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義母の介護を本格的にするようになって1年とちょっと経ちます。
そのわずかの間に義母の症状はかなり進んでしまって、最初に認知症だとわかってからの4年と
ここ1年とでは雲泥の差というか、本当に滑り台ですべるような感じで進んでしまったなぁと
しみじみ感じます。
でもほとんど変わらないのは、義母がとても穏やかなことです。
他の認知症の家族を介護なさってらっしゃる方のブログでは、被介護者の感情の起伏が
とても激しかったり、発症前とは性格がまるで違うようになってしまったとか、
(正しくは性格の変化ではなく、病状なのでしょうけど)
お互いに感情があるからこその衝突や葛藤を窺わせる記事をよく見ます。
でも義母は、ほとんど変わりません。 むしろ発症前よりももっともっと穏やかです。
幸か不幸か、病気によってあまり深く考えたりする機会が減っているのでしょうか、
何かに対しての文句や怒るようなことが、まず出ないのです。
昨夜8時頃にマットが鳴るので、そっと様子を窺っていたのですが、
我が家で飼っているネコが義母宅の方へ入り込んだらしく、玄関からそっと出してました。
その時の掛け声が、とても穏やかで優しい口調で
「もう暗いからお家に御帰りよ。 もうお外で遊んだら危ないからね」と、
人間の子供に語りかけるような、本当に本当に穏やかな口調で語りかけてたのです。
胸がキュンとなりました。
発症前の義母との間で、確かに今でも思い出すと哀しいことがあったにはありましたけど、
でも未熟な私に優しく接してくれる義母でした。
それが更に輪をかけて優しくなったというか。
と同時に、もし私が同じ病気になった時、こんなに穏やかな人になれるのだろうかと、
とても怖くなってしまいました。
認知症と性格とは、本来なら別なものではあるけれど、発症したがために性格が
変わったかのようにどうしても考えてしまいがちです。
もし私がそうなった時、はたして周りの人にどう思われる状態になってるだろうか・・・と、
怖い気持ちが起こってしまいました。