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=テニスで築いた地元の輪=(その2)

テニス教室は年に4回開かれるとのことだった。次のテニス教室を指折りか
ぞえて待った。そして参加した。またどこにもつながらなかった。でも今回は
クラブ紹介をほとんど期待していなかった。方針を変えて顔をつなごうと決め
ていた。持久戦である。
その次のテニス教室を待って参加した。参加する人たちの中に、すこしづつ
顔なじみができるようになった。

 初参加から1年が過ぎたころ、テニス教室で教えてくれているプロコーチが、
テニス教室とは別に、月に2~3回区営コートでレッスンを開いてくれるよう


 レッスンは週末の夜が多かった。冬でもウェアの下は汗をかいているので、
早く帰って風呂へ入りたかった。そこで終わると皆さっさと帰ることになる。
それやこれやで、テニスを離れたところでの談笑はほとんどなかった。

 明くる年もコーチ主催のスクールへ頻繁に参加した。私たちは練習中にすこ
しづつ言葉を交わすようになった。年に4回開かれるテニス教室へもしっかり
参加した。

 秋になった。私は顔なじみになったFさんに「メールアドレスを持ってい
る?」と声をかけた。「持っている」との返事をもらったので、他の人にも声を
かけてメーリングリストを作らないかと提案した。そしてメーリングリスト立
上げの仲間が9人そろった。

 その年の暮れにコーチが音頭をとって初めての忘年会が開かれた。私たちは

ながらも、コーチのリードでだんだん会話にはずみがついてくる。話題はテニ
スのことばかりだったが、普段皆が何を思ってテニスをしているのかを知るこ
とができた。ようやくしっかりした仲間意識が芽生えたようだった。メーリン
グリストが役に立つと思った。(つづく)





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最終更新日  2004年08月28日 12時15分59秒
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