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ある日とつぜんシャッターが閉じられたままになり
それきり開かないという店を見かける。
後で聞くと、ほとんどダンナ(経営者)が倒れたとか亡くなっている
こういう店は後継者がいなくて、閉じられたままになってしまう。
先日、初めての自転車屋さんでブレーキを直してもらったとき
その店にご婦人が立ち寄った。
「向かいの理髪店のシャッターが閉まったままだけれどどうしたんですか」
と、自転車屋のダンナに尋ねた。
「ああ、先週ご主人がなくなったんですよ」
「でも来週には開けると思いますよ」
私は向かいに理髪店があることにあらためて気付いた。
来週開けるということは、奥さんが続けるのかな、と思う。
奥さんが続けられるだけいい。
かつて近所のケーキ屋さんが、2軒とも店を閉じてしまった。
両方ともご主人が病気でなくなられたのだ。
ともに、ケーキ屋で病気でなくなったというのは偶然だ。
同時に閉めたのではなく、数年の時間が過ぎている。
これ以来、近所にはおいしいケーキ屋がなくなった。
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