きょうも全国的に残暑が厳しいようです。当地、島根県大田市では、暑いながらも、空も山も気持ちよく澄んでいます。
暑さ寒さも彼岸まで。20日からは秋の全国交通安全運動が始まるし、これから秋という文字が何かにつけて登場します。
秋と言えば「秋味」ってご存知?この時期、どこかのビール会社が売り出す季節ビールのこととちゃいまっせ。
アキアジとカタカナで書くと、魚の鯵(アジ)みたいですが、ほんとは鮭(サケ)のことなんですね。
秋になると、産まれた川にサケが帰り産卵するのですが、この時期のサケが一番美味しいのです。で、川に入る前に沿岸で獲れたサケのことを秋味といいます。
でも、新聞記事ではこの「秋味」、もはや死語の世界入り。
この言葉が新聞に載ると、読者から「なんでシャケやのにアジやねん?」という電話が必ずといっていいほど掛かってくるのです。
いちいち答えるのがめんどくさいから(ホント)、今では「秋鮭」なんて書く新聞もあります。でも、そんな言葉は広辞苑にもなく、わが国を代表する名エッセイスト、山本夏彦さんの言葉を借りるまでもなく、日本語を壊すお手伝いを新聞が果たしているのであります。
「シャケじゃけぇ」