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マリコが営む、新宿ゴールデン街の「カールモール」というバーは探偵事務所というもう一つの顔があった。ある日、 FBI と名乗る 3 人組が現れ、宇宙人を探してほしいとの依頼を受ける。マリコは恋人の MASAYA と共に調査を始めるが、バーの常連客も巻き込み、周りで様々な出来事が起こってゆく。
私は、本来こういう系のお話は好きなんです。
観る前の勝手なイメージですが、
深夜の時間帯でひっそり自由にやってる感じ?
奇天烈なお話しだけど、都会の哀愁漂いまくってる感じで、コアなファンがつきそうなイメージでした。
私の中では「私立探偵濱マイク」的な期待だったんですよねー。
勝手にですよ、勝手に結びつけてしまったんです。
たぶん、イメージはそんなに間違ってなかったと思うけど、正直言うとイマイチ。
うーん、私が歳をとったのか?
都会の怖さと切なさを見せられながら、憧れを抱くようなカッコ良さがなかった。
いや、そもそもそんなつもりで作ってねぇしってことなのかもしれないんですけどね。
濱マイクを期待したのは私の勝手ですし。
でも、なにか引っ掛かるものがなかったんですよ。
「ミッドナイトスワン」の 内田英治監督と「さがす」の片山慎三監督の共同監督作とのことなんで、コメディ要素なんかを期待するのは、ちょっと違うのかもしれませんね。
でも、それならお 2 人の今までの作品のように痛いくらい現実の悲しさ見せてくれても良かったかなー?
とはいえ、すごく面白くないということはないんです。
私の期待からするとイマイチってだけ。
宇宙人なんて突拍子もない話と、常連客の間で起こる様々な世知辛い話が、同時進行で進んでいくので、退屈はしないですね。
常連客のお話はオムニバスのようになってるけど、微妙に繋がってたりして面白いし、主人公マリコの過去のお話まで混ざってなかなか楽しませてくれます。
それこそ動画配信とかで観たら、もっと評価高かったかなー?
ちなみに、恋人 MASAYA を演じる竹野内豊は、自称忍者 🥷 なんてふざけた役なのに、目いっぱい男前やった。
それだけでも見応えあるかもしれないですね。
動画配信とかそろそろされると思うので、もし興味のある方はどうぞ。
絶賛ではないけど、観て損はないと思います。
★★★☆☆
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