喜久蔵blog

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四章:ばってんバーテン



勤務地は慣れ親しんだ福岡が希望だった。

会社はワンウェイからも遠くない。

いいぞぉ。


しかし採用と同時に長崎での勤務命じられる。

はっきりいって嫌だったが当時就職を選ぶほどの余裕が僕にあるはずもなく

応じた。




ある決断から一年もしないうちに会社を辞め、まもなく私は福岡にいた。


そしてワンウェイで働くことになる。

ステアの仕方も知らないぶっつけ本番のバーテンダーだった。


実はワンウェイ。

全国の美味しいカクテルが飲めるお店のひとつとして本で紹介されたことのある名店である。


それはアクロバティックなサルサが得意な凄腕バーテンダー"N氏"の存在があったからに他ならない。



まさか。




僕と入れ替わるように店を去ってしまうとは。






カクテルの名前もスピリッツが何なのかさえわからない男がワンウェイのバーテンダーになったのだ。


しかも他にバーテンがいなかったのでポジション的にはチーフ・・・?



働き始めて一ヵ月半が過ぎた頃だった

大好きなトメさんがバーテンとして横にいることになったのは。


トメさんは(確か)インターネットの初期プロジェクトに参加していた結構すごいエンジニアである。

かっこよく講演などもやっているようだ。



そんなトメさんと楽しいバーテンライフの毎日が始まった。
















第五章:吸盤

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