喜久蔵blog

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第五話「二年前」




薔薇の十字架:本当にうれしい。
薔薇の十字架:
VERONICA:俺も:*^^*


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-おい、兄貴。











弟・朱弐だ。






相変わらず憎たらしい声で俺を呼ぶ。










「は?またチャットやってるの?」




憎たらしい声が僕に向けられている。







「ま、兄貴は仕方ないよね・・・。顔見られたら絶対逃げられるもんね・・・笑」





憎たらしい声がいやだ。




「今から俺の女来るから。絶対部屋に近寄るなよ。お前が血のつながった兄弟と思われたらさ、もう学校行けないよ」








憎たらしい声を___








憎たらしい声を






ころしたい__。












僕は近くにあったアイロンで弟・朱弐の頭を殴った。





何度も。何度も。














薔薇とベロニカ  第五話「二年前」











うつ伏せのまま動かなくなった朱弐の胸ポケットから携帯を取り出した僕は片っ端から女の番号に電話した。










呼ばれてきた女はみんな僕の顔を見ると逃げ出した。






"なんで?僕だよ?朱弐だよ?"






ぼくはわかってくれないおんなのこみんなを






ころしておかした。









だいじょうぶ。ぼくはしゅうじだもん。









とうさんにきにいられてるんだ


薔薇とベロニカ  最終話「薔薇と雨」


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