里おじさん活動普及促進委員会(非正規雇用のおっさんのブログ)

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朝掘り

朝掘り.JPG
杜氏潤平さんの蔵、小玉醸造の焼酎、朝掘りです。
芋にこだわり、朝掘り出したばかりの芋を使っている、っていうネーミングでしょうか。

裏ラベルの能書きです。

■本場宮崎の甘藷(注:宮崎の焼酎蔵は、さつま芋とは言わない蔵が多いようです。)と酒質につきまして
 甘藷の生育に最適な土壌とあふれる陽光、植付けから約5ケ月、ホクホクとしてさばきが良くデンプン価の高い新鮮甘藷で仕込みました。
 やわらかな香り、旨味・甘味・後口に特徴があります。

■食との相性につきまして
 元来、食中酒として生まれた本格焼酎ですから基本的に多様な味と合いますが、特に甘め、こってりめ油料理等と相性が良く口中をきれいに洗ってくれます。
 薄味の料理には薄く割ったもの、くせがあったり濃い味の料理には少々濃いめに割ったものにされるとさらに相性の幅が広がります。

■美味しい飲み方につきまして
 特に生、ロック、水割りがおすすめです。
 ロックは少し水が溶け出したころ、あるいはロックでもほんの少々水をおとしてから口にされると飲みはじめから香味のバランスが良いです。


「~につきまして」という見出しが真面目でいいですねぇ。

教科書によりますと、この朝掘りは、黄金千貫を原料に減圧蒸留でやさしく仕上げた原酒と、紅芋を原料に常圧蒸留で旨味とコクを出した原酒をブレンドして製造しているようです。

水割りでいただきましたが、やや減圧蒸留特有の臭い、おいらの苦手なセメダイン臭が少ししますが、海ほど気になりません。
すぅっと、喉になにも引っかからずにスムーズに飲めちゃいますね。
生で飲むことをお勧めしているぐらいですから。

生で飲んでも、ピリピリを感じませんね。
でも、味の奥深さが、少し足りないような気がします。
奥行きのある、というか、しみじみと噛みしめる味わいが欲しいなぁ。

お湯割りでもいただきましたが、これは、なんか、甲類焼酎というか、醸造アルコールのお湯割りのようで、ダメですね。

減圧蒸留で作られた焼酎は、焼酎初心者に向けに、非常に飲みやすい焼酎が多いと思います。
でも、性格のひねたオヤジぐらいになると、どうも物足りない。

お湯割りでいただくことを基本にしているおいらにとって、どうしても、水割り・ロックで飲む焼酎の評価は低くなってしまいます。

勝手なこと言って、ごめんなさいです。
評価は、☆☆★です。
水割りですと、もう一つ☆あげられます。

潤平さん、ごめんなさーい。


【製造元:小玉醸造合同会社】
【原料:甘藷(黄金千貫・紅芋)】
【麹:米麹(白)】
【蒸留:常圧・減圧蒸留】
【アルコール度数:25度】


朝掘り(25゜) 1800ml


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