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スピートスケート・団体パシュートの金メダル、素晴らしい勝利でしたね。
ただ、一言余計なことを言えば、
よく日本では
「体格の差を技術で補った勝利」
って言うんだけど、欧州の人は、
必ずしもそれを素晴らしいことと思ってないんですよね。
欧州では、
「体格の大きな、パワーのある人が堂々と勝つ」
ことが、日本からすれば意外なほど好まれる。
それが才能であり、その才能を堂々と発揮することが
リスペクトされるということ。
だから、技術をギリギリにまで高めて、
体格の差を補う戦い方は、
「フェアではない」
とされる。体格やパワーの差が
そのまま結果に表れないのはおかしいので、
技術を制限するように
「ルールを変える」
ということになる。
よく欧州のスポーツでルール変更が行われると、
「日本たたき」
と言われるのだけど、
向こうの感覚でいえば、
そういうつもりはないんですよね。
例えば、スキージャンプの板のルール変更の話が
「日本いじめ」の代表例とされるけど、
向こうからすれば、
「体格の大きな人はより多く風を受けられるべき」
だという考え方なのだ。
それが「フェア」だということなんですよ。
そういう向こうの価値観を理解して戦いに臨まないと、
戦う前から不満を持ったり、卑屈になったり、
負けの言い訳ばかり考えたりすることになり、いいことはない。
もちろん、こういう不満を言うのは、実は4年に一度ファンになる「にわか」の人とマスコミだけです。
現場はよくわかっていて、
必死に「敵地戦闘」を地道に続けているわけです。