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=極秘書類の行方=

 私は社会保険労務士です。仕事の1つに助成金の代行申請があります。今回
は、助成金の申請に際して思うことを述べます。
(以下、文体を「である」調に変えます)

 雇用保険関連の助成金の申請をする際に、受付窓口となる厚生労働省の外郭
団体から、添付書類として半年分の総勘定元帳や仕入・支払伝票、預金通帳な
どのコピーを求められる助成金がある。

 法人は3期分の決算報告書を求められる。個人事業の場合は決算報告書の代

 本来どれも出したくないものばかりだ。その上、この書類を用意すると、たいてい
1cm前後の厚さになるという代物だ。

これらの書類が必要であることを申請者に説明すると、けっして嬉しい顔は
されない。何故?と問われる。申請者が確かに事業をやっていることを見るの
だと思います。どうして?という質問が続く。事業実体のない企業が申請して
いないかどうかを確認するのだと思います。

 でも本当にこんなにたくさんの書類が必要なのだろうか、本当にチェックし
ているのだろうか。税務監査と同じく、書類の一部をサッと見て、おかしくな
ければすべて良しとするのではないだろうか。しかしそのために全書類をコピ
ーしろというのは、あまりに非効率である。

 申請が2回に分かれる時は、同じ書類を再び添付するようにと要求される。

れない。

 最も気になるのは、用済となった書類をどう処理しているか、ということだ。
1cm厚の書類をすべてシュレッダーにかけるとは到底信じられない。本当にど
うしているのだろう。

 これは極秘書類の返還請求をすべきだという結論に達した。そして申請に際

わらないだろうと判断し、書面での嘆願にした。

 受付担当に手渡そうとすると「受理した書類は返却しないのが原則で、前例
がない」と言って嘆願書を受け取ろうとしない。あくまで「お願い」だけだか
ら審査へ渡してくださいと強引に嘆願書を押し付けた。受付担当は責任とれま
せんよと念を押し、しぶしぶ受け取った。

 これで書類が返還されるとは思わない。嘆願書はまず握りつぶされるだろう。
だがいまの段階では書類返還嘆願書を提出し、嘆願の実績を作ることが第一だ。
厚生労働省側の、気軽に極秘書類を要求してくる感覚に対して、少しでもクギ
を刺せればいい。そして最終的には書類返還を実現させたい。

 年初来、厚生労働省傘下の社会保険庁に対して、マスコミの追求の結果、国
民の厳しい視線が注がれている。社会保険事務所の窓口が昼休中も書類を受付
けるようになったのは、こうしたマスコミと世間の厳しい批判の結果である。

 いま雇用保険関連外郭団体のこうした怠慢に、私たちが積極的に変革の風を
送らなくてはならない。皆が声をそろえて書類を返せ!と叫び続けることだ。
 だが私たちの声量には限界がある。ここでもマスコミを巻き込んで叫ぶこと
ができれば、より一層の効果が出ると思うのだが・・・





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最終更新日  2004年09月01日 06時42分11秒
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