お気楽21世紀‼️ 〜旅して、恋して〜

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「SOMETHING SPECIAL」



それは、去年会社の友達(パーム)がある場所にバーがあってNAHKIって歌手が
たまに来るって事なんで一緒に行かない?てことから始まった。

その時、私はNAHKIを知らない。
レゲエだってよく知らない。私の周りにはなぜかレゲエ好きが多かったけど
私は特に興味なかったし。
ま、ジャンル問わず興味あるものは聴いてたけど。

そして、ある夜そのバーに行ってみた。
小さいバー。人はまばら。
私達が、カクテル2杯位飲んでいい感じになってる頃、
二人の男性が入ってきた。同じカウンターの奥に座った。
仕事の打合せみたいな話が聞こえてくる。
一人は、大きな声で話してる。最初は、その人がNAHKIだと思ってた。
バーの人が嫌味なく気をきかせてくれた。
「NAHKIさん、この二人ファンらしいですよ。」
こちらを向いたのは、穏やかな人の方だった。
この人が歌手?って感じの穏やかな人ってのが私の第一印象。

パーム、私サインしてもらう。
パーム舞い上がってる。
「あのCDのあの曲とそのCDのその曲がすきなんですぅ。前から聴いてますぅ」と…。
可愛いなぁ、パームちゃん。そうだよね、憧れてる人に会ったらそうなっちゃうよな。

私も少しお話してみた。まだ、CDも聴いてないのにど、どうしよう?
「ジャマイカに行かれてたそうですね。」とかなんとか話したんだと思う。

そして、その後彼ら二人は帰っていった。

私とパームちゃんはまたまた飲んでた。
パームちゃん舞い上がって降りてこない…。
「さっき、間違えた。その曲は、そのCDの中に入ってたんじゃなくてあのCDに入ってたんだ。
いや~ん、ファンだって言ってたのにどうしよう…。」とか。

その後、パームちゃんがお薦めの「SOMETHING SPECIAL」を貸してくれた。
昔のCDなのにはまってしまった。
その時、ちょうど色んな事で落ち込んでいた私。
ちょっと元気になれた。ちょっと?いや、かなり。

こういうのって夜ぽい曲かなと思ったけど今日みたいな晴れた朝にもいいじゃん。
って今土曜の朝だったりする。


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