中国の古典小説『西遊記』は、仏典を求めて中国からインドへ向かう玄奘三蔵と孫悟空ら一行の物語。旅の途中の苦難にも屈せず、邪悪な者を倒し、人々を助けていくストーリーは、今も多くの人を魅了する。
「孫悟空」という名前には意味がある。「悟」は悟る、「空」は仏教の「空」の概念を示す。「孫」は単なる名字との説だが、そもそも「孫」には、“小さい子ども”という意味がある。つまり、仏教哲理をわずかに悟ったとも読み取れる。
戸田先生は自らが執筆した小説『人間革命』のペンネームを「妙悟空」とした。この名は、「孫悟空」をもじったものだ。「妙」は“妙法”を表し、自身が獄中で生命の本質を悟ったことを示している。戸田先生の『人間革命』は本紙創刊号から、3年余にわたり連載された。
池田先生が恩師の小説の“続編”を記そうと思い立ったのは、恩師が原稿をポケットに入れ、「小説を書いたよ」と話す姿を見た時である。ペンネーム「法悟空」は、恩師の「妙悟空」と合わせると、「妙法」となる。その意義について、池田先生は「『妙』は師、『法』は弟子」と。
『新・人間革命』「勝ち鬨」の章が始まった。師弟の大叙事詩に学びつつ、日々、自らの人間革命の物語をつづりたい。

~~~~~~~~~聖教新聞名字の言より~~~~~~~~~
【今日は何の日】