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2008.07.09
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カテゴリ: 最近見た映画
先日読んだ「ワイルド・ソウル」(東京日記 第七十三夜「傑作。物語が、疾走する。 「ワイルド・ソウル」を読む」参照)で、中南米への日本からの移民について興味がわきました。

そういえば二ヶ月くらい前に観た映画も、日本からの移民がテーマでした。

題名は「サルサとチャンプルー」。

キューバに移り住んだ日本人を追った映画です。

キューバの砂糖産業が最盛期を迎えた1920年前後に、仕事を求めて移り住んだ日本人たちがいました。キューバへの移民は1143人ということで、一万数千人ともいわれるブラジル移民などと比べると、少ない人数でした。さらに、移民の17%が沖縄出身というのも特徴です(映画のタイトルに「チャンプルー」の文字があるのはそのせいです)。彼らの多くはキューバの本島の南にあるIsla de Juventud ("若者の島"の意)という島に住み、農業を営みました。しかし、1929年の世界恐慌で仕事がなくなり、多くの人々が辛酸をなめることになります。第二次大戦が始まれば、敵国の人間として、強制収容所に送り込まれました。

そんなふうにして、その存在すら認知されることもなく生きている日本人たちを追ったドキュメンタリーです。

渋谷のアップリンクという小さな映画館で上映していました。

映画としてのできは・・・若干手作りのチープな感じは否めなくて、
娯楽というよりは記録が中心になっており、観ていて楽しい映画とは言いがたいですが

最後までそれなりに集中して観ることができました。

また、なんでこんな映画を観ることになったかといえば
北京留学時代の友だちから突然「映画見ない?」というお誘いが来たからです。

「なんで俺を誘ったの?」と聞いたら
「どんなマイナーでマニアックな映画でも、文句言わずに観そうな人だから」
といわれました。

その友だちの言っていることは正しくて、僕はマイナーでマニアックな映画も普通に楽しんで観られるほうだと思います。

しかも、偶然にも、以前にキューバを旅したこともあり、そのIsla de Juventudに行くことを考えたこともあったのでした。偶然って面白いなーと思いました。(いつかキューバの旅行記も、このブログにちょこっと書いてみたいな、と思っています。)

 キューバの離島に、日本人が住んでいるなんて、この映画を観るまでは知らなかったので、それを知ることができただけでも大きな収穫でした。結構地味な映画なので、万人向けではないですが、このブログを読んで関心をお持ちになった方は、ごらんになってみてください。今月も東京で観られるようです。
http://www.cuba-okinawa.com/

IMG_3920 サルサとチャンプルー.JPG





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Last updated  2008.07.12 07:50:55
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