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思い切ってブログを引っ越すことにしました。大した思い切りじゃないけれど。「パパは、いつだって」始まりが生活保護の話だっただけに、異動してからずっとこのページに違和感を感じていたんです。どうしても好きになれない仕事だったので。全部消してしまおうかと思いましたが、僕にとってそれなりに思い出のあるモノだったので残すことにしました。結局のところ、僕のブログに興味を持ってくれた方々は、生活保護とは言わないまでも、社会的弱者に少なからず興味というか同感というか、ヒトゴトじゃない、みたいな方が多く、そんな方々のコメントに支えられてきた部分が大きかった気がします。どうしても陰のあるブログになっちゃうんですよね。そんな尾を引くブログを、ここでひと区切りつけることにしました。ただ、職業柄、社会的弱者には今も毎日接していますし、次のブログでも同じようなことを書くこともあろうかと思います。「前向き!」そんな感じで行きたいですね、次は。だからこそ、誰かの手が必要な方にも読んでもらいたいと思います。今日は5月に休日出勤した分の振替休日です。やっと休めるようになりました。まだまだ忙しくてマメに更新する自信はないけれど気負わずマイペースでいきます。これまでリンクしてくださった皆様、ありがとうございました。僕にってはかげないのない方ばかりなので、新しいブログでも引き続きリンクさせていただきます。皆様のほうは、気分に応じて判断してくださいませ。それでは長い間ありがとうございました。とても楽しかったです。
2006.07.03
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いやいや、まったくもって忙しい毎日です。せっかくブログを再開させようとしていたのに仕事の量が減りません。うーん…月曜日から慌しい職場でした。とある件でマスコミが多数来ていたんです。それだけで十分慌しくて落ち着かないのに、なんとなんと職場で自殺があったのです。月曜日にみんなが出勤したら、階段の踊り場でぶら下がっていたんです。しっかり夕刊にも載りました。心身共に疲れました。やれやれ。せっかく日が長くなったのに(ひょっとしてもう短くなりかけてる?)明るいうちに家に帰れないので、休日に庭を見てびっくりしました。ネコの額ほどの畑には知らない間にキュウリがぶら下がり(前は5センチほどの苗だったのに)まだ青いけれどプチトマトがいくつかなっている。ブルーベリーはいつの間にかほとんど鳥達に食べられ、その代わりブラックベリーが黒くなりかけている。(僕の記憶では、まだ花だったのに)もう6月も終わりだもんねえ。みなさんはこの1か月、変わったことはありましたか?生活に変化はありましたか?僕は「何かを変えたい」と思いながら、結局何も行動することなくただ漠然と毎日を送ってしまいました。宝地図の本(後日詳述します)を読んで夢を掲げてみたものの、次の行動が思い浮かびません。何かを掴んだような気がしたけれど、その感触を失いつつあります。それでもエネルギーを失ったわけではありません。次に何をすべきか、を考える日々は楽しいものです。たとえ前に進んでいなくても。
2006.06.28
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たっだいまー!気が付けば1か月ぶりです。早いもんです。本当に1か月休みがありませんでした。35日連続出勤。人間こうなるとヘトヘトになると思うでしょ?以前はそうでした。「お金いらないから休ませて」という心境になるんです。ところが今回は違ったんですね。自分でもよくわからないんだけど、どこからかエネルギーが湧き出てくるんです。休みなしは確かにツライ。子供と遊べない。何もできやしない。体だって疲れる。朝起きるのが辛くなる。それでも精神が、心が元気なんです。原因はわかりません。同じ仕事は以前もしていたんです。きっと色んな意味でタフになったのでしょう。少しだけ分かったことがあります。それは「心の安定は、他人とのコミュニケーションによって保たれる」ということです。逆に言えば、コミュニケーションの不具合によって心が不安定になるのでしょう。当たり前のことかもしれないけれど、僕は初めて知ったような気がします。人は一人では生きていけないですよね。好むと好まざると他人に関わって生きていかなくちゃいけない。僕らの心を元気にさせるのは、お金でも名誉でも社会的地位でもない。「人とのコミュニケーション」という小さな出来事だと思ったんです。自分の中で何が変わったのかうまく表現できないけれど湧き出てくるエネルギーを誰かのために使わなくては。実は休みが取れるようになったとはいえ、まだまだ仕事が忙しく、毎晩遅くにしか帰れません。マメに更新できないけれど、きっとあなたが目を話したスキにこのページはリニューアルしちゃってます。(笑)そんなに大きく変える気はないけれど、なんとなく変えたくて。というわけで、これからもよろしくです。休眠中も覗いてくださった方々、ありがとうございました。
2006.06.16
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今の時間、夜の11時になろうとしていますが、実は仕事の帰り道です。マンガ喫茶に寄っています。ちょいと仕事が忙しくなってきました。多少遅く帰っても家でパソコンに向かえばいいのですが、ヨメさんがうるさいのです。「早く寝なさい」って。だから今から帰ってもパソコンに向かうとブツブツ言われるのがイヤなので、こうして寄り道をしてるわけです。夜の11時に。週末にちょっと体調を崩しちゃって。だから余計にうるさいんです。僕の体調を気遣ってくれるのはわかるし、それはそれで感謝しているのだけれど僕だって気持ちのいい一日の終わり方をしたいし。そんなわけで、しばらく本格的に休眠します。あと3週間休みなしで働かなければならないので、さすがに自分でも体調に気を遣わなくてはなりません。忙しいけど僕は元気です。忙しさは僕のエサなのでへっちゃらです。ある本を探して何軒も本屋を回ったこと、その本を読んで感じたこと、今、自分は非常にワクワクしていること、次のブログの展開が見えてきたこと、などなど、本当は書きたいことがたくさんあるのですが、残念ながら時間がないのです。3週間後、早ければ2週間後、必ず戻ってきます。一皮むけた僕が出てくるのを楽しみに待っていてください。それでは!
2006.05.15
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またまた随分と間が空いてしまいました。色んなことを考えていました。生活保護の仕事から解放され、忙しくも嫌なストレスのない毎日を過ごしています。残業時間が前より多くなって家に帰る時間が遅くなってしまったけれど、自分のこと、家族のことを考える時間は増えたような気がします。そして先日、誕生日を迎えました。30歳を過ぎた頃から、年々誕生日の重みを感じるようになりました。また一つ歳を取った。さて、自分は昨年より成長したんだろうか。年齢相応の人生を歩んでいるだろうか。自分の夢に少しでも近づいただろうか。理想の自分に近づいただろうか。たぶん焦っているんだろうと思います。なりたい自分になれない、夢に近づけない現実に。その一方で一人、また一人と成功していく友人たち。落ち着いて自分を客観的に見てみれば、十分しあわせと言えるでしょう。愛する家族を持ち、理想のマイホームを手に入れ、仕事だって安定している。でも何かが足りない。刺激?そうじゃなく。とまあ、こんな感じで中途半端に悶々としてるわけです。今に始まったわけじゃないですけどね。こんな状態の中、明日から1か月、休みなしでぶっ続けの仕事に入ります。連休とのギャップが激しすぎます。(笑)またまたブログの更新がおろそかになるかもしれません。ときどき覗いてくれるみなさん、ありがとうございます。忙しければ忙しいほど「俺って何やってんだろう?」って振り返る機会が多くなるんです。特に仕事からの帰り道とか。そういうことってありませんか?1か月働き続けたあと、何かが見えてくるといいな、と思っています。
2006.05.07
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この1週間ですっかりと山の色が変わりました。若い葉が芽吹いてきたんですね。我が家は山に隣接しているので、その変化を間近で観察することができます。冬に葉っぱをすべて落としてしまった枝々の先にうっすらと緑がかった柔らかそうな葉が、まるで花のように芽吹いているんです。脱皮したてのセミのような白さ。家の窓から見えるのは森のほんの一部なので「あ、芽吹いてきたな」と感じるだけなのですが遠くから山全体をみると「山の色が変わってる!」と思うのです。ついこの前まで枯れているようにしか見えなかった木もこんなエネルギーを貯めていたんですね。山全体から新芽が出てくる様は、毛穴という毛穴からエネルギーを吹き出しているようにも見えます。すごいよねえ、植物ってのは。そんな彼らを見て自分が奮起したかといえばそうではなく、この土日は昼寝付きののんびりした過ごし方をしました。子供が少々風邪気味だったので、昼寝をさせるつもりで一緒に寝てしまったのです。落葉樹のようにエネルギーを貯めこむことができていればいいんだけど。やりたいことがたくさんあるときは、こんな過ごし方をすると「ああ、もったいない」と思ってしまいますが、最近はできるだけ「こんなぜいたくな時間が過ごせてラッキー♪」と思うようにしています。「昼寝してないで少しは家のこと手伝って!ι(`ロ´)」というヨメさんの声さえ聞こえなければ、とても幸せな週末です。落葉樹は若葉を出そうと思ったら充電期間が必要なんだよ。少しはのんびりしようよ。ねえ…
2006.04.16
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新しい部署に異動してはや1週間。古巣に戻ったとはいえ違和感を感じていたけれどやっと少しずつ体が馴染んできました。生活保護のケースワーカーから法規の審査へ。まるで転職したような仕事内容の変化に戸惑いつつも、あのストレスから開放されたという喜びを実感しています。役所に限らず、組織が大きくなればなるほど専門の管理部門が必要になりますよね。僕ら管理部門が市民に背を向けて仕事をしているわけではないけれど仕事の相手はいつも職員。内容は高度だけれど、対市民の場合とストレス度が違います。「管理部門に来たからといって、君たちがエリートだというわけではありません」異動初日に部長からいただいた言葉です。「管理部門の役目は、現場にいる職員がスムーズに仕事を進めるよう裏方として支えることです」なるほどね。諸先輩から「中枢」だと教えられたことはあったけど「裏方」とうのは初めて聞いたかな。「自分で天職だと思えるように、人からも天職だと言われるように」これが僕の仕事のレベルの目標です。生活保護の仕事では、残念ながらその域に達することはできませんでした。たぶん。この4月、新しい気持ちで仕事に取り組んでいる人は多いですよね。さて、僕もがんばるぞ、と。
2006.04.11
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今日は家族で動物園に行ってきました。何年ぶりだったかな。子供を連れて行ったのは、1回しかなかったから。久しぶりだったせいか、僕もずいぶんと動物たちに癒されてきました。以前行った時は子供に動物を見せるのに必死だったような気がします。今日の一番のお気に入りは、キリンでした。キリンってものすごく大きいでしょ。それでいて優雅というか。のんびりと観客を意識せずに歩く姿になぜか惹きつけられてしまいました。5メートル以上ある母キリンについて歩く子供のキリンもすごくかわいかった。キリンはきっとこの動物園で一番人気なんじゃないかな、と思いました。だってね、キリンがいるスペースが一番面積が広いんだもの。数が多い(たしか5,6頭はいた)こともあるけれど、ものすごく優遇されている気がしました。それにね、柵のすぐ前にベンチがあるんです。普通、動物園というのは立ち見が基本であって、一番前で見ようと思うともちろん立つしかない。ところがここのキリンの場合は最前列にベンチが数個置いてあって、座って見ることができるんです。今日はかなり人が多かったから(普段の人出を知らないんだけど)ベンチで座る人の後ろに人だかりができる、という状態なんですね。ああ、ここで座って飽きるまでキリンを眺めていたいなあ、と思いましたね。ポカポカ陽気の中、ボーっとキリンを眺める。お茶を飲みながら、おにぎりを食べながら、お菓子を食べながら。素敵だと思いませんか?
2006.04.09
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今日は子供の入学式でした。心配していた雨も降らず、これで雨学年の汚名返上!おまけに桜は満開!いうことなしの天気でした。学校が小さいこともあって、入学式は短時間であっさりと終わりました。でもね、子供も親も結構緊張するもんですね。まず最初はクラス分けの発表。クラス分けといっても2クラスしかないんだけどね。僕はまず近所で仲のいい子(幼稚園は別)と同じであることにホッとしたのだけれど子供は幼稚園で仲がよかった子と同じクラスになれず、ちょっとガッカリしていました。いや、本当はちょっとじゃないんだろうな。今まであまり言葉には出さなかったけれど、小学生になっても同じクラスでずっと一緒にいたかったはず。「○○くんと同じだよ。よかったね」と近所の子の名前を出してもニコリともしない。あーあ。式が始まる前にすでにブルー!?「しょうがないよね。すぐに友達作るから大丈夫さ」と内心は心配してるけど強がるのは実は僕で、ヨメさんはストレートに心配する。歩き方や表情を見ても、子供はあきらかに緊張してしました。でも周りの子もみんな似たようなものですね。校長先生のお話に茶々入れる大物もいたけれど、やっぱりみんな緊張してた。卒園式のようにリハーサルなどないのに緊張しているとはいえ、ずっと長い間おとなしくしていたものです。たいしたもんだ。みんな知らないうちに成長してるんですね。式が終わって記念撮影まではおとなしかった子供たちも解散となったとたんにスイッチを切り替えたようにはしゃぎだしました。こうなるとさすがに幼稚園の延長のよう。母親が悲鳴に近い声を上げるのを尻目に、かわいいスーツに泥を付けて走り回ってました。やっぱり君たちには無邪気な笑顔が似合うね。このかわいい新一年生たちがみんな元気に学校生活を送ることができますように。式が終わると、自分の子だけでなくみんなのことを思う余裕が出てきました。(笑)僕らも今日から小学生の親です。なんだか信じられないです。子供に負けないように成長しなくちゃね。(負けるけど)がんばれ、すべての新一年生。
2006.04.07
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うちの子はとっても寝相が悪い。寝相のいい子なんて少ないかもしれないけれど飽きもせず夜中ゴロゴロ転がっていく寝相の悪さには脱帽する。布団をはねのけるのは就寝20分後。1時間後には180度回転している。枕の意味なんてありゃしない。我が家は布団を文字通り川の字に敷いて子供が真ん中なのですがママ(右)の布団に行ったりパパ(左)の布団に行ったり、夜中に何往復していることやら。顔面に足の裏を押し付けてくるなんて日常茶飯事ですからね。親としては心配じゃないですか。ちゃんと熟睡してるんだろうか、夢でうなされてるんだろうか。ところが先日新聞で面白い記事を見つけました。「寝相が悪いのは快眠の証し」というもの。脳が働いていると寝返りを抑制し、寝相が良い状態になるんだって。すなわち熟睡して脳が休息していれば寝相をコントロールすることができないということになる。寝相が悪いのは「寝返りを制御できないほどぐっすり休めているということ」なんだって。ふーむ。モノは考えようですね。(笑)ちなみに筆者は国立精神・神経センター精神保健研究所という研究所の方でした。信用しちゃうよね。この記事を読んで少しは安心したものの、実際にゴロゴロと転がってくる子を見ると「本当に熟睡してるんだろうか」と心配しちゃいます。笑えちゃいますけどね。熟睡中に今でも毎晩ホッペにチューしてますよ。おやすみ♪って。ヨメさんには気持ち悪がられてますけど。
2006.04.04
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あ~疲れた!晴れて?異動し、今日は新しい職場の初日。慣れない仕事をするのは本当に疲れますね。実を言うと、僕が異動した部署は3年前に生活保護に異動する前にいた部署で新しい職場でも慣れない仕事でもなんでもない。単なる出戻りなのです。こんな人事異動も珍しいんですけどね。久しぶりに戻った部署はかなり専門的な分野で、一人前に育つには10年かかると言われるところ。僕はそこに9年いたんです。おまけに他の部署と接する機会が多い部署なので、たいていの人には顔を覚えてもらっているんです。だからね、今日はたくさんの人に声を掛けられました。「お!戻ってきたね。おかえり」「また同じとこ?ははは。似合うよ」「やっぱりそこはお前の指定席だな」みんな暖かく迎えてくれました。うれしかったですね。立派な行政マンになるには、色んな部署を経験して視野を広げる必要もあるけれど、じっくりと一つの仕事を深く掘り下げてその分野の専門家になる必要もある。いわゆるゼネラリストとスペシャリストの違いです。スペシャリストとして迎えられた課は、僕にとって実家のようなところでした。机の配置もファイルの場所も少しずつ変わっているけれど僕がいた雰囲気そのままの課でした。戻ってくる場所があってよかった。そう思いました。もちろんあぐらをかいて前と同じように仕事をするつもりはありません。3年間のブランクを埋め戻したあとは、前よりレベルアップした仕事をしなければなりません。生活保護で、福祉の最前線で何かを学んできたんですからね。ただいま!
2006.04.03
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しつこいようですが、僕はもう生活保護の仕事をすることはありません。ということは、この先ここで生活保護ネタを書くことは全く無いとは言わないけれど、極端に少なくなると思います。というほど最近書いてないですけどね。家に帰ってまで考えたくないことが多かったので。ただ振り返ってみるに、生活保護ネタ若しくは福祉ネタでここに寄ってくれる人が多かったのです。もちろんこのブログのスタートは生活保護ネタでした。だからちょっと申し訳ない、という気持ちがあります。僕はたぶんこの先、好んで保護のことを書くことはないと思います。異動はなくとも、少しずつブログのネタは子供のことにシフトしつつありました。自分でもまったくテーマの絞れないブログだなと思っていました。この先どうなるんでしょうねえ…自分でもよく分かりません。
2006.04.01
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異動の発表があってから年度末の忙しさに加え引継の準備やら度重なる歓送迎会やらで帰りがとっても遅くてすっかりご無沙汰してしまいました。そしてドタバタのなか、今日をもって生活保護業務にサヨナラです。4月からはいわゆる管理部門で地方行政の裏方を支える仕事に就きます。この1週間忙しくて家庭訪問にも出掛けることができず、担当している被保護者の方のほとんどに会うことができなかったため昨日何人かに電話で挨拶だけしました。あんなに苦しめられた仕事なのにいざ去ろうとすると少しだけ寂しい気持ちになります。一番力を入れていた母子家庭の母親は、担当が替わることを本当に残念がってくれました。仕事とはいえ、人から信用されるというのは嬉しいものです。人と人との繋がりがどんなに大切なことなのかをいろんな角度から教えられました。「この電話が最後になっちゃうんですよね」なんだか男女の別れ話だな、なんて思いながらも僕まで寂しくなってしまいました。本当はもっともっとあなたと素晴らしい子供達を見守ってあげたかった。3人の子供達を一生懸命育て上げる母親。アルバイトで少しでも家計を助ける泣き虫高校生の長男。小5ながら家事の手伝いをしっかりできる運動音痴の次男。少し知的障害で今年の春から特殊学級に入る母親の一番の心配ネタの三男。「僕はずっとずっとあなたたちのケースワーカーでいたかったです。」本当は電話でそう言いたかったけれど言えませんでした。4人家族で6畳と4.5畳じゃ手狭だもんね。これから引越し先を探そうとしていた矢先でした。生活保護の仕事を離れても、きっと僕は彼女達のアパートを探し続けることでしょう。夏にはまた、子供を連れてカブトムシをプレゼントしに行くつもりです。特別にメールアドレスを伝えておきました。パソコンの前では、僕はこれからも現役のケースワーカーです。
2006.03.31
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4月1日付けで異動になりました!これで生活保護の仕事とはおさらばです。「得たものもたくさんあるけど、失ったものもたくさんある」これが3年間保護の仕事をした感想です。日常生活では知ることも無い世界を覗くことができた。所得の格差が広がっているとか言われているけれど、社会の底辺はそんなレベルじゃない。日本の福祉の厚遇を感じることもあったし、逆に福祉の限界を感じることもありました。僕が得たものはなんだろう?失ったものは?簡単に言葉にすることができません。今日は飲んできました。乾杯!です。頭の中が曇ってきたので今日は寝ます。おやすみなさい。
2006.03.24
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今日はツクシを採ってきました。しあわせでした。僕にとってツクシを採ることは「春になったらしたいことNO.1」なのです。いつもこの時期になるとソワソワしちゃうんですよね。そろそろ出たかなあ、もう遅いかなあって。春になったら、あるいは夏に秋に冬になったらしたいな、ということってありますよね。今は寒い冬が終わって「さあ、○○しよう!」と思っている人、多いんじゃないかな。これからは山菜が豊富な季節になります。潮干狩りもいいよね。夏になったらサザエを採りたいなあ。秋はクロダイを釣って…あれ?なぜか食べ物のことばかり!?(笑)ひどい花粉症の人って花粉で季節を感じることができるみたいですね。ああ今年もスギがきた、と思ったら次はヒノキだよ、今はイネ科なんだよね、おいおいもうブタクサの季節かよ…なんて。ちなみにツクシのエキスが花粉症に効くとか効かないとかでこんなものが発売されているそうです。僕はなんとなくツクシの胞子を見ていると花粉症になりそうな気がするのですが…大人気なのか(?)在庫なしだそうです。なにはともあれ花粉よりも旬の食べ物で季節を感じたいものですね。もちろん自分で採取(若しくは捕獲)できるものであれば最高です。ツクシは満足しました。次の目標はメバル(春告魚)!
2006.03.19
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はい、泣いてきました、卒園式。もう式が始まる前から目に涙溜まってました。込み上げてきた思いを、どうも今日はうまく書き表すことができません。式の終わりにちゃんと雨は降ってきました。でもなんだかそんなことはどうでもいいような気分でしたね。息子は先生に何度も何度も抱きしめられていました。きっと息子より先生のほうが感慨深いのでしょう。それは僕らだって同じです。おかげさまで2時間以上ずっと目に涙を溜めていました。一つだけ残念だったことがあります。僕が期待していた卒園児の歌が無かったのです。僕は卒園式には、きっとあの歌を歌ってくれるものだと勝手に思い込んでいたのです。題名はわかりませんが、こんな歌詞です。いつのことだか おもいだしてごらんあんなこと こんなこと あったでしょう僕はこの歌を聞きながら溜めていた涙がとうとうこぼれてしまう自分を想像していたのです。だからちょっと残念。おかげで公衆の面前で泣かなくて済んだけど。夜、一緒にお風呂に入りながら息子は歌ってくれました。ちゃんと練習していたんですね。卒園式のプログラムになかっただけです。僕も知っているところだけ一緒に歌いました。最後の「もーすぐみんなは いーちねーんせー」の部分で思いかけず声が震えてしまいました。涙がジワっと出てきてしまったんです。お風呂だったから、息子にはバレずに済みました。ああ、油断していた。いちねんじゅうを おもいだしてごらんあんなこと こんなこと あったでしょうもものおはなも きれいにさいてもうすぐみんなは いちねんせい
2006.03.16
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僕が中学校の頃、1つ上の学年は「雨学年」と言われていて、水泳大会とか野外学習とかの行事は決まって雨に降られる学年でした。卒業式が雨だったことをはっきりと覚えています。でも、まさか、自分の子が雨学年になろうとは…明日は幼稚園の卒園式。天気予報は午前中の降水確率50パーセント。なんとか逃げ切れるかな。春の遠足、お泊り会、秋の遠足、芋掘り大会、運動会…本当に本当に雨に祟られた1年でした。そんなジンクスも明日で振り切って、ちゃんと太陽の下で入学式を迎えたいものです。やれやれ。
2006.03.15
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お弁当は何とか作ることができました。卵焼きので出来に満足♪最後のお弁当が終わったと思ったら、水曜日が実質最後の幼稚園なのです。木曜日はとうとう卒園式。うれしいやら淋しいやら。3年前、僕が生活保護の担当課に異動となると同時に息子は入園しました。誰もがそうだったけれど、送迎バスに乗るときは泣きべそでした。幼稚園でちゃんと給食が食べれるんだろうか、お友達はできるんだろうか、僕は新しい仕事に翻弄されながら、ついつい子供のことを心配していたものでした。生活保護の現場は、嵐のような日々でした。今まで関わったこともないような人種(もちろん日本人ですが)、通じない常識、いつしか慣れてしまった独特の臭い、救えなかったいくつかの死…日々はめまぐるしく過ぎていく一方で、自分はどれだけ成長したのだろうと考えてしまうことがあります。確かに貴重な経験をして、自分の中で何かが変わったという気はするけれどそれは単なる「変化」であって、「成長」ではない気がするのです。それは自分の成長と子供の成長とを比べてしまうからなのかもしれません。3歳から6歳への成長に比べたら、僕の成長など太陽の黒点の移動にさえ満たないかもしれません。言葉を覚え、文字が読めるようになり、書けるようになる。ずいぶん我慢もできるようになった。すごいよね。きっと卒園式ではそんな想いが巡るのでしょう。泣いちゃうかな、泣くだろうな、ええ、泣きますとも。できれば他の人に気付かれない程度にしたいですね。(笑)
2006.03.14
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明日、子供の弁当を作ることになりました。幼稚園最後のお弁当なんだって。ちょっと特別な日ですね。ヨメさんが手をケガしてしまったのです。料理できなくはないけれど、何をするにも時間がかかる。だから明日はヨメさん指導のもと、僕が作るのです。パパは一度だけお弁当を作ったことがあります。義父が倒れたとき、ヨメさんは病院につきっきりで帰ってこれなくて、運悪く次の日が週に一度の弁当の日だったのです。卵焼きが上手に作れないので、ゆで卵を半分に切って入れました。ウインナーは頑張ってタコさんにしました。手のひらほどの小さなお弁当箱なのに、1時間以上かかりました。イチゴを持たせるのを忘れて、後から幼稚園に届けました。「お弁当どうだった?」「おいしかったけど、少しグチャグチャだった」なんとも可愛い子供の感想を僕は忘れることができません。明日はきれいに詰めるからね。卵焼きも練習したから大丈夫。幼稚園最後のお弁当に参加できて、パパは幸せなのかもしれません。パパにとって、きっと大切な思い出になることでしょう。
2006.03.13
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Yahoo! Japanトップページで「定住なら土地がもらえる町」という見出しに惹かれてその町を調べてみました。北海道の標津町(しべつちょう)という町でした。→http://www.shibetsutown.jp/人口6,124人。世帯数2,358世帯。(3月1日現在)ちょっとした団地並みですね。人口減のため定住希望者に町有地を無償提供し、3年以内に家を建てれば所有権を移転するそうです。僕は学生の頃から北海道が大好きで、真剣に移住しようと考えていたんです。特に好きだったのがいわゆる道東。摩周湖とかがある地域ですね。標津町もその道東にあり、北方領土を臨む海に面した町でした。学生の頃、間違いなく通り抜けている。細長く不思議な野付半島、近くて遠い国後島。今でも風景をはっきりと思い出せます。「住みたい!」って10年ぶりぐらいに強烈に思いましたね。(笑)きっと土地なんか自分で買ってもたかがしれてるんだろうけどそれはひとつのキッカケであればいい。なんでも町の狙いはこれから大量に退職する団塊世代だそうで「退職したら北海道の田舎に移住したいなぁ」と思っているオッサン達が「お、土地がもらえるって。よし決めた!」なんてことは十分ありうる気がする。田舎暮らしを夢見る人たちの最大の関門は「定職」ですからね。年金暮らしには必要ないもん。ああ、うらやましい。ちなみに役場のサイト内に「役場内の様子」というページがありました。写真を見ただけではどこの役所でも変わらないような風景だったけれど僕は職業柄、食い入るように見てしまいました。(笑)中途採用してくれないかなあ…
2006.03.08
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僕の仕事は老人福祉、児童福祉、精神保健福祉と密接なつながりを持っています。当然のことながら役所の中にこれらの部門があるのですが、僕が生活保護に携わった3年間の間に、これらの部門の職員のうち8人の職員が精神的なストレスで体調を崩して仕事を休まざるをえなくなり、1人が仕事を辞め、そして1人が自殺をしました。(自殺と仕事の因果関係は不明ですが)社会福祉士、精神保健福祉士という資格を知っていますか?いずれも国家資格で専門的知識と技術を持ち、何より福祉に対する志を持つプロです。実は病気休暇を取った(取らざるをえなかった)職員8人のうちこれらの資格を持つ職員が半数を占めたのです。退職した職員もそうでした。まだ入社4年目でした。福祉に関して人並み以上に関心を持ち、福祉のプロを目指してきた彼らが福祉の現実にぶつかり、ダウンしてしまったのです。福祉の現場はこんなに大変なんだ!というつもりは(今日は)ありません。僕が今日書きたいのは、彼らが福祉のプロとしての意識があるがゆえ、人一倍頑張り、悩み、理想と現実のギャップに苦しみ、あらゆる矛盾を感じていたのではないかということです。真剣に仕事をすればするほど悩みも増える。真剣に相手のことを考えれば考えるほど裏切られたときのショックは大きい。制度を知れば知るほどその利用価値の無さも知る。自分が助けたいと思っていた人々が「こんな人たち」だったことを知ってしまう。本当に助けたい人たちを救えずに、人間のクズのような人たちに振り回される。本当に困っている人たちが救われず、ずる賢く醜くいやしい人たちが得をする。こんな世界にいたら心も病みます。それでいて打開策が見つからない。漂う閉塞感。これからの福祉を担う人たちは、決して明るい未来が待っているとは思っていません。でも彼らは頑張っています。そして悩んでいます。人一倍。精神保健福祉士の友人に聞いた話では、大学で同じ道を志した友の多くが社会に出てわずか2、3年でまったく違う業界に転職したそうです。その気持ち、何となくわかるなあ。
2006.03.05
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生活保護の話。これまで時々仕事を通して見てきた生活保護の実態を書いてきましたが、今日は統計的に見た生活保護の実態を少し書いてみたいと思います。まず生活保護を受けている人は今や人口の1%。つまり100人に1人は被保護者なのです。これって結構な割合ですよね。次にどんな人たちが生活保護を受けているのか。僕が仕事をしている市の例で見るとまず65歳以上の高齢者のみの世帯が約6割、身体障害者や精神障害者の世帯が約2割。病気、ケガなどで就労できない傷病者世帯が約2割、そして母子世帯が1割弱。ほかにもこれらに分類できない世帯はありますが大体こんな感じです。でもこんな数字は厚生労働省のホームページにも載っているのでここではケースワーカー的な数字を出していきます。まず、生活保護を受けるに至ってやむを得ない事情がある場合と自業自得の場合の割合。もうこれは声を大にして言いたい。自業自得が8割以上!明確な根拠はないですよ。僕の主観というか経験というか実感です。だいたい年金のない高齢者が多すぎる。今100歳ぐらいの人たちは制度が充実していなかったこともあるけれど、今時の60~70歳で「年金がありません」なんて将来設計しなさすぎ。障害者の方々はやむを得ない場合が多いですね。母子家庭の場合もそうです。やはり一家を支えるだけの生活費を女性一人で稼ぐには限界があるようです。糖尿病のため「体がだるい」「目が見えない」人がやたら多いのですがこれも一部を除いて自業自得の場合が多いようです。自己管理しなさすぎ。次は常識のある人と非常識な人との割合。もうこれは何と言っても非常識9割以上!履歴書に貼る写真がスナップ写真なんてことは日常茶飯事。電話をかけるときに自分の名前を名乗らないのは当たり前。毎日あきれるやら笑えるやら。親兄弟子供と10年以上疎遠になっている人も8割ぐらいいるのでは?申請時に親族と連絡を取るため連絡先を書き出してもらうのだが「わからない」ばかりで僕らが戸籍で追跡するハメになる。親が生活保護を受けていた人は、割合は小さいが少なくはない。これは母子世帯の母親になぜか多い。いわゆる「保護の再生産」である。なんだか統計というより被保護世帯の特徴みたいになってきましたね。こんなことを書くのもあと1か月かもしれません。もっともっと生活保護の実態を知りたい方はカテゴリー「社会の底辺から」をどうぞ。
2006.02.26
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最近ね、家庭訪問すると頭が痛くなるんです。これってヤバイかなあ…ここ2か月ぐらいかな?ホントに仕事したくなくって席にいるのがつらかったんですね。かといって外へ出ると今度は訪問するのが億劫になる。どれだけ車の中で過ごしたことか。そんな風にサボっちゃうとかえって落ち着かなくなるんですよね。数時間経ってるのに仕事は何一つ進んでいないから焦っちゃう。イヤだイヤだと思いながら何軒か回ると頭が痛くなって時々車の中で寝るんですね。今日も朝一番から出掛けて11時頃に頭が痛くなってダウン。市民病院の駐車場の隅っこに車を停めて休憩することにしたんです。その時気付いたんですね。最近調子が悪くなるのは決まって家庭訪問の時だって。風邪なのかな?疲れが溜まってるのかな?寝不足かな?と今まで色々考えていたけれど何となく法則が見えてきた気がするんです。僕はこれでもどちらかというと物事を前向きに考えるほうだし、ヨメさんが呆れるほど楽観的だし、仕事だって確かに嫌な仕事だけれど「どうせやるなら楽しくやらなきゃ」っていつも自分に言い聞かせてやってきたきたつもりなのにやっぱりどうしてもこの仕事は合わなかったな…あまり考えないようにはしています。まだまだ笑う元気もあります。でも不気味なのは、仲間が大ウケするようなときに自分も大笑いしながら「あ、笑ってる。よかった」と冷静に自分を分析してしまうことなんです。常に笑いを求めているような気もします。笑うことで自分が大丈夫だということを確認しているのかもしれません。ちょっと深刻に書いてしまいましたが、実際はたぶん大丈夫です。あと1か月というリミットだけがエネル源です。
2006.02.24
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今日は結婚記念日でした。9回目の。いつもどおり残業して帰ってきて、いつもと変わらない夕飯を一人で食べる、いたって普通の日でした。一応ヨメさんがケーキを買ってきてくれました。ショートケーキをそれぞれ半分に切って交換して2種類食べました。「9年かぁ…よく飽きもせず頑張ったね」これがヨメさんの感想でした。今年はストレートに言わなかったけれどよく「今年も離婚せず頑張ったね」と言っていたものでした。本当にカワイくない。僕は特に感想はなかったですね。別に冷めてるわけじゃないですよ。義母から「おめでとう」と電話があったみたいだけど、「おめでとう」と言われてもピンとこないのです。いったい何がメデタイんだろう?言葉は悪いけれど、結局のところヨメさんの言う「離婚しなくて」おめでとう、だと思うんです。それ以外に何がメデタイんだろう?よくよく考えると誕生日だってそうですよね。いったい何がメデタイんだろう?と考えると、結局のところ「今年も1年(あるいは生まれてから○年)死ななくておめでとう」だと思うんです。「死ななくて」は極端だとしても「大したケガや病気もなく」といったところですね。例えば「10歳の誕生日おめでとう!」という言葉は、言い換えれば「10歳までよく死なずに頑張ったね。おめでとう!」ということになると思うんです。時の経過だけならそんなに祝う必要はないですからね。それなら「○○10周年記念式典」で十分です。これからも永遠に続いていくだろう年月の区切りでちょっと振り返る程度でいいんです。モーツアルト生誕200周年とか。だからヨメさんの言う「離婚しなくてよかった」というのは少し言葉は悪いけれど(たまには「○年間ありがとう」とか言ってもらいたいけど)まあ、本質を突いたそれなりにストレートな感想なんだなと思いました。こんな風に考えちゃうと、春分の日だとか海の日だとかは一応祝日になっているけれど何を祝っていいのかわからなくなっちゃいますね。
2006.02.22
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お久しぶりでございます。大変ご無沙汰しておりました。なんだか忙しくって毎日寝るのが遅いです。これを書いたら久しぶりにみんなのページへ遊びに行きます。気が付けば今年度もあと1か月と10日ほど。あと半年、あと3か月と年度末までの残り期間を数えながら仕事をしていました。自分でも情けないほど仕事がイヤです。もう10年以上働いているけど、こんなにイヤになったことはありません。一生懸命やればやるほど裏切られることも欺かれることも多くなる仕事を「おもしろい」と無理に自分に言い聞かせてやってきましたが、やっぱりダメでした。しばらく仕事のことはブログに書くまい、といつしか決めました。家に帰ってから仕事のことを思い出すのがイヤだったんです。でもこのブログも元は生活保護から始まったんですね。だから生活保護ネタを楽しみにしてくれている人がいるのは分かっていました。それでも仕事の話は書きたくない、そんな状態がずっと続いて現在に至ります。しかし、泣いても笑ってもあと1月ちょっと。この春の異動はほぼ確実なんです。だから残り少ない期間は少し保護ネタを書いてみようかなと思います。僕の3年間の集大成として。保護ネタが好きな人も嫌いな人も、あと1月ちょっとお付き合いください。
2006.02.17
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毎度毎度のコメントありがとうございます。子供は元気で、幼稚園最後の発表会の練習に励んでいます。ヨメさんは金曜日にやっと起き上がれるようになり、土曜日にはテレビを見る余裕までできました。まだまだ家事は僕がやってますけどね。ちゃんと看病してますよ。今日聞いた話なんですが、予防接種をしてもちゃんと抗体ができるのは1割ぐらいの確率なんだって。しかも2度打ってもあまり変わらないのだとか。まあ、予防接種の効果については医者によっても意見がさまざまなので、どれが正しいとかの議論は無駄かもしれませんが。家族の中で1人うつらなかった僕の秘訣は、子供がかかった時点でタミフルを飲んだことです。たぶん。診察もせずに、病院の窓口で実費で買いました。5日分十粒で4150円でした。タミフルのような抗インフルエンザ薬は、それ自体が菌をやっつけるわけではなく、それ以上菌を増やさないというための薬なんだそうです。だから48時間以内に飲まないと意味がないんだって。心配されている幻覚などの症状も無く(市販の風邪薬を飲んだときのようなフワフワ感を感じたことはありましたが)確かに効果はあったようです。実は、先週幼稚園から帰った子供を預かってもらっていた義母が、今日になってインフルエンザにかかってしまったのです。ああ、申し訳ない。義母は義妹と二人暮しなのですが、義妹まで倒れてしまっては一家全滅なので、今日僕のタミフルを分けてあげました。義妹は病院でもらえなかったそうです。みなさんも気を付けてくださいね。感染力は本当に強いです。家族の誰かがインフルエンザになってしまったら、迷わず自分も抗インフルエンザ薬をもらってください。うがいと手洗いはしつこいほどに。9度の熱はしんどいですよ。ご心配いただいた方、ありがとうございました。
2006.01.28
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シオンさん、りんだ姉さん、パステル色さん、ご心配いただきありがとうございました。ゆっくりコメントできなくてごめんなさい。発熱から7日経ち、未だ微熱が残るものの、ほぼ回復しました。今日から幼稚園に行きました。と・こ・ろ・が!今度はヨメさんがダウン!本日インフルエンザと診断され、9度の熱でうなされております。予防接種代返せ!(笑)次は誰?とビクビクしつつ、家事に追われヘロヘロです。自分は元気なのに今日は仕事を休んでしまいました。子供を幼稚園に送り迎え、ヨメさんを病院に送り迎え…ヨメさんの偉大さを感じますね、こんな日は。寝ます。
2006.01.25
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子供がインフルエンザにかかってしまい、昨日の夕方から39度以上の高熱が続いています。いつもじっとしていられない子がぐったりしているのを見ると本当につらくなります。予防接種2回も打ったのになぁ…昨日も一晩中「えらい…」(名古屋弁ですね。しんどいという意味です)とつぶやいていました。ホント代わってやれるなら代わってあげたいです。気持ち悪かったり頭痛も伴うようです。今日も寝られないかもしれないので早く寝ることにします。おやすみなさい。
2006.01.19
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ケアンズに到着後少し仮眠を取って、昼から「半日乗馬体験」というオプショナルツアーに参加してきました。日本で乗馬っていうと本格的な乗馬クラブか観光牧場の引き馬ですよね。もちろんトレッキングもないことはないけれど数少ない。今回は4歳の子供でも1人で乗れるという乗馬の半日のツアーでした。狭い柵の中じゃない、オーストラリアの大自然の中を自分の手綱だけで馬に乗る。すごくカッコよくないですか?(笑)基本的な操作?を5分ほど教えてもらっただけですぐに出発でした。実を言うとね、馬が本当におりこうさんなんです。もちろんお腹を蹴れば歩き出すし、綱を引けば止まる。右にも左にもちゃんと方向を変えてくれる。でもそれ以前にみんなきちんと縦列歩行しなきゃいけないことを分かっているんです。前の馬が止まれば止まる。歩き出せば歩き出す。「こんなこと毎日やってるから分かってるよ」なんて感じですね。ところが僕の馬だけがちょっと変わり者だったんですね。歩くには歩くんだけど、とにかく食いしん坊で文字通り道草をする。草を食べる、歩き出す、止まるとまた草を食べる。10頭ぐらいで縦列を組んでいたのですが、草を食べているのは僕の馬だけなんです。そのたびに「グレイス~(馬の名前)」と叫びながら手綱をぐいっと手前に引く。それだけで疲れちゃいました。歩いた場所は熱帯雨林の中。本当に大自然でした。野生のエリマキトカゲにも遭遇したんです。ワラビーにも会えました。ユーカリの森は自然発火してくすぶっているし、もうホント大自然。馬に乗っていたのは2時間ぐらいかなあ。子供も楽しそうだったけれど、一つだけ不満があったみたい。それは、うちの子供が縦列の先頭だったため、日本人ガイドが常に綱を持って横に付いていたこと。つまり「綱なんか持ってくれなくても自分ひとりで乗れる」と思ってたんですよね。一応キミは幼稚園児なんだからね。いくらオーストラリアでもちょっと無理かな。乗馬中はカメラを持つことも禁止されていたため、写真がありません。現地のツアー会社のHPから画像を借りることにします。小さいけど、雰囲気だけ。
2006.01.14
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丸一日経ってようやく日本の寒さにも慣れてきました。今日はケアンズ到着日のレポートです。夜の8時頃に日本を発ち、日本時間の朝4時頃ケアンズに到着しました。約8時間のフライトです。夜なので子供も難なく寝てくれました。時差がプラス1時間なので現地では朝5時です。寝ている間に着く、時差の少なさ。この2点がオーストラリア旅行の利点ですね。子連れには助かります。といっても、機内食やらコーヒーやらが出て機内が静かになるのは11時を回った頃。それから寝て4時に起きなきゃいけないというのはちょっとかわいそうでしたが。それでも着いてしまえば子供は元気そのもの。ホテルに着くなり最初のアクシデントが起こりました。「たまごっちは?」と聞く子供。知らないよ。自分で持ってたでしょ。どうやら空港のカートにぶら下げてそのまま置いてきてしまったようです。(義母が)苦労して手に入れたたまごっちを世話するためにケアンズまで持ってきたのにいきなり空港に置き去りにしてしまうなんて。後で聞いた話ですが、オーストラリアでもたまごっちは人気なんだそうです。到着2時間後で子供は泣きべそかくし、ママは「だから(日本に)置いてらっしゃいって行ったでしょ!」と今更どうにもならないことで子供を怒るし、せっかくの楽しい旅行が…こういう時、パパは一緒になって怒っちゃいけない。だいたい怒ったところで戻ってくるわけでもないし。ダメもとで旅行会社の人に相談してみました。「わかりました。何とかやってみます」と頼もしい返事。そして10分後、「○○様、たまごっちございました」。ホントに?すごいよ。すごいよ。空港でほかの便を待つ同僚に携帯で連絡し、探してもらったそうです。そんなことがあったのが朝の7時。でもアーリーチェックインプランにしたおかげで11時頃まで少し寝ることができました。多少お金が掛かっても子連れにアーリーチェックインは欠かせません。着いたその日の朝からオプショナルツアーに出かける人もいるけれど子供が小さいうちはゆとりのある旅行をしたいなあ。お昼過ぎに旅行会社の事務所でたまごっちを受け取り、午後からは乗馬をしてきました。その模様はまた後日レポートします。ちなみに旅行会社の人は、預かっている間たまごっちのうんちの世話までしていただきました。本当に感謝です。たいした写真がないのですが、町の一角を撮ってみました。ほとんどが2階建て以下の建物で、大きなホテルも少なく、のどかな街でした。
2006.01.13
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ただいま~先ほど無事帰国しました。書込みしていただいた方、ありがとうございました。明日仕事なので今日は風呂に入って寝ることにします。明日また旅行の報告しますね。ずーとTシャツで過ごしていました。幸せでした。日本は寒い!というわけで、また明日!
2006.01.12
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仕事が始まったばかりですが三連休を絡めて年休を取り、明日ケアンズに旅立ちます。結婚後初めて家族での海外旅行です。子供が来春から小学生になり休ませづらくなること、僕も今の職場なら長期(といっても3日間だけど)休んでもなんとかなること(今度の春は異動濃厚なので)などなど色んな要件が重なり、思い切って行くことにしました。お金ないけど。子供との海外旅行は心配事も多いけど楽しみですね。国内旅行にはない色んな期待をしてしまうのです。子供もそこそこ大きくなった、ひょっとしたらそこ(ケアンズ)に住みたいと言い出すかもしれない、英語に興味を持つかもしれない、家族で移住しようなんて話になるかもしれない…少なくとも家族にとってマイナスになることは一つもないんですよね。お金だけがマイナスかな?(笑)でも、それも一つの投資だと思っています。ちなみに今年のおみくじは人生初の大吉で、旅行に関しては「遠方に行き利益あり」とのことでした。よっしゃ!というわけで、明日から6日間留守にします。行ってきます!
2006.01.06
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遅ればせながら、あけましておめでとうございます。気が付けば2週間以上も書いていませんでした。更新もしていないのにちょくちょく覗きに来ていただいた方、ありがとうございます。元気でやっています。久しぶりに書き込むのですが、明日からまた更新できる自信がありません。実は猛勉強していることがありまして、不器用なので二つのことを同時進行できないのです。それでもまた気まぐれに書き込みますね。お気に入りリンクしてくださっている方、愛想が尽きたらアンリンクしていただいて構いません。また気が向いたら遊びに来てやってください。ところで…新年にあたり今年の目標!を掲げたわけではありませんが、最近、何かの拍子に自分の「夢」が見えてきたのです。夢が叶いかけてきた、という意味ではありません。いままでぼんやりと「自分がこうしたい」と思っていたことが少し姿を現わしてきたのです。「そうだ!自分がやりたかったことはこれなんだ!」ってな感じですね。ものすごく壮大な夢です。笑わないでくださいね。「世界の貧しい子供たちを救う」そう、世界です。日本ではありません。具体的には何をやるの?何をやるんだろう?それはこれから考えます。「夢は細分化して実現せよ」ってカーネギーは言ってなかったっけ?ヨメさんには相手にされませんでした。ま、それが普通だろうけど。
2006.01.03
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生活保護の話。生活保護費は毎月ほぼ同額のお金が出るのだけれど12月はいつもの生活費のほかに、いわゆる「モチ代」が上乗せされます。正式には「期末一時手当」といい、ボーナスのようなものだ。1人当たり約11,000円から14,000円で(地域によって異なる)5人家族だとちょっとした金額になるのです。名目は「年末年始はいろいろと費用がかかるから」。これっておかしいと思いませんか?生活保護費より少ない年金で暮らしている人たちがたくさんいるんですよ?年金にボーナスがありますか?年末年始にお金がいるのは生活保護受給者だけじゃないですよね?しかも最近はこんなニュースが新聞の片隅に載り、僕らを笑わせます。まあ、こういうのは本人たちの意思ではなく、とある団体が後ろで動いているんですけどね。ついでに。地元の新聞社が歳末慈善事業とかなんとかで、子供のいる保護世帯にお年玉をあげるんだって。そのほとんどが親のパチンコ代に消えてくことを知らないんですよね。与える親を選ぶ裁量を僕らに与えてほしいです。全然関係ないけど、今日訪問したお宅で被保護者が自転車に油を差していたんです。その油がなんと「ごま油」。CRE5-56がないのは同情するけど、たぶんごま油のほうが高いよ。
2005.12.15
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この前の土曜日にヒルトンへ行ってきました。ただ、前に言っていたケーキバイキングから予定を変更してディナーへ。目的は二つ。一つはヨメさんの日々の苦労をねぎらいディナーをごちそうすること。もう一つは子供にヒルトン・クリスマス・トレインを見せてあげること。どちらかといえば、こっちがメインかな。 別に鉄道マニアじゃなくてもこれは見ててとても楽しい。子供の目が輝いているのがわかる。こんなに家族サービスをすることは実はまれなのです。「子供をいかに楽しませるか」ということは常に考えていることだけれどヨメさんに対するその気持ちは、実はあんまりない。ないというより子供のことで精一杯なのです。お互い様なんだけどね。だから子供のいない夫婦がお互いのことを常に大事にしていることって実はものすごく素晴らしいことだと思うんです。恋人同士もね。もちろん子供がいたってお互いのことを変わらず大事にできる夫婦もいるけどね。とにかく2人を同時に満足させてあげることができて、僕もとっても満足しました。ヒルトンホテルに感謝です。訪れる人を幸せにする。僕はホテルのこういう所が好きだなぁ。
2005.12.13
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しばらく間が空いてしまいました。書きたいことはたくさんあったのに、ヒマがなかったのです。帰ってくるのが遅くなったり、次の日が早いので早寝したり。昨日も夜から雪が降り出したので、朝に備えて早く寝ましたね。でも忙しかった本当の理由は「株」だったりして。ほんの少しだけど以前からオンライントレードをしてたんです。で、ここにきて株価がものすごいことになってるでしょ?もう寝てられないですよ。というのは大げさだけど、冗談抜きで面白いように株価が上がる。こんなに上がっちゃっていいんだろうか、というほど上がる。バブルのときみたいにならないといいんだけどね。ほどほどにしておきます。
2005.12.13
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今日、トイザラスで幼稚園の友達のママさんに会った。子供の顔を見るなり「あら、リュウくん何買ってもらうの?」ここまではいい。問題は僕への言葉。「今日うちは子供いないのよ。いないうちにサンタさんのプレゼント買おうと思って」・・・ (-_-#) うちの子の前で言うな!
2005.12.04
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クリスマスツリーを出しました。飾付けは子供と一緒にやるのですが、子供ってどうしても同じような場所に同じようなものをつけちゃうんですね。だから、子供が飾る→親がずらす、の繰り返しです。気付かれないように、さりげなく違う場所へ動かすのって結構気を遣います。ツリーの飾付けをしている途中、急に画用紙を取り出して器用に封筒のようなものを作り出した子供。「ここにサンタさんへのお手紙を入れるの」来春から小学生なのですが、まだまだサンタさんの存在を信じているんです。泣けてくるほど純粋です。で、そこに希望のプレゼントを書いてツリーにぶら下げておくわけですね。去年も同じ事をしたのですが、手紙を入れた翌日、封筒から手紙だけがなくなっているのに気付いて大喜び!もちろん親がこっそり抜いたのですが、子供は喜ぶわ親は欲しいものが明確に分かるわで一石二鳥なのです。まだ欲しいものが絞りきれていないようで、封筒は空のままです。できれば直前の土日までには書いておいて欲しいですね。(笑)前日に書かれてもパパサンタは買いに行けないもんなぁ。そういえば、トイザラスってクリスマス近辺は営業時間を延長しますね。どうせなら23日ぐらいは24時間営業しちゃえばいいのに。サンタクロースだって夜中働いてるんだから。
2005.12.03
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今日の夕方、ボケジジイいや痴呆のお年寄りからかかってきた電話。「○○さん?あー今年は色々とお世話になりました」「はあ…」「また来年もどうぞよろしく」「はあ…」用件それだけ?ひょっとして年末のあいさつ?確かに今日は月末だけどちょっと早くない?あっけにとられて「よいお年を」って言えなかったよ。電話が終わって同僚に話したら大ウケでした。なんとも質の悪い笑いで満たされる職場であります。やれやれ。
2005.11.30
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昨日、夕食後にチーズケーキをいただきました。ヨメさんがネットで注文したいわゆる「お取り寄せスイーツ」。朝、クール宅急便で冷凍状態で届いて、冷蔵庫で解凍すること数時間。何気に同封されていたチラシを見ると「楽天総合ランキングで連続1位!」へー楽天で人気なんだ。今調べて見たら、ふむふむなるほど、まだ人気らしい。で、肝心のお味は?…正直に言いましょう。確かにおいしい。でも所詮、解凍したチーズケーキです。できたてのものを近所のケーキ屋で買ったほうが…あくまで僕の味覚ですからね。でもヨメさんも「ふーん…」って感想だったなぁ。ちなみに今日も残りを食べたのですが、昨日よりおいしく感じました。やはりどんな食べ物も「腐る直前」がおいしいのでしょうか…ま、女性はこうやって「お取り寄せ」するのが楽しいんでしょうね。近所のケーキ屋じゃ意味がないんだろうなぁ。冷凍モノなら食べたいときに解凍すればいいんだし。結局どこが魅力なのかわからないまま1個420円のケーキを2個いただきました。上の画像は一応アフィリエイトになっていますが特にオススメはしません。もし食べたことがある方がいらっしゃいましたら感想を教えてください。僕の味覚はおかしいのでしょうか?
2005.11.28
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僕は野山が好きだけど、ヨメさんは街が好き。子供は野山も好きだけど街も好き。最近は暖かい日が多く、今日も子供と広い広い川原でのんびりしてきたので来週あたりは街に出ようと思っています。(田舎者なのです)ヨメさんへのサービスはヒルトンホテルでのケーキ食べ放題。今ネットで調べて見たら「食べ放題」なんて言わずに「デザート・ブッフェ」って言うんだって。お上品だよね。「上品な味わい『アップル&ハニー・デザートフェア』」子供へのサービスはこれ。冬の風物詩『ヒルトン・クリスマス・トレイン』鉄道模型のジオラマみたいだけど、ものすごくトーマスっぽくて楽しみです。僕の楽しみはねえ…ないですねえ…(笑)いやいや、家族の笑顔が見れればそれでいいです。なんてね。ホテルの1杯1000円近いコーヒーを飲むことができれば幸せなんです。問題は相応の服をあまり持っていないことなのです。クローゼットにあるのは野山に行くための服ばっかりなのですね。うーん、困った困った。
2005.11.27
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今日もペロペロされて古い角質がどんどん取れていくような気がします。飼主不在の間にペロペロの主の画像を公開しちゃいます。昨日書こうと思って書けなかったことをパステル色さんがコメントしていただいたので今日はペロペロの効能について少し書きます。先日、僕も見ました、あのテレビ。犬が毎日毎日飼主の足を舐め続けたことによって切断を免れたという話。テレビでは犬の舌の絶妙な圧力が血行に作用したのではないかと言っていたけれど僕は「だ液」のせいじゃないかなと思うんです。犬の(たぶん犬に限らないけれど)だ液って、きっと傷を治す力があると思うんです。科学的なことは知らないけれど、消毒作用とかそういうの。人間に飼われている動物以外はケガをしたら自分で治さなきゃいけないもんね。テレビの話は外傷じゃなかったので直接作用したかどうかは分からないけれど。実は僕は小さな頃からケガをしたときに飼い犬に舐めてもらっていたんです。ヒザとかから血を出していたりするとぺロって舐めてくれるんですよね。そしたらさ、なんとなく、本当になんとなくだけど治りが早い気がしたんです。それを親に話したら「犬は自分で舐めて治すからねえ」と言うんですね。だからずっと信じていました。犬が舐めると早く治るって。親も特に止めなかったし。今はそんな親いないでしょうね。「汚い」とか「変な菌が入る」とか言うんだろうな。新聞にも「口移しで食べ物をあげると○○菌に感染する」なんて書いてあったことがありました。ひどい場合は死に至るとも。そんなことで死んでたら僕なんか何度死んでることか。(笑)だからといって決して人に薦めませんけどね。ひょっとしたら、治るのは犬と人間の信頼関係がある場合だけだったりして。なんとなく今そう思いました。
2005.11.23
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月曜の晩から近所の犬を預かっているんです。2歳のラブラドール(メス)でとってもカワイイ。飼主が海外旅行から帰ってくる金曜日まで家族の一員です。なつっこい犬って人の顔ペロペロ舐めるでしょ。もうこれがハンパじゃなくて隙あらばペロペロ攻撃をしてくる。ところが僕は昔から「犬の顔舐めは受けて立つ」派なんですね。そんな派閥は作らなくていいんだけれど、とにかく基本的に舐めさせちゃう。口の中に舌が入ろうが鼻の穴に舌をねじ込まれようが何とか耐える。犬がペロペロするのって愛情表現でしょ?人間で言えばキスするのと一緒。だったらちゃんと受け止めてあげないと。床に寝転んで舐めさせてあげるとすごいよ。体重25キロの犬がおなかの上に乗ってきて顔やら耳やら首筋やらを舐める。尻尾はもちろん振り切れんばかり。といっても目を開けてられないから見えないんだけど。もう笑うしかないよ。ものすごく疲れるけど。そんなわけで今日で二日目。なんとなく肌がスベスベしてきたような気がします。
2005.11.22
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久しぶりに生活保護の話。今日は「包丁で刺されるかもしれない」という恐怖を30分以上にわたり味わってきました。いや、ホント、心臓に悪いです。あれは。これだけの危険にさらされて月2500円の危険手当だけじゃ割にあわないッス。60歳ぐらいの夫婦と30歳ぐらいの息子という家庭を後輩と訪問したんですね。ご主人は割とまともで普通に話ができる。玄関で挨拶して奥の部屋に通される。台所を横切ろうとした瞬間、体が硬直した。「あんだよ、てめえら!ここは○○(自分の名前)の家だ!なにやってんだよ!」と台所に立つ鬼のような形相をした女性が叫ぶ。すかさずご主人を見ると「相手にしないで」と目で奥の部屋へと促す。「お邪魔します…」と目を合わさないようにしてそそくさと部屋へ入る僕ら。背後から怒鳴り声が飛んでくる。「ふざけんなよ!誰んちだと思ってんだよ!殺すぞコラぁ!」とても女性とは思えない。何かが乗り移ったような感じだ。悪霊?冗談抜きでそう思う。「最近いつもああなんです。時には包丁を振りかざすんです」とご主人。いつも??包丁??ちょっと待ってよ。それマズイっすよ。「僕らもいつ殺されるか分からないです。息子が気の毒で…」おいおい、冷静に言うなって。警察呼ぼうよ。警察には何度も相談したらしい。一度は救急車で精神病院に強制入院させたらしいけれど、すぐに退院したとか。警察も家の中で騒いでるぐらいじゃ出動してくれないんだって。症状から見て統合失調症でしょう。でも、ものすごくタチが悪い。ほぼ24時間ああやって怒っているらしい。疲れると寝る。起きては怒っている。すでにご主人を家族と認識していないらしく、「他人」が家にいることが気に入らないのだという。自分以外はみんな敵で、誰彼構わず攻撃するという。ご主人に事情を聞いている間、襖1枚を隔てた向こうで怒鳴り声は続いている。「家族でもないのに○×※△…!!殺してやろうか!!」台所でガチャガチャとすさまじい金属音がする。包丁?包丁??包丁なの???もうやだよぉ、こんな家。襖は僕の背後にある。襖が開いて包丁を振りかざしてきたら僕は逃げれるだろうか。正面に見える掃出し窓のカギを確認した。よし、カギはかかっていない。いざとなればベランダに逃げれる。最悪の事態を頭の中でシュミレーションする。住宅ローンはチャラになるだろう。公務災害でいくら払われるのだろう。僕は息子の成長を見届けることもできずに、こんな所で精神異常者に殺されるのだろうか。唯一の救いはご主人が常に冷静だったこと。疲労困憊していたが、本気で包丁で他人を刺すとは思っていないのだろう。でも何かあってからじゃ遅すぎるよ。結局この日は一旦役所に帰り、保健所、警察、精神科医らの協力を得て明日強制的に精神科の受診を試みることとした。帰りに玄関に辿り着くまでがまた恐怖でした。本当に途切れることなく怒鳴ってるんです。台所で何かを手にしている。手元に注目してしまう。ナベ、ザル。幸い包丁らしきものは見えなかったけれど仁王様のような顔で僕らを睨みつけてるんですよ。あ~冗談抜きで怖かったー。
2005.11.17
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今日も仕事帰りに本屋へ行き、というか行かない日の方が少ないんだけれど昨日ブツブツ言っていた本は買わずに別の本を買いました。何を買ったかはさておき、今日は本屋へ入るときの気持ちの話。みなさんは本屋へ入るとき、読みたい、買いたい本のジャンルが決まっていますか?例えば「ガーデニングの本、何かないかな~」と目的を持っているときと「(なんでもいいから)何かいい本ないかな~」と漠然と眺めるときとどちらが多いですか?僕は圧倒的に後者が多いんですね。本を買う意思はある。でも買いたい本が決まっていない。本屋に入るまで、自分の欲する本が雑誌なのか小説なのか、経済の本なのか政治の本なのか、自分でも全く分かっていない。その時の気分によるので、昨日気になってた「ああ、自己嫌悪」に今日は見向きもしなかった。広大な、あるいはコンパクトなこの本屋の中にきっと今日の自分に合う本がある気がする、そんな気持ちが本屋に誘うんです。そんなときに「これだ!」と思える本があったときはかなりうれしい。本1冊で本当に人生変わっちゃうんだから。きっと目的の本を探している人って1割もいないんじゃないかなあ。「何か今日の自分にしっくりくるもの」を探している人って意外に多い気がする。あるいはみんな単に活字中毒なだけだったりして。
2005.11.16
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仕事帰りに本屋へ行って、何度も手にとって悩んだけれど結局買わなかった「ああ、自己嫌悪」。他人と比べようが無いけれど僕は割と自己嫌悪に陥る。毎日が自己嫌悪の繰り返しといってもいいかもしれません。そんなときによくここにグチグチと書いちゃうんですけどね。でもこう見えて実は楽天家なんです。よくスランプに陥るけれど結構前向きに生きています。一緒に居るヨメさんがため息ついて呆れるぐらい。ヨメさん曰く「前向きというより都合の悪いことはすぐに忘れて同じ過ちを繰り返すタイプ」だそうです。ヒドイ言われようだけど反論できない自分が情けない。本当は買いたかったけれど買わなかった。パラパラと読んでいると「なんだ、俺でも書けそーな内容じゃん」なんて思っちゃって。(笑)でも買わなかった本当の理由は、買って読んだ後、「何でこんな本買っちゃったんだろう…」って自己嫌悪に陥りそうだったから。やれやれ。なんとなく明日買ってしまいそうな気がする。
2005.11.15
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今、何気に外を見てみたら目を疑うほど外が明るくって外に出てみたら信じられないほどの明るい月の光でした。すごいよ。ホントすごいよ。太陽みたいに明るくって、じっと見ていると目が痛くなる。月光で木や電柱や自分の影がくっきりできる。おまけに月の横には真っ赤な火星が輝いていてそれでいて雲は一つも無くてほかの星もクッキリ。今日は満月なのか大潮なのか、今は満潮なのか干潮なのか知らないけれど遠吠えしたくなる気持ちが何となく分かった月夜です。先ほど子供と一緒に寝てしまったのだけれどふと起きて、こうしてパソコンに向かわせるほどの月夜です。今夜もきっと同じ月を全国の人が見ているんでしょうね。誰かの遠吠えが聞こえそうだなぁ。
2005.11.15
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ちょっと早い気がしないでもないけれど、街では派手なクリスマスイルミネーションが始まりました。街の大々的なイルミネーションもいいけれど小さな一軒家が灯すささやかなイルミネーションも僕は好きです。我が家も昨年は庭木の1本だけ飾ってみました。とてもささやかでした。1歳の誕生日ケーキのローソクみたいでした。でもね、こうやって少しだけ照らす家が何軒も続くとそれはそれで不思議な雰囲気になるんです。誰も強制しているわけじゃない。かといって競合しているわけでもない。みんなが申し合わせたようにささやかな光をそれぞれが放つ。僕はそんな風景が割と好きです。桜の花の好みも似ているかもしれません。公園に並ぶ満開のソメイヨシノも好きだけど山の中腹にポツリポツリと咲く山桜が好きなんです。派手じゃない美しさ。凛というかシャンというか。どう表現したらいいのか分からないけれど、とにかくそんな風景が割と好きです。
2005.11.11
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最近、不覚にも目が潤むことが多くなりました。涙もろい、というほど泣くわけじゃないんですけどね。最近の特徴は「一生懸命な姿」に弱いということ。幼稚園で子供達が一生懸命歌っている姿や踊っている姿を見るともうダメ。自分の子だろうが他人の子だろうが関係ない。なんでだろう…目にゴミが入ったときやタマネギを切ったときは別として、うれしいとき、悲しいとき、悔しいとき、感動したときなどの涙は大脳の刺激が神経に伝わって涙腺から分泌されるらしいんだけど、なんと、その時の感情によって涙の成分が違うんだって。うれしいとき、悲しいときは副交感神経が働いてカリウムが多くて水っぽく、悔しいときは交感神経が働いてナトリウムが多くて塩辛いんだって。それにね、泣いたときの涙にはストレスによって分泌された物質が溶け出していて、涙を流せば流すほどストレスが解消されるらしいです。そう聞くと、泣きたいときには泣いたほうがいいのかもしれないですね。でも幼稚園でパパが泣くわけにいかないしなぁ…よく歳を取ると涙腺が緩むって言うけど、やっぱり歳なんでしょうか?涙といえば、最近ボロボロ泣く犬に出会いました。しかも2匹。しかも両方の実家の犬。うちの実家の犬はご飯を食べてるときに泣くんです。「そんなにおいしい?うれしい?」ってそんなわけないんだけどツッコミたくなる。ヨメさんの実家のほうは退屈してるときに涙がボロボロこぼれてくる。なんだかわかんない犬達だけど、カワイイですよね。
2005.11.07
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今日は近々結婚する同僚のお祝い会をやりました。実は2日前も飲み会だったのですが、その時は「離婚残念会」だったんですね。まあ、6、7人でのこじんまりとした会でしたが。祝日を挟んで離婚残念会と結婚お祝い会に出席したわけですが、僕はなんとなく離婚残念会のほうが好きでしたね。お祝い会だと気持ちの表し方は色々として、伝えることって一緒じゃないですか。「おめでとう!」「幸せになってください」とか。これが離婚となると、色んな意見が飛び交うんですね。「離婚の原因は何だったのか」「そりゃお前が悪いよ」「彼女も我慢が足りないよね」「まあ、済んだことは仕方がないよ」「いや、今後の教訓として生かさなきゃ」「これからまた新しいスタートだよ」「ちょっとうらやましい気もする」てな感じで、それなりに明るく前向きに会話は進みました。語り合いましたね、色々。これがお祝い会だと、とにかく騒ぐ騒ぐ。2人の門出を祝うのは何度やってもいいものです。目が潤むシーンもありました。いやーいいですね、結婚は。それでも僕が2人に送ったのは「結婚とは寛容と忍耐である」という言葉。あまり華やかな言葉ではないけれど、結婚している方なら分かってもらえますよね。この2つが結婚生活にいかに重要であるか。離婚残念会の尾を引いているわけじゃないだろうけどこんな言葉しか思い浮かびませんでした。でもきっと2人の耳には残ってもらえたと思います。ごめんね、こんな言葉しか送れなくて。でも「愛」とか「誠実」とかと同じぐらい重要だよ、「寛容」と「忍耐」。
2005.11.04
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