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カテゴリ: 生活改善提案
1月に「不都合な真実」という映画を観ました。
アメリカの元副大統領アール・ゴア氏が全編にわたって
地球温暖化で目前に迫った危機を訴えているセミナーの映画です。
アメリカでは公開と同時に大ヒットになり、
ヨーロッパ各国でも話題になったそうです。

ゴア氏は1月15日に映画公開にあたって挨拶のために来日し、
ニュース23に出演したりしたそうです。
またこの映画たいしては、
エコ活動に積極的に取り組んでいる日本テトラパック株式会社が援助をし、

1月の日曜に4回わたって行ないました。
私はちょうどこの4回目に行きました。

ゴア氏は副大統領になる前から
地球温暖化について大きな関心を持っていたそうです。
そしてCO2削減をテーマとして京都で開催された京都会議では、
会議が分裂しそうになったときにゴア氏が精力的に動き回って
共同宣言のとりまとめに尽力したのだそうです。

映画の中身は地球温暖化防止についてのセミナーです。
経済界と政治家にとって
地球温暖化という不都合な真実がいままで隠されてきた。
それをゴア氏がひとつひとつ暴いていくという筋書きです。


全編を映像だけでつないで講師は画面に出なくても作れたはずです。
でもこの映画はゴア氏が頻繁に画面の前に立って説明する
という形式をとっています。
そして、たった一つしかない地球が破壊され、
取り返しのつかないことになる、


インターネットでの予告編を見ますと、
ゴア氏とセンセーショナルな温暖化による自然の破壊現象を
交互に映し出しています。
これはいまもインターネットで見ることができます。

ゴア氏のこういう映画の作り方を見て、
日経新聞は「彼はアメリカの次期大統領候補の大穴だ」と言いました。
この映画がアメリカで大ヒットしたという実績がある以上、
ゴア氏は本当に大穴なのかもしれません。

ゴア氏は本当に地球温暖化を危惧しているのか。
それとも次期大統領の椅子を狙おうと
国民に一番分かりやすい形で選挙運動を展開しているのか。
これがこの映画の裏のテーマであるとも言えます。

私は以上のような状況を知らないで観にいきました。
行ったら500円だったのでどうしてだろうと思いながら、得した気分でした。
映画が始まると事実の記録が次々と現れます。
映像を駆使した説明はとても説得力があります。
説得力があればあるほど気分は重くなり、悲しくなります。
映画が終わりに近づくと、
いったい私たちはどうすればいいのだろうという気分になります。

でも最後は「二酸化炭素安定化への奇跡」と題して、
電気機器のエネルギー効率改善による削減、
建物やビジネスを省エネ型に設計すること、
自動車の燃費の効率改善による削減、
交通輸送の効率化による削減、
風力やバイオ燃料などの技術をさらに利用することでの削減、
発電所や産業活動からの過剰な炭素を回収・貯留することでの削減を提案し、
これらを実行すれば1970年代以下の排出量に削減できると結んでいます。

これらの提案は簡単に実現できるものが何ひとつありません。
しかし、私たちひとりひとりがこれらの改善方法を学んでCO2削減を意識し、
ひとりひとりが努力すれば実現できるんだという希望を与えてくれます。
私は、ひとりひとりの努力の積み重ねで削減したいという気持ちです。

映画を観終わって、これは話題作になるなと思いました。
でもなりませんでした。
なぜ日本ではヒットどころか話題にもならなかったのだろうと思います。
だいいち私はこの映画の存在を家内と息子の会話からはじめて知り、
かれらが観に行くのに便乗して連れて行ってもらったのでした。
ゴア氏が日本に映画の公開挨拶に来たことも知りませんでした。
日本テトラパック社が支援していることも知らずに
500円で見られたことに喜んでいるだけでした。
この映画はゴア氏がマスコミから無視されたのか、
単に私だけが知らなかったのか、どちらなのでしょうか。

ゴア氏はふたたび大統領選挙に挑戦するのかも知れません。
私はかれの選挙運動の映画であってもかまわないと思います。
彼の言っていることはおそらく正しいと思うからです。
もしゴア氏の大穴狙いが当たって大統領になったとしたら、
アメリカはCO2削減に向かって
大きく前進するのではないだろうかと思います。

それなら、むしろ彼が大統領になることは地球にとって
好ましいことなのではないだろうかとも考えます。
この映画を観てから、
朝起きたときにヒーターを点けるかわりに厚着をするようにしています。
ゴミはできるだけ分別して資源ゴミにまわすようにしています。
これらはちいさなことですが、
温暖化防止にはかならず役立っているはずだと思っています。

つい先日、オーストラリアのシドニー?では
温暖化防止を推進しようと30分間一斉に電燈を消すという
全市民参加のパフォーマンスがあったそうです。

私はいま、さらに何ができるのかを考え、実行に移して行きます。






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最終更新日  2007年04月11日 23時13分03秒
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