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2015年07月10日
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源氏物語の女君(4) 源典侍 元祖美魔女
木村朗子



光源氏の父桐壺帝は、色事には熱心なほうで、下級の女官に至るまで選りすぐりの美しい女性を集めていた。宮中に仕える女房たちというのは夫がいようが基本的に一妻多夫的な関係が許されていたので、女たちは光源氏を放ってはおかないのである。そんななかで、源典侍が光源氏を射止めたというわけだ。
姿や髪の感じがなまめかしく、装いも着こなしもはなやかで、年に似合わぬ若々しさに、源氏はいてもたってもいられず彼女の袖を引いて誘いかけた。振り向いた源典侍は、まぶたが黒ずんで落ちくぼみ、やはり年は隠せない。「これはしまった」と源氏はあわてて逃げ去った。かつての情人であった源典侍が息子といい仲になっているらしいと知った帝は「やはり美しい女は見逃さないのだな」とまんざらでもない様子。
ちょうど藤壺が光源氏と瓜二つの子を出産した頃に、桐壺帝のこの寛容ぶりが描かれるのはなぜだろう。なにもかも許しているというのだろうか。


源氏物語の女君005.jpg

光源氏が源典侍に戯れかけたといううわさにいち早く反応したのは頭中将(とうのちゅうじょう)であった。光源氏にはなにかと対抗心を燃やしている若き青年は、光源氏を出し抜いて源典侍を手に入れるのである。これで源典侍の好き心が癒やされたかと思いきや、こうなったらやはり光源氏との仲を成就したいとますます思いをつのらせていく。
ある日の暮れ方、宮中をそぞろ歩いていた源氏は源典侍の奏でる琵琶の音を耳にする。引き寄せられるように源典侍に近づき、当意即妙な歌の応酬に興をそそられるままに情をかわした。悲願の情事もロマンティックには終わらない。
源氏をおどかしてやろうと企んだ頭中将が、源典侍の夫のふりをして近づき、太刀を引き抜いて騒ぐ。頭中将だと気づいた源氏は取っ組み合いをはじめ、衣が破れるほどのドタバタ喜劇となる。
それから十数年。源典侍は七十歳を超えて尼になったのちも、光源氏に再会すればとたんに若やいだ気持ちで「何年たってもあの情事が忘れられない」と訴えるのを忘れない。かくも情欲にひたむきな源典侍は、年を重ねた女性にとって身につまされるほど滑稽な自らをうつす鏡なのかもしれない。
(きむら・さえこ 津田塾大学教授)

「しんぶん赤旗」日刊紙 2015年7月1日付掲載


若い男性が年上の女性に思いを寄せるパターンから、今回は年上のそれのかなり年配の女性が若い男性に思いを抱く…。
「源氏物語」では、色んな恋物語を楽しめるのですね。





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最終更新日  2015年07月10日 22時59分11秒
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