2018.10.07
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カテゴリ: 映画、ドラマ

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 twitterを閲覧していたら

絶賛している人がいたので観てみました。

ホラー映画 『オーディション』。

原作は村上龍。

監督は三池崇史。

 中年の妻に先立たれた男が

息子と二人暮らし。

ある日、再婚をすすめられるけれど

いろいろ注文が多い男。



気に入る相手が見つかりそうにない感じ。

悪友に相談すると

オーディションの形式で20代から30代の女性を

募集すればいいという話になって、、、。


 ネタバレを含む感想があります。

以下、ご注意下さい。







********************************




 まず、この青山という男が

とてもわがまま。

本当に真面目に結婚相手を探すのであれば

結婚相談所に行け

そこで、いろいろと注文をつければよろしい。

大笑い

それを、友人や自分が芸能関係の仕事をしているからといって

オーディションを開催。

しかも、その中から女性を選んだら

映画の仕事は途中でぽしゃったことにすればいいって

、、、、、、ひどすぎ。



結婚相談所に登録しているような女性はいやなんでしょうね。

バレエか日舞をしっかりやっていて

訓練を受けた自信のある人。

私の周囲には

バレエ、フィギュアスケート、日舞やっていた(る)友人達いますが

誰も結婚相談所の世話になりませんでした。

また、青山は

相手の女性に

オーディションを受ける程度の外見・若さが欲しいんでしょうね。

欲求があけすけすぎて笑えるほどです。

そんな中年男性が

ひどい目にあう、自業自得の物語。

爽快か?いやそれが

、、、、これ、原作もそうなんですが

後味が悪いんです。

なんかね、、、、。

この、主人公 青山に見初められて

交際することになる麻美という女性。

彼女のキャラクターが何とも言えず。。。

原作を読んだ限り、

私は上の表紙に書かれたイラストみたいな

媚びた、べたっとした感じの可愛い顔をした人を想像していたのですが

映画では 椎名英姫というクールな美人が演じていました。

で、声は金属的なちょっとキンキン声かな、と思っていたら

ただの小声。

それでも、ニコニコ笑いながら残虐な所行をするところは

はまっていました。

このタイプの物語、

山岸涼子なら「二口女」と言ったでしょうね。

昔話、

ケチな男が「ご飯を食べない嫁ならもらってもいい」といったら

本当にご飯を食べない女がやってくる。

自分の見ている前では全く食べないのに

食材は減る一方。

ある日、出かけるふりをして物陰から見ていると

女は夫が出かけた途端に

大鍋に一杯、味噌汁を作り、

大釜でご飯を炊き始めた。

そしておにぎりを沢山作って

座敷にちょこんと座る。

やおら、髪の毛を解いてみると

後頭部には大きな口が。

女はその口におにぎりを放り込む―。

 無謀な注文や高望みをすると

鬼がやってくるというのは

平安時代から同様の話があります。

よろずのこのお話とか。

その分かりやすい現代版だと思って見るといいかもしれません。

怖いと言うより、グロテスクな作品。

石橋凌、國村隼、石橋蓮司が出ているので

ファンなら、、、、、観てみるか、、、、くらいの映画。

それにしてもこの麻美を演じた女優さん、

監督の指示なんでしょうか

姿勢が悪い!!!

とてもじゃないですがクラシックバレエ歴12年に見えない。

皆さん、思い出して下さい。クラスメイトでバレエをしていた子。

背筋がピンと張っていて指先まで動きを意識していて

動きに無駄がなくてきれい。

この女優さんにはそれがなくて役に説得力がなかったです。

せっかく長身でスレンダーな美人なのに

ちょっともったいないですね。





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最終更新日  2018.10.07 11:39:56
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