く」のだという話でした。

話の最後はそれを応用した「手のかき」についてだった(・・・これが午前中のスカーリングの実技の裏づけとなるわけです)のですが、これは図がないと、ことばだけでは説明できません・・・。
要は、「クロールの手をなぜ水面に対して平行に入水しないのか」、「水中でなぜ手を‘S字型’にかくのか」ということの、科学的(物理学的(?))な裏づけでした。

まさか、「水泳」と「物理」が結びついているとは、普通の人(私を含めて)は気づかないだろうと思います。
「理論(理屈)」が好きな人は、水泳をするときにも「物理」は必要だということでしょうか・・・。


今回もその例外ではありませんでした。
自分の考えていることを言えば言うほど、話がわかっている人に対して恥をかいているということがわからないんですねぇ・・・。
なんかこういう人が「指導者」だったら、ちょっと嫌だなぁ・・・と思ったりもしました。

ただ、別の人から「水泳は水に浮いた状態で行うので、脚の関節に負担がかからない点がいいということだが、一方で関節に上から負担をかけないことで骨の発育にはよくなく、『カルシウムの吸収が悪くなる』という話を聞いたことがあるが、どうなのか」という質問が出て、講師の先生は困っていました。

そして、そのとき、私は「・・・えっ!」と思ったことがありました。

実は、私はおととしの秋、生まれて初めて「骨密度」を測りました。
私は小魚は嫌いではないし、ずっと‘硬度’の高い(≒カルシウムが多く含まれている)ミネラル・ウォーターを飲んでいるし、食後にはカルシウム剤も1日1回摂っていたので、「骨粗鬆症(こつそそうしょう)」には無縁だと確信していたのですが、検査結果は「骨粗鬆症予備軍」レベルで‘要注意’ということでした。
その後、食事も多少意識し、カルシウムサプリメントも摂取量を増やして、翌年測定したときは「正常値」になっていて、一安心しました。
私程度で水に入りすぎということはないと思うのですが、骨に含まれるカルシウムの量が減っている原因の1つとして、もしかしたら「水泳」があるのかもしれないと思いました。
(・・・研究者の方、研究の材料にいかがですか?(笑))

今回の講習会で、何にでも「理論」と「実践」があるのだなと、再認識できました。





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最終更新日  2006年01月30日 22時45分02秒
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