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貴重な民族音楽だと思うけれど、自分には調子っぱずれとしか聞こえない。しかも延々と続くこのジプシー・バイオリンの調べに乗せた老人たちの哀愁ただようコーラス。音程の悪い常磐津のような。うぅ、絶対音感のない自分にも耐えられないのだ(><)。
2008.05.26
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97年製作の「鉄塔武蔵野線」。原作の小説のことを知らなかったので鉄道がテーマの映画かと思って予約録画しておいたものを観たら送電線の鉄塔のことだった。そして武蔵野線とは送電ルートのこと。"電車男"こと伊藤淳史扮する小学生がある日鉄塔に番号が付けられていることを発見、興味を持ち親友と連れ立って番号の若い鉄塔へと冒険旅行をする。最初はなーんだ鉄塔かと少々ガッカリしたがだんだんとストーリーに引き込まれていった。真っ青な夏空をバックに鉄塔を見上げた記憶なんつうのは自分にはないのでとても新鮮なテーマだった。伊藤淳史の演技も「これは地なのかな?!」と思うほどリアルで瑞々しく素晴らしかった。
2008.05.19
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歌舞伎座では久しぶりの白浪五人男の通し公演を観てきた。今月は、恒例の團菊祭。幕末~明治の大スター「團十郎」と「菊五郎」の名跡を継ぐ当代の名優を中心にオールスターキャストとも言える俳優陣だ。昼の部は成田屋-團十郎家のお家芸、そして夜の部は音羽屋-菊五郎家のお家芸にそれぞれが共演するのも嬉しい。青砥稿花紅彩画(あおとぞうしはなのにしきえ)、通称「白浪五人男」は黙阿弥の七五調の台詞が堪らなく気持ちよい江戸歌舞伎の人気狂言で、名場面である第二幕の「雪の下浜松屋の場」や大詰めの「極楽寺屋根立腹の場」が単独で公演されることが多い。でも通しで観ると事件の発端や前後の関係が明瞭になって面白い。大ファンである中村時蔵丈は五人男の赤星十三郎の役者として欠かせない存在である。身を窶した若衆姿に時蔵さんはぴったりだった。せりふを含めて難しい役どころである。赤星十三郎は通しでないと「稲瀬川勢揃の場」だけの出演となり、この幕だけ観た人は「この人誰?」状態だ。赤星が武家の小姓から盗賊へと落ちてゆく過程は通しでこそ味わえる。時蔵丈長男の梅枝丈(千寿姫役)、團十郎(日本駄右衛門役)丈長男の海老蔵丈(宗乃助役)と親子共演も微笑ましかった。
2008.05.18
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今日は母の命日。昨日墓参りに行ってきた。思えばあっという間に4年が過ぎたんだナ。帰宅してリベラのライブDVDをかけてみた。私にとっては「聴く温泉」。彼らの天使の歌声を浴びていると熱い涙と一緒に辛い思い出や後悔もあふれて、でもそれが癒されてゆく・・・。彼らの「癒し」パワーは洋の東西も宗教も超えている。ありがとう。合掌。
2008.05.09
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NHK-BS2で黒澤明監督没後10年特集として全作品30本を放映中。羅生門、用心棒に続く第3回目はお待ちかね「椿三十郎」。いやはや面白くて痛快このうえない作品だ。今回の特集では本編前後に短い解説が付く。これがなかなか参考になる。また、本編以外に黒澤明のドキュメンタリー番組も多数放映され立体的に黒澤の魅力が物語られる。黒澤逝去から2ヶ月目にインタビューされた淀川さん(黒澤より1歳上)のインタビューも興味深かった。インタビュー時で89歳。ものすごい記憶力だ。椿三十郎(モノクロ作品)で黒澤監督が赤い椿だけをカラーにしたかったが技術的に無理なため、赤い椿を全部墨で塗って際立たせたというエピソードがある。パートカラーのアイデアは後の「悪い奴ほどよく眠る(10月4日放映予定)」や「天国と地獄(10月18日放映予定)」で実現されるのでこれも楽しみ。また、武家女房役の入江たか子に塀を乗り越えさせるため三船敏郎が四つんばいになって背中を踏み台に提供するシーンで思わず「重っ!」としかめ面をさせるシーンがあるが、往年の銀幕女優も太ってしまって・・・という監督ならではの洒落た演出だ。そう言えば「悪い奴~」は自分が映画研究部の部長をやっていた高校3年の文化祭で16mmフィルムを借りてきて、オーソン・ウェルズの「市民ケーン」と2本立てで上映したので頭に焼き付いている。市民ケーンが2時間弱、悪い奴~は2時間半の尺があるがそれを2日間で3度ずつ上映した。部員はヘトヘトだったみたいだが自分は飽きもせず全部観たのだ。黒澤明没後10年特集のホームページはこちらから
2008.05.05
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銀座博品館にブレバタ・ドラマ&コンサート「あの頃のまま」のチケットを取りにいった帰りに汐留の旧新橋停車場駅・鉄道歴史展示室で開催中の「東海道 江戸の旅・近代の旅」を観る。いつもながら小規模だけれどサラっと観られるのがいい。古道具好きな自分としては江戸~明治時代の旅道具が興味深かった。その後新橋駅新橋マリンビルにある「香川・愛媛せとうち旬彩館」を覗く。四国にはまだ一度も行ったことがない私にとっては日本の原風景が残っている最後の秘境だ(四国の方にはたいへん失礼;)。実演打ちたての讃岐うどん、はちみつ、梅酒、いよかんゼリー、スナックなどいろいろ購入。なかでも初めて見つけた「ハニーシート 密な味」。とろけるチーズのようにはちみつとバターが板状に加工されているので焼いたトーストに乗せるととろりと溶けるらしい。「たれない!べとつかない!」という製品のコピーも納得。早く試さないと。最後にレジ脇で見つけたのが「一六タルト」。以前お土産でもらったことがあり懐かしいので一口サイズ版を購入。帰宅後、お茶を入れて一六タルトを食す。ふわっとしたスポンジと柚子風味の餡の絶妙なバランスでいくつでもイケそう。その時テレビで「13の顔を持つ男 伊丹十三」特集を観ていたら、なんと一六タルトのCMに出ていたというエピソードが流れた。氏が父母の故郷の松山で育ったことがあるご縁だそうだ。なんという奇遇!今年は四国に呼ばれている気がするゾっ!
2008.05.04
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自分もかなりのクレーマーかも知れない。でもそれをネタにサービスや金銭をねだるようなことは大嫌いだ。ほとんどは言うかメールで報告しておしまい。非を認めて改善されればそれでいいのだ。2000年の頃だったか、食品に虫が混入などの事件で沸いていた年、コンビニで買ったサンドイッチにビニール手袋の切れ端が入っていたときはパン工場に連絡してみた。埼玉にある工場の担当者が急いで家に謝りに来た。真摯な態度でこちらが恐縮するほど誠意があふれていた。私からは今後気をつけてくださいとだけ言い、担当者は証拠の品を受け取って帰っていった。こちらからは要求していないが代金を弁償とのことで3000円のクオカードを置いていった。実は態度が悪かったらコンビニか保健所に言おうと思ってデジカメ写真を撮ってあったのだ。こういうところが筋金入りのクレーマーかも。業者もよくぞ最初にコンビニや保健所に届けないでくれてありがとうという感じだった。乗っていたタクシーが追突された事故を2度経験している。最初は松本でユーミンのライブ(スユア)を観るため友人と2人でホテルから乗ったタクシー。脇から飛び出してきた車にぶつけられ急停車。フロントグリルが飛んで左角がへこんでいた。ガソリンやオイルの匂いがしてきたので急いで車から降りた。まもなくパトカーと救急車が来て事情聴取。我々はとくに異常がないのでサインして救急車は帰っていった。少し先の十字路で同じ会社のタクシーが止まっていてこちらの様子を見ていた。実はこのタクシーにも友人二人が乗っていてまさにライブへ向かう途中だった。運転手が気がついて停車したようだ。そのタクシーに同乗させてもらってことなきを得た。翌日ホテルにタクシー会社から担当者が2名来てお詫びされ金一封(一人1万円)を頂戴した。病院での検査など心配してくれたが全く大丈夫なのでそのまま帰京した。オマケで帰りのガラガラなあずさ号車内でコーラス3人とダンサー赤地さんから抽選で当たったばかりのスユアのツアーG-Shockの箱にサインを頂戴した。2度目は仕事帰りでもうすぐ家に着くという直前で真横から当たられた。運転手は初めての事故経験でしかも相手はヤクザ者だったからかなりビビっていた。追突者はなにか言い訳して逃げようとしている。こちらが心配して早く逃げられないように免許証でも車検でも控えたほうがいいですよと助言するほど。おまけに警察にも通報してあげた。やがてパトカーが来て事情聴取。今度は追突者がかなりビビっていた。「前」があるのかも。このときは運転手が私の住所、指名、電話番号を聞いたあと、タクシーを呼びましょうかと言ったがすぐそこなので、いいですと言って帰った。その後タクシー会社から何もなかったので、乗車すると必ずもらっておくタクシーカードを取り出し電話してみた。別に金一封が欲しいわけじゃない。その後どうなったのかなと気になっただけ。すると、今日はその時の運転手が休みなのでよく分かりませんとのこと。ん?まずお詫びの一言じゃないの?と思って電話を切った。すぐにタクシー近代化センターに連絡して、事故後のフォローアップについてその会社にしっかりご指導をお願いしておいた。こんな話をすると「私だったらサンドイッチ事件とタクシー事故X2で100万は引き出せたのに!」などと豪語する人が少なくない。そういう「これを機会に」とばかりに店員や上司に食ってかかり、ゆすりまがいなことを平気でやっている人が多い。普段はいい人なのに。これでは私のもっとも嫌いでこの世にいなくていい「暴力団」や「ちんぴらやくざ」と同じ。品格も最低と言うしかない。最近面白い本をお借りした。「となりのクレーマー:関根眞一著 中公新書ラクレ 244」。この本を原作としたドラマも本年1月に東海テレビで放映された。長年大手デパートで苦情・クレームと戦ってきた人の生々しいエッセーで、読み進むごとに大いにうなずけて、よくぞクリアしたなと頭が下がることばかり。せめて悪賢いクレーマーがこの本で知恵を付けないでいてくれることを願うばかりだ。
2008.05.04
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