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2010年02月09日
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カテゴリ: 西国三十三所巡り

「青岸渡寺」を後にして、いよいよ今回の旅行のメインである「阿弥陀寺」を目指して歩き始めました。
「阿弥陀寺」へは今は道路ができているので、車で簡単に行けます。
でも、私は前回「青岸渡寺」を訪れた際に偶然見つけた脇道から歩いて行けるルートがあることを知って、実行することにしました。

「阿弥陀寺」のホームページを見ても、(バスがないので)タクシーで行く方法しか書かれていませんが、「熊野古道」の‘本ルート’ではない道を片道3km弱歩けば行けるようでした。
ただ、2つのルートがあり、東側のルートはヤフー!の地図に載っているのですが、西側のルートは載っていません。
それをこともあろうか、方向感覚がないうえに地図もろくに読めない私が(^-^;)、「青岸渡寺」の脇道にあった看板の地図を頼りに、「きっここの辺に道があるのだろう・・・」とヤフー!の地図に自分で赤ペンで道を描いて準備しました。


その先はすぐに薄暗い山道になっていて、私のように慣れていない者にとっては一歩を踏み出すのに少し勇気が要りました。

最初の一歩はここからです。(^-^;)


阿弥陀寺(1)_2010_2_9


あいにくの雨の中、右手に傘、左手に地図を持って、ショルダーバッグのたすき掛けではあまりにも歩きにくいので、かばんを‘リュック仕様’に変えて、少しでも楽に歩けるようにしました。(・・・私が持って行ったかばんは、ショルダー、リュック兼用タイプです。)
それでも、土砂降り一歩手前の雨が降る中、慣れない杉の葉が積もるほど落ちた石段や上り坂を進むのは、自分でいらいらするほどゆっくりしか進めませんでした。
また、途中で何か所も倒木で道がふさがれていて、それをまたいだり、横へ回ったりして越えるときに、足場が悪いのも不安でした。
正直なところ、かなり強気でいたのですが、両手がふさがった状態で足場の悪い道を長時間歩くのは心細さを感じました。

幸い、一度も尻もちをつくまでには至りませんでしたが。。。

出かける前に調べていて、こういった山歩きには「杖(アイゼン、登山用ポール)」があったほうがいいとか、絶対に必要だといった話(勧め)を見て悩んだのですが、‘今回も’私は用意しませんでした。
杖が役に立つのは、もちろん斜面を上り下りするときに‘第3の脚’になるということがありますが、ほかにも、落ち葉に埋もれてよくわからない道の状態を探ったり、狭い道を丈の高い草がふさいでいるときに掻き分けたりできるというメリットがあります。
一方、単純に荷物が1つ増えるとか、今回のように傘をさしたりしなければいけないときは手が足りなくなるといったデメリットもあります。


8分ほど歩くと、最初の三叉路に着きます。


阿弥陀寺(2)_2010_2_9


ここはほぼ直進の左の道へ進みます。
ちなみに、私のルートでは、帰りもここで合流することになります。
つまり、帰りは画像の右上の道からここへ戻って来ます。

上の地点から10分ほど歩いたところです。


阿弥陀寺(3)_2010_2_9


このあたりは杉の葉が積もるように落ちていました。
実はこれでもいちばん道らしい道でした。

さらに歩いて、2か所めの三叉路に着きました。
このあとは急に道の様子が変わり、杉がほとんどなくなり、落ちている葉はカシのような感じでした。
・・・こっちのほうが滑るので、さらにスリルが増しました。(汗)

「青岸渡寺」脇の石段を登り始めて1時間12分ほどで「阿弥陀寺」の横手にたどり着きました。
以前は「つつじ公園」があったようですが、草が生い茂り、囲いも廃墟同然になっていて、確認することはできませんでした。

そのまま少し先まで歩いて振り返るように見ると、遠くに鮮やかな朱塗りの「山門」が見えていました。


阿弥陀寺(4)_2010_2_9


石段を一歩一歩登って行って、「山門」の前まで来ました。
一礼してくぐります。


阿弥陀寺(5)_2010_2_9


「青岸渡寺」の境内から「阿弥陀寺」の境内まで1時間15分かかりました。

 ■(非公式)番外札所 妙法山「阿弥陀寺」

 本尊:阿弥陀如来
 宗派:高野山真言宗
 開祖:弘法大師
 創建:大宝3年(703年)
 御詠歌:熊野路を ものうき旅と 思ふなよ 死出の山路で 思ひ知らせん

「本堂」です。


阿弥陀寺(8)_2010_2_9


元の「本堂」は1981年に原因不明の火事で全焼したとのことで、今の「本堂」はその後、再建されたものです。
そのため、大変きれいな建物でした。


「朱印」は「本堂」の向かって右手に受付があるので、そこで書いてもらいました。


阿弥陀寺_朱印_2010_2_9


そこにいた人に「この雨が避けられるところで持って来たおにぎりが食べたいんですが、どこかありませんか?」と聞くと、「本堂の中でどうぞ」と言われました。
非常に上がりにくい雰囲気の「本堂」だったのですが、ここは誰でも上がれるようです。
ただ、食事は許可をもらったほうが安心です。

ありがたく上がらせてもらって、部屋の隅でコンビニで買ってきたおにぎりとお茶をおとなしく頂きました。
寒い日の上に暖房もなく、体は汗と雨で濡れていて寒かったので、できるだけ急いで食べました。

順番が間違っていることはわかっていますが、ようやくここで祭壇の前に進んで正座して、手を合わせました。
いつもは「健康」を祈るのですが、きょうはずっと具体的に、「このまま風邪を引いたりしませんように・・・」とお祈りしました。(^-^;)
それほど寒かったし、何より濡れた体が冷えて、震え始めているのが不安でした。

写真を撮ってもいいかどうか確認しようと思って、さっき人がいた隣のスペースとの仕切りの板の襖(?)をノックしたのですが、応答がありませんでした。
きょろきょろして、室内のどこにも「撮影禁止」という文字が見当たらなかったので、写真を撮りました。


阿弥陀寺(6)_2010_2_9


本尊像も火災で焼失したため、真新しい「阿弥陀如来像」が立っていました。
左側には「不動明王立像」があり、その左右には2児童像がありました。

ごみをかばんに押し込んで、「ありがとうございました」と言って、「本堂」を出ました。

境内には、「山門」の隣に「鐘堂」がありました。


阿弥陀寺(7)_2010_2_9


「本堂」の左手奥には「子安地蔵堂」がありました。
これも新しい建物でした。


阿弥陀寺(9)_2010_2_9


その先に行って、石段を降りたところに「弘法大師堂」がありました。
ただ、メインに見えているのは「籠り堂」で、奥に続いて建っている(・・・ほとんど見えません)のが「大師堂」だそうです。


阿弥陀寺(10)_2010_2_9


手前には六角形の「納骨堂」がありました。


阿弥陀寺(11)_2010_2_9


下山します。 
帰りは、来たときとは別ルートを通りました。

(【2】に続く。)





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最終更新日  2010年03月02日 11時15分45秒
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