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東郷大地の夢

大地の夢.JPG
「芋焼酎は旨い!」に、なんかアラシがやってきたようで‥
迷惑ですね。

これは、新しい銘柄「東郷大地の夢」です。
参考書にも新進銘柄として取り上げられていました。

芋が新しい芋を使用しています。
「ダイチノユメ」
聞いたことありません。
芋の名前が、銘柄名なのですね。
東郷とは、この蔵の所在地日向市東郷です。
そこでできる芋を使っています。

麹は、黒。
確かに、味が太い。
コクもありますが、黄金千貫とは、微妙に違う味わいです。
白豊の淡さもないです。
栗黄金のような、濃い味わいですね。
好きか嫌いか、分かれると思いますが。

そして、アル度が28度。
微妙なアル度です。
20度、25度、30度、35度というのは、割水で比較的決めやすいと思うのですが、結構28度という焼酎もあります。
どうしてなんでしょうねぇ。
そのまま、ストレートで飲むべきなのかなぁ。
無濾過系は、アル度が高くなる傾向がありますが、味が落ち着くアル度のようです。

ストレートでいただきましたが、ピリピリ感がきます。
もう少し、味に深みがほしいなぁ。

裏ラベルの能書きです。
本製品は、株式会社山有が生産している完熟堆肥を使用し、農業法人いもがらぼくとの手によって東郷で育てた新品種ダイチノユメ(農林59号)を用いて黒麹で仕込みました。

自然豊かなこの地東郷で、しっかりと熟成させておりますので、ダイチノユメのもつ甘い香りと奥深いコクをご賞味ください。

仕込水‥耳川伏流水
麹米‥コシヒカリ(その他特定米穀)
芋‥ダイチノユメ(農林59号)
完熟堆肥‥かんとりースーパー
芋生産者‥農業法人いもがらぽくと(東郷)
種麹‥黒麹菌(ビオック)
蒸留方法‥常圧蒸留
貯蔵方法‥ホーロータンク
製造責任者‥高妻 淑三


はい、ここまでしっかりと製造方法を書いてある焼酎も珍しいです。
「いもがらぼくと」とは、宮崎の方言のようで、里芋の茎でできた木刀のことで、見かけは立派だけど中は空洞、叩いても痛くない刀の意味のようです。
裏の意味では、男性自身とか‥
確かに、おいら、いもがらぼくとです(しゅん)。

そんな時には、この焼酎がいいのかなぁ。
あんましシャキッとはしない、まったりとした焼酎です。

以前飲んだ亀萬年に似ている味です。
意気込みは感じますけど、製品の完成度としては、同じように、まだまだ発展途上のような気がします。

期待を込めて ☆☆★ です。


【製造元:株式会社富乃露酒造店】
【原料:宮崎県日向市東郷町産ダイチノユメ】
【麹:米麹(黒)】
【蒸留:常圧蒸留】
【アルコール度数:28度】
【水:耳川伏流水】


↓一升瓶は、まだ出品されていませんね。

日向あくがれ限定販売品「東郷大地の夢」

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