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おはなしのトンネル
2005
今まで日記に書いたストーリーテリングのおはなし会の様子をまとめてみました
2005
≪学習会を兼ねた2004/12月・夜のおはなし会≫
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
今夜、よみきかせのボラ仲間に誘われて、ストーリーテリングのおはなし会へ寄せてもらった。
子どもも連れて行こうとしたんだけど、早朝からハイテンションだったせいか、
午後7時頃には、リビングですやすや・・・。
夫にお願いして、私だけで午後7時半からのおはなし会へ。
小さな事務所の一角・・。
まーるいテーブルに、アジアンな素敵なテーブルクロス、
その上にかわいい木のツリーにやっぱり木製のオルゴール。
そして・・・ろうそく。
部屋の明りをおとして、ろうそくに火がともると、おはなしのはじまり、はじまり・・・。
今日のおはなしは5つ。大人の方が2人、小学6年生の子が2人、小学3年生の子が1人。
すごい。小学生の子どもでも、どうどうと自分の世界を持って語っている。
感心しちゃう。
5人とも、とても一生懸命。
楽しいおはなし、しんみりジーンとするおはなしなどなど・・・。
ろうそくの炎がゆれている。
おはなしの終わりが近づく。
最後にろうそくの火を吹き消しておはなし会はお・し・ま・い。
しずかな、ゆっくりした時間でした。とっても心地いい時間。
テレビの音もなく、かすかな灯りと人の声。
なんと贅沢なんだろうと思いました。
来月は、こどもと一緒に参加したいなぁ~。
そして、な・・なんと、来月は、おはなしデビューすることに・・・。
あ~どうしよう・・。
今日は、聞くだけだったから、のんきに楽しめたけど・・・。
心配だぁ。
・
覚えられるかなぁ。
・
・
短いおはなしから挑戦だ!
≪学習会を兼ねた2005/1月・夜のおはなし会≫
1月28日PM7:30~
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
ろうそくに灯りをともして、おはなし会のはじまりはじまり・・・
(参加者 大人子ども合わせて19名)
本日のプログラム
1.ちいちゃい、ちいちゃい
2.おんちょろちょろの穴のぞき
3.だいくとおにろく
4.天ぶく地ぶく
5.雪ん子
6・ちいちゃい、ちいちゃい(英語版)
7.ちいちゃい、ちいちゃい
私は、昨日6年生でやった『おんちょろちょろの穴のぞき』2回目の挑戦となりました。
やっぱり、夜、ろうそくの灯りの中でやるのは、朝の教室でやるのとは、雰囲気が、かなり違いました。
落ち着いた感じで、出来たように思います。
今日の聞き手の人は、お話を聞きなれている人が多いので、結構、面白い場面では、声を出して笑ってくれて、
反応があり、楽しい感じのお話になりました。
でもね、自分ひとりで練習している時は、聞き手の笑いの間とか考えずに練習しているから、微妙にずれた感じになって、
ちいさい言葉なんだけど、飛ばしちゃったとこがありました。
それと、保育園の年長さんの子がケラケラ笑ってたの見て、一瞬私も笑っちゃって・・・・。
ビックリ・・・。
語り手が聞き手と一緒になってわらっちゃぁダメだよね。(反省)
やってみないと、わからないものです。
今日は子どもも連れて行けて、おはなし会の雰囲気を味わってもらえてよかったなぁと思っています。
「どうだった?」って聞いたら「普通だね」なんて次男は言ってたけれど。
今年初めてのおはなし会、新年会ということで、おいしいシュークリームをご馳走になったのは、ラッキーでした。
ごちそうさま☆
さぁ、今度は何に挑戦しようかな。
もう1回昔話をしてみようと思っているのだけれど・・・。
まずは、また、おはなし探しから・・・。(1月28日の日記より)
≪学習会を兼ねた2月・夜のおはなし会≫
◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□
今夜のおはなし会も楽しかったです。
なんと、今夜は、トップバッターで『ふくろうのそめものや』をやりました。
トップって、雰囲気を作らないといけないから、むずかしかった。
1回だけ、言い直しちゃったところがあったけど、
でも、みんな真剣に聞いてくれて嬉しかったです。
この前の勉強会のメンバー3人だったので、おはなしは同じものだったんだけど、
最初に聞いた時と印象が違って、
同じおはなしを何回も聞くって言うのも楽しいものです。
より深くお話の世界に浸れます。
メンバーの息子さんで、うちの次男のクラスメイトの子が『とうふとこんにゃく』というとてもおもしろいおはなしをしてくれました。
その子のしゃべり方がとってもかわいいんだけど、おはなしもおもしろくてね。
簡単にすると・・・
とうふとこんにゃくがいました。
ある時、とうふが棚から落ちてひどい怪我をしました。
こんにゃくは、それを聞いてお見舞いに行きます。
こんにゃくが「どんな、ぐあいだ?」と聞くと
とうふは、白い顔をボロボロにして
「よく来てくれた。ひどい目にあったぞ。こんにゃくどのは
おれと違って、棚から落ちても怪我をすることがなくていいなぁ」
「いや、そうでもないよ。おれだって、毎日生きた心地がしないぞ」
「それはまた、どうしてだ?」
「だってなぁ、いつも『今夜食う、今夜食う』と言われるだもの
生きたここちがしないでいるのさ」
って言うおはなし。
おかしいでしょ・・・・?
聞いてて、ケラケラ笑ってしまいました。
楽しいおはなし会でした。(2月25日の日記より)
≪学習会を兼ねた4月・夜のおはなし会≫
19:30~
◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□
3月のおはなし会は、体調がちょっと悪かったので
お休みしてしまった。
なので、今夜は、2ヶ月ぶりのおはなし会でした。
子ども4人大人6人のこじんまりとしたおはなし会。
ろうそくの灯りの揺れる中、今夜のおはなしが始まりました。
1.こすずめのぼうけん
2.さんねん峠
3.うりこひめ
4.とりのみじい
5.たにし長者
さんねん峠語らせてもらいました。
このお話は、ほんとに不思議なくらい覚えやすかった。
多分、今までの中で1番覚えやすかった。
私の好みだったのかな。
自然の風景が出てきて、情景が思い浮かんだ。
節をつけるところもあった。
笑ってもらって、楽しく語らせてもらいました。
しかし・・・
練習では、1度も間違えた事がなかったところで・・・なぜ?
「おじいさんは、反物を売りに行きました」
が、どうして
「おじいさんは、反物を買いに行きました」になるわけ?
自分でびっくり!!
何十回も練習して、そんな間違えしたことないじゃん。
話の内容としては、「そして、その帰り道・・・・」と続くので
そのままでもおかしくはなくて、助かったけど
本番で反対のこと言っちゃう私って?
ほんとびっくりでしたわ。
なにが、起こるかわかりませんねぇ。
こすずめのぼうけんは、絵本からです。
このお話、かわいいです。
友人の語りもかわいかったです。
迷子になった小雀がいろんな鳥の巣で
休ませて欲しい頼むんだけど、
ちゅんちゅんってきりしか言えない小雀は、
仲間じゃないから休ませてもらえない。
でも最後には、おかあさんに会えて安心して眠るってお話。
今の時期にぴったりだね。
後半は、日本の昔話でどれも面白かった。
とりのみじいは、きれいは歌が出てきて・・・。
たにし長者は、ベテランの方の語り(20年も発酵していたらしい)
昔ばなしというよりは、その方が作ったかのような雰囲気でした。
今夜もこころが、ほっこりするようなおはなし会でした。
さぁ、この気持ちよさのまま、眠るとしよう。(4月28日の日記より)
≪学習会を兼ねた5月・夜のおはなし会≫
19:30~
◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□
1.ネコの家に行った女の子
2.たまごのカラの酒つくり
3.小僧さんの小便
4.ガチョウおくさんのおふろ
5.こすずめのぼうけん
今夜は乳児さん1人 子ども6人 大人7人。
お話する人が少ないということで、
まだまだでしたがやらせてもらいました。
何事も、場を踏まないとね。練習練習・・・・。
ほんとに、今日は良い勉強をさせてもらいました。
乳児さんが一人いたのね。
乳児さんがいると場が優しくて
いい雰囲気になるんですよね。
だけど、お話しするほうは、ドキドキなんですよ。
初めての経験。
チョロチョロ歩くから、部屋の灯りは今夜は消さないで明るいまま・・・。
お話をしている最中もあっちへこっちへ・・・。
聞いている人は、ついついその子を目で追ってしまう・・。
うっかりすると、自分もかわいいからつい見てしまう。
集中集中・・・。
お話が飛んじゃう~。
周りがどうであろうと、語る方は、
お話に集中しないといけないんですよね。
世界を作らないと・・・。
何とか、最後まで行きましたが、難しかったぁ・・・。
疲れたぁ・・・・。
でもいい勉強させてもらいました。
たまごのカラの酒つくりは、アイルランドの昔話です。
ちょっとこわ~いお話なんですよ。
最後のハラハラする場面から、ほっとして終わるんだけど、
3年生ぐらいの男の子が、最後に一言「あ~よかった」って。
お話に入っていたんだね。
ドキドキしたね。
小僧さんの小便は、4年生の男の子が語りました。
小僧さんは、小便がしたいんだけど、
畑には地の神様、川には水の神様がいるから
和尚さんに小便してはいけないといわれ困ってしまう。
和尚さんが木の下で休んでいるところへ、
木の上から和尚さんの頭めがけて
小便する小僧さん。
だって、和尚さんの頭には、髪(神)がないから・・・って話。
子どもが語ったから、更にかわいくて面白かったよ。
ガチョウおくさんのおふろもおもしろかった。
おふろに入ろうとしたガチョウおくさん。
たらいも、手ぬぐいも、石鹸も、タオルも用意した。
でもなぜか、おかしい・・。
でも何がおかしいか分からない。
アヒルさんに聞いてみる。
何がおかしいの?
話を聞いていると、おかしいところにだんだん気が付いていく。
最後のオチ。
だって、お湯がないんだもの。
こすずめは、この時期人気のお話ですね。
今夜もかわいいこすずめに会えましたよ。(5月27日の日記より)
≪学習会を兼ねた6月・夜のおはなし会≫
19:30~
◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□
1.どうぞのいす
2.日本の昔話(タイトルわすれたぁ~)
3.七羽のからす(グリム)
4.~~ジャック(これもわすれたぁ~)
5.エパミナンダス
6.わらべ歌 ほたる
今日はタイトル忘れが多い・・・。
1と2は小学生の女の子が語ってくれました。
この二人は姉妹で『どうぞのいす』は1年生の子
昔話は6年生の子でした。
『どうぞのいす』は絵本でもありますよね。
表紙は、見たことあるんですが読んだ事ありませんでした。
かわいいお話ですね。小1の女の子にぴったり。
その子は、絵本ではなく童話の本を音読しながら覚えたそうです。
小6のお姉ちゃんは、なんと30分ぐらいで覚えちゃったとか・・・。
信じられない。脳細胞が若いのね。うらやましい限りです。
3の『七羽のからす』は、もう12~3年前に覚えて
何度語ったか分からないぐらい語っているというベテランさん。
もう、その人のお話になっていた感じで素晴らしかったです。
やっぱりグリムのカチッとしたお話はいいですね。
独特の雰囲気があります。
4と5はとてもよく似たお話でびっくり!
わたしは5のエパミをやらせてもらいましたが、
今までの中で1番緊張しました。
みんながよく知っていると思うとなんか、
勝手にプレッシャー感じてしまって。
最後の大事な部分で一部飛ばしちゃいました。
練習したのになぁ・・・。残念。
こんな事もありますね。
小学校のよみきかせで再度挑戦、リベンジです。
今月末、語り手さんを招いて、場所を変えてまたおはなし会をやります。
「語り手さんは、みなさんのお話を聞けるのを楽しみにしてきてくれるので
いつもの方はやってくださいね」と言われ・・・。
純粋に聞きに行くだけで楽しみたかったのだけれど・・・。
『さんねん峠』のリクエストを頂いたので、これも戻して再挑戦です。
(7月1日の日記より)
下澤いづみさんをお迎えしてのおはなし会
◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□
本日のプログラム
1.そっとうた (谷川俊太郎)
2.なら梨とり (日本の昔話)
3.小鳥になった美しい妹 (ギリシャの昔話)
4.いっちゃんいがつく(てあそび)
5.うちの中のウシ (ワッツ作)
☆
6.チィチィネズミとチュウチュウネズミ (イギリスの昔話)
7.一つ目二つ目三つ目 (グリムの昔話)
☆
8.ムギと王さま (ファージョン作)
バラエティに富んだ内容で楽しみました。
やっぱり、おはなしに合った語り方というのか、それぞれ違うんですよね。
さすが!!です。
『なら梨とり』は、下澤さんが一番多く語っているおはなしの一つだそうで、
年間で30回は語るとおっしゃっていました。
年間で30回ってことは、約10日に1度ぐらいってこと・・?
年季が違いますね(笑)。
聞いていて安心・・心地良かったぁ。
楽しくて笑ったのが、『うちの中のウシ』。
もうずーっと笑い続けてたみたい。
絵本でも違うタイトルで出版されているようですが、
私は知らなかったので、お話で初めて出会いました。
絵本を知っていた友人は、
「絵本より断然お話のほうが面白かった」と言ってました。
『チィチィネズミとチュウチュウネズミ』は昔話の本で読んでいましたが、
こんな感じのお話だったんですねぇ~。
活字で読んだ時は、良さがよく分かりませんでした。
あまりピンとこなくて印象なかったんだけどね。
声で聞くと、違うんだなぁ・・・。
なんか早口言葉のような感じで、くるくる転がる感じ。
最後の終わりが、またなんとも言えませんね。
グリムの『一つ目二つ目三つ目』は、とても長いおはなし。
それでも、なぜか引かれてひきつけられてしまいます。
銀の葉に金のりんごが目の前に現れて、とてもキレイでした。
聞いているだけで、映像がどんどん浮かんでくる。
すごいなぁと思いました。
最後の『ムギと王さま』は創作だそうです。
今までの昔話とは、全然印象が違う感じで、
こういうものも、ストーリーテリングとして語られるんだなと
勉強になりました。
(7月9日の日記より)
≪学習会を兼ねた7月・夜のおはなし会≫吉田さんを迎えて
19:00~
◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□
朝から暴風雨警報がでていて、
今夜のおはなし会はどうなるかなぁ・・と
ちょっと心配していました。
でも、みんなおはなしが聞きたかったんだよね。
台風がそれてくれたおかがで、予定通り行うことが出来ました。
おはなし会に向かう途中、車の中で次男とみた夕焼け空と大きな虹。
素敵な予感。
そしてたくさんのおはなし・・・。
今夜も心地よい時間が流れました。
今夜は2部構成のおはなし会になりました。
(子ども11名ぐらい・大人10名ぐらい)
吉田さんをお迎えして・・・
1.てんまのとらやん
2.小さなこげた顔
3.おはなしのすきなおうさま
わらべ歌 2種のほたるの歌をあわせて・・・
* * * 休憩(お茶とお菓子☆) * * *
1.これはのみのぴこ(小4・男の子)
2.かちかち山
3.どうぞのいす(小1・女の子)
4商売のじゃま(小6・女の子)
指遊び はちべいさんとじゅうべいさん
5.三年峠
6.金色とさかのおんどり
盛りだくさんのプログラム。
新しいおはなしにも出会えて楽しかったぁ・・・。
吉田さんは、もう四十年も語りをされてるベテランの方でした。
『てんまのとらやん』絵本にもなっているそうで、
絵本の絵もなかなか楽しそうでした。
関西弁が楽しい雰囲気のおはなしでした。
『小さなこげた顔』はインディアンに伝わるおはなしだそうで
最後に虹や天の川がでてくるとても壮大な感じのおはなしでした。
『おはなしのすきなおうさま』はエチオピアのお話といっていたかな。
繰り返しのおもしろいお話。
でも笑うのは大人ばかり・・・。
子どもはなかなか笑わないでね、ほんと最後の最後で笑ってました。
2部は毎月集まるメンバーで吉田さんに聞いていただきましょう
ということでやりました。
私は2度目の三年峠。
途中から、みんなに笑ってもらってうれしかったぁ。
ほんとはね、朝の段階で台風上陸でこりゃおはなし会中止かもと思って
ちょっと気抜いてまして・・・。
夕方から慌てて気を引き締めた次第でありました。
私が小学校でよみきかせに行っているクラスの2年生と3年生の兄弟も
お母さんに連れられてきてました。
ますます、好きになってくれるとうれしいなぁ・・。
ちょっと疲れたけど、良い夜でした。
では、今夜はこれで・・。おやすみなさい☆
(7月26日の日記より)
≪学習会を兼ねた8月・夜のおはなし会≫
19:00~
◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□
夏の夜のちょこっとこわ~いおはなし会
1.妖精の丘が燃えている(子どもに語るアイルランドの昔話より)
2.
はなし話(日本の昔話より)
(小4男の子)
3..
あさねぼうとあさがお(日本の昔話より)
(中1男の子)
4. フォックス氏
5.ゆうかんな靴直し(子どもに語イタリアの昔話より)
6.指遊び(八べえさんと十べえさん)
7.おどる骸骨(日本の昔話)
新しい聞き手を迎えての本日のおはなし会です。
最初の『妖精の丘が燃えている』はアイルランドの昔話です。
妖精というとティンカーベルのようなかわいいものを
思い浮かべる人もいると思うのですが、
このお話に出てくる妖精は、しわくちゃなお婆さんです。
しかも3人・・・。
この3人の妖精が、島でたった一軒のたった一人で留守番中の
おかみさんの家へ「こんばんは」といって入っていくところや、
妖精とお婆さんとのやり取りにドキドキしました。
次の『はなし話』ほんと短いおはなし。
最初は、生首が落ちてきてビックリぎょっとするんだけど、
最後は・・・。
あっという間の30秒ぐらいで終わっちゃうおはなし。
『あさねぼうとあさがお』は唯一怖くないお話。
朝寝坊の男は、あさがおを咲くところが見たいと頑張って早起きする。
そしてキレイに開く朝顔を見ることに・・・。
でもあさがおは、すぐしぼんでしまう。
この男が、起きているから昼かと間違えたそうです。
2分ぐらいかな?
夏のこの時期にぴったりの愉快なお話です。
『フォクス氏』は、本日一番の怖いお話でした。
大人向けのお話ですね。今日の聞き手には、とても好評でした。
私の『ゆうかんな靴直し』
途中で人の出入りがあったり、意外なとこで子どもが笑って、
ちょっと焦ってしまいました。
一部ちょこっとだけど飛ばしちゃったとこがあったり
次男の「あそこ違ってた」のダメだしが入り・・・。
宿題持ち帰りの気分だけれど、これも勉強ですね。
最後の『おどる骸骨』。
笑えるところもあるんだけど、よ~く聞くと、
仕返をする、心理的に怖いお話かなと思いました。
(8月20日の日記より)
下澤いづみさんをお迎えしてのおはなし会
◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□
今日もね・・・
素敵な時間を過ごさせてもらいました。
下澤さんのおはなしを聞いてきました。
前回聞いたのが、確か7月でした。
(良かったら
前の日記
読んで見てください)
前回は、大人ばかりのおはなし会。
それも、聞き手の半分ぐらいは、語り手でもある方々・・・。
会場もお抹茶がいただけるような立派な会館でした。
今回は、2歳ぐらいの子どもさんが3~4人いて、
とってもアットホームな雰囲気です。
会場は、公民館の一室。
前とは全然違うプログラムで、これまた良かったですよ。
今回は、約1時間の内容でした。
子どもたちの様子を見ながらプログラムをその場で決めて
おはなししていて、さすがだなぁ・・と感心するばかりです。
詳しいプログラムは、私のうろ覚えでは心もとないので
主催者側の友人が記録したものを、また後日アップしますね。
でも、わらべ歌もりだくさん、おはなしも歌の入るものが多くて
子どもたちも飽きずに楽しめた様子でした。
私が行って良かったなぁと思ったのは、私のレパートリーの一つでもある
『さんねん峠』が聞けたこと。
(さんねん峠のおはなしってどんなの?って人は
こちら
)
下澤さんも最初の自然の情景が描かれたところが
自分の子ども時代がよみがえるとおっしゃっていました。
人が語った『さんねん峠』を聞くのは初めてで、
聞き手の気持ちで聞くことが出来て、とても良かったです。
またこのお話が好きになりました。
歌の部分は、やっぱり違うんだけど、
語り手さんで違うのもそれぞれで楽しめるなぁと思いました。
その他のおはなしもまたプログラムをアップするとき
紹介しますね。
このふんわり、あったかい気持ちを小学校にも届けれたらいいなぁ~。
それと、「今はボタン一つ押すとメロディが流れて歌ってくれるおもちゃがあって、
今の時代しょうがないのだけれど、少しの時間でも生の声で歌って、
手と手を触れ合わせて、静かな時間を過ごして欲しい」とおっしゃっていました。
わが息子は、もう大きくなってそんな事出来なくて残念~。
もっと小さいうちたくさんしとけばよかったよ~。
だから、小さいお子さんがいるお母さん、今のうちだけだからね。
すぐ大きくなっちゃうから、
いっぱいわらべ歌や指遊びで触れ合ってくださいね。
(9月26日の日記より)
≪学習会を兼ねた9月・夜のおはなし会≫
19:30~
◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□
昨夜は、月1回の夜のおはなし会でした。
聞きにきてくれた子どもたちが多く、てうれしかったです。
子ども9人大人7人ぐらいだったかな?
朝の教室とは、全然違った雰囲気。
小さな部屋にみんなでかたまっていす並べて
部屋の明かりをおとしてするお話は、
魔法の世界へ連れて行ってくれました。
1.七羽のからす(グリムの昔話)
2.熟し柿でけが(日本の昔話)
3.なら梨とり(日本の昔話)
4.わらべうた ≪虫かご≫
5・ババヤガーの白い鳥(ロシアの昔話)
今回は昔話が揃いました。
『七羽のからす』は、私の好きなお話です。
カラスになった7人の兄を助けにいく女の子のお話。
おそろしい太陽、意地悪な月、優しい星に出会いガラスの山へ・・・。
次々といろんな事がおこり、どんどんお話にひきこまれていきます。
『熟し柿でけが』は、短い笑い話。
柿の木の下で、マキ割りをしていたきっちょむさん。
熟した柿ってつぶれると、ちょっと血みたい・・。
さぁ、何が起こるのかな?
『なら梨とり』私の語りも5回目です。
今までの中で一番楽しく出来たような気がします。
でも、一生懸命やりすぎて、ちょっと疲れました。
やっぱり、聞かせるところと力を抜いて楽に語るところがあるんだよね。
頑張りすぎて、そこがなかなかむずかしいです。
わらべうたでちょと息抜き。
両手で虫かごを作って、かごに耳をあてて・・
とうさん虫は、鳴いているかな?
『ババヤガーの白い鳥』は、初めて聞いたお話です。
でも情景が浮かんできました。これもはらはらするお話でした。
ババヤガーは、ロシア版やまんばって感じかな?と
語った方は、言ってました。
白い鳥たちに、弟をさらわれたお姉さんがババヤガーのところへ
弟を助けに行きます。
帰り道、ペチカ、りんごの木、ミルクの川が出てきて二人を助けてくれますが、
どんどん追ってくる鳥にドキドキ、一緒に逃げている気分になりました。
うちにたどり着いた時には、「良かったぁ」と胸をなでおろしましたよ。
(9月30日の日記より)
≪学習会を兼ねた10月・夜のおはなし会≫
19:30~
◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□
毎月恒例の月に1度の夜のおはなし会。
今夜は子ども6人、大人7人ぐらいだったかな?
ろうそくに明かりを灯して素敵な時間を過ごしました。
1.王子さまの耳は、ロバの耳(ポルトガルの昔話/世界の民話)
2.チモとかしこいおひめさま(フィンランドの昔話/おはなしのろうそく14)
~♪わらべうた
3.へっぴり嫁ご(日本の昔話/日本の昔話4)
4.これはのみのぴこ
5.北風に会いにいった少年(ノルウェーの昔話/おはなしのろうそく13)
~♪わらべうた
6.キジが出てくるお話でした(タイトル忘れた~)(中国の昔話?)
7.カラスととげ(トルコの昔話/子どもに語るトルコの昔話)
今夜は盛りだくさん。
書き出してみたら、改めて実感。
おはなしで世界をいろいろ旅しちゃった感じ。
楽しいおはなしあり、ちょっとジーンとするおはなしあり。
あっと言う間の1時間でした。
全然1時間を感じなかったな。
今夜は、『つるとあおさぎ』も準備していきましたが
『王子さま~』の方をリクエストされたのでそちらで・・。
学校とは違う雰囲気なので、5回目だったけどキンチョーしました。
知らないおはなしが3話もあって、楽しかったです。
6・7のお話をしてくださったゲストさんは、
語りを始めてもう20年だそうで、素晴らしかったです。
頑張って覚えて、いっぱいいっぱいで語ってる私たちと違って、
もうお話がその人のものになっているんですよね。
とってもリラックスして、らく~に聞けるんですよ。
楽に語って、聞き手もリラックスさせてくれるなんてさすがです。
私は、まだまだ力はいってるなぁ・・と感じました。
6番目のおはなし(タイトル忘れが悔やまれる~)最後がすごく劇的なお話で、
じ~んとしてしまいました。
語り手さんも「語りながら、胸がつまって声が出にくかった・・・」と
話されていました。
気持ちが入っているんですね。
7番目の『カラスととげ』はおもしろかった。
いっぱい笑いました~。
1年未満の私とは大違いの語りで、とても勉強になりまいした。
やはりいい語り手さんの話を聞くのは、とても刺激になります。
20年後には、この方のような語りができるかな?
(一体何歳になるんだろう?まぁ気にしない気にしない)
(10月28日の日記より)
◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□
隣の市の語り手さんのグループ主催のおはなし会へ行って来ました。
東京子ども図書館で勉強され、
地元の関東でおはなしを届けていらっしゃる二人の方をゲストとして
迎えてのおはなし会でした。
★ねずみのすもう 『おはなしろうそく18』
★三枚の札っコ 『日本昔話百選』
★オンドリとネズミと小さい赤いメンドリ 『おはなしのろうそく12』
★魔法の馬 『ロシアの昔話』
~ちょっと休憩~
★炎の馬 『日本の昔話5』
★つくりものの天国 『ヤギと少年』
★風の神と子ども 『おはなしのろうそく9』
1時間半のおはなし会でした。
いつもは、語る方がいすに座って、聞き手は床の上にマットを敷いて
直接座るスタイルなのですが、
今回は、初めて聞き手がイスに座り、語り手が立つというスタイルでした。
今日一番心に残ったのは、『三枚の札っコ』でした。
東北出身の方だったので、方言たっぷりのこのお話がとても自然で
やっぱり、そこで育って方の言葉はとても真似できないと思いました。
このお話は絵本にもあって、有名な日本の昔話ですよね。
山奥へ入っていってしまって、親切な婆さまの家でひと休みさせてもらう。
でもこの婆さま、実は鬼婆なのだが、
夜中に雨だれが鳴って、「起きてばんばの面見れ」と知らせてくれる。
その雨だれが素晴らしかった・・。
雨だれというと、ぴちゃぴちゃ・・とか、ぽたんぽたん・・・
のイメージだったのですが
今日の雨だれは違っていた。
跳ね返る雨だれではなく、石にすーっとしみいるような雨だれだった。
語りでこんな表現が出来るなんて感動ものでした。
普通の感性じゃないんだな。
これがこの人の雨だれなんだと・・・。
雨だれに感激の私と友人でした。
おはなしを自分の中でイメージすることの大切さを改めて感じました。
『炎の馬』はアイヌの昔話で、独特の世界観があるおはなし。
私は・・・・と始まるおはなしでした。
『つくりものの天国』はおかしかった。
おもしろいはなしは、たんたんと語るのね・・。
それが、更におかしさを膨らめちゃうような感じ。
いろいろ勉強になりました。
(11月20日の日記より)
≪学習会を兼ねた11月・夜のおはなし会≫
19:30~
◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□
1.『
とうふとこんにゃく
』 「日本の昔話5」より
2.『
旅人とおなごの神さま
』 「日本の昔話3」より
3.『
おかあさんのたんじょう日
』 「おかあさんだいすき」より
4. 『
かしこいモリー
』 「おはなしのろうそく1」より
5. 『
つるとあおさぎ
』 「ロシアの昔話」より
6. 『
アディ・ニハァスの英雄
』 「山の上の火」より
7. 『
3人息子の話
』
本日語り手デビューの方二人・・・。
『旅人とおなごの神さま』を語られたのは50代ぐらいの方。
聞き手専門だったようですが、語りに初挑戦。
いくつのなられても新しい事に挑戦される姿は素晴らしい。
一生懸命語られる姿が、初々しくて、自分の初めてのときを思い出しました。
心臓が口から飛び出しそうだったなぁ・・。
初心を忘れてはいけないと思いました。
もう一人は、小学校低学年の女の子
『おかあさんのたんじょう日』は彼女にぴったりのかわいいおはなしでした。
おかあさんの誕生日にどんな贈り物を贈ろうかと
動物たちと一緒に探すダニーという男の子のお話。
最後にくまの提案でとても素敵な贈り物をおかあさんに贈ります。
結構繰り返しのある長いお話なのに、頑張って覚えたようで
一生懸命思い出す姿がかわいかった。
私の『つるとあおさぎ』は。今までの中では一番良かったかな?
聞き手が大人が多かったのがよかったのかもしれない。
今回は、自分のテンポでいこうと思って
聞き手をあまり意識しないでやろうとしたのが正解だったか?
「このお話は、大人のおはなし会にいいね」と言われました。
ベテランさんの語ってくれた『アディ・ニハァスの英雄』は、とても面白いお話でした。
大笑い・・・。
町へ出かけた12人の男が、帰りに人数を数えるんだけど、自分を数え忘れ11人しかいない。
あと1人がいないと大騒ぎになる。
いなくなった「あいつ」はどこへ?と話がどんどんふくらんで・・・。
ぜひ、読んでみたいと思いました。
次回の候補にいれようかな?
どうも私は笑える話に弱いようです(笑)。
もう1つ『3人息子の話』これはとても深いお話でした。
父である王に世界で一番すてきなものといやなものを持ってくるように言われた3人の息子。
一番目と二番目の息子が何を選ぶかは、聞き手である私たちが考えます。
語り手が聞き手に「何にする?」っと聞いて、話を作ります。
こんな展開初めて・・・。
聞き手が参加するお話。
ちょっと驚きました。
素敵なものには、たんぽぽの花、金貨、嫌な物には、犬のフンなどがでましたね。
三番目の息子は、ちゃんと決まっていて、その息子は何ももってこなかったんですが、
「舌」と答えるんです。
「人は、舌を使って言葉を話します。その言葉は、優しくてすてきなものにも、
また、とげとげしくていやなものにもなるからです」と・・・。
なるほどと思う終わり方で、いいお話を聞けてよかったなぁ・・と思いました。
(11月26日の日記より)
≪学習会を兼ねた12月・夜のおはなし会≫
19:30~
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本日、夜のおはなし会。
会場になっている事務所には、窓辺にクリスマスの電飾。
丸テーブルには、ゴールドのクリスマスツリー&小さなろうそくの灯りが
5つ揺れていました~。
とってもいい雰囲気の中、おはなしのはじまりはじまり~
1.親不孝なアオガエル(小学生の女の子)本日デビュー
2.十二のつきのおくりもの(スロバキアの昔話)
3.ゆきんこ(ロシアの昔話)
* * * わらべうた * * *
4.だめといわれてひっこむな(創作)
5.赤鬼エティン(イギリスの話)
部屋がクリスマスバージョンになっていました。
ポインセチアやシクラメンの鉢が飾られていて
とってもいい雰囲気の中でのおはなし会。
小学生の女の子が語った『
親不孝なアオガエル
』は、面白いお話しでした。
はなしの続きが想像できるのでなお更、愉快な感じです。
今日がデビューだというのに、落ち着いて語っていました。すごいな~。
『
十二のつきのおくりもの
』はスケールの大きなおはなし。
雪で真っ白な森に中の大きな焚き火。
そして1月から12月までの12人の森の精たち。
一瞬で季節が変わってしまうどきどき感。
『森は生きている』の原作になったおはなしです。
続いて『
ゆきんこ
』この季節ならではのおはなし。
透明で透き通ったおはなしだなぁと思う。
最後がちょぴり悲しいです。
『
だめといわれてひっこむな
』は語り手のキャラなのか
とてもかわいい語りでした。
何度も何度も子ネズミ穴からでてきて、
おばあさんにいろいろ聞く姿が目に浮かびます。
最後に子ネズミが喜んで歌う姿が印象的でした。
『
赤鬼エティン
』なんとか14分間無事語り終えました。
真剣に聞いてくれる聞き手の方に支えられて・・・。
今夜デビューの女の子のおばあさんもいらしてて、
「とても良かった」と言ってもらえてうれしかったです。
「今年最後はエティンで締めてもらいましょう」と言われて
とてもプレッシャーだったのだけど、
その一言で今年のおはなし納めが出来たような気がしてほっとました。
その後、お茶をいただきながら
「きよしこの夜」「赤鼻のトナカイ」を歌って楽しい夜がおわりました。
(12月23日の日記より)
続きは2006へどうぞ・・・
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