2007.03.07
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カテゴリ: 我*コラム





ホワイトデーにはまだ早いのですが。


キャンディ



春になると野球もサッカーも始まる。
今月には世界フィギアだっけ? それもあるらしい。
なにせ、世の中は一気にスポーツシーズンを迎える。



去年、ボクサーの亀田興毅の試合前後の態度が物議をかもした。
「あまりにも横柄だ」「発言が気に入らない」といった論調であったように思う。
別に彼を擁護するつもりはないのだが、それについて思うこと。



以前スポーツ心理学の学者と、仕事で話したことがある。
かつてオリンピック選手の心理面をサポートしていたというその学者は、

競争心や忍耐力、自信、自己コントロール能力、協調性など様々な項目について、
選手へのアンケートや電極を使った検査で判定していくらしい。



その学者いわく、日本人選手は全体に協調性が高く、競争心が低い。
土地の少ない島国の国民の性かもしれない。
で、その学者は「それでは世界で通用する選手にはなれない」。
「世界のトップが集う場では、身体能力の違いは、もはやあまりない。
最後にトップをつかめるかどうかは、勝利への執着心などのメンタルな面が作用するのですよ」と。



とあるアジアの大国の場合、「自分が一番すごいと思う」という項目に「イエス」、
「他人を蹴落としてでも一番になりたい」に「イエス」という選手が多い。
スポーツ選手はそれくらいじゃないと勝ち抜けないというのだ。



その話を聞いて以来、38は「スポーツの世界は特別だ」と思っている。

そんなこと言うやつは嫌がられる。だが、スポーツ選手はそうでなければならないという。
思いやりなどを求めてはいけない世界なのだ。



そう思うと、周りとの調和を重んじることのない世界で生きているスポーツ選手のことが、
少し気の毒に思える。

亀田のこともかわいく見えたり・・・するかどうかは分からないが(笑)









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Last updated  2007.03.07 22:01:42
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