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朝からどんより暗い空の一日です。こんな日はワンコも階下の親も朝寝坊です。私はいつもの時間に起きて朝食を作り、いつもの週末のようにピアノを弾き、いつもの家事や親の世話に追われ、またすぐに一日が終わってしまう。週末はヘルパーさんをお願いしていないので、介護の手はほとんど私にかかる。年を取るときっと消化器官も弱くなるんですね、お腹が緩くなることが多いし、腹筋がなくなっているせいで間に合わなくなって、失敗してしまったり、その度に下着を洗わなくてはならない、でも何故か私にはそれほど苦にならない。どうしてかな、考えてみると、何十年もワンコの世話をしている。毎日毎日小や大の片付けをし、洗ってやる。動物も人も同じだから、その延長線上の仕事のように思える...着実に年を取る両親とあまり遠くない死に直面している母、いったい皆の毎日の楽しみは何だろう、生きていることはそれでも楽しいことだろうか。おいしい物を食べたり、綺麗な空を眺めたり、素敵な音楽を聴いたり、本を読んだり、平凡な日常が楽しみの原点のはず。それすらなくなったら人は生きる活力を、意欲をなくしてしまうのだろう...
2011.08.27
”さよならの夏”「コクリコ坂から」のメロディーは素敵です。時間を見つけてはピアノに向かって楽しんでいます。昔、大昔かな、私にも海や山を眺めるだけで感傷的になり、潮の香りや山の端に沈む夕日に乙女心をくすぐられたり...今私の年齢になってみると、それらはずいぶんと遠い記憶だけれど、音楽を奏でると不思議、あの頃の気持ちが蘇ってくるのです。人って外見が年取っても心はあまり変わらないものなんです。最近あらためてアップルのCEO,スティーブジョブズさんのスピーチを読みました。「諦めないで自分が好きなことを探しなさい」「自分が本当に好きなことを続けなさい」というようなことが書かれています。仕事でも生活でも好きなことはどんなに大変でも楽しいから続けられる、苦にならないものです。年を取って思うようにできなくなり、人は生きる意欲を失うんじゃないか、人は死を覚悟するんじゃないか、そう感じるこのごろです。
2011.08.23
今まで4冊の本?と言えるのかな、一応電子書籍を作りました。たくさんの方がご訪問してくださっていますが、PDFファイルで持ち帰ってくださる方には本当に感謝しています。最初に奥穂ー西穂縦走のことを書いた「ジャンダルム」を作りました。それから上高地の写真集、その後サンディーのことを涙しながら書きました。最近、時々このブログで気持ちを詩のように書いたものをまとめました。全部で4冊、山や写真やワンコが好きな方お一人でも見てくださればいいと思っていたのですが、自分でも驚いています。PDFファイルは998冊もご購入いただいてました。もちろん無料ですが。今夜は嬉しくてここでご紹介してみました。puffpuffの電子書籍はこちらです。
2011.08.22
先週一週間の長い夏休みが終わり、今週は長く疲れました。最近いったい一人で何役をこなしているのやら...階下の両親や私の母に少しでもおいしいと思ってもらえる献立を考えて工夫しています。平日は殆ど毎日ヘルパーさんが来て両親の食事や身の回りの世話をやってくださっているので本当に助かります。私の母もやはり抗がん剤を投与した後数日は辛いらしく、食欲が出なくて困っていますが、なんとか頑張ってくれています。年齢を考えると病気と戦わなくてはいけない毎日は辛いだろうな、と思います。要介護認定が取れたので、母もヘルパーさんを頼むことができるけれど、食事以外の自分の身の回りのことはリハビリだと思って頑張ってもらっている...いったいいつまでそんなことが続けられるだろう..もしもう少し元気になれたら故郷に連れて行ってあげられたらいいけれど...父の眠るお墓参りも暫くしていない。もうすぐサンディーが亡くなって一年、今でも思い出すと寝たきり犬になってからは大変だった。17年も一緒に暮らし毎日食事を与えた。幸せだったのかな、失った悲しみはまだ癒えない。ショーンも15歳になった。このごろめっきり年を取ったと思うことがある..夏休みでも毎日親の介護やワンコの世話で家をなかなか空けられなかったけれど、やっと金曜日に奥秩父にある金峰山に日帰りで行ってみた。下界は猛暑でも早朝の大弛峠の気温は10度、涼しい尾根歩きだったけれど、連日の疲れからかな、やはり下りで体調がよくなかった。こんなことでは3000mの稜線へ行けるのかな、不安になっている。今回はあまり写真を撮らなかったので山行は載せません。HP「稜線漫歩」の夏の山に以前の金峰山のページがありますので良かったらご覧ください。「コクリコ坂から」もう観ましたか? 私はまだ、でも”さよならの夏”を今ピアノで練習しています。今日は家事や介護の合間、時間を見つけてはピアノ弾いていました。やさしいメロディーと歌詞、弾きながら涙が出そうです。
2011.08.20
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