吉祥寺蔦子の日記 第六巻

吉祥寺蔦子の日記 第六巻

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2010.03.31
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ニューハンプシャー州のNick Levasseur(ニコラス・ラバッサー)議員が

「アニメは原爆2個でも足りなった証拠だ」
と書いて、米国でニュースになった。

ラバッサー議員は批判を受けて
すぐに記事を削除して謝罪したが、
気になるのは米国メディアのコメントだ。

「日本の文化を非難したラバッサー議員に
批判が集まっている」といった具合に

ラバッサー議員の問題の中心であるかのように
論じている。



正直、ゾッとした。



アニメを批判したことなんて
正直どうでもいい。
人には、好き嫌いがあるのだから。

問題は、ラバッサー議員が
原爆による大量殺戮をもちだして
冗談めかした発言をしていること、
たとえ冗談だとしても
原爆投下を肯定し、

肯定する発言をしていることだ。

そして、米国メディアの大半が
これらの原爆投下に関連する問題点に
ほとんど言及していないことだ。

米国メディアが「アニメ発言」にばかり注目して

原爆投下を肯定する歴史教育が徹底しているのからなのだろうか?
それとも、そもそも原爆について
学ぶ機会がないからなのだろうか?

ちなみに、CNNはほんのちょっとだけ広島について
言及していたが、ふざけたコーナーでのコメントだったので
そのコーナーにも少しがっかりした。

ラバッサー議員には
とりあえず広島・長崎に来てもらって
ぜひ原爆被害について学んでほしい。

こういう発言をする人が世界からひとりでも減るのなら、
日本が自腹を切ってラバッサー議員を広島・長崎に
招待してもいいと思う。

また、日本政府は
原爆被害者の気持ちを代弁するために
すぐに非難声明を出すべきではないだろうか。



なお、ラバッサー議員は
「友人にしか読ませるつもりはなかった」
とも発言している。
友人にだったら何を言ってもいいのかな…。





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最終更新日  2010.04.01 00:37:40


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