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秘境の住人1840

秘境の住人1840

2006/08/25
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カテゴリ: カテゴリ未分類
 つい最近、教会の仕事をしました。内容は教会の塔の全面塗装とその上の十字架の制作、取り替え。高さ20メートルもあるところで3日間クレーンに吊られっぱなし、なかなか経験できない仕事です。看板とも言える塔が生き返り十字架
も新しくなりました。なんとなく長崎や函館にありそうな大正ロマンといった感じに仕上がりました。しかし私は見てはいけないものを見てしまいました。教会の扉です。これだけの建物なのにアルミサッシの普通の扉?神様が扉を創りなさい!と言っているかのように気になって仕方ありません。更に縁あって幾何楽堂
に2人の神父さんを泊めたり、現在は新しい神父さんの部屋を改装中です。教会はそんな裕福な所ではありません。となると扉にまで予算なんてありません。それでも創らなくてはと考えると寄贈かな?また一つやりがいみたいのが沸々と・
あそこで結婚した人が木製の大扉の前でライスシャワーで祝福される姿が頭に浮かんでしまいます。よく考えると今の感覚は14年前一人でエジプトを旅した時からのことです。ピラミッド、神殿など見た後とんでもないところにいきました
キリスト教ユダヤ教の信者ですらなかなか行けないモーゼが神から十戒を授かったシナイ山を登りました。80を有に超えている仙人のようなおじいさんが私のガイドです。深夜から登り始め朝日を拝むわけです。そんな神聖な山で私は失態をおかしました。おなかがグルグルやばいと思いました。仙人はそこの影でしなさいと・・・おかげですっきり仙人は山の頂上を見て小さな声でオー・マイ・ゴット。しばらく沈黙しながら山の頂上を目指しました。何とか登りきり朝が来るまで仙人とラクダの皮をかぶり眠りにつきました。どれくらい寝たのか?不思議な音で目がさめました。こんなに人がいたとは!みんな聖書のようなものを持ち何かを口ずさんでそれが合唱のように山に響き渡っていたのです。更に全く木の無いツルツルの岩ばかりの山がどこまでも続いており遠くの山から少しずつ太陽の光を受け濃いオレンジ色にかわりやがて全ての山がオレンジ一色になりました
あまりの衝撃で涙が出てきました。この神の山シナイ山!ピラミッド、神殿などの非ではありません。様々な遺跡がそれ以来ちっぽけに見えてしまうのです。この貴重な経験が今の作品の中に生きています。そのうち感謝を込めて教会の扉を創らせてもらおうと思います!





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Last updated  2006/08/25 08:55:33 PM
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