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週1~2周1くらいの面会では、義母にはもう私は記憶に残らない人になったかも。
いつもならお昼過ぎの時間帯に面会にいくのですが、ちょうど出かける用事もあって、
先日は午前中の、それも10時くらいに行ってみました。
朝食や朝の一連の活動を終え、みなさんそれぞれの思い通りの過ごし方に入った
時間だったようです。
フロアーに入るドアを開けるとドアに付けられたベルが鳴るので、これまでの義母なら
その音のする方に顔をすぐに向けて、誰が入って来るかを確認していたのだけど、
この頃は全く顔を向けなくなっています。
私の顔を覚えていたのはひと月くらい前までだったでしょうか。
義母に向かって直接に「こんにちは」と言えば、親しい人だという認識でもって
ニッコリ笑顔をしてくれていたけれど、だんだん「あれ・・・、えっと・・・
スタッフさんが「お嫁さんがきてくれましたよ~」と声かけしてくれたのに、
それにすら反応しなかった。
目の前の物や人の方に関心がいっていたからでしょうけど、私が誰であるかを
確認しよう、思いだそう、そんな動作をしなくなりました。
スタッフさんが私を指して「○○子さん、この方、誰でしたっけ?」と尋ねても、
義母は一瞬、私の方に顔を向けたものの、考えようとする素振りも見せません。
お気に入りの草花の写真集をめくるのに気がいっているのでしょう。
どうやらすっかり忘れられたようです。
ちょっと前なら親しい人、身近にいる人の代名詞というか、そんな感じで私の名前が
よく出てたそうですが、それもこの頃は出なくなったようです。
ちなみに夫の方はもう2カ月は会ってません。
仕事でかなり忙しいのと、夫自身が精神的に落ち込んだことがあって、
スタッフさんからも「今日は息子さんは・・・」と、暗に面会に来るように願われましたが、
夫にそれを伝えても、「じゃぁ、行くか」とはならないようで。
母親の現実を受け止められないとかではなく、目の前の仕事に向き合うのに一杯で、
面会に行っても会話にならないので、それに付き合える心の余裕が今の夫には無いと
いったところのようです。
義母が私に関心が無いのは別に悲しくはありません。
今なにかをやってる最中に他の事柄を足されても、もうそれに対応できない段階にきてる、
そんなところなのでしょうか。
義母が草花の本に夢中になってる時、スタッフさんが昼食の煮物の材料を持ってきて、
皆さんに材料の名前を言ってもらってました。
これも訓練(・・という言い方はちょっと変ですね)なんでしょう。
何人かの方は普段はほとんど言葉を発しないようですが、目はしっかりと食材に
向けられてます。 うち一人の方は、正しくはなくても野菜の名前をいくつも挙げてました。
義母はというと、ほとんど「我関せず」状態。
誰かが「人参」と言っても耳に入らず、そちらの方へも目もやらず、本の中の植物を指差し、
独り言をぶつぶつ・・・。
スタッフさんが義母の手に人参を取らせようとしたけど、興味無し。
とりあえず顔は穏やかに見えたので、不機嫌でもなさそう。
夢中になって本を見てるのは良いですね。 ある意味、集中力は保たれてます。
その日はこれから別の用もあったので、義母の衣類の不足品を足して、
およそ20分でGHを後にしました。
いつも帰り際には義母に「お義母さん、また来ますね」と握手するのですが、
この日は義母の反応もいま一つ。
いつもなら目をウルウルさせるくらいの笑顔なのに、「あら、そう・・・」とそっけない。
ドアを出る時も手を振ってくれるのに、今回は見向きもしない。
う~ん、義母のタイミングの悪い時に来ちゃったかな?