大道無門(パソコンとインターネット)

大道無門(パソコンとインターネット)

2014.11.19
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カテゴリ: インターネット


コンピュータを複数台使用して、時間を短縮するという手もあるが、それでも桁数の長いパスワードを盗むには時間がかかりすぎる。

そこでハッカーたちが考えるのは、この時間を如何に短縮するかということである。

そこで考えついたのが、素早くパスワードを見つけるための辞書(データベース)を作ることだ。人はパスワードをつくるときには、全く関連性のない文字列を作成すると、それを思い出すのに苦労してしまう。従って、いくつかの文字列は意味のある言葉である可能性が高い。

あるいは、「DESERT」という単語でもパスワードの作成時には、「D3SERT」などと「E」を左右逆にした「3」を使うことがある。その他、英語ならば「4」を「for」として使用したり、「2」を「to」として使用したりする。このような特徴を辞書としてデータベース化するのだ。

dictionary1.png

ハッカーたちはそういう辞書(パスワード解読用辞書)を作成することによって、総当り方式の欠点をカバーしようとする。その時に有効(参考になる)なのが、ネットに流出したユーザIDやそのパスワードである。どこかのサイトの情報が流出したというようなときにハッカーはその情報を入手し、パスワード解読辞書に追加しているのだ。

もちろん、攻撃を受ける側もパスワードのデータが盗まれたとしても、簡単にはパスワードをハッカーが入手できないようにしている。パスワードを暗号化したり、ハッシュ化しているので、簡単には元のパスワードが分からないのだ。

ただし、単純な暗号化は解読は比較的簡単であるので破られやすい。それに比較するとハッシュ化されているパスワードは簡単には破れない。それでもパスワード解読用辞書が良くなっていくに従って、ハッシュ化のやり方を類推できるようになってきている。

いずれにせよ、ハッカーはパスワード解読用辞書をどんどん洗練されたものにしていっているのだ。






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最終更新日  2014.11.19 10:43:48
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