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花と実と魔女と
06イタリア1
2006・9・19
シベリアを飛ぶ
お久しぶりです、
少し遅めの夏休みから、無事帰ってきました~♪
今回は往復ともスイスエアラインを利用するツアーに参加。
私にとって初めて利用することになる
スイス航空とANAのシェア便で
日本で昇った太陽を西に向かって
追いかけるフライトということに。
写真は、成田を午前10時過ぎに飛び立って約5時間後、
シベリアの雪と氷に覆われた大地の上を快適にフライト。
上空からも、
大気がクリアで澄み切っているのが見て取れて・・・
長旅の疲れもなんのその(強がり・笑)気持ちいい!空の旅です。
この写真は更に3時間後、森と湖の国フィンランドの上空。
湖面の輝きがダイヤを散りばめたように広がって
大地に置いたステンドグラスの様にもモザイク画の様にも見えます。
成田から約12時間のフライトの後、チューリッヒに到着、
今回の旅、最初の訪問地イタリア・ミラノに向けて
小さな飛行機に乗り換えます。
こちらの機内は革張りのシートでした。
新しい機材ではありませんが、座り心地が良かったですよ。
そして、今度は現地時間午後1時ごろ、
アルプス越えの機内からの一枚。
雪を頂く峰々が眼下に広がり、壮観です。
*****・・・******・・・*****・・・******
大空を羽ばたく鳥になり見おろす無数の湖(うみ)は光のモザイク
まっすぐな光を返し蛇行する流れ眼下にシベリアを飛ぶ
HANA魔女・詠
2006・9・20
ダヴィンチコードの謎☆最後の晩餐のヨハネ
今回のイタリア旅行で最初の訪問地ミラノ、
世界に名だたるファッションの町としても有名ですが
映画にもなりベストセラーとなったダヴィンチコードの鍵となる
レオナルド・ダ・ヴィンチの傑作のひとつ「最後の晩餐」がある
サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会に朝いちばんで出発。
目下修復中のため、シートでカバーされているのが教会の玄関。
お目当ての「最後の晩餐」は
左手の修道士達の食堂に描かれた壁画となります。
壁画ですから、
此処まで足を運ばないと観ることが出来ないのです。
この教会の入場、現在は予約さえ困難だということで
(実は予約確約がこのツアーを選んだ理由の一つなんです)
なんと8時15分の予約時間に合わせ(遅れたら入館できない!)
朝7時15分にホテルを張り切って出発。
★なのに、バスのドライバーが教会の場所を知らない・・・
ナンたらカンたら・・・で少しトラブル★
このときは、添乗員さん冷や汗( ̄▽ ̄;)
私もかなり焦りましたヨ、ホントに。
でも、何とか開館前に無事到着、ヤレヤレ・・・
そしてこのチョコレートのような木製の扉、
どのように開くと思います?
ジャジャ~ン♪
ご覧のように、木の扉は地中に下りていくのです・・・
ナカナカ無いですよね?!
実際の壁画は、撮影禁止ということで
この写真は、出口の傍にある写真を、パチリ。
各国のツアー客向けのガイドさん達、館内では説明できないので
この写真を観ながら説明します。
私たちの場合は、待ち時間に外で説明を受けました。
(ローマ・バチカン美術館内・システイーナ礼拝堂も同じです)
ご覧の写真は拡大したもの。
見所は修復ではっきりと判明したイエスキリストの口元。
「この中に裏切り者が居る」と予言している最中の開いた唇。
そしてユダのおののきと手に握る銀貨を入れた袋。
使徒(弟子達)全体に走る動揺した様子・・・
そして、キリストの直ぐ左にいる女性のような面立ちのヨハネ。
「ダ・ヴィンチ・コード」では、女性、
それも
キリストの妻マグダラ
であるという設定で書かれていますが
他の画家によるヨハネ像も、みな女性的な面立ちだという点と、
キリスト最愛の第一の弟子であるヨハネを外すわけがない!ということから、
女性説はあくまで創作であると、現地ガイドさんはキッパリと
否定
。
ん~、そうよね~キリストがヨハネを外すわけないし・・・と
本を読んでいらい、その一点が気になって(笑)
楽しみに訪問した私の謎や疑問は一瞬にして氷解。
キリストは独身よね、布教活動に忙しかったわけだし・・・
神様のお子ですもんね・・・と軽く納得させられました(爆)
(我らがダ・ヴィンチ先生は
女性に興味が持てない体質?だったし・・・とも)
実は、わたしがこの教会を訪れるのは10年前に続いて二度目。
そのときは20年間に及ぶ修復中で絵の前に足場が作られており、
まだまだカビだらけ・・・
真っ黒けな部分が多くて、よく分からない・・・という有様。
欲求不満気味な鑑賞しかできませんでしたから、
今回こうして、きれいに修復された天才ダ・ヴィンチの作品を
間近に観る事ができてとっても幸せでした。
最後の写真は、鑑賞後に出た所にある中庭。
鑑賞後の心地よい興奮をほっと和ませてくれます。
*****・・・******・・・*****・・・******
500年の塵洗われしダ・ヴィンチの「最後の晩餐」無言で仰ぐ
十二使徒の驚きと恐れを描ききるダ・ヴィンチの才 蘇る壁画
HANA魔女・詠
2006・9・21
ミラノ ☆ 美しきアーケード
ミラノ第一日目は昨日UPした「最後の晩餐」鑑賞後
スフォルツェスコ城に立ち寄り、バスを降りて写真ストップ。
本当は、大きな噴水がすばらしいのですが、なぜかこの日はお休み・・・
14世紀にミラノを支配していたヴェスコンティ家が建てた居城を
15世紀にスフォルツェスコ家が堅牢な城砦として改築したもので
建築にはダ・ヴィンチやブラマンテも関わったそうです。
今回は鑑賞できませんでしたが
此処にある、ミケランジェロ最晩年の作「未完のピエタ」
(磔刑から下ろされたキリストを抱くマリア像)は、
前回訪問
で私が大いに感動した作品です。
続いて、ミラノに行ったら必ずというほど訪れる
ドゥオモ(大聖堂)の広場から見た
ヴィットリオ・エマヌエーレ2世ガレリア、
平たく言えば、アーケードの商店街の入り口です。
まるで凱旋門さながらですね~。
なんと、右側の内部はフツーのデパートなんです!
こんな景観に出会う時が、正直“敵わないわ~”って思う瞬間です。
そしてこちらが1865年~77年に作られたアーケードの通り。
ドゥオモ広場とスカラ座広場を結んでいます。
なんとも、はや、ため息が出るほど美しい・・・
大型書店や有名カフェなどが並び、その一角にプラダ本店、
なぜかその真向かいにルイヴィトンもあります。
十字路の天井には四大陸を象徴的に描いた
フレスコ画が描かれており
ついウットリと(口を開けて?)見上げちゃいます。
イタリア近代建築のさきがけとされる
全長200メートルのアーケードの中央部分にも
ガラスの丸屋根が・・・
ガラスとアイアンの天井がとってもステキなのですが
こんな感じのコンサバトリー(サンルーム)が在ったら夢のようね~(^.^)
感心するのは天井ばかりではありません。
床にもモザイク画が描かれていて
この牡牛のモザイクの黒く凹んでいるところ(笑)に
片足のかかとを乗せて一回転すると願いがかなうとか・・・
世界の人々の願掛けで修復が間に合わないそうです。
もちろん、私もクルリっと・・・
あ、願いを掛けるのを忘れちゃった~ (^^ゞ
も一度、行けってことかしら(爆)
*****・・・******・・・*****・・・******
晩年のミケランジェロが彫り残す聖母子像に込められし祈り
ミケランジェロの「未完のピエタ」に残されたノミ跡丸くマリア佇む
未完なる聖母マリアとキリストの揺るがぬ愛が救いくれるもの
HANA魔女・詠
2006・9・22
ミラノ ☆ ドゥオモに登って鳥になる
昨日ご紹介したヴィットリオ・エマヌエーレ2世ガレリアを抜け
ミラノの大きく立派なドゥオモ広場にやってきました。
生憎正面玄関のほうは、修復中ということでシートがかぶせられ
写真は裏側にあたります。
それでも、こんなに立派なのよね~。
ドゥオモの中では日曜礼拝中で
遠くに赤い衣をまとった神父さまがミサを行っており
信者の方たちが熱心に説教を聞いています。
神父様の向こうにも立派なステンドグラスが見えますが、
教会全体の左右の壁にも見事なステンドグラスが並んでいます。
その昔、多くの聖書を読めない庶民の救いの為に
イエス・キリストの生涯や、キリストの行った奇跡などを表す
ステンドグラスやフレスコ画を教会に飾ったのだそうです。
美しく神々しい教会の雰囲気には、
広い教会内にキャンドルの灯りしかない時代、
ステンドグラスを通して入るイタリアの太陽が
大きく影響していたことでしょう。
そして、教会には地の光となって現れたキリストを意味する
(聖句から想像するにたぶんそうだろうと、勝手に解釈しています)
信者や、訪問者がキャンドルに祈りを込める蜀台が用意されています。
わたしも、様々な祈りを込め、捧げさせていただきました。
キャンドル代は、確か、0.5ユーロの献金だったと思います。
レートで言うとわずか75円程では申し訳ない程盛りだくさんの(笑)
お願いをしてしまいました・・・ごめんなさい、神様。
一旦、教会から外に出て、皆で昼食を摂った後
自由時間に、もう一度ドゥオモへ。
今度は、エレベーターで屋根の上に出ました。
(イタリアでは各地に登れる塔がありますが、
エレベーターがある塔だけに登っている軟弱もののHANA魔女です。
一人6ユーロも、高くは感じません、ここばかりは・・・笑)
青空に恵まれ、とても気持ちよく、
グルグルと教会の屋根の上のコースを歩いて・・・
細い階段を昇って、前回来た時よりもっと高いところまで上れたので
高いところ好きな(笑)わたしは
ますます、気をよくして、ミラノの午後を満喫したのでありました。
*****・・・******・・・*****・・・******
越し方を立ち止まらせてステンドの青き光は我が胸に差す
鐘楼の細き階段のぼりきてミラノの空に舞う鳥になる
HANA魔女・詠
2006・9・23
ミラノの街も日が暮れて☆荒川静香とトゥーランドットのスカラ座
ミラノのドゥオモの塔で鳥になって(笑)舞い降りた後は
1778年に建てられたスカラ座を訪問。
スカラとはヴェスコンティ家の妃の名前だそうです。
写真はネオクラシック様式のオペラ劇場スカラ座の外観。
建物内部も見学できてこの日はリハーサルかしら?
舞台の上には、楽器と何人もの演奏家が見えますね。
升席に席をとってオペラを鑑賞したら
きっと18世紀の貴族の気分に浸れることでしょう。
一度は体験したいものですね~♪
オペラの幕間にはこのロビーで
ワインなどを傾けて談笑するのでしょうね。
豪華なシャンデリアが輝いています。
ここスカラ座で上演されたオペラの数々のポスターが
階段に額装されて並べて飾ってあります。
中でも私の目を引いたのは、
トリノオリンピックでゴールドメダリストに輝いた
荒川静香さんの選んだ曲目のオペラ
トゥーランドット(ここで初演)のポスター。
開会式ではパバロッティが「トゥーランドット」を熱唱し
「何か運命を感じました。開会式で歌われた曲を滑ることに幸せを感じます」と
荒川静香選手に言わしめたイタリア人も大好きな曲。
因みに、トリノはミラノの直ぐ近く。
そして、夜のヴィットリオ・エマヌエーレ2世ガレリア。
ライティングされたアーケードも格段に美しいです。
十字路の角、向かって左手がプラダ本店、
右手がルイヴィトン・ガレリア店です。
夜は、このアーケードの左手奥に見える
テラスのように張り出しているレストランで夕食。
お味は・・・まあまあというところでしょうか。
場所柄、観光客相手って感じのお店かな?
そしてこちらがライトアップされたドゥオモの正面。
外壁や彫刻の大理石を磨く修復工事のための
カバーシートも、おしゃれでしょう?(^.^)
*****・・・******・・・*****・・・******
中国王女トゥランドットの謎掛けが妖しいほどに似合うスカラ座
スカラ座の舞台見下ろすこの席に裾引くドレスで座ってみたい
スカラ座を後に光のガレリアを歩めばオペラのヒロインとなる
HANA魔女・詠
2006・9・25
ロミオとジュリエットの町 ☆ 古都ヴェローナ
日記は再びイタリアへ。
今回の旅行3日目、
古代ローマ時代は「小ローマ」の異名を持った「ヴェローナ」
写真は、ヴェローナ近郊の小高い丘をパチリ。
バスは城壁をくぐって旧市内にはいります。
ここヴェローナが黄金期を迎えたのは13~14世紀。
この頃の支配者は毛織物生産で財を成した君主デッラ・スカラ家。
14世紀にはシェイクスピアの戯曲「ロミオとジュリエット」のように
貴族同士の争いが耐えなかったということですが
その後はミラノやヴェネチアの支配下に入っていきます。
ジュリエットの生家のモデルとなった家の中庭に面したバルコニー。
残念ながら、
原作者シェークスピアはこの地を訪れたことが無いそうですが
実際にこのバルコニーの下に立つと、
ロマンチックな想像をかきたてられます。
そしてその中庭にはジュリエットのブロンズ像があります。
ジュリエットの右の胸に触ると幸せになるという言い伝えがあり、
観光客に触られた右胸はピカピカに・・・
モチロン、わたしもタッチしちゃったワ(^.^)
もう一つの見所、古代ローマ時代の円形劇場「アレーナ」
ヴェローナのものはローマのコロッセオに次ぐ大きさ。
古さでは三番目となるそうです。
一世紀に建築され、ほぼ完全な形で残されており
現在も毎年7~9月にかけて野外オペラが上演されたり
世界から有名歌手がやってきて演奏会を開いているということです。
円形競技場の傍のブラ広場。
わたしの訪れた古都には
必ずといっていいほど広場があり、
それぞれその町ならではの表情を見せてくれます。
当時、城内に住む人々が集い、
兵士達、商人達が集会を開いた広場に
時代を経て今、広く世界の人々が集う・・・
その町の歴史と景観に誇りを持ち守り続けてきた人々の
心のよりどころとなっているように思います。
*****・・・******・・・*****・・・******
二千年とき経てヴェローナ競技場に今こそ響け平和の歌声
二千年昔に築かれしアレーナの観客となって黒猫昼寝す
HANA魔女・詠
*****・・・******・・・*****・・・******
昨日も好天に恵まれ、
お墓参りの後、午後は草取りなど庭仕事。
JUNKOさんにカウプレで頂いた草とリ鎌のおかげで
我が家の“猫の額”もさっぱりとすることが出来ました。
皆様は好天の秋の日、いかがお過ごしでしたか?
2006・9・26
古都ヴェローナでスイカを食べるの巻
昨日に続き ヴェローナのご紹介。
写真はジュリエットの家から市庁舎前のエルベ広場に向かう小路。
このような道を“かなり”歩いて観光です。
見所満載の今回の旅程は結構ハードでした。
(なにせ、いつも車移動の人間ですから・・・笑・・)
中央に見えるのはランベルティの塔。
手前に広がっているのがエルベ広場。
古代ローマ時代の公共広場跡に作られた広場だそうです。
ベローナのシンボルは翼のあるライオン。
イタリアの古都には町ごとに様々なシンボルが決まっています。
こんなところに、古都ならではの興味がそそられますね。
そしてこちらがエルベ広場に午前中立つ市場。
いくつもの店がテントの中に店を出しています。
しっかり観光客目当てのお店も。
中には、コピー商品らしきバッグ
(ブランド名を書いてないから単に似てるだけ?)
を大々的に売っているアジア系の売り子さんのお店もありましたよ。
こちらは紛れもない生鮮食品店。
美味しそうな果物が並んでます。
花付ズッキーニがありますね。
いかにもイタリアらしい・・・
でも、まだポルチーニ(きのこ)は見かけませんでした。
もう少し後なのかな~?
さすがイタリア、トマトはいろんな形のがありました。
そして左上のアイスケースにならんだカットスイカ、
ご覧いただけますか?
わたしも一つ買って食べました。
とっても甘くジューシー、歩き疲れもふきとびました♪
*****・・・******・・・*****・・・******
古代ローマの面影残す広場にて求めしスイカの懐かしき味
花付のズッキーニ並ぶイタリアの市場を歩く主婦の目をして
HANA魔女・詠
2006・9・29
水の都ヴェネツィア☆黄金階段&溜息橋
イタリア旅行3日目の午後、
ロミオとジュリエットの町ヴェローナから バスで一時間半。
いよいよ、ヴェネツィアにやってきました。
写真は青く光る大海原を背景に走るユーロスターをパチリ。
ユーロスターには前回来たときに乗ったこともありましたが、
この青く光る大海原を見るとヴェネツィアに来た~♪と実感。
自然と期待も膨らみます。
サンマルコ広場近くの桟橋からの眺め。
水上バスからも見たサンジョルジョマッジョーレ島・教会を臨みます。
このサン・ジョルジョ・マッジョーレ島は
以前先進国首脳会議が開催されたところで、
その開催理由は、島が小さく警備が楽だから・・ということのようです。
水上バス(小型遊覧船のような船)に20分ほど乗り、
ここまでくると、もう車は一台も見かけません。
この辺りには、老舗のホテルやレストランが並んでいて
壁面いっぱいに咲き乱れるペチュニアが目を引きます。
桟橋から、観光のポイント サン・マルコ広場のほうに歩きます。
正面に見えるのはサンタ・マリア・テッラ・サルーテ教会。
こんな風景に出会うと「あ~、ヴェネツィアに着いたわ~」と実感。
すごい人でしょう?
因みにこの日はウィークディです。
世界からの観光客がワンサと押し寄せているのですね。
正面がサン・マルコ寺院側面で、右手がドゥカーレ宮。
ドゥカーレ宮は、共和国時代に総督住居と政庁、
裁判所がおかれた政治の中心。
アーチがつながる回廊はゴシック様式の傑作といわれます。
宮殿の中二階、黄金の階段はサンソヴィーノの設計(16世紀)で
総督官邸への正式な入り口だったそうです。
写真は階段上から上り口のほうに向かって撮影。
身分の高い人たちが登る階段だったということですが
天井は、まさにその名にふさわしくピカピカの黄金色!
フランスのベルサイユ宮殿の天井を思い出しました。
他に2~3階に続く広間は16世紀後期のヴェネツィア派絵画で
豪華に飾られていますが、生憎撮影禁止でした。
順路に従って狭い通路を行くと写真の「溜息橋」を渡り
薄暗い牢獄も見学。
裁判所で、刑を言い渡された流刑の人々(主に政治犯だったそうです)が
この橋の上から、外界に別れを告げたということになります。
そう思って、眺める海の色は心なしか涙色に見えました。
*****・・・******・・・*****・・・******
黄金の階段上る間だけ気分はイタリアヴェネツィア貴族
「溜息橋」渡るに狭く短くて人生嘆く時さえつかの間
繁栄を誇りし海抜ゼロメートルの古都は夕陽に今もきらめく
HANA魔女・詠
2006・9・30
水の都ヴェネツィア☆サンマルコ広場&ヴェネチアングラス
溜息橋を渡って牢屋を巡りドッカーレ宮殿見学を終えて
屋外に出ると、そこはイタリアの太陽が眩いサンマルコ広場。
そして、写真のサン・マルコ寺院があります。
教会の中央てっぺんにあがめられている銅像が聖人サン・マルコ。
内部は床も壁も眩いモザイクで埋め尽くされています。
(うっかり夕方5時までの入館に遅れ、入りそびれました。残念 )
ファザードには、サンマルコの遺骸が
ヴェネツィアに到着したときの様子が
モザイク画で描かれています。
829年にアレキサンドリアから持ち帰られた聖遺骸を祭るために
建てられたのがサンマルコ寺院で、現在の建物は11世紀に再建されたもの。
屋外部にあるにもかかわらず、
色鮮やかに残っているのも、モザイク画だからでしょうね。
こちらは大鐘楼。
前回上ったときの様子は
こちら
へ。
それにしても、ものすごい人の数!と 鳩の数!(笑)ですね~。
サンマルコ広場の一角、大きな時計がみえますが、
その上の翼のあるライオンがべネツィアのシンボル。
サンマルコ広場での見学を一通り終えると
ツアーお約束(笑)のべネチアンガラスのお店で、
花瓶製作実演を見学。
熟練職人の手で、あっという間に
飴細工のような手さばきでステキな作品が出来上がります。
その後、速やかに(笑)お店に案内されますが、
眩いばかりの製品の数々。
思うに、以前に比べ購入する方が少なかったと思います。
ひょっとして皆無?
ユーロ高の影響もあるかもしれません。
私?わたしも、買いませんでした。
お手洗いだけしっかり利用させていただいて、
お店の方、すみません m(_ _"m)ペコリ
それにしても、製品の説明をしてくれた方、日本語上手でしたよ~。
他に、このお店には英語、中国語やハングルの上手な方もいるようです。
まこと、アッパレです。
他に、このようにモダンスタイルのガラス製品を
売っているお店もあります。
(時代の変遷でしょうね)
ただ、ガラス製品の工場は主にムラーノ島にあるようで
そちらの工房に行けば、ヴェネチアンガラスの素晴らしさが
また一段と理解できる気がします。
*****・・・******・・・*****・・・******
赤々と燃える炎を溶かし込みベネチアンガラスの花入れ生まれる
ヴェネツィアの守護神という翼持つライオンに似合う空の青さよ
HANA魔女・詠
2006・10・1
水の都ヴェネツィア☆ゴンドラ&ツアー食
ヴェネツィアといえば、ゴンドラ。
やはりゴンドラ遊覧をしないと、っていう感じがありますね。
今回はサンマルコ広場の傍の外洋に開けた船着場から乗船。
運河の傍にはホテルも沢山ありますが
いかんせん昔からのたたずまいですから
観光客の数に対して絶対数が足りません。
今回のツアーではヴェネツィア近郊泊となり
バスで移動してのホテルとなります。
ヴェネツィアの細い路地のような運河を巡ります。
本当に狭くて、ゴンドラがすれ違うのがやっとという川幅です。
ゴンドラのこぎ手はゴンドリエと呼ばれ
青い縞柄シャツの制服?に身を包み
熟練の櫂(かい)さばきでスイスイ進みます。
10年前はカンツォーネ付きのゴンドラが多かったようですが
最近は歌う人が少なくなったのかな~?
黙りこくってるゴンドリエだけってのもちょっと物足りないかも・・・
写真中央奥に写っているのが「溜息橋」
今回の旅程ではヴェネツィアはわずか半日の滞在だけで
慌しくも夕暮れの頃は水の都に別れを告げるのでした。
私としては納得していましたし、良いのですが
初めての訪問なら、ちょっと短すぎるかも、です。
さてさて、ここでこの日のツアーの夕食メニュー紹介、
いつものように、飲み物オーダーの後、ラザニアが出ました。
こちらがメインの舌平目のムニエル。
このほかにパンがでます。
そしてお楽しみのデザート、
ブラマンジュだったように思います。
毎日のことですから、
ユーロですっかり物価高になったイタリアで
なかなか豪華メニューとは行きません・・・
(もっとも、そんなに出ても、
疲れもあって食べきれないと思いますが・・・)
毎度自分で食事をするのも大変ですから、
ツアー食事もその都度、おいしくいただきました。
今回の日程では、なか7日のうち(旅程は8泊10日)
4日間は夕食もつきますが
ちょうど良い日数だったかなと思っています。
2006・10・2
モザイク壁画の美しい古都 ☆ ラヴェンナ
昨日のヴェネツィア観光翌日は
バスで三時間ほど南下しラヴェンナにむかいます。
その途中、トイレストップとしてドライブインに立ち寄りました。
お店の中はちょっとしたバールのようになっていて
(大規模なところもあり、お土産なども売っている場合が多いです)
軽食がいただけます。
ここラヴェンナは5世紀はじめの西ローマ帝国と、
6世紀にかけての東ゴート帝国の
二つの大国の首都だったこじんまりとして、静かな古都。
最盛期は5~11世紀にかけてですが
540年にビザンチン帝国の支配下に入ったのを皮切りに
1509年まで異民族やヴェネツィアの支配下に置かれた
歴史を持っています。
外敵による支配と奪還が繰り返されるなか
町には異文化の影響を色濃く反映する
独特のモザイク芸術が花開いたのです。
写真は547年に作られた八角形のサン・ヴィターレ教会。
教会建築の傑作とされています。
眩いばかりの色彩に彩られた内部に比べ、外観は比較的地味ですが・・・
これは教会の中庭の回廊、
壁には発掘されたとおもわれる
石の彫刻などが展示されています。
教会内部の大理石のモザイクの床。
八角形の教会の内部はこのようになっていて・・・
天井にも、色彩鮮やか絵が描かれており
ついぽっかりと口をあけて見上げてしまいます(笑)
*****・・・******・・・*****・・・******
実は今回のツアーを選んだのは
このラヴェンナを訪れることもポイントでした。
以前、訪れた長女が感激したというラヴェンナ、
一度来てみたかったのです。
彼女はフィレンツェから友人と電車でのんびりやってきて
小さな町に沢山ある教会をいくつも回ったそうで
大いなる感激を味わったようです。
この教会だけでも他に旧約聖書の物語を描いた
モザイク画が他にもあり、
そちらのご紹介は、又明日ということで・・・
お楽しみに・・・ね。
*****・・・******・・・*****・・・*****
異民族の支配の歴史今に残す古都ラヴェンナにカリオン響く
侵略の歴史をも美へ昇華してモザイクの星瞬く教会
教会のパテオに9月の光満ち異邦人の我をも優しく包む
HANA魔女・詠
2006・10・3
モザイク画の美しい古都 ☆ ラヴェンナ 2
昨日ご紹介したイタリアの古都ラヴェンナの
サン・ヴィターレ教会の内部ですが(一枚目は昨日と同じ写真)
下の二枚は上の写真の中心の部分の天井付近をパチリ。
直ぐ上の写真はイエスさまのお若い頃のモザイク画です。
少年のようなお顔ですよね(^.^)
天井のアーチ型の別な一部には、
おなじみのイエス様の成人後のお顔が・・・
このモザイクもちゃんと色彩鮮やかでしたが
暗いので写真に撮るとうまく色が出ませんでした。
あしからず・・・
八角系の堂内、左壁面のモザイク画の一部は、
西ローマ帝国のユスティニアス帝。
同じく右がテオドラ皇后。
金色を背景に人物を様式的に表現したビザンチン様式の傑作。
旧約聖書の物語もモザイク画にしてあります。
はっとするような色使いに、とても1500年も前のものだとは思えません。
床の大理石のモザイクもモダンですよね~。
現代のカーッペトや、歩道の柄にも決して引けを取らない・・・
というか、この頃の絵柄が現代にそのまま息づいているのね。
堂内のモザイク画に圧倒されて教会から出ると
直ぐ傍に、ガッラ・プラチディアの霊廟があります。
ラヴェンナで一番古いモザイク画を鑑賞できる場所で
5世紀に数奇な運命をたどりつつ、ラヴェンナを支配した女性
ガッラ・プラチディアの霊廟(墓)となります。
天井には。紺色の夜空に瞬く星がモザイクで表現されており
写真で美しいブルーをお伝えできないのが残念。
金色の箔が沢山散りばめられていて
それは、もう 美しかったです。
霊廟ですから、廟内は殆ど真っ暗だったもので
モザイクの魅力を十分お伝えしきれず、残念です。
この画像から、古代の真摯な祈りが伝わってくるでしょうか。
鹿のような生き物も、リアルに描かれていますね。
そして、おなじみの唐草模様も見えます。
イタリアで見ると、エトロって感じですが・・・(笑)
そしてこちらは、なにか物語性のあるモザイク画ですね。
あいにく詳しいことは分りませんが、
具体的に何かを後世に伝えているのは分かります。
この柄は、西陣の織物にもありそうですね~
ということは、正倉院柄にありそう・・・かも。
そして、こちらの幾何学模様、
中華食器の縁取りにありそうな・・・
シルクロードは確かに繋がっていたのだと実感します。
そして、その文様が現代に伝えられ
暮らしに生きているのですね。
そう思うと、人類の歴史は長くもあり短くもあり、
広いようでも地球は丸く繋がっている・・
争いと友愛の異文化交流は長い年月のうちに融合して
今に伝わっているのですね~。
ツアー旅行中はアタフタと巡っていた感じもありますが
こうして、ブログに写真をUPしていくと
気づかされることが(正否はともかく)多く、
旅行が改めて、私の記憶に折り込まれていく気がします。
今日は、写真の枚数が増えましたが、
お付き合いくださってありがとうございました。
*****・・・******・・・*****・・・******
透明な光招いて聖堂を埋めるモザイクきらめきを増す
モザイク画の若きイエスのまっすぐな視線に合って瞬時戸惑う
急ぎ足で巡りしイタリア古都の旅ブログに記して記憶に刻む
ラヴェンナの旅の記憶をたどりつつブログに記す鈴虫鳴く夜を
歌に詠みブログに綴り記憶とす合わせ鏡のような旅の思い出
HANA魔女・詠
2006・10・4
世界遺産登録の古都 ☆ ラヴェンナ3
昨日に引き続き世界遺産登録の古都ラヴェンナの旅日記・・・
サン・ヴィっターレ教会には昨日ご紹介した
「アブラハムのもてなしとイサクの犠牲」の他にも
旧約聖書のエピソードがモザイク壁画に表されています。
こちらは「アベルとメルキセデクの捧げ物」
中央には全能の神を表す「神の手」も見えます。
このように旧約聖書の有名なエピソードが、
ほとんどが文盲だった当時の人々にも容易に理解できるようにわかりやすく描かれ、
教会全体が壮大な「絵解き聖書」ともなっているのです。
ほの暗い堂内に、満天の星が降るように感じる
ガッラ・プラチディアの霊廟をでると
八角形のサン・ヴィターレ教会の上には
スコーンと抜けるような9月の空が広がっていて
その明るさが目に沁みるようでした。
こんなステキな門をくぐり
ラヴェンナの石畳の公道へ・・・
少し歩いて、今来た路を振り返るとこんな感じ・・・
テラスでカプチーノでもゆっくり戴きたくなりますが、
そこはツアーの哀しさで、次々とメニューをこなさねばなりません(~_~;)
気を取り直して、近くのお土産やさんを覗くと
金ピカの食器がびっしりと並んだショーケース。
ビザンチン様式のモザイク画のイメージですね。
こんなショーケースを覗きながら
わたしは数枚の絵葉書を記念に購入。
ここで、余談・・・
以前は旅先から家族や友人にエアメールを出していましたが、
今回は、親しい友人と娘達には携帯メールを送りました。
最初、送ったときはそれぞれ、とてもビックリしたようです(^.^)
昨年の冬にフランスからメールしたときは
うまく送信できなかったのですが、今回はバッチリ v(。-_-。)vブイッ♪
成田で急に思い立ち、FOMAの携帯を持っていたので
簡単にDocomoの海外用携帯が買えたんです(それもとてもお安く・・・)
いつもの番号とメルアドが使えとても便利でしたよ。
また、ラヴェンナには故郷フィレンツェから逃亡してき
たダンテのお墓があります。
写真は路地奥の曲がり角にあるダンテのお墓(1780年に建てられた)
年間を通し沢山の参拝客が訪れるようです。
1921年以降フィレンツェから遺骨の返還要求があったようですが
「だんこ、ダンテは返さない」としているようです。
ところでダンテ、読まれたことありますか?
私は生憎(恥ずかしながら・・・)読んだことがありません。
ラヴェンナで戴いたランチのペンネ。
そしてこちらが、骨付きチキンのソティ。
なんか小ぶりなので、ひょっとして鳩肉?!なんて
日を追って打ち解けてきたツアー仲間と
ブラックジョークを言いあったりしました。
デザートのケーキは、結構甘かったです。
タマゴの味も強く感じました。
カプチーノはさすが本場、どこで飲んでも美味しかったですよ。
ここで余談パート2・・・
旅行中は徒歩観光の部分がかなりあって
毎日平均3~4時間は歩いたと思うのですが(あるいはそれ以上)
結果的に帰宅後体重を計ってみると、
ナント1.5キロオーバー、ガ~ンって感じです。
その原因は、やっぱ、毎食のデザートにあったのかもしれません。
もっか、取り戻すべく、奮闘中です。(笑)
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