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桜木町へ、知りあいの出るバッハのコンサートを聴きに行った。
知りあいは趣味でバッハを歌う合唱団に入っている。
桜木町は「みなとみらい」地区が知られているが
今日は山の手側の神奈川音楽堂へ向かう。
まわりを歩いている人もほとんどが音楽堂へ向かっていた。
会場へ入ってすぐに気がつくのは、私を含めて高齢者ばかり。
その訳は、知りあいの属する合唱団の構成がすべて高齢者だから。
女性50人、男性20人のすべてが50歳以上だと思う。
全員が黒の礼服に身を包んで舞台に揃った。
その前にプロの歌手が4人。
ソプラノ・メゾソプラノ・テノール・バリトン。
オーケストラは20人編成+オルガン1人。
会場は1000人くらい入れそう。
自由席2000円で、ほぼ満席だった。
これだけの券をさばくのは大変だったろう。
これで200万円の入場料があったとしても、
やっぱり本格的に趣味をやるとお金がかかるんだなと思う。
それでもかれらにとっては年に1回?の晴れ舞台である。
日ごろの成果を知りあいに聴いてほしい!
この日のために一所懸命に練習してきたのだ。
舞台で目いっぱい声をふり絞ったあと
団員たちがホールへ出てきた。
観客はそれぞれ知りあいの団員のところへ行き
知りあいを囲んで「おめでとう!」と挨拶をする。
団員は晴れ晴れとしてそれに応える。
私も一言二言挨拶をして、次の人に替わった。
かれらはいまが1年間の幸せの絶頂なんだろう、これでいいのだ。
人生にはこういう生きがいが必要なんだ。
こういう生きがいを持てる人は幸せなんだ。
こういう生きがいを持つには
精神的、経済的、時間的な余裕が必要なんだ。
この余裕は生まれるものではなくて、作るものなんだ。
というのは分かっている。
さて・・・
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