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2012.05.14
テーマ： 懐かしのシネマ(14)
カテゴリ： カテゴリ未分類
１０代の多感な頃に原作も読んだ心に残る映画だったので、しっかり観ました
田中絹代さん演じた元からゆきさんの老女が、心優しくて、切なかったです。
主演が栗原小巻さんでしたが、ふと昔のことを思い出しました。
１０代の頃に、渋谷のパルコのレストラン街でバイトをしたことがあるのですが
パルコ劇場があったせいか、当時は流行の発信地のようなところでしたので
芸能人も多く来店しました
ある日、栗原小巻さんが来店して、バイトの青年が接客したのですが、お茶を注ぐときに
彼女に見惚れてジャーーとこぼし、注意されても、見惚れていたということがありました。
思わず「あっ」と声を上げたわたしに、「あっ」と渥美さんも声を上げ
さっ～～と店に入ってきたのです。１人でお食事をして何事もなかったように
「ありがとう」と手を上げて出て行きました…
なんともへんてこな一期一会でした。
１０年くらい前に「サンダカン八番娼館」を観たくてツタヤで探したのですが
そのときはありませんでした。
田中絹代さんご自身が、作家に描かれる波乱に満ちた人生を生きた女性だったから
心に残る演技をされたのだと思います。
今日のまるこは…
もう眠いと言っております…まる語で
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