日々是好日ときどき閑話休題

2007年12月06日
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さて、冬の早い日が暮れると、世界遺産・石見銀山遺跡はようやく本来の静けさを取り戻します。
それまで行き交う人の波、観光客で満員の路線バスのうなりも途絶え、銀山川のせせらぎが耳に届きます。
でも、静かになった道に立つと、ほんとにこれでいいのだろうか、という疑問を。
ネコもシャクシも押し寄せる銀採掘跡「龍源寺間歩」に向かう路線バスは、多いときで1時間に10台、1日には70台もが満員の観光客を乗せて行ったり来たり。それも、20何人乗りの小型バスがやっとの狭い道を。
世界遺産登録で観光客が増加すると見越して、路線バスの増便という名目の大幅な増便。それまで1日9往復(つまり18台)の路線バスしか走っていなかったわけで、ディーゼルエンジンの排気ガスと騒音は、そりゃひどいもの。
おまけに、停留所以外でも住民が手を上げたら止まってくれたバスがスルーして全然利用できない、と。観光客でいつも満員だからです。
ついに沿線住民からは「もう路線バスじゃない、ただの観光バスだ」と悲鳴が上がり、市に廃止の要望書を出すために立ち上がりました。
そもそも、世界遺産登録延期になるところを、ユニセフ派遣の日本政府全権大使の外交手腕に頼り、各国ユニセフ大使に心理戦を展開。裏技を駆使した逆転登録、というところが、ぶっちゃけた話。

それが今、未舗装の地道をバスがガーガーゴーゴー。そのうち、落石やがけ崩れがあっても不思議じゃない痛めつけようです。もともと、地盤が緩いし。
昔やさしく、いま手荒。これがいまの石見銀山遺跡の実態です。
え、なんかと一緒や?





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最終更新日  2007年12月06日 13時17分37秒
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