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2013年03月16日
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カテゴリ: その他・日常

1年前ちょっと前に、前の自転車で「淡路島」を1泊2日で1周しました。
このときは、自転車の変速が12段しかなく、急な坂を登る仕様ではなかったため、島の南部の坂はほとんど歩いて押しました。
私は自転車は趣味ではないと公言(?)しているので、水泳のレースで意識していたタイムや順位に食い込めなかったときのような‘悔しさ’はほとんどなかったのですが、一方で、「坂仕様の変速のある自転車だったら、降りることなく走れただろうか・・・」という‘くすぶり’がありました。

淡路島は私にとっては特別の観光スポットがあるわけではないので、もう1度行くのは気乗りがしませんでした。
そして、「誰か同じようなペースで走る人がいっしょなら、行くんだけどな・・・」と思っていました。

私は今まで「自転車で走るだけの1日」は2011年の9月に「しまなみ海道往復」の経験が1回あるだけで、また、「誰かといっしょに走ったこと」は一時的な並走を除いてはありません。


でも、今回は「淡路島を自転車で1周するだけ」が目的なので、理想としては私と同じような走りで先導してくれる人がいっしょのほうが心強いと思っていました。
そんな折、インターネットの自転車のサイトでいっしょに走ってもいいと言う人(Kさん)が見つかったので、急拠、きょう淡路島へ行くことになりました。

JR明石駅でKさんと会い、自転車を組み立てて明石港まで行き、淡路島に渡る「ジェノバライン」の乗り場へ行きました。

偶然去年乗った「7時20分発」の小型船に十分間に合ったのですが、船の後ろに置かれる自転車に海のしぶきが大量にかかるのが嫌で、20分後の普通船まで待ちました。

船は予定通り、8時ちょっと前に「岩屋港」に着き、島を自転車で走る「常識」とは逆の「反時計回り」に走り始めました。
GPSを持っているKさんに前を走ってもらい、私はそのあとをついていく形にしました。


去年の2月のはじめに走ったときに、「島は時計回りに走る」という‘常識’を季節を考えずに実行し、結果としてほとんど常に向かい風に遭い、ひどいときは下り坂でもペダルを踏まないと止まりそうになりました。
それで、今回は念入りに調べておいて、昼過ぎまでは東寄りの北風、その後徐々に西寄りに変わり、午後3時ごろから南寄りの西風に変わるということだったので、明らかに「反時計回り」に有利な風の吹きかただと判断したからです。
それと、淡路島は道路が海に面しているところでは、側道が狭く、大型車に抜かれるときに怖い思いをすることもあったので、海すれすれのところを走らずに済むという計算もありました。

走り始めてからしばらくは北に向かって走ることになるので、わずかに風を受けましたが、朝早い時間帯だったこともあり、ほとんど微風で気になりませんでした。

「明石海峡大橋」を越えると、あとは徐々に南の方向に向かうことになるので、走っているときにはまったく風を感じませんでした。
つまり、自転車の速度と同じ速さの風が後ろから吹いていたということになります。

私としては「わずかに速いペースだな・・・」と思いながらも、頑張ってついて行きました。
途中で適当に5分ほどの休憩も何度か取りました。

冬季メンテナンス中の「淡路城」の前を過ぎ、去年1泊で走ったときに泊まった「慶野松原」の海岸横もあっという間に通過しました。

ここまでは坂も一切なく、信号もほとんどなかったので、無駄に止まることもなく、体のどこかが局所的に疲れるようなこともなく走れましたが、淡路島で大変なのは南部一帯です。
「阿那賀」のあたりからは道もわかりにくくなり、また、苦手な坂が出始めました。
少しずつ私が遅れるようになりました。
そして、どこだったか、初めて自転車から降りて歩きました。。。

そして、去年、‘泣いた’「鳴門岬分岐点」に着きました。
去年は岬の先端に行くのは諦めましたが、Kさんに「昼食はこの先で食べましょう」と言われて、他に食事ができそうなところもなかったし、この時点ではまだ体力的に持ちそうだったので、あとをついて行きました。

「淡路牛バーガー」なる、大きめのバウンドに焼肉を挟んだようなパンを500円払って買い、フレンチポテトといっしょに食べました。
エネルギーは完全に切れていたものの、疲れが出始めていて、食欲は落ちていました。。。

食べ終わった後で、少しだけ四国へ伸びる「鳴門海峡大橋」の見えるテラス(?)のほうに行ってみました。
今回、これが唯一の写真になりました。。。


鳴門海峡大橋_2013_3_16


正午を少し過ぎ、再び自転車にまたがって、まずは岬への道路の分岐点まで戻りました。
これが3kmぐらいあるので、岬の先端部分に寄るか寄らないかで5~6km違ってきます。

その後、福良あたりまではKさんの後ろをついて行ったのですが、登っては下り、また、登って・・・の連続で、だんだん私は遅れ始めました。
残念ながら、このあと、私は3回自転車から降りて、歩きました。
ただ、いずれも歩き始めて50メートル以内に上り坂が終わったので、距離にしたらそれほどではないのですが、その‘あと少し’が踏ん張れませんでした。。。

そして、ある交差点で、どちらに進んだらいいのかが、わからなくなりました。
どちらへ進んでも、その先で合流するようでしたが、そのときは止まりたくなかったので、先の地名が矢印とともに大きく書かれていたほうの道に進みました。
進んでしばらくして、「この道は去年通ってない・・・」と思いました。
これがまた私の苦手な上り下りを繰り返す道で、しかも、かなりの高さまで登りました。
先に進めるかどうか、不安を感じ始めていると、向かいから自転車に乗った人が来たので、間違いなく先に通じていると判断しました。

無事にちょっとした‘登山’が終わり、再び平地に戻りました。
そして、その先に大きい交差点があり、そこでどちらに進むべきか、迷ってしまいました。

ちょうど信号の反対側に自転車に乗った2人組がいたので、その人たちがこちらに来るのを待って、声を掛けました。

「あのう、フレームの白っぽい自転車の人とすれ違いませんでしたか?」
「いやあ、誰ともすれ違わなかったなぁ・・・」
「そうですか。でも、この先はものすごい坂道のあるところに通じているんですよね?」
「そうですよ。坂も大変だったけど、それより向かい風がすごくて・・・」
「あ、やっぱりそうでしたか。今、反時計回りに走っているんですけど、風を避けるためなんです」
「正解かもしれませんね。坂を下りたあとの長い海岸沿いの道もとにかくすごい風で・・・」
「あ、それも去年、経験しました」

ということで、完全に私ははぐれてしまったようです。
そこから先は事実上1本道なので、反対方向から来た人がすれ違わないはずがありません。
「(Kさんは)思った以上に先に行ってしまったのかなぁ・・・」としか考えられずに、再びペダルを踏み始めました。

同時に、今回、「反時計回り」に進んだことは‘大正解’だったと思いました。
去年は「時計回り」でほとんどいつも風を正面から受けて‘泣いて’いましたが、今回は風を感じることなく(=風は後ろからから吹いていた)ここまで来られたわけです。

その後は長い直線や緩やかなカーブに差し掛かったときにずっと先を見ても、もう姿をとらえることができなくなっていたので、頑張って追い付くことは諦めることにしました。
そのほうが、私としてまず気楽に走れるし、相手も同じようなことを考えているだろうから、お互いに自分のペースで走れることになります。
そう思うと、急に力が抜けたような感じがしました。

まったく初めてのところなら不安ですが、逆向きとはいえ去年1度走っているし、その先はわかりにくい分岐地点もないはずだったので、道なりに進んで大丈夫だろうと思いました。

島の南を少し東に越えた直線部分に差し掛かりました。
ここが去年、最も風が堪えたところです。
すれ違いざまに話をした人も大変だったと言っていたのはここのはずです。
道は上下はなく、さらにずっと先まで見通せるほどカーブもないのですが、逆にこれが進んでいる感覚を持てなくしたり、道はアスファルトではなく、荒れたコンクリートだったりで、疲れと相まって心が萎えていきました。。。

何とか走り抜けても、その先に待っているのは劇坂の繰り返しの山間部の道です・・・。
まったく平らな道を走り終えたかと思うと、突然、見上げるような高いところにくねくねとした道が見えました。

軽い絶望感に襲われ(笑)、もう完全に1人ラン状態だったので、坂が始まる手前のバス停のベンチに座って、長めの休憩を取ることにしました。

5分ほど‘ぼけーっ’としていると、見覚えのある自転車が通り過ぎようとしました。
Kさんでした。

お互いに顔を見て、「あれ!?」という感じで、お互いにどこでどうなって絶対に後ろにいるはずの私が先になってしまったのか、しばらく考えましたが、わかりませんでした。
つまり、どこかで別のルートを走ったということになります。

その後、ここから再びいっしょに走り始めても、私が遅れることは明らかだと思ったので、私はもう少し休むことにして、先に行ってもらいました。

5分ほど経って、私は重い腰を上げて、「難関越え」を始めました。
さすがに長めに休憩したためか、思ったよりは頑張れて、1km以上続いた上り坂を自転車から降りることなく登れました。
でも、そのあと、今回5回めの‘落車’となりました。。。
でも、ここも降りて押し始めてから100メートルもしないうちに、道は下りに転じました。

ちょうどそのトップのところに反対側から進んできたらしい5~6人のグループがいて、通り越して進んで行くと、その仲間と思われる10人ぐらいが自転車を押して歩いていました。
やはりここ一帯の坂は大変だということがわかります。
そんなにいい自転車でなくても先頭で待っている人もいたし、いかにも高そうな自転車で格好もばっちり決まっている人が歩いて押していたりで、坂は好き嫌いや得意・不得意があるようです。
・・・私も今回、身をもって坂は苦手だと実感しました。(^-^;)

でも、覚悟を決めていたからか、思ったよりはましに抜けられて、由良を通り過ぎ、洲本まで達しました。
「洲浜橋」で少し休憩して、あとは「淡路大観音」の前を過ぎれば終わりだと思いつつ、走り始めました。

途中で交差点があったのですが、渡るときは何も考えずに進んでしまいました。
そこは道なりに山側に行くのではなく、海側の道を選ぶべきでした。
そのほうが少しでも島の外側を進むことになるし、交通量も少なく、ほとんどフラットな道なので、去年はそちらを通りました。
今回は200メートルほど進んでから気が付きましたが、引き返すのが面倒で、そのまま進むことにしました。
・・・でも、思った以上に坂が厳しかったです。。。

(【2】に続きます。)





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最終更新日  2013年07月01日 20時38分07秒
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